このミームも混ざったカスみたいな多重クロス世界でTS転生して銀髪ロリ美少女になったオレは冒険する羽目になる 作:味音ショユ
結局オレは、アズレンのロイヤルメイド特盛ハーレムにした。
シリアスに胸で僕のエクスカリバー(隠語)を飲み込んでもらいながら、ベルファストにキスしつつダイドーの胸を好きにする。そして奥には別のメイドを控えさせ、いつでも交代できるように準備してもらっている。あなたならどうする……? 最高だった。
とまあ、そんな最高のひと時を過ごして今は夕方。オレは晩飯を食べる為にギルドへとやってきていた。
ギルドに入ると何だか人混みが普段より多いような気がする。今日はサキュバスの夢で普段より食べる時間が遅いからだろうか。
とりあえず空いてるところ探すか。
「こ(こ座ってい)いすか?」
「ここいいかしら?」
空いている席を見つけたものの横に何人か座っていたので、オレは一言声をかける、というところで、同じところに座りたいのか誰かと被ってしまった。
「……あら? 昼間の変な子供……」
「イレギュラーだと? ゼッタイニユルサナーイ!!」
なんと、オレと声が被ったのは昼間に出会ったほむらだった。誰が変だって証拠だよ訴訟も辞さない!
「ってダストかよ」
そしてよく見ると空いている席の横に座っていたのはダストとキース、それに加え昼間会わなかったテイラーとリーンだった。
“
「……今日はよくよく会うなオイ」
「ん、ちょっと座る」
「私も」
「座るのはいいけどな!?」
ダストのツッコミを受けながら、オレとほむらはそれぞれ座って注文をした。
「モノマキアはともかく、その子も結構遠慮なしね……」
オレ達の振る舞いを見てツッコミを入れるリーン。確かに、ほむらってこんなキャラだったか?
「……駄目だったかしら?」
「いや、いいんだけどね全然。えぇと……」
少々申し訳なさそうな顔をするほむらに対し、慌ててフォローするリーン。しかし、彼女は名前を知らないので途中でくぐもってしまった。ふむ、ここでオレがフォローするか。
「じゃあまず、年齢教えてもらっていいかな?」
「名前聞けよ」
しまった、質問が暴発した。おかげでダストにツッコミ入れられるし。
だがほむらは存外律義だった。
「年齢? 十四歳だけど……」
「いや律義に答えなくていいからね!?」
まさかの返答に思わず叫ぶリーン。しかしほむらはここで本当に聞きたいことに気付いたのか、自己紹介を始めた。
「暁美ほむらよ。ほむほむでいいわ」
「ほむほむでいいのか……(困惑)」
まさかのあだ名で呼んでいい宣言にオレが困惑する中、ダスト達は自己紹介を済ませる。そしてオレの番になった。
「我が名はモノマキアッ!!」
「そう……よろしく」
そんなクールキャラぶったって、お前さっきまでサキュバスサービス受けてたのオレ知ってるんだからな!!
そうこうしていると注文したものが届いた。
「カレー丼きたよ~きたきた。いいゾ~これ」
孤独のグルメ好きだとたまに食いたくなるよね、カレー丼。別にそんな特別おいしいものじゃないけどさ。
一方、ほむらとリーンはなんだか盛り上がっていた。
「へぇー、じゃあほむほむは友達を探して旅をしてるんだ」
「ええ。この子なんだけど知らないかしら」
そう言ってほむらは懐から写真を取り出し、リーンに見せる。その写真を彼女はオレ達に回してきた。
写真に写っているのはピンク髪のツインテールで、年齢はほむらと同じくらいの少女だ。というか、鹿目まどかだ。
「オレは見たことないな……ダストは?」
オレがそう話を振るも、ダスト、リーン、キースは首を横に振った。しかし、テイラーは違った。
「俺、この嬢ちゃん何日か前に見たぞ」
テイラーのその言葉にほむらはさっきまでの態度から一変し、鬼気迫る表情でガタガタと勢いよくテーブルに乗りながら詰め寄った。
「どこ!? まどかをどこで見たの!? Yeah!!」
「何か違うのが混線してる!!」
ほむらのキャラがおかしくなっていることにオレがツッコミを入れる中、ダストとキースがテイラーに詰め寄る彼女を必死に引きはがす。
「ハァ……ハァ……最近のガキってやべえ奴しかいねえのか……」
「おい、それはオレもやばい奴みたいに聞こえるんですがそれは」
「やべえだろお前は」
そうかな……そうかも……とでも思ったか! ダストめ、どいつもこいつもオレをイレギュラー呼ばわりしやがって。
