名付けにセンスないですが許しておくれ…
誤字報告感謝〜!名付未完了…謝罪…今度確実名付約束!!
少々欲待!
「その名前にするのかい?」
「はい!」
「ああ。」
「うん」
「そう、いい名前じゃないか!この子達も喜んでるように見えるよ。」
カーラの問に同じタイミングで異口同音の肯定を返す。その返答に、いい名前だと笑いながら肯定を返す。
「じゃあ、お開きだ…」
「…ですよ「と、言いたいところだが」、ね?」*1
「いいおもちゃを貰って見るだけなんて寂しいだろう?3人ともACに乗りな!さらにプレゼントさ!」
ACを動かせないことに不満をこぼしたバンに被せて、3人にとって嬉しい言葉を放つカーラ。
「え…えぇぇ〜〜〜!!最高です!ありがとうございますカーラ!」
《おお?なんか普通に動けるぞ?》
《本当だ、普通に動く感じで動かせるし肩のやつもすぐに使えるようになってる…これがAC…!》
『当たり前さ、あたしとチャティが何日も夜なべして作った機体なんだ、ヘボなんて言わせないさ。』
3人がACに乗りしっかりと動くことを確認している間に、カーラは観覧席へと移動していた。準備完了したのを確認したら用意していたらしいRaDのロゴスタンプの入ったスイッチを押した。
ヴウウウゥゥゥゥゥン!ヴウウウゥゥゥゥゥン!
赤くなる視界、耳を衝くサイレンが鳴る。3人のいる場所の対極から、ACの3倍はあろう重機がゆっくりとこの部屋に入ってくる。
『さあ!最後の余興だ!そいつの名前はスマートクリーナー、両手のチェーンソーに巻き込まれたら一瞬で解体されるよ!』
「めちゃくちゃ硬そうな相手じゃないですか!死なない!?私たち死んじゃわない!?」
『そこらの傭兵なら死ぬかもしれないが、あんた達なら絶対死なないさ。そいつの弱点を見極めて自分の役割をしっかりこなす…いつもやってる事じゃないかい?』
「ぐぐぐ…ちょっと怖いですけどそう言われちゃったら逃げられない…!」
《その浮かべているいい笑顔で言うセリフでは無いと思うぞ?バン…それとも、1人だけACを降りて観戦するか?》
《ロイ、降ろさせる気が無いのにそんなこと言っちゃダメだよ。あなただってバンに負けないくらい笑ってる。》
『気に入ってくれたようで何よりだよ。…ああそうそう、そいつのチェーンソーから本気で逃げることをおすすめするよ。挟まれたら…』
「は、挟まれたら…?」
『最悪即死、良くてギリ生きるだろうね。ただのおもちゃとおもってかかると命は無いよ!』
《さすがドーザーを纏める頭目!傭兵の心をよく分かっている!》
《それは褒め言葉じゃない気がするけど…まあそういうところがカーラ達らしくて安心する。》
『なんだい、人の事をネジの緩いやつ筆頭みたいな言い方をしやがって…今日は大目に見てやるさ。さて、構えな!戦闘モードを入れるよ!』
カーラの一言に意識を切りかえクリーナーを見据える3人。チェーンソーに火がつき、標的を狙う猛禽の圧力を放ち始める。そして、溶岩をまき散らしながら正面の3機のACに向かって突進を仕掛ける。その巨体から想像できない速さで突っ込んでくるが、難なく避ける3機。
「全体的に硬そうだけど、まずは弱点を探らないとねぇ!!」
避けるときにパルスガンを撃ち硬さをみるも、装甲にほとんどダメージが入った様子が見られない。
「かっったい!!装甲もだけどブースターも硬いよー!!でも、開口部が弱点みたいだ!!!」
装甲は全体的に攻撃を弾くと見て開いている開口部を狙うと小さい爆発を起こす。弱点を攻撃されていることを検知したクリーナーは機体の横に取り付けられた6対のミサイルポッドが発射さし、見た目からは想像できない速さで距離をとる。完全には回避できなかったが、直撃は避けてスタッガーになることを防いだ。
「アブナイッ!…へっ、誰が当たるんですかこんなミサイル!」
《おっと…そうみたいだな。なら、比較的軽い私が撹乱しようか。2人は開口部を狙って姿勢制御を奪ってくれ。クリーナーの動きとエネルギー切れには気をつけるんだ、まだ掴みきれてるとは言えないからな。》
「はい!!アッフンカアッツイ!」
《噴火するなんて、見た目も溶岩を撒いてくるのも相まってまるで火山だね。》
