宝太郎「うっ…」
目が覚めた。
宝太郎「ここは…」
知らない天井だ。
宝太郎「あの時、俺は死んだはずじゃ…」
記憶はしっかりある。
宝太郎「どこの家と部屋だろう…」
少し歩く。ここは一軒家かな?
宝太郎「本当にどこだ…」
『スチーム…』
宝太郎「っ!?」
聞き馴染みのある声が聞こえた
宝太郎「まさかまさかまさかっ!」ドタタッ
急いで元いた場所に戻る
宝太郎「はぁ、はぁ…」
ライナー『スチーム…』
宝太郎「スチームライナー…!」
ライナー『スチーム…!』
宝太郎「よかった!お前も居たんだな〜!」ギュゥ
ライナー『スチーム!』
宝太郎「ここどこなんだろうな?」
ライナー『スチーム…』コツン
宝太郎「どうしたスチームライナ…っ!」
宝太郎「俺のガッチャードライバー!!!」
なぜかそこにガッチャードライバーがあった。
宝太郎「え〜っと、ここにあったものを整理してみよう。」
見つけたもの
ガッチャードライバー
スチームライナー(ケミーカード)
エクスガッチャリバー
ガッチャーイグナイター
大量のブランクカード(大体100枚くらい)
(テンライナー)
アルケミストリング
宝太郎「ホッパー1や他のみんなは…」
ライナー『スチーム…』
宝太郎「そっか…」
あの時、皆は…
宝太郎「俺たちは、皆に生かされたんだな…」
ライナー『スチーム…』
宝太郎「よし!ここにいても何も始まらないし、外に出てみるか!」
ライナー『スチーム!』
宝太郎「俺こんな家住んでたのか…」
俺達は一軒家の中にいたらしい
この世界は一体…
カグヤのいる世界かな?
宝太郎「あれ、あの人は…!?」
そこには、羽を生やして空を飛ぶ人、馬のような人、何かのコスチュームをした人などなど…
宝太郎「マジで何この世界…!?」
大体わかった
宝太郎「え〜っと、つまり…」
この世界はヒーローと敵という存在がいる
個性と呼ばれる特殊な力が人々には宿っている
それがこの世界の当たり前らしい
宝太郎「本当に不思議な世界に来ちゃったな…」
全く、こんなことになるって誰が予想しただろうか…
宝太郎「俺のいた世界も錬金術っていうものがあったからおかしくはないけど…」
でも錬金術よりもすごくない!?
宝太郎「ていうか…」ジー
(鏡で自分の身体をよく観察する)
宝太郎「俺の身体若くなってない!?」
ライナー『スチーム!(今更かよ!)』
若干、大体中学三年生くらいまで戻っていた。
宝太郎「何がどうなってるんだろうな〜…」
時間が少し経ち…
宝太郎「う〜ん、お腹が空いたな…」
流石に腹が減ってはなんとやらとも言うし…
宝太郎「よし、もう一回外に出てみようか!」
ライナー『スチーム!』
ありがとーございましたー
宝太郎「いや〜、案外元の世界と変わらないもんだな〜」
ライナー『スチーム!』
ドゴォォォォン!
宝太郎「っ!」
なんの音だ!?
宝太郎「煙、あっちの方からか…!」ダッ
敵「グェへへへ!」
そこには、ヘドロのような見た目をした敵が俺と同じくらいの男の子が取り込まれていた。
宝太郎「ヒーローは何をしてるんだ…」
ヒーロー「くっ、火とは相性が悪い…。ここは譲ろう!」
「ありがとよ!つっても誘導で精一杯だがな!」
「ちょっと、私二車線以上じゃないと無理〜」
宝太郎「そんな…」
なんで助けないんだよ
人があんなに苦しそうにしているのに…
こうなったら俺が…
「おい!危ねぇぞ!」
宝太郎「っ!」
そこには、緑髪の男の子が飛び出して助けようとしていた。
宝太郎「…すごいな。」
ここにいる誰よりもヒーローじゃないか
宝太郎「でも、それじゃあの子も危ない…」
ライナー『スチィィム!』
宝太郎「スチームライナー…」
「そうだよな、こんな時九堂なら!」
あなた達のルールなんて関係ない!
私のルールは私が決める!
