クワイエット・ゼロ戦記   作:カラテマ

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11 憎むべき、だとしても_ノレア・デュノク

デリング・レンブランが目を覚ました。

 

交渉がひととおり終わった直後、その一報を受け取ったミオリネは、本社フロント内の病院へと向かう。

集中治療室に入室すると、主治医が待ち構えていた。

「まだ、声を出すのは難しい状況です」

そう断りつつ、彼はベッドに横たわるデリングを指し示す。

ミオリネはうなずき、父を見下ろした。

 

長い間病床に伏していた父は、かつての精悍さを失い、弱りきっていた。確かにこれではまともな問答など不可能だろう。

だがそれでもミオリネは、デリングに確認しておきたいことがあった。

目を開けた父に問いかける。

「クワイエット・ゼロは、全人類から武器を奪い、そしてインフラを支配するための装置だった。

 ……あれが、あんなものが、本当に私のお母さんが望んでいたものだったの?」

こちらを見上げた父は、すぐに首を横に振る。

否定の反応が返ってきたことに安堵しつつ、ミオリネはもう一つ質問をした。

「だったら……クワイエット・ゼロがあんなものになったのは、私を守るため?」

父はじっとミオリネを見上げ、そして、こくりとうなずいた。

 

ああ、やはり。

ミオリネは嘆息する。

クワイエット・ゼロの主は、全人類の生殺与奪を握ることができる。まるで神のごとくに。

そして、恨みと憎しみと陰謀の渦巻く宇宙の只中で、自分だけは好きなだけ安全と安寧を享受することができる。

完璧な揺り籠というものがこの世にあるとしたら、クワイエット・ゼロはまさにそれだった。

 

あのおぞましい装置は、父がなんとしても娘を守ろうとして心血を注いだ結果、母の理想が捻じ曲がって生み出されてしまったのだろう。

そしてあの装置を完成させるため、父は戦争シェアリングを問答無用で推し進め、地球の人々をモビルスーツで踏み潰してまで強引に富を収奪したのだ。

 

つまり。

地球と宇宙の無数の犠牲者についても、プロスペラとシャディクが巻き起こしたいくつもの惨劇についても、その責任の一端は、やはり自分にあるのだ。

長年デリングに反発してその病んだ心と向き合おうとせず、さりとてデリングのもとから逃げ出すこともできず、中途半端にその庇護のもとに留まっていた、この自分に。

そしてなにより、父の始めたホルダー制度に自分がそのまま乗ったことで、スレッタまで争いに巻き込んでしまった。あの子の手を汚させてしまった。

 

ならば――

 

「この暴力の連鎖……私が責任持って終わらせなくちゃ、いけない」

 

独りごちたあと、ミオリネは商談に向かうときのように居住まいを正した。

弱りきった父を見下ろし、ビジネスライクな冷たい声音で告げる。

「お父さん。もう聞いていると思いますが、ベネリットグループは崩壊寸前です。宇宙議会連合からは強制捜査を宣告され、ペイル社はその連合に寝返った。それ以外の会社の離脱も相次いでいます。

 いまや私たちは、クワイエット・ゼロを鎮圧するどころか、本社フロントを守る戦力にも事欠く有様です」

正直に現状を伝えたあと、少女は父を真正面から見据えた。

「ですが、株式会社ガンダムやジェターク社、ブリオン社から協力を得ることができました。私は彼らの力を借り、クワイエット・ゼロを制圧するつもりです。

 ……私も加担してしまったクワイエット・ゼロの反乱は、私が責任を持って収拾いたします」

だから、と、少女は付け加えた。

「貴方も生きて、自身の行いに対する責任をお取りください」

 

それは、娘から父への最後通牒。

 

お前はもう終わりだ。

だが、死んで責任逃れをすることは許さない。

幕引きは私がしてやるから、お前は生きて償い続けろ。

 

デリングはわずかに目を見張り、やがて、観念したように目を閉じた。

さすがにかつては英雄と呼ばれた男、弱り切ってはいても理性まで失ってはいなかったらしい。

娘の言葉の意味を正確に理解し、そして敗北以外に道はないことを悟ったのだ。

 

デリングが負けを受け入れたことを確認すると、ミオリネはすぐに踵を返した。

やるべきことはまだ山ほど残っており、残り時間は少ない。

 

「そろそろ作戦ブリーフィングが始まる。会議室に戻るわ」

 

