異世界に来た!   作:真っ黒な雰囲気

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16話

「今回の目的は、ゴブリン殲滅だ。ギルドの報酬もあるからドロップアイテムもしっかり拾うぞ。」

 

俺達は、森をどんどん進んでいく。

 

ゴブリンだけのグループなら相手にならない。

マルスもカノンもだいぶ余裕戦いに余裕が出てきたな。

レベルが上がったんだんだな。

 

周りの気配を探る。モンスターの数が多いところに行く。

 

ゴブリンが数えきれないな。

 

「二人とも、一人でゴブリンは倒せるよな?行くぞ!」

 

「「はいっ!」」

 

[ピストルマシンガン]

 

[ファンサルゴン]

 

さっきより、威力がある魔法だな。

 

マルスもゴブリンを殲滅している。

 

二人ともだいぶ強くなってるんだな。

 

見つけた。

大きい気配。その周りにもいくつか大きいのがあるな。

まずは、様子見だな。

 

「近くに大きい気配がある。静かに着いてきてくれ。」

 

「「はい。」」

 

ゴブリンリーダーが、五体、ゴブリンソルジャーが二体、そしてあの壊れた王冠を被っている大きいゴブリンが、[ゴブリンキング]。

その周りには、ゴブリンが30〜40はいるな。

流石に厳しいな。

 

「あの数は流石に厳しいぞ。今回なギルドに報告しよう。」

 

誰かがゴブリン達と戦っているぞ。

 

トーマスさんだ。

 

トーマスさんの戦いをみたい。

 

トーマスさん二刀流なのか。

ゴブリンを次々倒していく。

 

やっぱ、すごいなトーマスさんは。

 

でも、ソロであの数は厳しそうだ。

 

さすがに、ゴブリンリーダーとゴブリンソルジャーを複数同時に相手は難しいか。

 

「パンサー。」

雷の虎がゴブリンリーダーを捉える。そして、ゴブリンリーダーを一体倒した。

 

だが、トーマスさんが押され始めた。魔法は使う時に、どうしても隙が出来る。行くしかない。

 

「やはり、行く。トーマスさんのあそこにいる冒険者のサポートに行くぞ。」

 

[ピストルマシンガン]

[ファンサルゴン]

 

トーマスさんの周りのゴブリンを倒す。

 

「トーマスさん。大丈夫ですか。」

 

「君は!

すまないねぇ。助かったよお。」

 

「周りにどんどんゴブリンが集まってきています。このままじゃマズイです。」

 

トーマスさんも頷く。

 

「二人とも、固まれよ。俺の背中預けるぞ。」

 

「ありがとうございます。」

 

「すいません。頑張ります。」

 

全員でゴブリン達を倒していく。

 

[ピストルマシンガン]

 

俺のピストルマシンガンでも、一回の攻撃で倒せるのは、五体が限界だ。俺は、別としてもマルスもカノンも消耗していく一方だ。このままじゃマズイ。

 

「二刀流剣技、桜ノ乱舞。」

 

トーマスは、ゴブリンを蹴散らす。

 

「ソーマ。そっちは大丈夫か?」

 

俺は、二人を見る。あきらかに消耗している。

 

「このままじゃ、マズイです。」

 

このままじゃマズイ。

やはり敵の頭を狙うしかないか。

 

[空間再生]

「二人とも、もう少し耐えてくれ。」

 

「はっはっ。がんばり…はっます。」

 

[転移]

俺は、ゴブリンキングの背後に飛ぶ。

そして斬りかかる。

しかし、ゴブリンソルジャーによって阻止される。

 

[ピストルマシンガン]

ゴブリンソルジャーの体を貫く。

 

[転移]

ゴブリンキングの周りのゴブリンを[天叢雲剣]で倒す。

MPを回復させつつ、ゴブリンに攻撃。

攻撃は、当たるが致命傷にはならない。身のこなしもうまいな。

 

[転移][転移][転移]

 

俺は、転移して攻撃。そして転移を繰り返す。

 

「これで、終わりだ。」

 

[天叢雲剣]で斬り倒した。

 

「よくやった。ソーマ。」

 

[ライトニングボルト]

トーマスの攻撃で、ゴブリンソルジャーが二体倒れる。

 

ゴブリン達は、群れのリーダーが倒れて統率が全くとれていない。

 

「残りは、ゴブリンリーダーだけだ。」

 

マルスは、ゴブリンリーダーの攻撃を盾を使って防御。

そして剣で斬った。ゴブリンリーダーは木の棒を振り回し攻撃してくる。

マルスは、しっかり避けて追加攻撃。

ゴブリンリーダーを倒した。

 

カノンは、考えていた。トーマスの使った[ライトニングボルト]が使えないかと。

 

そして魔力を高める。

「この魔法を使うには、時間がかかってしまう。」

 

背後からゴブリン達が迫ってくる。

 

俺は、[転移]でカノンの背後に飛ぶ。

「後ろは、任せろ。」

 

[ライトニングボルト]

威力はトーマスさんとり、弱いがいける。

 

白い雷がゴブリンリーダーを襲い、そして跡形もなく消えた。

 

「二人とも、よくやった。」

 

「残りは、あらかた片付けて置いたよ。」

 

仕事はやっ!