そんなオレの憤りなどどうでもいいとばかりに、ほむら達は話を進めている。
「さっきはごめんなさい……それで、まどかをどこで見たの?」
「何日か前の話だが……確か、テレポート屋だったな」
テレポート屋ねえ……このすば世界のテレポートは上位の魔法使いが習得可能な魔法で、移動先がランダムなのと、あらかじめ登録しておくことでそこに移動する二種類がある。そのうちの後者が商売道具として使われているアレか。
特に行く当てがないから使おうと思ったことないんだよな、オレ。
「そ、それでまどかはテレポートでどこに行ったの!?」
「そこまでは知らねえよ……」
ほむらの詰め寄る勢いに気圧されながらも、知らないと答えるテイラーは申し訳なさを見せる。
「まあ、知ってたらストーカーだよな」
そんな彼をフォローしてか、ダストはあえて軽く言う。
それを聞いたほむらも冷静になり、「ごめんなさい」と謝ってから話を続けた。
「じゃあ、何か様子が変とかはなかったかしら? 例えば『神様になりたい。希望を信じた私を、私は泣かせたくない』とか言ってたとか」
「何言ってんだそいつ」
「友達付き合い考えたほうがいいんじゃ……」
ほむらの台詞にツッコミを入れるダストとリーン。だがそれが逆にほむらの逆鱗に触れた!
「まどかはそんな子じゃないわ! ただ、急に何かに取り憑かれたみたいに人が変わってしまったのよ。本当は、誰かのために自分をすぐ投げ出そうとする子なのに……」
「……取り憑かれた?」
ほむらの言葉にオレは思わず反応する。
まどかの台詞がどうにも切り貼りっぽくて、最初はこの世界の彼女もミーム汚染されてるのかと思ったけど、そうじゃない。
こいつは、オレの目当てが関わっているとみて間違いない。
「おいほむほむ」
「……何かしら? モノマキア」
「もしその取り憑かれたって話が本当なら、オレはお前の友達のまどかに会う必要が出てきた」
「……何か知っているの?」
「いや知らん。ただ、どうやらオレがこの世界にいるのは、その取り憑いている奴をぶちのめす為らしいからな」
「……?」
オレの発言が要領を得ないのか、首をひねるほむら。分かんねえか? つまりだな――
「オレも連れてってくれぇぇぇえええ! ってんだよぉ!!」
「そう……まあいいわ。来たければ勝手にすればいい」
それだけ言ってほむらは席から立ち、ギルドの扉へと向かおうとする。
「早速テレポート屋に行くわよ。全速前進DA!」
「だから別の人混ざってるって」
「それ以前にテレポート屋閉まってるだろ。もうすぐ夜だぞ」
「飯も残ってるし、明日にした方が無難だな」
オレのツッコミに続いて、キースとテイラーもツッコむ。
「…………」
二人の言葉にほむらは恥ずかしそうにしながらも大人しく席に着き直し、ご飯の残りを食べ始めるのだった。
「「なーにかっなーなーにかっなー、プロローグの最強カードはこれ!」」
【魔法使い族/効果】
このカードは相手プレイヤーのモンスター効果、魔法カードの効果を受けない。このカードは相手プレイヤーがドローしたカードの枚数だけレベルアップする。最初はレベル0としてカウントされ、レベルアップする度に攻撃力が上昇する(レベル1は2000。それ以降はレベルアップするごとに攻撃力が3000上昇する)。このカードのレベルアップによる攻撃力上昇は墓地でも継続する。このカードが特殊召喚された際、レベルが1上昇し、このカードを含む自分フィールド上のモンスター全てで相手プレイヤーにダイレクトアタックできる。
【魔法使い族/効果】
このカードは相手プレイヤーのモンスター効果、魔法カードの効果を受けない。このカードは相手プレイヤーがドローしたカードの枚数だけレベルアップする。最初はレベル0としてカウントされ、レベルアップする度に攻撃力が上昇する(レベルアップするごとに攻撃力が1500上昇する)。このカードのレベルアップによる攻撃力上昇は墓地でも継続する。このカードが召喚・特殊召喚された時、
「異世界のリリカルモンスター二体。どっちも相手がドローするたびに攻撃力が上昇しますねぇ!」
「おまけに魔法もモンスター効果も通じないなんて……強すぎますね……」
「ま、罠は通用するから多少はね?」
これにプロローグ終わり! 閉廷!!
一章開始はしばらくお待ちください。
後高評価、感想のほどよろしくお願いいたします。