このミームも混ざったカスみたいな多重クロス世界でTS転生して銀髪ロリ美少女になったオレは冒険する羽目になる   作:味音ショユ

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オ◯ニーイクイクなので初投稿です


「ダンジョン配信ってオレ、あんまり知らずに始めたけど、こんな感じがデフォなの?」

 眼前に佇むフタチマル。

 そんな強かったっけこいつ……? とか思うけど、なんだか不思議と強者感を醸し出している気がする。

 

 ニョキッ

 

 するとその刹那、フタチマルの背後から別のポケモンが現れた。

 全身赤っぽく、頭に一対の触角と黒いヒゲ、腕はナイフ、体はどこかバイオリンを思わせる虫っぽい奴。

 

「チチチチチチチ……ポーイ」

 

 なんか唐突にコロトック生えてきたけど!? お前絶対洞窟には出なかっただろ!!

 なんて驚いている間に、コロトックはフタチマルのこっちから見て左耳の元へ近寄り、そっとこう言った。

 

「ざぁ~こざぁ~こ♡ 中途半端な中間進化。きせき持たせてまで運用する意味ない旅パ専用のよわよわさ~ん♪」

「喋んなコロトックが!!」

 

 いやそうなんだけどそうじゃなくて!!

 なんだろうもう目の前の光景ツッコミ所が多すぎる!!

 

・フタチマル対戦に使わないよな

・コロトックに言われるのひたすらムカつくわ

・お前の種族値言ってみろよ

 

 バッ

 

 なんてコメントを見ていると、再びフタチマルの背後から新手のポケモンが現れる。

 青い羽根を持った音符みたいな頭を持った小型の鳥ポケモン。ベラップだ。

 ベラップはコロトックとは反対側の耳元により、そっと囁く。

 

「そんなことないよね。先輩はカッコいいよね。ダイケンキになればとってもつよつよになれるもんね~」

「お前もかよ!!」

 

 というか今のフタチマルは特に肯定してねぇ!!

 

・ポケモンがポケモンにASMRする光景初めて見た。

 

 オレもだよ!!

 

「ざぁ~こ。ざぁ~こ。ざこすぎぃ~」

「いいこいいこ。とってもつよつよだよね~」

「……」

 

 オレがツッコミで荒れまくっている一方、コロトックからいじわる、ベラップからあまあまASMRを受けているフタチマルは、ただ瞳を閉じてその場に佇み続けてる。

 なんて奴だ……! オレなら二体とも殴り飛ばしてる……!!

 と思った次の瞬間

 

 ズバッ

 

 フタチマルは腰にある二つの貝を抜き、左右にいるポケモン二体を斬りつけていた。シェルブレードだ!

 

・やっぱウザかったんだ

・サーナイトとかにやられるならともかくコロトックとベラップじゃな

・俺はコロトックに甘責めされたいが?

 

 コメ欄にやべー奴いるな。これはひどい。

 

「うぅ……」

「斬らないで……」

 

 斬り捨てられたベラップとコロトックははひんしとなり、息も絶え絶えとなっている。まあひでんわざは使えるし、ひんしでも喋るくらいはできるんだろ。

 するといきなりフタチマルが光り出し、そのまま光が体を包み込んだ。

 

「何の光ィ!?」

 

 オレは思わず驚いてしまうが、よく見るとフタチマルを包んだ光の中で、フタチマルの姿が四つ足で一本角の生えた別の姿に変わろうとするのが見えた。

 こいつ、ダイケンキに進化しようとしてやがる!? さっき出てきたポッチャマよりレベル低いんじゃねえかこのフタチマルゥ……

 ここで進化キャンセルする理由も方法もないので、オレは大人しく進化を待つ。

 そしてフタチマルは、ダイケンキへと進化した。

 ただし、角と足にある殻が黒い姿で。

 

「なんでヒスイの姿なんだよ!?」

 

 ここ埼玉だろうが! 一ミリも北海道じゃねえよ!! 教えはどうなってんだ教えは!!

 でもやっと状況が落ち着いてきたな。よしじゃあ計画を変更してヒスイダイケンキをゲットしよう。レアモン、ゲットだぜ!

 金さ!! 金さえありゃ何でも手に入るからな。でかい家!! いい車!! うまい酒!!

 オレはヒスイダイケンキに向けて決闘盤(デュエルディスク)を構え、カードを引こうとする。

 しかし――

 

 ドパァン!

 

 ありふれでしか聞いたことのないような発砲音が響いたかと思うと、ダイケンキの胴体に穴が空き、そこから血を流していた。全然状況が落ち着かねえ!! さっきから目まぐるしく変化しすぎだろ!!

 とはいえキレてばかりじゃいられない。どうやらどこかから撃たれたようだ。誰だ? オレの獲物を横取りしようとしやがったのは?

 

「一体、どうしたと言うんだ」

 

 一方、状況の唐突な変化についていけていないパラガスは、こんなことをボヤいている。

 

「どうでもいいけど俺達、あのフタチマルが出てから一歩も動いてないYO」

 

 そしてブロリーはぶっちゃけ手持ち無沙汰なのか愚痴を言っている。そうだよ(便乗)

 

「ダンジョン配信ってオレ、あんまり知らずに始めたけど、こんな感じがデフォなの?」

 

・フッ……だったら、どうだと言うんだ?

 

「すごく……イヤです」

 

・そんな訳無いっス、これがデフォな訳無いっス

・こんなカオスなダンジョン配信初めて見たわ

 

 オレ達がこんな会話をしている間に、ヌッっとダイケンキを撃った下手人がこちらに姿を現した。

 一見すると大きい日本猿だが、薬莢が入ったベストを着こんでいるところと猟銃を構えていることから、ただの猿ではないことは明白だ。

 すると猿を見たひんしのポケモン二匹が怯え始めた。

 

「い……いかん!! ベンが完全武装している!!」

「な……ベンがブチ切れた!!」

 

 

 

 

「いや、画像は見たことあるけど元ネタ知らねえわお前」

 

 なんかネットでネタにされてるの見たことあるけど、なんでそんな猿と対峙しなきゃならんのだダンジョン配信で。

 オレはホカクカードでヒスイダイケンキを捕獲してから、ベンに向けて決闘盤を構えながら挑発する。

 

「来いよベンネット! 銃なんて捨ててかかってこい!!」

 

・ベンネットって誰だよ

 

 オレは銃を持つベンに向けて戦意をたぎらせる。しかし当のベンは予想外の行動に出た。

 なんとベンは持っている猟銃を決闘盤に変形させ……猟銃を決闘盤に変形させ……?

 え、猟銃を決闘盤に? オブライエンの決闘盤なの?

 そしてオレが戸惑っている隙にデッキをベストから取り出し、決闘盤に装着してオレと同じ構えを取った。

 オドろいたねェボウヤ。奇しくも同じ構えだ。

 

「「決闘(デュエル)!!」」

 

 

シュラーブ

LP 4000

 

VS

ベン

LP 4000

 

 

・なんだこれ

・猿と決闘する配信初めて見た

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