「よしっ。じゃあ次は道具を買いに行こうか。」
「近くの森に行けば、冒険の序盤に必要な物はあらかたゲットできますよ?」
そうかのか。マルスには、いい経験になるだろう。一石二鳥だな。
「わかった。じゃあ明日は、朝から森に行こう。」
それならは、三人で、晩飯食べて、宿に戻った。
「二人には、聞きたい事があるんだけど。」
「なんでしょうか。」
「初心者の塔って俺達も入れるのか。」
「一度、初心者の塔を突破した者は入れる事は出来なくなってしまいます。」
「そうか。ならマルスは一人で突破する事になるのか。」
「すいません。一人ですか?」
「あの、ご主人様。初心者の塔は、元々魔法を使える者は別として、普通は初心者同士パーティを組むのがセオリーになっております。この街の場合、毎月の月初めに初心者達が集まります。」
「集まるまで、あと何日あるんだ?」
「すいません。次の初心者の塔突破の集いは、3日後です。」
なるほど。俺の感覚でも、初心者の塔はソロでは厳しい。だからパーティを組むという訳か。
突破した者、全員がそれぞれ魔法を使えるようになるんだ。裏切りを行う意味がない。だから集まってパーティを組むのか。なかなか効率がいいな。
「毎月の月初めは、近くの村からも初心者が集まってきます。」
「なるほどな。それまでにしっかり鍛えて他の初心者を驚かせてやろう。」
「すいません。ぼぼぼくに出来るでしょうか?」
「そりゃ、出来るさ。俺とパーティを組むんだろ?
俺は、冒険者ランクSを目指すつもりだ。お前達にも頑張って貰わないといけないからな。」
「ランクSですか!」
「そうさ。冒険者やるからには上を目指すつもりだ。」
「はいっ!頑張ります。」
「と、いうわけで明日は、薬草や毒消し草を取りに森へ行こう。そしてモンスターと戦ってマルスを鍛えるぞ。明日は、早く起きてくれよ。」
そして今日も、三人そろって寝ました。
次の日。
「おはよう。今日は、しっかり起きれたんだな。」
「おはようございます。」
「おはようございます。今日からは、しっかり起きます。」
「じゃあ、準備したら行くか。」
森は、街から西に半日ほど歩けばいけるが…
俺には関係ない。
[転移]がある。[転移]が発動する時、俺の体に触れていたら一緒に移動する事ができる。
だから移動時間0分!
「はい、到着。」
「一瞬で森に移動した…」
二人とも、唖然としてる。
「そうか、二人には俺の魔法の事、言ってなかったな。」
俺の魔法の事、説明してもいいよな?
これから一緒に冒険するんだし。
俺は、二人に俺がユニーク魔法を使える事、その内容も、そして転移の事も。他の人には、不用意に言わないで欲しいことも。
「やっぱり、ご主人様はすごいです。」
「すいません。ご主人様みたいになれる様に僕も頑張ります。」
「じゃあ、ついでに新しい魔法を使ってみたいんだが」
二人は、目を輝かせている。
「そんな珍しい魔法じゃないぞ?」
「それでも見たいです。」
まーいいか。
「じゃー、モンスターが出たら下がってくれよ。」
「わかりました。あの、パーティーは組まないのですか?」
「パーティーは、どうやって組むんだ?」
「ええーっと、パーティー作成と意識して、誘うと意識して貰えればできます。」
「わかった。」
パーティ作成。
とくに、何も変わった感じはしないな。
えーっと、二人を意識して、誘う。
あっ見える。
二人のHPゲージが。
パーティを組むと見れる様になるのか。
ちょうどいい。
ゴブリンが出てきた。
新しい魔法を試せる。
「来たぞ。すこし、下がれ。」
「「はい!」」
ゴブリン一体か。練習にもならんかもな。
[ピストル]
俺は、手で銃の形を作り、魔法を発動。
圧縮された魔力が玉を型取り発射された。そして、ゴブリンを貫く。
そして、光となって消えた。
「すごいです。あんな魔法初めて見ました。」
「すいません。すごかったです。」
「それじゃあ、次は二人の番だね。」
俺達は、森を進んだ。