異世界に来た!   作:真っ黒な雰囲気

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4話

どうやら俺は、あの不思議な塔の中にワープしてきたようだ。後ろには青い光の魔法陣。いかにも異世界って感じだ。また入ってみたい。

おそらく、あの魔法陣に入ると塔の入り口に行けるはずだ。今、出てしまうと、あの全く人の話を聞かない騎士に不思議に思われてしまう。それはなるべく避けよう。

 

どうやら俺には進むしかないようだ。

しかしここは変な感じがする。外からの光が入っている様子はない。むしろ外とは全く別の空間の様にすら思えるほど閉鎖的であるのに明るい。電気の灯りがあるわけでもない、ランプや火の灯りすら全く無いと言っていい。

にも関わらずここはちょうどいい明るさになっている。

 

なにか仕掛けてがあるのか?

それともよくあるご都合主義ってやつなのか?

仕掛けてがあるなら見てみたいものだとのんきな事を思いながらも俺は、歩き始めた。

 

気配がする。

なにかわからないがこのまま進むと何かいる気がする。

今までに味わったことのない感覚だ。

俺は、[天叢雲剣]を抜いて、いつでも戦闘に入れる様に注意しながら進んだ。

 

勘違いであってくれ

その思いとは裏腹に向かいにはゴブリンが二体いた。

 

「今度は二体か。」

小さく言ったと同時に俺は走り出した。

 

そしてジャンプして勢いをつけて右側のゴブリンに斬りかかる。

森の時の俺とは違う。覚悟はした。

 

そして、右側のゴブリンに先制攻撃。

ゴブリンは光りになり消えた。

 

油断せずにすぐ左側のゴブリンを確認する。

 

理想は、ゴブリンに攻撃される前に左側も片付けたかったのだが俺のスピードでは間に合わない。

理解した俺は、すぐに防御のためのモーションにはいる。

 

ゴブリンの棒が来た。

だが、驚くとこに、[天叢雲剣]の切れ味が良すぎてゴブリンの棒を切り裂いてしまった。

 

自分の武器が突破、無くなり唖然としているゴブリンは簡単な仕留める事ができた。

 

ほとんど一瞬の出来事の様な戦闘だったが、俺は気付いていた。森のゴブリンよりもここのゴブリンが強い事を。

 

あの棒を頭にくらったらヤバいだろうな。

いつか[天叢雲剣]のHP吸収があるとはいえ、気を失ったり、こちらが[天叢雲剣]で攻撃出来ない状況に陥ったら一溜まりもない。

 

俺は、[天叢雲剣]を鞘に収めずに右手でしっかり持ったまま進む事にした。

 

この塔は道が左右に分かれてしまったのな。ということは、おそらくこの塔はダンジョンで、行き止まりがある。

 

ダンジョンなのはいいとして、行き止まりは嫌だな。

 

「はぁ〜っ。」

 

俺はまた、ため息が出てしまった。

 

俺は、左側に行って見ることにした。

 

また、気配を感じる。

今度は、さっきより強く感じ。

索敵スキルのレベルでも上がったか?

そもそも、索敵スキルなんて持ってたのか、俺?

 

この先は、小さな部屋のような空間があるな。

そこに、モンスターが集まってるという訳だな。

 

「トラップも無さそうだし、行ってみるか。」

 

部屋に入るとたくさんのゴブリンがいた。

「1、2、3、4、5、6、7、8体か。」

 

ゴブリン達がこちらに迫ってきた。

 

冷静になるんだ。囲まれないようにしながら少しづつ減らしていこう。

 

正面の一体目は、そのまま攻撃。撃破。

左右からゴブリンの攻撃が来た。今までよりもしっかり見える。

俺は、後ろに下がって攻撃を避け、右側に大きく回って1番端のゴブリンを狙う。

二体目撃破。

 

足を、止めないように部屋の中を走りまわる。

三体目、四体目、五体目、順調に撃破。

 

「ボコっ!」

攻撃をうけてしまった。

だが、止まる訳にはいかない。

 

すぐに6体目を撃破、七体目を撃破するとき

攻撃をうけた。今までのゴブリンとは比較にならないほどの力だ。

 

5mほど飛ばされた。

 

なんだ今のは。

 

一番後ろに大きなゴブリンがいる。

 

「あいつか」

 

今は不意打ちだったが、次はやられない。

俺は、激痛に耐えながら駆け出した。

 

まずはザコからだ。

素早くゴブリンをたおす。すでにゴブリンを倒すのに全く手こずらなくなった。そこに、木の棒が振り回される。

 

今度は避ける事ができた。

 

そして、しっかりと相手を確認。

[ゴブリンリーダー]

やつがこの部屋にいたゴブリン達のリーダーということか。しかしもう下っ端ゴブリンはいない。

動きは早くなっているが避けられる。

 

落ち着け、冷静に相手の隙をつけば勝てる。

 

今度は、相手としっかりと距離をとり、相手の攻撃に備える。

 

ゴブリンリーダーは、真上から木の棒を振り下ろした。

 

俺は、素早くかわしてゴブリンリーダーの肋骨あたりから天叢雲剣で切り裂いた。

 

「テーン♩」

頭の中に音楽が響く。

 

「確か戦闘中にも、この音楽鳴ったような。ゴブリンリーダーは経験値も多いのかな?」

 

ステータスなのど確認は後にして、ドロップアイテムを拾って、これ以上先に道がない事を確認してさっきの十字路に戻った。

 

うーん

新しいアイテムといえば[ゴブリンリーダーの歯]だな。

このアイテムはどうすればいいんだろう。

アイテムの価値が全くわからないからな。困ってしまう。

アイテムBOXに入るとだけ入れておくしかないか。

 

十字路を右側に行くと上の階層に行けるっぽい階段を見つけた。他に道もないし上がるしかないか。

 

俺は、階段を上っていった。

とゆうか、これ、何階層まであるんだろう。

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