このミームも混ざったカスみたいな多重クロス世界でTS転生して銀髪ロリ美少女になったオレは冒険する羽目になる   作:味音ショユ

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「ロリコンの癖に小生意気だぞ」

 ブロリーが落ち込み、パラガスがそれを慰める中、オレ達が頼んだ飯が届いたのでとりあえず食べ始める。

 いやその、なんか口挟もうにも根本的に問題視してる部分が違うんだもんブロリー。

 するとブロリーが何かを思いついたのか、落ち込んでいるのとは一変し、パラガスに尋ね始めた。

 

「ハッ、そうだ……なあ親父ぃ、俺のムスコがデカすぎてダメェ! なら、科学者に頼ンンで小さくすればいいんじゃないの?」

「成程。なら早速私は、科学者にブロリーのムスコを小さくする装置を作らせ――って、問題はそこなわきゃないだろ!!」

「何ィ!?」

 

 ブロリーは自分の言い分が素っ頓狂なことに自覚がなかったのか、断るパラガスに対し驚愕を露わにする。

 

「聞いてないぞ!? お前の息子が一生童貞でもいいのか!?」

「俺とて孫の顔は見たいでございます。しかし、ロリ趣味が治らなければブロリー、お前は一生童貞なのだよ」

「いつかは俺の強さを受け入れられるロリーが現れるといいなぁ……」

 

 とうとうロリ側の耐久力を問題にし始めたぞブロリー。これが、他責思考……

 

「いや、だからロリのせいではなく、お前の性癖が問題なのだよ。これを機に大人のお姉さんをそういう対象にしろぉ!!」

 

 と思ったらパラガスが説教した。そうだ、それだよパラガス!

 

「できぬぅ!!」

 

 だがブロリーはバッサリ切り捨てた。

 

「ああ、そうか……ならば合法ロリはいかがかな? 少しずつお前の性癖の年齢を上げて、いずれは大人のお姉さんと絡みあーうことを望むように調教してやるぞぉ!! ありがたく思え」

 

 パラガス、それ解決になってないと思う。というか違法ロリじゃなければいいのか。

 

「いいぞぉ!!」

「オラのモノローグに反応するんじゃねぇ――っ!! ぶっ殺すぞ!」

「ゑゑ!?」

「ヘァッ!? 合法ロリだとぉ!? それはそれでありだと思ってしまうブロリーです。ちゃお☆ 年上のロリに逆レイプされたいなぁ……」

「ロリコンの癖に小生意気だぞ。いや、大生意気と言ったところか?」

 

 オレの怒りにパラガスが驚く中、ブロリ―はパラガスの提案に乗り気だった。オレもおっぱいのおっきい年上の女に逆レされたいと思ったことはあるよ、うん。気持ちは分かるってばよ、気持ちだけはな。

 するとここで今度はほむらが口を挟んだ。

 

「いや、私はあなた達の今後はどうでもいいけどブロリーさん」

「なんだぁ……?」

「あなた、合法ロリのアテがあるの?」

「……あ」

 

 ほむらの言葉にブロリーは、今気づいたとばかりに落ち込み始める。当てはなかったらしい。

 いや、実の所オレの方には紹介できそうな合法ロリの当てがなくはない。

 フリーレン。この世界に転生してきた初日に出会った魔法使いのエルフ。原作設定なら千歳超えてるし、合法ロリ扱いでいいだろう。描写してないけど連絡先なら一応交換しているし。

 でも精神性が合法ロリじゃないし、今忙しそうだし、正直ヒンメル以外とのカップリングを認めたくないんだよなあ……やっぱ紹介しないでおこう。うまく行く気がしない。

 

「ごちそうさま」

 

 ここでほむらは昼飯を食べ終えた。やべっ、オレ目の前のブロリーとパラガス親子に気を取られてあんまり飯食ってねえ!

