星見プロの不審者   作:ねむれすねむれす

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おふざけ回その四。

YU☆KI★NO VS どりきゅん 魂の五本勝負一戦目から四つ連投してます。
おふざけ回なので見なくても大丈夫です。


YU☆KI★NO VS どりきゅん 魂の五本勝負四戦目

 

「さぁ試合も終盤戦。残り二試合になりました。皆様方まだまだ元気は余っているでしょうか?」

 

「はっ、この程度で疲れたなんて言うやつはアイドル失格だろ」

 

「つ゛か゛れ゛ま゛し゛た゛」

 

「ふぁ……」

 

「失格者が二人いるようです」

 

「こいつら……れもんも何か言ってやれよ」

 

「私も帰りたいわ」

 

「お前もかよ!」

 

「ここまで通しでやってきましたからね。疲れているのも当然です。ということでここらでブレイキングタイムを挟みましょう」

 

「わーい!おやすみだー」

 

「飲み物お持ちしますね。要望があれば承ります」

 

「じゃあ紅茶の蜂蜜入りで」

 

「ロイヤルミルクティーで!」

 

「あらなんでもいいのね。レモンティーお願いできるかしら?」

 

「まじで休む気かお前ら……」

 

「来夢さん安心してください。台本にもブレイキングタイムと書いてあり……おや?」

 

「どうしたの?」

 

「皆様、お立ち上がりください。これはブレイキングタイムではありません。ブレイキングダウンです」

 

「なんでだよ!じゃあ休むわ!」

 

「結局休むんだ」

 

「ツンデレですね」

 

「強がりなのよ。だから休ませるときは強引に休ませないといけないの」

 

「困ったちゃんですね」

 

「お前ら覚えていろよ」

 

「飲み物はいかがなさいますか?」

 

「……ちっ、珈琲。ミルクだけ入れてくれ」

 

「ヒーコーですね。かしこまりました」

 

「なんだよあいつ」

 

 

 

「お持ちしました。蜂蜜紅茶とロイヤルミルクティー、レモンティーにヒーコーです」

 

「どうも」

 

「の前にことことクイズです。クイズに正解した方のみ飲み物を受け取ることができます。失敗すると私が飲みます」

 

「おい季乃こいつどうにかしろ」

 

「有希ちゃんバトンタッチです」

 

「こと」

 

「どうしました?」

 

「無理はしないでね」

 

「こちら蜂蜜紅茶になります」

 

「ズルです!賄賂ですよこんなの!」

 

「友達優遇というやつです」

 

「私とは友達じゃないって言いたいんですか!」

 

「……?」

 

「れもんさん止めないでください。あいつを殴ります」

 

「止めてないわ」

 

「うわ、めちゃめちゃ美味しいよこれ。すごく落ち着く味。眠くなってきた」

 

「私が直々に淹れました。味は保証します」

 

「……これはクイズで勝つしかないようね」

 

「では一問目。古都ことの誕生日を答えなさい」

 

「はい」

 

「れもんさん」

 

「四月四日」

 

「正解です。獅子で覚えてください。十六です」

 

「……なぁ。こいつちゃっかり自分のアピールしてないか?」

 

「気づきましたか来夢さん。ことことちゃんはかなり計算高いんですよ気をつけてください。油断すると食べられますよ」

 

「ライムは絞る派ですね」

 

「季乃、止めるな。あいつをしばく」

 

「止めてないです」

 

「あら、ほんとね。見事な味だわ。プロでやっていけるんじゃないかしら?」

 

「ありがとうございます」

 

「……次当てるぞ」

 

「では第二問。古都ことの嫌いなものはなんでしょう」

 

「勝ったな、はい!」

 

「来夢さん」

 

「ラーメン」

 

「正解です。理由としてはすするのが苦手、かつラーメン店特有の空間が私に合わないためですね」

 

「こんど個室のラーメン店連れて行ってやるよ」

 

「遠慮します」

 

「けっ、つまんねぇやつだ」

 