宝太郎「こう言うよな…!」
「よし、行こう!」
ライナー『スチィィム!』
でもバレるわけにはいかないから手頃なところで…
というわけで路地裏にやってきた。
宝太郎「よし、やるぞ!」
<ガッチャードライバー!>
宝太郎「いくぞ!スチームライナー!」
ライナー『スチィィィィム!』
右手にあるアルケミストリングが光り、スチームライナーがテンライナーに変わる。
ライナー『テンライナァァァァ!』
<テンライナー!>
ケミーカードを差し込むと小型のテンライナーが手元に出現する。
それを変形する。
宝太郎「はっ!」
<ライナーオン!>
ライナー『ライナァ!』
汽笛が鳴り響く。
錬金ポーズを作る
宝太郎「変身!」
<ガッチャーンコ!>
ガッチャードライバーから三体のテンライナーが出てくる。
<出発進行!アイアンガッチャード!>
三体のテンライナーが一斉にガッチャードに装着されていく。
<シュポポポーン!>
敵「このクソガキがぁぁぁぁ!」
少年「っ!」
敵の手が緑髪の少年に迫る。
ヒーロー「ヤベェ!」
宝太郎「はぁっ!」ドゴォ!
(手を殴り飛ばす)
敵「がっ…!?」
(少し後ずさる)
少年「え…?」
宝太郎「そこまでだ…!」
ヒーロー「誰だあいつ!?」
敵「チッ、邪魔すんじゃねぇよ!」グオッ
(ヘドロを伸ばしてくる)
宝太郎「おりゃあ!」
(腕を横に振り薙ぎ払う)
敵「なっ!」
宝太郎「今だ!」ダッ
(敵の近くへと走る)
宝太郎「待ってて!今助け出すから!」
(ヘドロに手を伸ばそうとする)
敵「ひひっ!かかったな!」
(ヘドロを広範囲に伸ばし宝太郎を飲み込もうとする)
宝太郎「させるか!」シュポオォォォォン!
(全身から蒸気を噴き出す)
敵「なっ!?」
宝太郎「よし、今のうちに…!」
(テンライナーをヘドロの中に突く)
宝太郎「せーのっ!」ズボォ!
(爆発髪の少年を敵から救出する)
敵「くそっ、テメェ!」
宝太郎「これで決める…!」
ガッチャードライバーを操作し、腕に力を込める。
<アイアンナックル!>
宝太郎「はぁぁぁぁ!」ドゴォ!
敵「ぎゃあぁぁぁぁ!?」
その後…
「一人で飛び込むなんて危ないじゃないか!」
「これで彼が助けなかったら君もどうなってたか!」
緑髪の少年はたくさんの人から怒られていた。
「君も君だ!こういうのはヒーローに任せればいいものを!」
今度はこっちに矛先が向いた。
流石に一言言わないと気が済まない
宝太郎「じゃあ言うけどあなた達は本当に彼を助ける気はあったんですか?」
「「「「「…は?」」」」」
宝太郎「だってそうでしょ、苦手とか精一杯とか通れないとか、そんなのやりたくない言い訳でしょ!」
「何を言うんだ!」
「そうだぞ!」
「あの場に適正のヒーローが到着するまで耐えていたんだ!」
宝太郎「じゃあその間に人質が死んでも良かったって言うんですか?」
「なっ!」
「そんなつもりは…」
「我々はあの場で最善の行動をしようと…」
宝太郎「俺の知っているヒーローは!」
「「「「「!」」」」」
宝太郎「強くまっすぐでどんな時もクールで、でも熱い心も持ってて!誰かが決めたルールをぶっ壊して自分だけの道を突き進む!そして!どんな時も諦めない!それが俺の見てきたヒーローだ!」
「「「「「…」」」」」
宝太郎「もういい、よくわかった。」シュポオォォォォン!
「どこに行ったんだ…」
「彼は一体…」
少年「あの人は…」
宝太郎「ふぅ…」
(変身解除)
宝太郎「がっ…!?」ガクッ
ライナー『スチーム!?』
宝太郎「あ、あぁ。大丈夫…」
「心なしか前よりも負担がデカい…」
なんでだ?
宝太郎「そうか、身体が若返ってるからその分…」
ライナー『スチーム…』
宝太郎「これから身体も鍛えないといけないな…」
「それと!俺もこの世界での目標ができたよ。」
ライナー『スチーム?』
宝太郎「俺もヒーロー、目指してみるよ。」
宝太郎の現在所持ケミー!
スチームライナー(テンライナー)
以上!
そして現在変身できるフォーム!
アイアンガッチャードのみ!
自分で書いててあれだけどこの宝太郎君かなり限界状態だよね