''1度生まれたものはそう簡単に死なない。''
…この小説が、借り物の翼でどこまで羽ばたけるのか。そしてこの文言のどちらが現実になるのか。もしこの小説が消えるとするなら、作者が転んで死んだと、そう思っていただけたら嬉しいです。
そんな事より語彙力とかストーリーの構成とか、なんか色々欲しいです。
国語の教科書、何処やったっけな…てかまだ置いてあったっけ…
そして、アビドス3章来ましたね!遂に!ブルアカのアニメも2話目をみて生徒の可愛さにニチャニチャしてました。
ドドドドドドドドドドドドド!!!!!
ミサイルの雨が地上に打ち付けられる。もう何度目かの斉射。ゲヘナが作戦主導の風紀委員とヴァルキューレ部隊の合同による発掘艦撃墜作戦は、一方的な蹂躙で最早戦闘と呼べるほどのものでは無くなっていた。大型戦車数十台の砲撃も、武装ヘリによる射撃も、どれも傷は入るが柔らかいだろう関節部分を狙っても体制を崩す様子など微塵も感じられない。
最早敵無し、打つ手なしの状況だ。
「うわぁぁぁ!」
「くそっ!デカすぎる上に硬すぎる!一体何百mだよ!?」
「これだけのものを作る資金と時間なんてどうやって作ったんだよ…」
「あ、なんかグレネードこっち飛んできた」
「マ?やべぇや…」
巨大発掘艦に取り付けられた砲台からグレネード弾が真っ直ぐ、夕焼け色の尾を引き辺りに一瞬明るく照らす。
チュドーーン!
『はーっはっはっはー!風紀委員会とは今までずっと張り合っていて何度も収監されてきたが、この発掘艦にかかれば手で払うまでもない!このまま進んで、超巨大温泉施設を設立し、楽園を築き上げようじゃないか!』
因縁のある風紀委員会とヴァルキューレが手も足も出ず足のひとつも落とせないでいる様に超巨大温泉開発が現実になるのも近いと胸を高鳴らせ声高らかに笑う【温泉開発部部長 ゲヘナ学園高等部3年生 弾谷メリナ】
彼女はゲヘナにしては大人しすぎる2年間を過ごし、悪い事をするものは叩きのめしていたため教員や治安維持に努める先輩たちから熱く勧誘されていた。だが、誰もがその化けの皮を剥がすことが出来なかったために彼女が地学に建築学、化学や多種の重機の操縦方法について調べようとしていることはゲヘナ改革のためだと思い込んで居たために止めることなく学習させた。
その結果が手をつけられないゲヘナのテロリストの出来上がりだ。
「局長!こちらの被害甚大!増援の要請を!」
「局長!このままでは壊滅します!連邦生徒会に情報を送り救援を要請しましょう!」
「送ったさ、救援信号もあの発掘艦のデータも。返ってきた応えは
『脚部の関節部を破壊し速やかに処理すること』、だ。あと、『我々が増援を行かせなくとも既に向かっている者が居る』らしい。そいつらがあれを落とすことが出来るのなら可能な限り足止めをし、市街地をくり抜かれる前に倒してもらうことを願うしかない!!…ゲヘナの風紀委員長にも情報の共有をしなければ。」
「く…このままでは…!」
「委員長!あの装甲硬すぎて傷は着くのに大破どころか小破にもなりません!!火力がまったく足りてないです!」
「委員長!!作戦実行班がヴァルキューレ部隊を含め残り半分以下になりました!どうすれば良いですか!?」
「委員長!指示を!」
「ええい!うるさい!今考えているところだ!…メリナめ、一体どうやってあんなものを作ったというのだ。この前は砂漠の方に遠征に行っていたが、まさかたまたま見つけたオーパーツを運用している?…いや、今は関係ない。高さおよそ900m、全長約1300m…これを落とすには空を飛べてかつあの装甲にも効く火力が必要…そんなもの、うちには無いぞ…!せいぜいが大型の戦車数十台、武装ヘリ二十台前後だ。それらもあのミサイル群に当てられたら数秒と持たず堕ちるんだぞ?いったい…どうしたら…ん?ヴァルキューレ局長から……なんだと!?」
「い、委員長?」
「お前ら!勝機が見えてきたぞ!ヴァルキューレによれば増援が向かってきている!あれを落とすことが出来る奴らしい!そいつらが到着するまであのデカブツの足止めをする!残っている奴らは陣形を整えとにかく攻撃を仕掛けろ!気が散ってこちらを意識させれば防御なりで少しは移動速度が遅くなる!気張っていくぞ!」
風紀委員長が言った通り、たとえ落とすことは叶わなくともこちらの攻撃が鬱陶しいのか内部で響いて操縦に支障をきたしているのか、移動速度が僅かに遅くなった。それでも、巨体の1歩はとても大きなもので、明るい夜の街が遠くに、しかし目に見える範囲に近づいて行っている。
「砲撃部隊、撃えええええ!」
ドドドドドドド!!!
「ヴァルキューレ空撃隊、一斉掃射!移動する意識を僅かでも削りとれ!」
バババババババババババババ!!!
「連邦生徒会の言う救援は!まだなのか!?」
「ぐ…局…[ザー…]機体が[ザザ…]…せん!離だ[ザーー…]ます!」
攻撃の手は緩めず、激しくなるが超巨大発掘艦からのミサイル群、速い弾速で飛びかかるグレネードに合同部隊の数は減っている。こうしてノイズ混じりの離脱報告を聞くのは何度目か。中には自爆特攻をしようとするバカがいた事もあるが、それだけは決してダメだと強く言い聞かせ死者は何とか出ていない。だが、いよいよそうも言ってられなくなってきた。
いつ来るかも分からない救援、増援をよこさない連邦生徒会、市街地がゆっくりと遅効性の毒が回るように近づく状況にヴァルキューレ部隊と風紀委員会に焦りが目に見えるようになる。その証に、攻撃は激しくなるが集弾率が疎らになり弾を無駄に吐いている所もある。
「焦るな!冷静に射撃しろ!弾の1発1発が市街地を守る数秒になると思え!」
「で、でも…委員長!救援は本当に来るんですか!?もし来なかったらと思うと…もう!!」
「クソったれめ…!たかが警察を宛にしすぎたか…!」
その時、ジェット機のような音が遠くの方から聞え出した。
ギュォォォォオオオ……!!
「なんだ?なんの音だ!?」
「増援だ!ようやく来たぞ!」
「何とか間に合ってくれたか!」
「やった…!増援が来るのは本当だったんだ!」
その音は、段々と大きくなっていく。
キィイイイイン!
解決はすぐ近くに。
キュイイイイイン!!
夜の闇に蒼く輝く流れ星が2つ。尾を引き現れるその2つの影は、希望の彗星。
『キャップ617、621 現着した。目標を補足。作戦を実行する。』
人型の巨大ロボットはたった2機。超巨大発掘艦と比べればクジラと人間ほどの大きさだ。
─しかし十分な火力と飛行能力を併せ持つそれは、死の覚悟を切り裂き、固い装甲を容易く食い破る。絶望を叩き割り強大な壁を羽ばたきひとつで飛び越える自由の表象。最強の『猟犬』だ。
To Be Continued…
難産すぎりゅ…リアルもちょっと忙しくてぇ…
原作二年前のカスミの学年とヒフミの学年合ってるよな…
不安だ…
案の定カスミの学年間違えていたのでオリジナル生徒を生み出しました。
今回も見てくれてありがとうございます!
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