前に出たバンがパルスガンとパルスキャノンを撃ち、それらがオーバーヒートになったらその隙を埋めるようにリクが色々なミサイルで援護をする。遠くから的確にミサイルを向けてくるリクを先に排除しようとカメラロックするが、横合いからロイのマシンガンが水を差しヘイトがロイで固定されるように動く。攻めのバン、サポートのリク、ヘイト管理のロイとそれぞれが役割を全うしているのはさながら鍛えられた猟犬の狩りと見える。
クリーナーも溶岩を撒いたり左右6対のミサイルを発射したり…噴火やチェーンソーを構えての突進以外にも対抗しているが劣勢だ。
そしてついに姿勢制御が刈り取られる。
『もう弱点に気づいたのかい 目ざといね。さすがに一筋縄ではいかないか。』
スタッガー状態になったクリーナーを見て一言。こうなることがわかっていたから驚きも無いが、予想よりも早く弱点に気づいたことには驚いたようだ。しかし、
『だが、クリーナーが笑えるのはここからさ!』
追い詰められてきたクリーナーが本気を出す。チェーンソーの出力を上げ炎を纏う。溶岩が溢れ常にダメージゾーンが作られている。そして何より、ミサイルハッチがクリーナーから離れて子機として展開されたこと。
「ホァーッ!?」
《なんだあれは…!見れば見るほど解体用の重MTなんかでは無いぞ!?》
《やばいね…でも、私達ならどうとでもなるでしょ。》
左右に展開された子機から交互に弾がばら撒かれる。ミサイルが雨のようにフィールドを埋め尽くさないのは幸い、と言って良いだろうか。
「リクさん!ミサイルにはマルチロック機能があるはずです!コンソールのミサイル欄をいじれば切り替えられるはずです!やってる間は棒立ちになりますが私達でカバーします!」
《これだね、ロックまで数秒かかる。持ちこたえて…!》
《私がクリーナーの気を引いておこう。子機も隙を見て減らすがあまり期待はしないでくれ。》
飛び交う銃弾、溶岩をおもらししながら炎を纏うチェーンソーを構えてベイブレードアタックをする高機動クリーナー、ミサイルの用意をしているリクにクリーナーの背を向けさせる形で逃げ回りながら子機を少しずつ減らすバンとロイ。そして、この間10秒でマルチロックが完了した。
《マルチロック完了!撃つよ!》
初めてのマルチロックでの発射。10連装ミサイルと12連装垂直ミサイルの斉射によって、展開された12機は全て撃ち落とされた。クリーナーにもミサイルが着弾しロイとバンが対処している時に蓄積されていた衝撃値を後押ししてスタッガー状態に。
「ナイススタッガー!!うおぉぉぉぉぉ!!私の導き''パルスブレード''を!受け取って…ください!!!」
姿勢制御が効かず項垂れるクリーナーの正面にすかさず移動したバンは、左手に付けられたブレードを起動、パルスの芸術のような調べを2つ描きクリーナーを切りつける。バンはすぐにロイと立ち位置を入れ上の開口部にパルスキャノンとパルスガンを叩き込む。
《ブレードか。先程のスタッガーでは使っていなかったようだが?》
「そ、それは…あんまり早く終わらせちゃうとアレじゃないですか!?だから、そう、わざとです!決して忘れていたわけじゃないですよ!?」
《語るに落ちるってやつだね。まぁ、早く終わらせちゃっても勿体ないし今回は良いんじゃない?任務で使うのを忘れることがなければ、ね。》
《そうだな。そもそもACに乗るような任務など少ないがな!》
「ACが必要になる任務…来て欲しいような来て欲しくないようなぁ…それは置いといて!体感的にクリーナーのAPも3割を切った感じですかね!さぁ気を抜かずに行きますよ!帰るまでがパーティーですから!」
戦闘も終盤、パーティーの終わりが見えてくる。
「あっ!?クリーナーが…!」
《いかん!避けるんだ、リク!》
ロイがヘイトを稼ぎバンがダメージを蓄積させリクが火力支援をする連携であと少し…というところでロイに向いていたヘイトがいきなり少し離れたリクの機体に向いた。チェーンソーを構え高速で突っ込むクリーナーに対し、
《不意をついたと思ったか?いい発想だけど…こっちもそれを警戒してるんだ。通らないよ、その攻撃は》
少しも焦ることをせずクイックブーストで軌道から外れ、勢いそのままに頂点の開口部まで上昇し連装ミサイルの集中砲火を食らわせる。クリーナーの衝撃値がギリギリ溜まりきらず、攻撃をしようと振り向いたところで
遅れて垂直ミサイルが着弾する。
ガァァッ───ッン!ピピピピピ!
