sideマオ
さて、突然だが最近はミツゴシ商会の隆盛が凄まじい・・・ヒョロとジャガがミツゴシのロゴの服を買ったんだだがそれが他の商会がシールを張ったというなんともお粗末なものだった・・・
シド「そういえばガンマから僕たちの服とかも届いてたよね・・・」
マオ「デザインはイータやシェリーだろうけど・・・なんか前世のパクリみたいになってるけどそれを流行させるのは流石はガンマって感じだよな。」
シド「頭脳か・・・これが頭脳の差か・・・」
マオ「まぁ、でも前回の紅の塔の宝物はガンマに預けてるしこれで将来はしばらく安心・・・」(シャドウガーデンの資金になってる。)
シド「甘いな・・・彼女たちは忘れている・・・もうけを奪われた者たちの恨みの怨嗟を・・・!!」
兄貴・・・そんな悔しがらなくても・・・
マオ「そういえば今日は白の塔の主から呼び出しを受けてる日だけど行くの?」
シド「もちろん・・・おそらくミツゴシの話もするだろうしね。」
兄貴・・・絶対よからぬことを考えている・・・
そうして俺たちはシャドウとロードではなく雪狐商会のパクリスーツとタキシードに仮面をつけて指定の汽車にのった・・・
ユキメ「お待ちしておりましたわ。シャドウはんにロードはん。」
シド「その名は捨てた。今の私はジョン・スミスだ。」
マオ「俺は執事のクロノ・マスカだ。」
ユキメ「そうでしたな。仲間になってくれて心強いわぁ・・・」
そう、今回シドと俺がやるのはスパイものの実力派らしい・・・
ー回想ー
シド「男はかつての組織を裏切る・・・だがしかしそれは仲間のためだった・・・カッコ良くない?商会二つを潰した後僕たちで商会を作れば商売の裏を支配する陰の実力者にもなれて将来も安泰で一石二鳥!」
マオ「まぁ、確かにこのままだとミツゴシは圧力掛けられるけど・・・既存の商会が集まった大商会連合とミツゴシ。二つとも潰す策はあるの?」
シド「それはほら・・・ユキメと一緒に考えればなんとかなるよ!」
ーというわけで俺たちはノープランのまま裏切ることになったのだった・・・
全く・・・アルファたちにバレたら怖すぎる・・・というわけで俺たちはこうして変装して望んでいるというわけである・・・その日はプランとボスの月丹の話だけされて終わったけど・・・
マオ「ホントにどうするの?アルファの優秀さは兄貴だってわかってるでしょ?ちょっとやそっとの作戦じゃ叩き潰されるぞ?ただでさえこっちは少数なんだから。」
シド「そうなんだよな・・・まともに言ってもあの買い物客に突き飛ばされるヒョロとジャガと同じようになるのが関の山だし・・・」
俺は昼間に大バーゲンを行っている大商会連合の市場を見ながら策を考えるが全く思いつかない・・・このままじゃアルファたちに正体がバレてリーダーの権威が失墜するのは時間の問題・・・
マオ「ん・・・?ジャガそのお金なに?」
それは前世で見たことののある紙のお金・・・紙幣だった。
ジャガ「大商会連合も新札ですよ?」
ヒョロ「確かそれの発行記念のバーゲンらしいぞ。」
シド「ミツゴシも作ってるの?」
ジャガ「えぇ、ミツゴシ銀行券。今までは直営店でした使えなかったけど王都中で使われてますよ。」
そういえばシドと俺で信用創造とか話したような・・・まさか実現するとは・・・
ん・・・?信用創造・・・それだ!!
シド「パクリ・・・これだ!!
シドも思いついたようだ・・・そう!偽札を作って貨幣の価値を下げればこの時代なら世界恐慌並の経済不況まっしぐら!その混乱に乗じて俺たちが価値が保証できるもの=金貨をあの二つの商会から奪い取れば・・・!
シド・マオ「信用崩壊作戦開始だ!」
ヒョロ「アイツ等どうしたんだ?」
ジャガ「夏も終わりなんですけどね・・・」
さぁ、俺達の未来は明るいぞー!