「ということでこちらヒーコーキです」

 

「おい待てなんだこれ」

 

「ヒーコーキです」

 

「飛行機の玩具じゃねぇか!珈琲って言っただろうが!」

 

「ヒーコー?」

 

「珈琲だ!」

 

「仕方ありませんね。どうぞ」

 

「最初から出しとけ……味はまぁ確かにうまいな」

 

「残りは季乃さんだけですがやりますか?」

 

「当たり前ですとも!」

 

「わかりました。では三問目。古都ことの昨日の夜ご飯はなんでしょう?」

 

「わかるか!なんでいきなり難しくなるんですか!今までプロフィール欄に書いてあったことだけだったじゃないですか!」

 

「ヒントは、を、です」

 

「を!?を、がつく食べ物なんて聞いたことないですよ!」

 

「嘘です」

 

「皆止めないでください。こいつを殴ります」

 

「誰も止めてないですが。……仕方ないので大ヒントです。今度は本当です。季乃さんの好きなものです」

 

「え?えっとお寿司ですか?」

 

「違います。正解はみどうし…」

 

「馬鹿!阿呆!間抜け!何を言い出すんですか!!……ちょっと生放送なんですから本当に止めてください」

 

「正解はミジンコです」

 

「ミジンコ食べてたんですかことことちゃん……」

 

「ハンバーグにしていただきました」

 

「ハンバーグにできるほどの量ない気がしますが……」

 

「可哀想なので、季乃さんにも飲み物を差し上げます」

 

「釈然としないです……」

 

 

 

「皆様いい感じにリラックスでき、疲れも癒えた頃でしょうか」

 

「すぅ……すぅ……」

 

「うみゃ……あと五分……」

 

「なんで寝てんだよこいつら。生放送中に寝るな」

 

「全くね。プロとしての自覚がないのかしら」

 

「……れもん。発言はともかく横になっているやつが言える台詞じゃねぇからな?」

 

「仕方ないじゃない。眠いの」

 

「お前な……」

 

「これは私が飲み物に睡眠薬を入れたせいでしょうか」

 

「何してんだよお前!薬を盛るなよ!」

 

「つい出来心で。しかし、時間も限られています。仕方ないのでこのまま進行しましょう。ということで第四戦。アイドルならば歌えて当然!カラオケ採点バトル!激!」

 

「皆寝ているなか勝負も何もねぇだろ!ってか激の位置もっと考えろ!」

 

「逆に考えてみてください。どりきゅんは今ニポイントで勝利へリーチがかかっている状況。不戦勝を取ればこの勝負勝ちです」

 

「……それじゃ面白くないだろ。どっちか起こせ」

 

「わかりました。季乃さん起きてください」

 

「うみゃ……」

 

「朝ですよ」

 

「……えへへ……」

 

「可愛いですね」

 

「起こせって言ってんだよ」

 

「季乃さんお耳失礼します。……はむ」

 

「ひやぁ!な、何しているんですか!」

 

「美味しそうだったので」

 

「やめてください!びっくりするじゃないですか!」

 

「百合はオッケーじゃなかったんですか?」

 

「そ、それはあの言葉の綾と言いますか」

 

「ネコがいます」

 

「生放送なんでやめてください」

 

「にゃー」

 

「来夢さん、この人どうにかしてください」

 

「お前んとこの後輩だろ」

 

「もう制御不能です」

 

「さぁ、メンバーも揃いましたので再度タイトルコールをいたします。アイドルならば歌えて当然!カラオケ採点バトル!激!パチパチパチー」

 

「ルールは簡単です。こちらで指定した曲をお二人に歌ってもらいより採点AIで、より点数の得点を出した方が勝利です」

 

「やっとらしい勝負が来たじゃないか」

 

「なるほどです。じゃあ余裕ですね!」

 

「あ?おいおい舐めてもらったら困るぜ。悪いがこの勝負もオレの勝ちだ」

 

「ふふふ」

 

