このミームも混ざったカスみたいな多重クロス世界でTS転生して銀髪ロリ美少女になったオレは冒険する羽目になる   作:味音ショユ

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今回、タグに登場する作品のキャラがでます。長かった……(ケンシロウ)


「オレが主役の夢小説なのか……!?」

 川越に到着したオレ達は、とりあえずまず昼ご飯を食べるべく店を探していた。

 しかし時刻は昼過ぎ。一番混む時間帯なのでどの店もぱっと見並んでいる。

 

「あそこ並んでないわ」

 

 そんな中、ほむらが指さした先の店は確かに並んでいる客はいない。

 しかし普通のファミレスだった。初めて来た町で食べる昼飯がファミレスか……うーん……

 

「仕方ないね(レ)」

 

 微妙な気分になったのは確かだが、背に腹は代えられない。オレ達はファミレスで食べることにした。

 店内に入ったら実は混んでたなんてこともなかったが、「いらっしゃいませ」と言う店員が少々申し訳なさそうにオレ達に尋ねる。

 

「申し訳ありません、実はあいにく満席でして……相席ならばすぐに入れますが、よろしいでしょうか?」

「オレはいいけど……ほむほむは?」

「別に問題ないわ」

 

 お互い納得したのでオレ達は店員に席に案内された。

 そこにいたのは

 

 カチャカチャバクバクムシャムシャ

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

「やめろブロリー! 落ち着けぇ!!」

 

 皿を積み上げながら食べまくる三メートルを超えた金髪の筋肉モリモリマッチョマンな半裸の大男と、それを必死に止める色黒の中年男性の姿があった。

 というか、ブロリーとパラガスだった。この親子がファミレスで飯食ってるってことは、こいつらMAD仕様か!?

 うああああああああ(PC書き文字)ハァ……ハァ……伝説の……(スーパー)サイヤ人……とファミレスで相席になる確率を答えよ。

 

「凄い光景ね」

「想像よりも狂っているらしい(オーバーライド)」

 

 ほむらは茫然とブロリーが食べている量を見て呟き、オレは理由こそ違えどそれに同意する。なんだこの状況。

 するとパラガスがオレ達に気付き質問してきた。

 

「何だお前ら!? どっから現れた!?」

「オレ達は相席DAAAAAAA!! 向かいに座らせてもらおうかァ」

「あぁ、そうか。では構わん。適当にくつろいでくれたまえ」

 

 パラガスの了承を得た所で、オレ達は席に着く。じゃあ注文を決めよう。

 

「とりまドリンクバーだな。後はハンバーグとカルボナーラ、それからプリン」

「私小エビのサラダとミネストローネ」

 

 オレ達がメニューを決めて注文し、到着を待っているとブロリーが食べ終えたのか、軽く息を吐き、手元にある水を飲む。

 

「プハァ……食った食った。……ん?」

 

 するとここでオレ達に気付いたのか、ブロリーは怪訝な面持ちを見せつつパラガスに尋ねる。

 

「親父ィ……なんなんだこのカワイイ! 娘ェは……?」

「席が込んでいるので相席でございます」

「オレが可愛い……? 当然んじゃろ……!」

「なによその自信」

「I LOVE MEでいられることは ステキだと思うのです!(湊あくあ)」

 

 そうでしょ? そうだよね??

 というセリフも思いも無視して、ほむらが心持ちオレの自意識に冷たい目を向けるが何、気にすることはない(ウッドロウ)

 なぜならオレはTS転生銀髪ポニーテールロリ美少女なのだからなぁ! 可愛くないわけがない!

 

「でも銀髪ロリにポニーテールのキャラって少ないと思うんだけど、ほむほむはどう?」

「そうね。多分だけど銀髪だとツインテールかロング、もしくはショートの方が似合うと思われているのかしら」

「全くだ」

 

 ほむらと一緒になぜかパラガスまで賛同してきたが、やはりそうか……! 誰か布教してくれないかな……銀髪ポニーテールの素晴らしさを。後オレの可愛さも。

 という話はそこそこにして、唐突にブロリーがオレを指差し質問をする。

 

「そこの娘ェ。お前の名前なんて言うのか教えてくだサイヤ」

「人に名前を尋ねるなら、まずは自分が名乗ったらどうだ?」

 

 オレはメタ知識で一方的に知っているけど、名乗ってくれないと呼びづらいし、ほむらも困るだろ。

 

「俺の名前はブロリー……です」

「私はブロリーの父、パラガスでございます」

 

 オレがそう言うと二人とも素直に名乗ったので、次はこっちの番だ。

 

「……暁美ほむらです」

「フハハハ、我が名はモノマキアだぁっ」

 

 どうでもいいけどオレのこの語録、マイナーかな? エイハブは猿先生が最高傑作かも、と言いだすのにも納得いくレベルの傑作なんだ。全一巻だし一度は読んでみろ……鬼龍のように。

 

「モノマキア……」

 

 オレが猿漫画に思考を飛ばしていると、ブロリーが再び話しかけてくる。おや、どうしたんだろう?(無能)

 

「俺と、結婚しロットォォォオオオオ!!」

「はい!?!?!?!?!?!?!?!」

 

 いきなり結婚を申し込まれてしまった。オレら出会ってまだ数分なんですけどそれは。

 ファイナルソードの主人公がぉ姫様に結婚申し込まれた時って、こんな感覚だったのかな……あてぃしのこと、好きすぎ?

