このミームも混ざったカスみたいな多重クロス世界でTS転生して銀髪ロリ美少女になったオレは冒険する羽目になる 作:味音ショユ
出口
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7 →
南武公園
Nanbu Park
水清中学校
mizuse Junior High Schoo
米子寺
Yonago Temple
成平ビル
Narihira Building
八本木交差点
Happongi Crossing
②リバースカード
③リバースカード
④リバースカード
⑧
相手のフィールドはこんなところか。シンプルで分かりやすいのはいいな。
そしてオレのドローカードは――これならワンキルいけるな。
「まずはこれから行くぜ! オレは手札からハーピィの羽根帚を発動! 相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する!」
このカードの効果テキスト、これしか書いてないんだよな。テキストが短いのは強い。これ、TCGの鉄則。
しかし素通しはされなかった。
「甘いですよ! リバースカードオープン、神の宣告! ライフを半分払って相手のカードの発動を無効にして破壊します! 私はハーピィの羽根帚を破壊!」
おじさん LP4000→2000
「ちっ」
これが通れば大分楽だったんだけどな。
「私は更にリバースカード、巨大化を発動! このカードを
五つの首を持った巨大な竜は、魔法の力で倍の大きさになる。さっきの神の宣告はこれを見越してのことだったようだ。
けどな――
「リリカルモンスターの前じゃ、攻撃力10000ごときゴミクズ同然だ!」
このターンで決めることに、何も変わりはしねえよ!!
「オレはレオ・ウィザードを攻撃表示で召喚!!」
レオ・ウィザード 攻撃力1350
「魔法カード
レオ・ウィザードのカードを墓地に送り、オレが召喚するのはリリカルモンスター。
白き衣を纏いて宙を舞う悪魔。
「
『ネスツ闇の支配者。我こそ最強。見事超えて見せよ』
「お前支配者とかやるタマかよ」
「そんな攻撃力100のモンスターがなんだと言うのですか!」
ホワイトデビルの攻撃力を見て侮っているのか、おじさんがこちらを嘲笑してくる。
捻りのねえセリフだぜ。すぐ後悔させてやるよ。
「カードを二枚セットしてバトルフェイズに入る。そして手札から速攻魔法発動、時の跳躍-ターン・ジャンプ-を発動! このカードを発動した後、互いのプレイヤーは三ターンスキップする!!」
「それに何の意味が……?」
ターンジャンプの意図が分からないのか疑問符を浮かべるおじさん。
その答えはすぐに教えてやる。
「ここで基本ルールのおさらいだ。罠カードは伏せたターンに使用できないけど――」
「ターンが変われば使用できる……狙いは伏せたカードの発動!!」
「そういうこと。なのでオレはリバースカードオープン、プレゼントカード! このカードは相手の手札を全て捨てさせ、その後に五枚ドローさせる効果を持つ」
「私の手札を補充……?」
訝し気な表情を見せるも、カード効果を無効にすることなくおじさんは大人しく手札を捨てて新たに五枚ドローした。
「オレのプレゼントを受け取ってもらえたのならここでホワイトデビルの効果発動! 相手がドローした瞬間、ホワイトデビルはレベルアップ!」
「攻撃力が一瞬で14000……!?」
『アッハッハッハッハッハ!!』
ホワイトデビルの攻撃力に恐れをなすおじさん。対して当人はそれに対し嘲笑うのだった。これはひどい(泉研)
「これで終わりだ! ホワイトデビルの攻撃!!」
『デバイン……バスター!!』
「そ、そんな……これじゃ伏せていた我が身を盾にも役に立たないじゃないですか……!!」
「我が身を盾にか」
確かライフを1500払うことで効果破壊を無効にするカードだっけ? 成程、効果破壊も警戒していたんだな。
正面戦闘には意味がないけどな。
ズガアアアアアアァァァン!!
ホワイトデビルの放った桃色の閃光がF・G・Dを包み込み、無情にも全てを消し飛ばす。ホワイトデビル光属性だから戦闘耐性すり抜けるんだよな。かわいそ……
「きゃあああああああああああああああ!!」
おじさん LP2000→0
おじさんの悲鳴が閃光の中で響く。
やがて光が消えると、そこには誰もいなかった。
おじさんもF・G・Dも消え失せ、道を阻むものは何もなくなっていた。
『たいしたことなかったわね』
「そうだよ(便乗)」
ホワイトデビルの言葉に賛同しながらオレは一歩ずつ先へと進んでいこうとしたのだが――
「いや異変なんだから引き返さなきゃダメじゃん」
途中で慌てて反転するのだった。
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無事に七番を抜けたオレはとうとう最後の通路にたどり着く。
ここで異変がなければ晴れて脱出だけど、油断は禁物だ。
って思ったんだけどな……
「異変見当たんねえ……」
おじさんは普通だし、天井にもポスターにもどこにも異変がない。
なんか拍子抜けだけど、これでクリアかなぁ。なんて思いながら歩いていると、外への光が見える上り階段が見えてきた。
いや地上に出ると目的地のダンジョンにたどり着けないんだけど、まあしょうがない。ひとまず我慢しよう。
――この心理、痴漢モノから本番行く系のエロ漫画とかにある、ヒロインの願いが「触らないで」だったのが「挿入しないで」になって、最後には「お願い膣〇だけは」みたいで凄い嫌。
いやシチュエーションとしてはシコれるけど、自分の身に起きるのは嫌。
なんて考えながら歩いていると、いつの間にか階段が目の前にあって、左の壁には案内板が。ここに異変あっても困るし一応確認するか。
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帝都ザーフィアス
Imperial Capital Zaferias
ダングレスト
Dungrest
テムザ山
Mount Temza
ザウデ不落宮
Zau-de Fortress
レレウィーゼ古仙洞
Lereuweise Ancient Fairy Cave
「いやどこだこれ!?」
知らん知らんこんな地名!!
オレは大慌てで引き返し、そのまま突き進む――なんてことなく異変がないか確認するもやっぱり見当たらない。
しょうがないので進んで行くと、さっきと同じく地上に続く階段と案内板が。とはいえ油断は禁物。
オレは慎重に確認する。
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「しゃあっ」
よしっ、8番出口を突破してやったぜ。無限回廊もこれで終わりだ。
オレは意気揚々と階段を登る。
そして――
「ここは……」
階段を登り地上に出たはずのオレが最初に見た光景は、8番出口に入る前にいたトイレの前だった。
オレは咄嗟にスマホを確認すると、どうやらあそこにいた時の時間はそのまま流れていたようだ。うっわ、大分サイヤ人二人待たせてるじゃん。
その証拠にパラガスからのLINEの着信がエグイくらい入ってた。
流石に未読スルーはアレだし、確認だけはしようか。
| おっおー |
| お返事まだカナ? |
なんでそんなリズミカルなんだよ!!
とはいえ読まないのもなんかスッキリしないのでもう少し読み進めていくと――
| おっおー |
| お寿司を食べたヨ! |
「ちねちねちねちね(チェリーポップ)」
何で金無いのに寿司食ってんだてめぇ!!
8番出口編はこれで終わりです。