限界を迎えたクリーナーの姿勢制御システムが不快な音を立て、制御を手放す。
《さっきコンソールをいじってたらアサルトアーマーっていう切り札が仕込まれてたんだ、使わせてもらうね。》
リクの機体を中心に、緑色の広い爆発が
パチパチと迸るパルスの奔流がクリーナーにとどめを刺す。
「わあぁぁぁー!!!なにあれカッコイイ!!!リクは無事なのかな!?」
《どうやら無事のようだな。ということは、最後に美味しいところを持っていかれたな。》
心配するバンに、リクに生体スキャンを行ったロイは生きてることを伝える。心配されてる本人は
《凄いよこれ、コックピットがちょっと暑くなっただけで全然負荷がかかってない…!》
とアサルトアーマーの感想を言っていた。
『さすがだね、ビジター。まさかクリーナーを相手に余裕で生き残るとはね。ちょっと甘く設定しすぎたか…』
「カーラー!!あのパルス爆発について教えてくださいねー!?」
《ふむ、バンの知らない機能か。となれば自爆する可能性があったものを使ったのか?》
命のリスクがあるかもしれないものを使ったのか、という視線に何も言えないリク。
《…さて、ウォルターのとこに戻ろうか。クリーナーと戦って疲れたから労って貰おう。》
話を逸らして逃げようとするが…
《…ふむ。》
「ウォルターに言わなきゃですね。」
《う…》
ウォルターとお話することが決まってしまった。
─────────────────────────
「…どうやら無事に終わったようだな。」
ドーザー共の歓声を他所に呟いたウォルター。そして、クリーナーを見下ろしてその場を離れようとするカーラの肩を掴む。
「なんだい?これからパーティーの締めをするんだ、戦わせたことを怒るなら…」
「別件だ。初めてのAC、相手が多少強くなったクリーナーでもあの子たちが死ぬはずがない。」
「…言うじゃないか。…それで?要件を聞こうか。あの子たちが戻ってくるから手短にね。」
「【安全弁】の制作依頼だ。」
「設計図は?」
「これだ。制作費ならいくらでも出そう。」
「…時間がかかる、できるだけ急ぐがすぐにできると思わないでくれよ。」
贔屓目なしにしてもクリーナーに負けるとは思っていないウォルターは話を聞かれず怪しまれないこの都合のいい状況で【安全弁】の制作を依頼する。今日のパーティーが終わったら渡す予定だった設計図も渡しウォルターの資産から制作費をいくらでも出すことも取り付け依頼する。
「そして、あんたも手伝うんだ。【安全弁】の名前を付けるような自分が乗る機体なんだ、あんたにも手伝ってもらう方がすぐに終わるんだ。」
「わかった。細かいことはまた話すとしよう。」
─────────────────────
『さて、良い余興を見せてもらったよ。これにてパーティーは締めだよ!わんわんヘルメット団の小娘ども!これからも、健闘を祈る!』
カーラの締めの言葉で無事に終わったお祝いパーティー。RaDは文句を垂れながら荒れた会場の後片付けをして、カーラに睨まれたりしている。
「カーラさん!!アレについて教えてください!!!」
「なんだい?ウォルター達は…「待ってくれてます!」…そうかい。それで、聞きたいのはアサルトアーマーのことか?それともクリーナーか?」
「アサルトアーマーの方です!!」
「アサルトアーマーか。あれは説明がちょいと難しくてね。*2今度時間がある時にでも来てくれ。その時に説明しようじゃないか。そうだ、来る時はウォルターのやつも連れて来てくれよ あいつにも話があるんだ。」
そんなカーラの元へぴょこぴょこと近寄って目を輝かせながら近寄るバン。その姿に微笑ましくなりながらも、その説明は今度時間がある時にウォルターと一緒に来れば教える事となった。
「どうだった?聞けた?」*3
「今度時間ある時に話してくれるって約束してくれた!!」*4
「ほう、良かったじゃないか。
「ん、話を聞いたら私たちにも教えて。気になる。」
「アサルトアーマー、いい響きだな。私の機体にも付けて欲しいな。」
アサルトアーマーのココがッ凄い!*5所を楽しく話しながらバンの車に乗って帰るわんわんヘルメット団。任務での疲れも無くなり笑顔溢れるその活気は、彼女達の行く末を指しているようだった……
to be continued………
余談だけど、車に乗る時に誰がウォルターの隣に座るかで争いがあったらしいけどそれに気づかずにウォルターは助手席に座ったことで人知れず争いが落ち着いて、またアサルトアーマーの話をしだしたんだって。その話は拠点に着いてからも続いたらしい。
クリーナーを順当に強化したらミサイルはつくしお手伝い子機も着いてくる。まるでメイド長だな!
次回─「仕事の時間だ」
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