わんわんヘルメット団   作:魚の名前はイノシシ

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決着ゥーー!!

2024/06/20 戦闘シーンに肉付けぺたぺたしました


「''先生''?あなた''先生''っていうのね!」(2)

 

「テメェらには何度もやられた…この中にもテメェらにやられたやつは何人もいるぜ?」

 

「わんわんヘルメット団なんてふざけた名前しやがって!」

「そうだそうだ!お前たちのせいで少なかった依頼がさらに少なくなって生活が苦しくなったんだ!」

「その上お前らの方が確実でしっかりしてただの小言も着いてきてさぁ!」

「それに今日どうしたかと思えば次にはしっかり敵対しやがってこの不義なる雇われが!」

 

「ん、いくら集まったところでイグアス以外は居てもいなくても変わらない。」

「いつものように安いおまけ達からやろう。」

「そうだな。私と617で注意を引く。その間にやってくれ。」

「了解だ。」

 

警戒すべきはイグアスただ一人。周りにいる不良たちでは安いオマケにもならない。かすり傷ひとつ付けも出来ないだろう。

 

「ふふふ…イグアスと私の方でチームを二つに分けましたか。それでまともな指揮ができるのでしょうか?」

「関係ねぇ。出来たとしてもそれを上回っていくだけだ。」

 

これまでの交戦経験からわんわんヘルメット団の動きをある程度わかっているイグアスは、右手のアサルトライフルを一瞬だけ目を向けるとすぐさま視線を戻し、火を灯す。一欠片も油断しないし慢心も持たない、あるのは高い壁を超えるためにある燃える闘争心という烈火を。冷静に状況を見る青い炎を。

 

「おい!役立たずども!作戦を伝える!すぐに落とされたくなかったしっかり聞いとけ!───!」

 

「あらあら、あちらもこちらも作戦タイムですか。では皆さん。私のところは───。」

 

''軽く作戦を伝えるよ。戦況に合わせて指示を出すから土壇場での指示になるけど許してね。まずチームWは───。チームRは───だよ。Wはイグアス率いる不良集団たちを、チームRはワカモの率いる不良集団を迎え撃ってもらう。無理はせず、限界だと思ったらすぐに退いてチナツの治療を受けてね。''

 

「「''では/じゃあ/やるぞ!''」」

 

三者三様に言葉を発する。異口同音な開始の合図を。

 

「「''戦闘開始''(だ!)」」

 


 

 

VSイグアス              VSワカモ

 

 


 

イグアスと睨み合っていると、インカムが回線の繋がるプつという音をならしてから''先生''の注意する声が聞こえてくる。

 

''聞こえてるかな?周りの子たちの鎮圧は617ちゃんと619ちゃんに当たってもらうよ。ガトリングの弾幕で行動に対する圧をかけて爆弾で一掃する作戦で行こう。618ちゃん、620ちゃん、621ちゃんはイグアスの撃破ないしは足止めをお願い!あと、リンちゃんからの情報提供でイグアスについて知ったんだけど、どうやら速射型の軽ライフルが今は取り回しの効く傭兵御用達のアサルトライフルになっているのは気づいてるかな。今までが軽ライフルだったなら、今のアサルトライフルの戦い方と違うと思うから注意して立ち回って!''

 

「了解だ。こちらからは、もしワカモとの決着が早くついてもこちらには加勢に来ないでくれ。来られても連携が取りにくいからむしろ戦況が悪化する。」

「そうですな!慣れないことをして負けるのはいちばん良くないですから!!」

 

''…わかった。私からのサポートはしっかりするつもりだけど気をつけて!''

 

「さて、聞いたな?雑魚散らしは2人に頼んだぞ。イグアスについては…」

「我々が!対処します!!」

「久しぶりの全員集合だ、助け合いの精神強めで行くとしよう。」

 

 


 

ギュリギュリギュリギュリ!!

 

「わたくしの相手はあなた方ですか…なら、タワーディフェンスと行きましょう!」

 

ワカモが下がり、不良達が押し寄せてくる。その背後から、コンクリートを削るような音を立てながら2台の戦車がキャタピラを転がして登場する。

 

「あれはトリニティのクルセイダーⅠ型、しかも2台!装甲が分厚い上に火力も高い機体です!」

「まさかただの不良がこんなところで戦車を2台も出してくるなんて…」

 

''ハスミならあの装甲を破れそう?''

