友姉に送られて河合家に来た葵
普通の一軒家
「じゃあ日南ちゃんまたねー」
と言って手を振る
「それじゃあ上がって」
と言って玄関に案内して家の中に入れると
「こんにち・・・わ、って正大なんで女の子なの!お母さんてっきり男の子だと」
「俺は性別聞かれなかったから別に・・・」
「絶対にめんどくさい事になるから黙ってたでしょ」
と呆れる顔をする葵
「とりあえず上がって、あと母さん、日南は金曜日までは泊まるつもりらしい」
「え?いいの、お母さんうれしいわー」
「お邪魔します。」
「部屋は涼香の部屋に泊まってもらうから」
と聞いた母親
「いいの?」
「いいも何も、昨日友姉の所に止まってるし事情も把握してる」
「そうなの・・・」
「大丈夫ですから・・・ちゃんと受け止めてここにきてるので」
日南のその鋭い眼光に何かを察した母親
ふうっとため息をついて任せるわとリビングに戻っていった
二階に上がり葵が泊まる部屋に案内する
その部屋はベットと小さな勉強机以外何もなかった
「たまに空気入れ替えと掃除はしてるから」
とそういわれながら部屋に入り周りを見渡すと勉強机に置いてある写真立てを手に取る葵
「ああ、それが妹の涼香」
たまをセミロングにしたような感じの子
「それ見てたまに似てるって思ったろ?」
「なんでわかったの?」
渋い顔で俺を睨む葵
「だって似てるんだから・・・」
「まあ印象はともかく似てると言われたらそうよね」
「高校入った時にたま見た時はちょっと心痛かったんだよね」
髪型違うけど顔立ちが似ててそれが同級生にいる
心が痛まないわけがない
「そういえばたまからバレンタインもらったんでしょ」
「でも義理だろ?」
「そういう所ほんと男って鈍いよね」
「本命だったら受け取れないけどね・・・」
たまには悪いけどどうしても妹と重ねてしまう所がある
それは自分に重荷になる
それにあの時期にそうなったとしても今のチーム状況などを加味して断ることを最優先にする
「んじゃ、荷物も置いたしやるか・・・」
「何をする気・・・まさか私に変なこと」
「するとおもうか?」
と言われてため息をついてから無いという事はわかっていると伝える
隣の部屋の俺の部屋に入り部屋を見渡す
プラモ、ラノベ、そして押し入れの壁にNBA選手のポスター
「陽キャとはいいがたい部屋ね」
「趣味全開のオタクの部屋ですよっと、はいコントローラー」
アタファミだ
「葵は勝ちたいんだろ?nanashiに」
「あなたの助けはいらない。自分で勝ち取る」
「そういうと思ったからこそだよ・・・」
コントローラーを握り葵がファウンドを選ぶ
同じキャラを選び画面を向いて二人はコントローラーを動かすのだった