主治医にそれだけ言い捨てて、ミオリネは集中治療室を出たのだった。

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

作戦の最終ブリーフィングが終わり、照明の落とされていた部屋に明かりが戻る。

集まっていた人々が一斉に会議室を出ていく。ある集団はお互いに指示を飛ばしながら駆け足で、ある集団はささやきを交わしながら徒歩で。

何十名もの人間がざわめきとともに移動する中、ノレア・デュノクは、無言でモニターを見上げていた。

映っているのは、作戦目標であるクワイエット・ゼロ。本社フロントまで4時間の場所に接近してきたそれは、無数の無人機を従え、傲然とその威容を宇宙に示している。

「…………」

これから乗り込む予定の要塞を睨みつけていると、横から軽口が割り込んできた。

「随分とご機嫌ななめじゃないか。武器の携帯はケナンジに認めさせただろ? 学生に武器を持たすのはどうのって最後までゴネてたけどさ」

無論それは、いまや常に隣に立つようになったエランの影武者のものだ。

この軽薄な声を聞き慣れてしまったことに嘆息しつつ、ノレアは横の青年を見上げた。

「……そんなことで不機嫌になっているわけじゃない」

「じゃあ、僕たちをアレに運ぶパイロットの人選? 君の気持ちはわかるつもりだけど、他に適当な人間もいないし」

「そっちでもない。……私も色々と文句はあるけど、この際仕方がない」

じゃあ、何さ? と青年が問いかける。気軽さが6割、そして心配が4割といった塩梅。……案外と、こちらの精神状態を本気で気にかけてはいるようだ。

正直に答えるべきか、少しだけノレアは迷い――結局、自分の気持ちを素直に吐露する。

 

「さんざん地球の人たちを殺して、財産を無理やり奪って。そうして積み上げた金で作り上げたものがアレだってこと……それが胸糞悪いのよ。吐き気がするほどにね」

 

 

 

 

11_05/11

 

ベネリットグループが、否、デリング総裁が積極的に推進した戦争シェアリングで、何百もの街が破壊され、何十万人もの人間が殺され、何百万人もの人々が難民となった。そのやり方に抗議する人間はことごとくモビルスーツで踏み潰された。

そうまでしてかき集めた富でデリングが建造したものが、あのクワイエット・ゼロ――自分を完璧に守りながら他人を好きなだけ踏みにじるという、歴史上の暴君たちが夢見たであろう悪魔の装置だったのだ。

ずっと地球でベネリットグループの暴政に抵抗してきたノレアにとっても、グループのトップの魂胆がここまで邪悪で醜怪だとは想像していなかった。

「やはりあのとき……プラント・クエタで、私たちはデリングを殺さなければいけなかった。失敗してはいけなかった……」

ここがデリング・レンブランの根城であることも承知で、ノレアはそう吐き捨てざるを得ない。さすがに声は潜めたが。

あの人間は、この世に居ていいモノではない。存在するだけで不幸を振りまき、地球の人々を地獄に引きずり込む呪われた化け物だ。

憤怒するノレアの肩に、青年がそっと手を置く。

茶化すのではなく、ただ、鎮めるように。

 

「……そうだね。デリング・レンブランは抹殺されなければいけない。少なくとも社会的には。

 けど、もう奴は死んだようなものだよ。いくら奴がスペーシアンの英雄でも、全人類をデータストーム領域に無理やり叩き込もうなんて暴挙、他のスペーシアンが許しはしないさ。

 それに、奴の権力を支えていたベネリットグループは崩壊寸前。奴の持つ暴力装置だったカテドラルも、モビルスーツ開発評議会ごと宇宙議会連合に寝返った。奴を庇う人間は残っていない。あとはもう、世間の憎しみと糾弾を一身に受けて破滅するだけ……」

 

ノレアにだけ聞こえるよう、ノレアを落ち着かせるよう、青年はそうささやき――

しかし、ふと何かに気づいたように疑問符を上げた。いや、待てよ?

「あの空気を読めないジェタークは、デリングを庇うかもしれないな……なにしろあいつら脳筋だし。特にCEOは、完全に時代遅れの武士って感じだし」

「……声が大きい」

唐突にジェタークに矛先を向けた青年に、ノレアは眉をひそめた。

しかしノレアの制止をよそに、青年はわざとらしく首を振る。

「まあ確かに、ジェターク社にはソフィを助けてもらった借りがあるけどね? でもだからって信じ過ぎちゃいけない。特にあそこのCEOは脳筋を極めた脳筋で、もう人類というよりはゴリラだからね」

「ジェタークCEOって、あの赤髪の人でしょう? 確かにかなり大柄だけどゴリラってほどじゃない。あと声が大きい」

「いやいや、僕はそれなりにあいつと付き合いがあるし、それにペイル社から任務のためにパーソナルデータも貰ったからね。あいつがどれだけ腕力任せの乱暴者なのかはよく知ってんだよ。それに世間知らずだし、女の子の前でかっこつけするタイプだし」