 

「さっきまで本気で、やってなかったんですか?」

 

「君がどれだけ成長したか見たかったからね。」

トーマスさんは、笑っている。

 

「よーしっ、みんなよく頑張った。ゴブリンのドロップアイテムを拾って帰るか。」

 

ドロップアイテムを、拾って街ち帰った。

 

「お疲れ様でした。まさか、トーマス様がゴブリン討伐に向かっておられたとは。あの、気分屋の。」

 

「あはははーっ。シルちゃんは難しいね。」

 

「なななーっ。

あだ名で呼ばないで下さい。今は仕事中です。」

 

受け付けのお姉さんはシルビアさんと言うらしい。初めて知った。しかもあだ名を言うと焦る様だ。面白いな。

 

「ごほん。今回は、ありがとうございました。それとソーマさんもお疲れ様でした。お手柄でしたね。」

 

「その事で話があってな。ソーマのランクアップを推薦する。」

 

「本気ですか。」

 

「ああ。今回の一件でソーマには十分な実力があると判断した。」

 

「トーマス様がそうおっしゃるなら、ギルドマスターにお伝えしましょう。」

 

「とりあえず、ドロップアイテムの精算をお願いします。」

 

ドロップアイテムを出した。

 

「こんなに!

なるほど。トーマス様が推薦される訳ですね。では、精算いたします。」

 

「全部で120万[C]になります。」

 

「そんなに、なるんですか。」

 

「今回は、ドロップアイテムの買い取りを2倍になっていますし、ゴブリンソルジャー、ゴブリンキングと貴重なアイテムですので当然の金額ですね。それと、ゴブリンキングは依頼になっていますので、そちらは70万[C]ですね。」

 

「ゴブリンキング討伐はトーマスさんと共同で行ったので半分はトーマスさんに。」

 

「はい。かしこまりました。」

 

「僕に、気を使わなくてもいいのに。」

 

「実際、助けて貰ってますから。」

 

「ありがとう。今回は、受け取っておくよ。」

 

「では、僕たちはこれで失礼します。」

 

「はい。また、ランクアップの件は後日またお知らせしますので。」

 

「それじゃあ、よろしくお願いしますね。シルちゃん。」

 

「はっはっはーっ。こりゃ面白い。」

 

「なっなっなー。あだ名はやめて下さーい。」

 

俺達は、宿へ向かった。

 

「今日は、二人もと疲れただろ。もう、休んでいいよ。」

 

二人は、すぐに寝てしまった。

 

「明日は、休みにするか。」

 

俺もすぐに、寝てしまった。

 

次の日。

昨日は、よほど疲れたのかみんな夕方まで寝てしまった。

 

そして、みんなでごはんを食べた。

 

マルスは、明日の初心者の塔、攻略に向け早く寝た。

 

「カノン。カノン。」

 

「どうされましたか?」

 

「静かに、着いてきて。」

 

今日は、なんだかカノンの機嫌が良くない。

 

だから、夜機嫌を直して貰わないとって事で。

 

「これ、最近流行っているスイーツなんだって。甘い物って嫌いかな?」

 

「ご主人様は、ズルいです。昨日はあんなにシルビアさんと仲良かったくせに。」

 

「トーマスさんの方が仲が良かったと思うんだが?」

 

「でも、でもぉ…」

 

カノンをぎゅっと抱きしめた。

 

「お前もマルスも、大切な俺の家族さ。他の人よりもずーっと大事にするから。ね?」

 

「はふぅーぅ。ずるい…」

 

俺は、いつもとは違う宿へ運んだ。

 

「ご主人様ここは…」

 

「名前で呼んで?」

 

「そそそそれは。」

 

「嫌?」

 

「あっ、あの、ソーマ…さん。」

 

「よくできたね。」

 

カノンは、顔を真っ赤にしてモジモジしている。

 

俺は、頭を撫でている。

耳も尻尾も撫でる。

 

「今日は、寝かさないよ?」

 

「はっ、やめ、やめれぇー。」

 

長い夜が始まったのだった。

 

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