このミームも混ざったカスみたいな多重クロス世界でTS転生して銀髪ロリ美少女になったオレは冒険する羽目になる 作:味音ショユ
異変を見逃さないこと
Don't overlook any anomalies.
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
If you find anomalies, turn around immediately.
異変が見つからなかったら、引き返さないこと
If you don't find anomalies, do not turn back.
8番出口から外に出ること
To go out from Exit 8.
出口
Exit
0 →
南武公園
Nanbu Park
水清中学校
mizuse Junior High Schoo
米子寺
Yonago Temple
成平ビル
Narihira Building
八本木交差点
Happongi Crossing
「うーん、これは間違いなく8番出口」
オレが8番出口を確信した場所から更に進むと、そこにはルールが書かれた案内があった。ちゃんと横には0番出口の黄色い案内板もある。
つまりここからが本番ってことだな。確か最初の二回はチュートリアルみたいなもんで、特に異変がないはずだし。
さて、異変の前に一応準備をしとくか。
「オレのターン、ドロー」
ひとまず
まま、えやろ。それより手札を確認すると、今呼べるのこいつしかいねえな。
「クリッターを召喚!」
クリッター 攻撃力1000
リクルーターをアタッカーにするの、不安が残りまくりだな。
とはいえ人生はいつだって今ある手札で勝負するしかないのが世の常だ。ひとまずはこいつで行くとしよう。
「さて、異変はあるのかな」
8番出口といえば異変だが、必ずあるとは限らないのだ。ないことだってある。
とはいえ原作の異変なら実はある程度覚えてる。Vの配信でしか知らない動画勢だけど。
元の世界帰ったらちゃんと買うから許して。私はいい子いい子いい子だから!(ムスカイハイ)
「そろり、そろり(チョコプラ)」
慎重に通路へと進んでいくオレ。ひとまずあたりを見回しながら歩くが、特に異変があるように見えない。
コツコツ足音を鳴らすおじさんにも異変はない。特に笑ってないしバグってもないし足早でもない。
「異変はない……のか?」
思わず呟いちゃったが、途中で何かが起こる可能性もあるから油断はできない。
しかし異変は何も起こらないし見当たらない。
「あ、そういえば天井とか案内表示の裏にもなんかあったっけ」
油断ならないゲームだぜ、とか思いながらとりあえず天井を見ると、そこにはオレが危惧した通り異変が起きていた。
まるで想定外の異変が。
「攻殻機動隊じゃねえか!!」
『でもね、今日のは酷いよ。酷すぎる。こんな茶番なのに、ちっとも笑えませんよ』
「喋んな!!」
いや喋ってねえわ声聞こえる場所上じゃないし。じゃあどっから声出してんだてめえ!!
内容に同意できるのもなんか腹立つ!!
「あーもうキリがねえ!!」
とはいえツッコミを入れてても現状は変わらないので、オレは大人しく引き返す。
出口
Exit
1 →
南武公園
Nanbu Park
水清中学校
mizuse Junior High Schoo
米子寺
Yonago Temple
成平ビル
Narihira Building
八本木交差点
Happongi Crossing
そして黄色の案内板のところまで進めば、ちゃんと1番に変化していた。どうやらちゃんと進めているようだ。
とりあえず最初の案内板に書かれたルールに嘘はないようだ。よかった、これすら嘘だったらどうしようかと思ってた。
ここがもし元の地下鉄駅構内と繋がってるとしたら、
まあその可能性は今は考えないとして、次の異変はなんじゃろな。
なんて考えるまでもなく、異変はすぐに分かる。だってーー
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ
おじさん、悪魔城TASのベルモンドゥエしてるから。解釈違いだわ~。
「おじさんはね、早歩きだったり顔がバグったりみたいに普通にしてるのにおかしいのが醍醐味なのに、あからさまにおかしな挙動させるとか萎えるわ~」
まあ異変なのはわかりやすいから引き返すけどさ。
出口
Exit
2 →
南武公園
Nanbu Park
水清中学校
mizuse Junior High Schoo
米子寺
Yonago Temple
成平ビル
Narihira Building
八本木交差点
Happongi Crossing
さて次だ。
とりあえず、おじさんの動きは普通なんだが、明らかにおじさんの奥に別人の影がある。
この時点で引き返すのが賢いのは分かるけど、なんか見覚えあるなあの人影。
ちょっと気になるので、近くに行って顔を確認してみる。
めっちゃ鉄華団団長オルガ・イツカおる……なんかサタデーナイトフィーバーしてる……
「それは見ればわかる」
とにかく顔は確かめたし、とっとと引き返すか。すろと唐突に曲が流れ始めた。
『勝ち取りたい ものもない!』
「ヘァッ!?(スターミー)」
断じてブロリーではない。
オレは驚きつつ振り返るとそこには――
オルガがアストロガンガー走りでこっちに向かって来ていた。
……これマズくない? もし捕まったら戻される奴じゃね? いや下手したら戻されるだけじゃないすまない可能性も――
でもただ逃げるだけってのも芸がないな。
「クリッター! 足止めしてくれ!!」
オレはクリッターをオルガにけしかけた。可哀そうだがクリッター。お前も、この地下とともに死ぬのだ。
クリッターとオルガを背にして走るオレ。しかしオレの予想とは異なる状況がオレの背後で起きていた。
『希望の花 繋いだ絆が』
「だからよ、止まるんじゃねえぞ……」
「負けてる!!」
クリッターにすら負けるのオルガ!?
……さっさと行くか。いやしかしさあ――
「胃もたれ起こすわ、こんな8番出口」
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