調子に乗ってぺらぺらと悪口を並べる青年に、ノレアは白眼を向けた。

なんとなくだが、彼の本心が見えたような気がした。

「……嫌いなの? ジェタークCEOのこと」

「違うよ。ああいうお坊ちゃん全般を好かないだけで、あいつ一人が嫌いなわけじゃない」

白々しく、そして憎々しげに、青年はそう吐き捨てる。

やっぱり嫌いなんじゃないか。ノレアがツッコミを入れようとしたところで、背後から声がかかった。

 

「そいつは良かった。俺もお前のような本心を見せないやつは苦手だが、今のお前は嫌いじゃない」

 

「……!」

慌てて振り向いてみれば、長身の青年が立っていた。隣の青年が悪口を向けていた当人だ。

グエル・ジェタークCEO。ソフィの治療を命じた人間であり、今回の作戦の要の一人でもある。当然ながら、彼の機嫌を損ねて良いことなど何一つ存在しない。

ノレアは急いで謝罪の言葉を述べようとし――しかし、いきなり自分の前に出てきた青年に遮られた。

「おやおや。もう取り巻きたちと一緒にハンガーに行ったかと思ったよ、グエル・ジェタークCEO。立ち聞きなんて社会人としてあるまじき行為じゃないか?」

ノレアをほぼ覆い隠すようにしてグエルに対峙する青年に、しかしグエルは苦笑を向けただけだった。

「弟たちはシュバルゼッテの最終調整があるんで、先に行ってもらった。俺は礼を言うために残っただけだ……お前と、お前がいま庇った子に」

「へえ、君にしちゃ殊勝じゃないか。でもねえ、君みたいなガサツな男に礼を言われたって誰も嬉しくないんだよ。当然僕もノレアも……痛ぁっ!?」

非礼に非礼を重ねる青年を、ノレアは背後から足を踏みつけて黙らせた。カカトで思い切り踏み抜いたので、しばらくは痛みをじっくり味わうことになるだろう。

しゃがみ込んで悶絶する青年の前に出て、ノレアは深々と頭を下げた。

「このバカが大変失礼しました、ジェタークCEO。この無礼はどうか……」

「ああいや、気にしてないさ。だから顔を上げてくれ」

口調からして、目の前の青年は本気で気にしていない様子だった。その度量の広さにひとまずホッとしつつ、ノレアは顔を上げる。

パイロットスーツに包まれたがっしりした体格と、それを感じさせないすらりとした背の高さがまず目に入り、優しげな、しかしどこか寂しげな笑みが印象に残った。

 

実のところ、ノレアはプラント・クエタ近海で家出中の彼とニアミスしていたのだが、捕らえた捕虜には関心を持たなかったので、彼の顔を記憶していなかった。その直後にアスティカシア学園への潜入任務に入ったため、地球に連行されていく彼とも顔を合わせていない。

かつて自分が武器を突きつけた相手であるとも知らず、ノレアは改めて感謝の意を示した。

「ソフィの件、本当にありがとうございます。私たちが任務を果たした暁には――」

「ああ、そっちの件も大丈夫だ。司法当局にも俺たちが掛け合う」

そしてグエルは膝を折り、ノレアと視線の高さを合わせた。

真剣な表情で語り始める。

「俺はつい先日、地球に行った。そしてそこでベネリットグループの……俺たちの所業と、地球に住む人々の怒りの大きさを目の当たりにした」

グエルが言っているのは、ミオリネとともに地球のデモ隊に会いに行ったときのことだろう。ノレアはすぐにそう見当をつけた。

実はその前にも彼は捕虜として地球に降りているのだが、無論ノレアに判ろうはずもない。

CEOは膝を折ったまま、話を続ける。

 

「君たちの怒りは当然だと思う。きっと君も、俺たちに怒りを抱いていると思う。

 それでも……怒りを乗り越えて真摯な助言を俺にしてくれたこと、心から感謝する。

 まったくもって君の言う通りだった。弟ときちんと話し合えなかったら、俺も弟も一生後悔するところだった」

 

膝を折ったままグエルは頭を下げた。

ノレアが今までに見たこともないほどに丁寧な感謝の態度。それを目の当たりにして、少女は戸惑いの声を上げる。

「……いえ。あれは……

 貴方たちに仲違いされると困るから、です。

 貴方たちのためというわけでは……」

あのとき少女はただ、友人を助けるためにどうすればいいかしか考えていなかった。ジェターク社が仲間割れとなれば、ソフィが死刑を免れる前提条件であるクワイエット・ゼロ攻略が瓦解してしまいかねない。

だから必死で頭を巡らせ、セリフを紡いだ。

こんなとき、ソフィだったら――しょっちゅう子どもたちの喧嘩を仲裁して回っていたあいつなら、どうやってこの場を収めただろう。

脳内で必死にシミュレーションしながらグエルに話しかけていたら、自然とああなった。それだけのことだ。スペーシアンたちの所業を許したわけでも、グエルたちに心を許したわけでもない。