「季乃さんは余裕といった様子ですね。それほどまでに自信があるのでしょうか。ちなみに私が知っている情報として、季乃さんはカラオケ三店舗出禁になっています」

 

「ちょっと言わないでください!」

 

「何やってんだよお前……」

 

「ということで初めていきましょう。最初は来夢さんから!お題は……風花雪月です」

 

「お前の持ち歌じゃねぇか。歌詞覚えてねぇよ」

 

「失格です」

 

「ざけんな!知ってる曲にしろよ!」

 

「じゃあどりきゅんの歌です」

 

「IGNITIONか?」

 

「いえ?どりーむきゅんきゅん、どりきゅんきゅんのやつです」

 

「それどりきゅんの歌じゃねぇよ!」

 

「仕方ありませんね。では、サヨナラから始まる物語でどうでしょうか?」

 

「……まぁそれなら歌えるな」

 

「では、早速行ってみましょう。サヨナラから始まる物語……ねぇ偶然ってなんだっけ?」

 

「なんでてめぇが歌うんだよ!……必然ってなんだっけ?」

 

 

「めぐり逢えた奇跡の真ん中で 少しくらいわたし泣いたっていいよね」

 

 

「君と」

 

「君と」

 

「走っていこう ディスティニー」

 

 

「おいちょっと待て、邪魔はするな」

 

「来夢さんは考えませんでしたか?なぜ睡眠薬を盛られて自分だけ眠っていないのか」

 

「……どういうことだ?」

 

「私が入れ忘れただけです」

 

「じゃあ意味深に言うなよ!っ…Ah 月が夜を告げて」

 

 

「走っていこう ディスティニー」

 

 

「パチパチ。ということで、小南来夢さんの点数は97点!これは自己最高得点だー!」

 

「ちげぇよ!というか邪魔するんなよ!ずるだろ!」

 

「一戦目で季乃さんの邪魔をしてしまったので気にしていました」

 

「じゃあすんなよ!そんなところでフェアにしなくていいんだよ!」

 

「わかりました。今後は邪魔しないと誓いましょう。邪魔したら季乃さんを差し上げます」

 

「要らねぇよ」

 

「ということで振られてしまった季乃さん、出番ですが調子はどうでしょうか?」

 

「あーあーあーテステス。問題なしです!」

 

「準備万端のようです。では始めます」

 

 

「……ねぇ偶然ってなんだっけ♪必然ってなんだっけ♪君といるとわからなくなるよ」

 

 

「……こいつまじで歌はうめぇな」

 

「えぇ。季乃さんの歌は並外れています。音の強弱やテンポといった基礎的な能力は勿論ですが、一番は声の出し方でしょう。音の揺らぎ方の制御、一言で言えばこれだけですがこの技術ができる人間がこの世にどれだけいるか」

 

「なるほどな。……道理でオレにはわからなかったわけだ」

 

「どうかしましたか?」

 

「なんでもねぇよ」

 

 

「めぐり逢えた奇跡の裏側で〜♪」

 

 

「なぁお前はなんで今日の企画に参加した?仕事だからってだけじゃないだろ」

 

「簡単な話ですよ。YUKINO、そしてどりきゅんお二方を学ぶためです」

 

「はっ、結局打算ありきか」

 

「お互い様では?」

 

「……ふん、否定はしねぇよ」

 

「もっと素直になったら世間からの風当たりもよくなるかと思いますが」

 

「今更変える気はねぇよ」

 

「そうですか」

 

 

「君と 走っていこう!ディスティニー♪」

 

 

「ありがとうございます。果たして得点は……100点!まさかの満点です!さすが三店舗出禁女です」

 

「なんですかその蔑称!出禁になったのだって私が何かしたというより、私が歌うと皆が私の個室に詰めかけてきたからなんですけど!無実です!」

 

「はいはい。わかってます」

 

「絶対信用してない!」

 

「ということで、アイドルならば歌えて当然!カラオケ採点バトル!激!はYUKINOの勝利です!パチパチー」

 

 

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