 

「オラおめえを絶対許さねええええええええ!!」

「何でキレてるのよ」

 

 ほむらのツッコミを背にしながらオレは飯を流し込む。ここの飯、目を見張るほどではないけど別に食べるのには苦にならないな。普通のファミレスって感じ。外れじゃなくてよかった。

 

「ぷはぁ~食った食った。ちょっと頼みすぎたかな」

 

 転生前の体なら余裕で食べられる量だったんだけどな。胃袋の許容量が急に変わると感覚がつかみにくい。いや、数日経ってんだけど数日だと消えない感覚あるでしょ? ねえ? 馴染み切れない所あるのよ。

 

「娘ゑ達よ。一つ、尋ねていいかね」

「今更……?」

 

 ここでパラガスが遠慮がちにオレ達に尋ねてくるが、散々どうでもいい話をしておいて急にかしこまられても戸惑うだけで、ほむらは思わず言葉を零す。僕もそう思います。

 

「ブロリーがいきなり結婚を申し込むからややこしくなったが、実は私達は人探しをしているのです!」

 

 そう言いながらパラガスは一枚の写真を懐から取り出し、オレ達に見せる。

 その写真に写っている人物は、ツンツンと色んな方向に跳ねた黒髪とオレンジ色の道着が特徴的な、ブロリーと同年代程度だろうと推察できる男。

 すなわち、ドラゴンボールの主人公孫悟空だ。

 でもどうせブロリーMAD仕様だろうからクズロットなんだろうな。

 

「この人は?」

「名前は孫悟空。本来はカカロットという名前があるが、そう呼ばれるのを嫌がっているので、迂闊に呼ぶと腹パンしてくるぞ! 気を付けろぉ!!」

「腹パン!?」

 

 パラガスの紹介にツッコミを入れるほむら。やっぱりクズロットじゃないか!!

 

「で、そのクズを何で探してるんだ?」

「カカロットは確かにクズだが……それでも俺の友達だYO。なのに最近、急にいなくなったんだぁ!!」

「前触れもなくいきなり『この世界はオラのもんだ――!! 邪魔するなくたばり損ないが――――っ!!』と叫び、息子である悟飯をぶっ飛ばしてどこかへ消えてしまったのです!」

「それ変化あるの?」

 

 ブロリーとパラガスの説明に疑問を呈するほむら。MADのクズロットならそれくらいいいそうだし、ねえ。

 すると二人が補足してきた。

 

「カカロットはクズだけど、普段はそんなにじゃない」

「精々妻と息子がいるにもかかわらず『オラにプリプリな女のエッチなホッカホカの生写真くっれぇぇぇぇ!!』と叫んだり、スケープゴートに友達のベジータを使う程度なのです!」

 

 程度がよくわかんねえ……

 

「色々調べた結果、この街ともう一つ別の街で目撃情報が見つかったので、分担して捜索している所なのですが、どこかで見ていないかね?」

「事情は分かったけど、オレらこの街に来たばっかだし……」

「おまけにすぐ出ていくわよ……」

 

 パラガスとブロリーの二人に遠慮がちに答えるオレ達。だって、実際に何にも知らないし……

 だけど、性格が急に悪くなる案件か。これ、まどかと同じパターンか?

 

「なあブロリー」

「なんですかぁモノマキア。俺の嫁ェ! になりたくなったのか?」

「オレは誰かの嫁になりたいんじゃない。オレは、おっぱいモミモミできるエッチな女の子を嫁にしたいんDAAAAAAAAA!!」

「無駄なことを……」

「オマエモナー」

 

 オレの言葉に心なしか落ち込み始めるブロリー。これは、お前が始めた物語だろ。後オレもちょっと凹んでるんだよお前の言葉に。

 じゃなくて!!

 

「お前が探している友達の悟空ってさ、もしかしたらオレの事情ともかかわってるかもしれないんだ」

「ほう?」

「まあ、詳しく説明すると長くなりそうだからそれはまたの機会にするけど、せめてLINEのIDだけでも交換しないか?」

「うおおおおおおおおおおおおおおおお!! やったああああああああああああああ!!」

「気持ちはわかるが気を静めろブロリー」

 

 ピロロロロという音を響かせながらブロリーを落ち着けるパラガス。急にうるさすぎて草。ここファミレスぞ?

 

「親父ぃ……俺とうとうスマホに女の子の番号が入ったああああああああああああ!!」

「そうか。君は女の子の番号を手に入れただけでテンションが上がりまくるサイヤ人なんだね……かわいそ」

 

 なぜならオレのスマホにはちゃんと番号があるからな。フリーレンとほむらのが!!

 大好きな人が遠い 遠すぎて泣きたくなるの(懐メロ)

 

「汚れちつまつた悲しみに……」

「何でモノマキアまで女の子とID交換できた数の少なさで泣いてるのよ」

 

 これが童貞の悲哀だほむら。覚えておけ!




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感想が苦手な方は「いいね!! 最高だ!!」たけでも構いま――いやハーメルンの規約的にいいのか? 大丈夫です……よね?
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