史実での与謝野晶子さんは歌人として女性の社会的地位の向上の為に活躍された素晴らしい人です。この作品での与謝野晶子さんと混同しないようにしてください。
本作品には時代考証はありませんのでご理解を宜しくお願いします。
日本からの6275km離れたアフガンの地に、ある女が向かっていた。彼女の名は与謝野晶子、(以降与謝野と呼ぶ)彼女の目は淋しい目でまだまだ遠いアフガンの方角を見ていた。彼女が何故アフガンに向っているのか、その理由は彼女の悲しき過去にある…
数カ月前、彼女はある詩を綴っていた。「あゝをとうとよ 君死に給うこと無かれ」から始まる皆が知っているあの詩だ。それを出版社に出し、帰宅すると嗚呼!何ということだ!与謝野の最愛の人である弟が死んでいるではないか!弟の遺体は見るも痛々しい姿であった。胸を撃たれ、喉は大きく裂かれ、腹は抉れていた。彼女は呆然と立つことしか出来なかった、我に帰った与謝野は手遅れだが弟に声を掛けるやはり何も帰ってこない。彼女は泣いた、泣いた。本当に愛すべき弟がこの様な目に遭わなければならないのだと……
…泣き疲れた彼女はふと机に目をやると、ある紙が置いてあった。紙には「私があの畜生を殺した、私に復讐をしたければアフガニスタンに来い。」と書かれていた。どういう訳か、この字体を見た事は無いが記憶の中にはこの字体を見た記憶がある、与謝野は狂いそうになっている頭で考えたがこの字体に関する事は思い出せなかった。その後彼女は弟の葬儀を終え、アフガンへと向かうための準備を行った…
これが与謝野がアフガンに迎え理由だ。さて、こんな話をしている間にアフガンへと着いた。与謝野は空港を出て荷物を整理し始めた、持ってきた荷物はカスタムAKMN 7.62×39mmライフル、7.62×39mm30連マガジン2本と50連マガジン1本、7.62×39mmPS弾、PB9×18mmハンドガン、9×18mm8連マガジン2本、M-2大型ナイフ、軍用大容量バック、食料と水分、医薬品類、軍用バッテリー等々…このアフガンの地で何があるか分からない、持てるものは全て持っていく与謝野らしい判断だ。
与謝野は荷物を持ってタクシーに乗った、金を払い、そのまま目的地に向かって走り出した。アフガンは現代において戦火に包まれる事が多く、特に内戦などによるテロリスト勢力が力を大きく伸ばすことが多く、ただ町中を歩くだけでも常に危険が伴う。
与謝野はタクシーから降りる前にAKの弾倉に弾を込め、薬室のジャムの有無を確認し、PBマカロフはAKとは違い、アフガン到着前に某国の武器商人から買ったものであるため信頼性が高くないので、ガンオイルを差し、サプレッサーが使用可能かどうか、全体的なガタツキが無いかを点検した。
PBのメンテナンスが終わる頃にタクシーが目的地についた。これからどのような困難が待ち構えているか見当が着かない、だが与謝野は弟の為に最後までやり遂げるであろう。
初めての投稿ですので、宜しければ感想やアドバイス等を頂ければ幸いでございます。