 というこれって、まさか――

 

「オレが主役の夢小説なのか……!?」

「何言ってるのよ……」

 

 ほむらはオレの言葉に呆れるばかりだけど、探したらありそうじゃない? MAD仕様ブロリーの夢小説。

 オレ昔ボーボボとかギャグマンガ日和の夢小説見たことあるし、もう何ならないんだってレベルでしょ。

 一方、パラガスは突如プロポーズをしたブロリーに対し、必死に制止を呼び掛けていた。

 

「やめろブロリー! ロリコンは犯罪なのだからなぁ!! やめろぉぉおおお!!」

「うるさい! 誰も俺に命令などできない。俺は俺の意志でロリーと結婚するだけだぁ!!」

「MA☆TTE!」

 

 パラガスの制止を振り払い、暴れそうになるブロリーに対しオレは止めに入った。

 理由は一つ。告白の返事をするためだ。

 

「ブロリー。いきなり結婚を申し込むなんてかぁっ! 気持ちわりぃっ!! やだおめぇ……」

「バアアアアアアアアアカアアアアアアアアアナアアアアアアアア!!」

「うるせえよ(オーバーライド)」

 

 ブロリーはショックで大ダメージを受けているが、初対面でいきなり結婚を申し込んでくる奴に対しての反応なら残当だと思う。

 とはいえ、理由はそれだけじゃない。なんだったら二次元キャラに結婚を申し込まれるという、オリ主しかできない経験ができてオレちょっと楽しい。

 なので少しはフォローしておこう。

 

「それにオレはレズでな。大きなおっぱいにしかエッチな気持ちになれないし、男とセックスなんてイヤーッ! グワーッ!」

「そうですかぁ……」

 

 オレの返答に対し、ブロリーは一瞬落ち込むもすぐに我が意を得たりとばかりに「フヒヒ」と笑い、こんなことを言い始めた。

 

「なら俺はこの星のおっぱいを破壊しつくすだけだぁ!」

「「ぷーさん蹴るな(ふざけるな)ぁ!!」」

 

 ブロリーの暴挙にオレとパラガスの声が一つに混ざる。ゆ……許せるもんか……!! ……絶対に……!!(魔人ベジータ)

 

「フン。振られただけで美しい大人のお姉さんのおっぱいを破壊しつくそうとするブロリー。お前の姿はお笑いだぜ」

「たとえ道を誤ろうとも、どんなに時間がかかろうとも、オップァイ! はそれを正すことができる筈だ! 可能性すら摘み取るというのなら……!!」

「まあ、巴マミに美樹さやかもおっぱい大きいし、一応私も止める側に立つわ」

 

 嘲るパラガスと猛るオレに対し、なんとほむらまで味方に立ってくれた。こんなに嬉しいことはない……!!(アムロ)

 

「いやん。そこまで責められると流石にしょんぼリーなブロリーです……」

「ああ、そうか。なら謝れぇ!!」

 

 落ち込み始めたブロリーに対し、パラガスは謝罪を要求した。どういう構図なんだこれは。

 

「ごめんなサイヤ」

「許してやるよぉ!!」

 

 まあこう謝られちゃこれ以上責めるとイジメの構図になっちゃうな。

 なので一応フォローの追加も兼ねて、オレがブロリーを振った一番の理由について言っておこう。

 そう思って何気なくオレはブロリーを見上げた。でっか……

 

「ブロリー。オレがお前を振った最大の理由は、お前の体格そのものだよ」

「どういうことだ?」

 

 オレの言葉にブロリーではなくなぜかパラガスが食いついたが、構わず続ける。

 

「ブロリーの体が滅茶苦茶デカイってことは、当然ムスコ♂もその分デカイってことやん。そんなでっかいモノ(レ)が気が昂る……溢れる……状態でオレ達ロリの南の銀河(隠語)を襲えば、ロリの内臓が破壊しつくされてしまう! 地獄のような未来はもうたくさんだ……!!」

「リ、リアルに嫌な理由ね……!!」

「しょうがねえだろ」

 

 オレの説明にほむらはドン引くが、勘弁してください。何でもしますから!

 

「終わったな。所詮オレは一生童貞なのだ……」

「ブロリー……」

 

 一方、ブロリーはオレの説明を聞いて落ち込み、パラガスは何とか慰めようとしていた。

 いや、ロリコンやめれば問題は解決するんじゃねーかな?

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