「だから別に、その……」

セリフは尻切れトンボで終わった。今の自分の気持ちをどう伝えるべきか分からず、ノレアは黙り込む。

それをどう受け取ったのか。

グエルは静かにうなずくと、立ち上がり、そしてモニターの方を見やった。

相変わらずその威容を誇示するクワイエット・ゼロを睨み、

「アレを破壊しないと、俺たちは未来に進めない。だから今は未来のことなんて語りようがないが……

 だが、もし俺が生きて未来を迎えることができたなら、地球への暴力的な仕打ちは必ず止めさせる。

 それだけは、ここで約束するよ」

詫びるように、そう告げてきた。

「…………」

ノレアは無言のまま、グエルの横顔を見上げる。

 

彼は、長年地球を弾圧してきたスペーシアンの一員にして、ベネリットグループの頂点に立つ者の一人だ。彼がこれまで口にした食べ物も、彼が身にまとう衣服も、地球の人々から無理やり奪い取った富で賄ったものに違いない。

「この人だって、デリングの同類……」

けれど、それでも彼は、ソフィの命を救ってくれた。

そして、上から目線で謝罪するのでも、他人事のように語るのでもなく、当事者として地球の状況を改善すると約束してくれた。

ならば、少しは信じてもいいのではないか。無暗に敵意を向ける必要はないのではないか?

「…………」

少し逡巡したあと、ノレアは声を上げた。

ひとつだけ聞かせてほしい、と。

こちらに振り向いたCEOの顔を見つめて、少女は問いかける。

「どうして、ソフィを助けてくれたんですか? あいつも私も……あなたにとっては、敵なのに」

スペーシアンは地球を敵視し、軽視し、踏みにじる存在。ノレアはずっとそう信じていた。

目の前の人物だってその一人のはずだ。グエル・ジェタークが地球との友好を願う人物だなんて評判は、今まで一度も聞いたことがない。

であれば、なぜ彼は、急に意見を翻したというのだろう。

 

ノレアの疑問に対して、CEOはなぜか、急に目を見開いた。

傍目でもはっきりと分かるほどの悲しみが、その瞳に満ちる。

5秒ほども沈黙した後、自分を落ち着かせるように一つ息をつくと、彼は右手を開き、それをじっと見つめた。

 

「……地球で、助けられなかったんだ。助けてほしいと……きっとあの子は、そう思っていたのに。でも、助けられなかった……」

 

自身の右手を、グエルは遠い目で見つめ続ける。

まるでその手に誰かを抱きしめていたかのように。誰かの重さを再確認するかのように。

「……だから、死なせたくなかった。助けられる命を、今度こそ……どんな手を使ってでも、助けたかった」

それだけだよ、とグエルはつぶやき、そして口を閉ざす。

そのセリフの意味は、ノレアにはよくわからない。誰を助けられなかったのかも、そして、どうしてソフィの命を救ったのかも、結局は不明瞭なままだ。

だが、それ以上追求することは躊躇われた。それほどにグエルの悲しみの色は深かったのだ。

深く詮索する代わりに、ノレアはひとつうなずき、そして返答した。

「あなたを信用します、グエル・ジェタークCEO。ソフィのこと、そして地球のこと、どうかよろしくお願いします」

「……ああ」

短く相槌を打つと、グエルは踵を返した。出撃の準備のためにパイロットルームへと向かうのだろう。

その大きな、しかしどこか寂しげな背中を、ノレアは黙って見送ったのだった。

 

「待て、ノレア。あいつの雰囲気に騙されるな。

 一皮剥けばその正体はむさ苦しい体育会系だぞ。汗臭いし鬱陶しいし筋肉だぞ。だからあいつなんか信用するな」

 

グエルの背中が見えなくなったところで、地面にしゃがみ込む青年が、真剣な表情でそう告げてきた。

はあ、とため息をついて、ノレアは青年にジト目を向ける。

「……さっきから一体何を言ってるのよ、あんたは」

この青年は間違いなく腕は立つ。頭の回転も早い。口も回る。相当な実力者と言っていい。短い付き合いながら、ノレアは本心からそう評価している。

だが、意外と迂闊だ。そしてけっこう馬鹿だ。べらべら喋ってるうちに調子に乗って口を滑らせるし、喧嘩を売ってはいけない相手にも平気で喧嘩を売る。能力の高さに反比例して、その脳みそはだいぶガキ臭い。

こういうタイプの人間を、ノレアはとてもよく知っている。誰かがフォローしてやらないと、この手の連中は必ず大ポカをやらかすのだ。

「……こいつといい、ソフィといい……

 なんで私が組む相手は、毎回こんな感じなの?」

ノレアは頭痛を抑えるように、こめかみに手を当てたのだった。

 

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