 

「ええ、狙撃には自信がありますし私の持つ徹甲弾なら…ただ、従来のものよりも硬さがあるようなので砲口に撃ち込まなければ破壊まで持っていくのは少し難しそうです。」

 

''わかった。なら、上手く誘導するから自分のタイミングで狙撃お願い!

皆!周りの子たちも鎮圧しながら戦車を誘導してもらうよ!遮蔽を上手く使っていこう!''

 

「「「「はい!」」」」

 


 

''先生''達が先頭を始めて数分、わんわんヘルメット団の方では既に不良達の鎮圧が完了していた。

 

「こちらキャップ619、617。不良共の殲滅を完了した。そちらに向かう。」

 

鎮圧を終え、617と619は急いで応援に向かう。

 

『了解!こっちはキャップ620がやられた。イグアスのやつ前にあった時よりも格段に強くなって…!』

 

荒い息遣いの混じった通信から聞こえた内容は、普段の態度や研究者よりの性質ではあるが決して弱くは無い620が早々にダウンさせられたこと。イグアスは前のイグアスではなくかなり強くなっていると考え、走るスピードを一段ギアを上げていく。

 

『出来るだけ早く来てく「ガッ」──。』

 

「618!」

「ん、ブースターを起動しよう。」

「そうだね。カーラはまだ試作段階って言ってたから暴発しない事を祈ろうか!」*1

 

 

ところ変わって621&618VSイグアス

 

ダンダンダン!

 

「ぐぅっ…!」

 

「ようやく崩れたか!クソタフネス共が!」

 

「追撃させんよ!」

 

「だと思ったぜ?見えてんだよ!」

 

「な、ガッ!?」

 

618の体勢を崩したイグアス。追撃をさせまいと621はイグアスに側面から迫るが、その行動を読まれていて振り向きざまの回し蹴りを顔面で食らってしまう。それでも倒れずにイグアスに噛み付いていく。

 

「起きろ!ロイィイイ!!」

 

それでも、頭に食らってしまったのが良くなかった。イグアスにショットガンの照準を合わせるも、左右に動くステップを捉えきれずに弾が当たるはずもなく。リロードを惜しんだ621は強く地面を蹴りだしイグアスに突進をかけるが…*2

 

「───ッ!!」

 

「しつけぇよ、クソ犬が!!」

 

「ァガッ…ぅぶぉぇぇ…」

 

「はぁ、はぁ、621…!」

 

「終いだ!」

 

銃床を振り抜き、突っ込んでくる621にフルスイング。腹のど真ん中に命中。ボッ!!と、鈍く肉を打つ音が響いた後、621は膝を着き嘔吐してしまう。その隙をついてスタンから復帰して銃を向けている618に転移したと錯覚するような瞬間的なスピードを出して、一閃。

 

「ごふ…っここまで、か…」

 

イグアスは倒れた618を道の隅っこに投げ捨てると、621に向き直る。

すると上空から617と619が降ってくる。

 

「ごめん、遅くなった!」

「ん、増援。」

 

「はぁ、はぁ、はぁ…う…はぁ…機を、焦った…はぁ…618が落とされて、今は、あそこだ…ふぅ〜…」

 

腹に残るダメージによる気分の悪さと悔しさが滲む声色で話す621に、2人は真剣な表情で声をかけイグアスを見据える。

 

「…そう。原因がわかっているならいい。それに、遠くから少し見えたけどあれは621と618の2人の状態を完全に把握してたイグアスの方が1枚上手だった。」

「そうだよ、気に病むなら糧にしよう。私達も油断なく全力で行く。」

 

「…ありがとう」

 

コンディションを整えた621も、2人と同様にイグアスを見据える。その視線は、先程よりも強く、鋭く、しかし視野を狭めることなく。両目を剥きイグアスを見据える。暗くも紅く光るその瞳は、モノアイのようだと言うには恐ろしさがあり、寒気がする程。

 

対するイグアスだってダメージを受けていない訳では無い。多少被弾して痛いし疲れも少しはある。だがその程度で止まるような執念も、その程度で根を上げていられる根性も持ち合わせていないというだけ。翠の輝きを放つ鋭い眼光は、猟犬と言うには荒々しく狼と言うにはあまりに凶暴。それは正しく狂犬の2つ名に違わぬ眼光。睨み合いが数秒であっても無限のように続いている状況。

 

そんな時、

 

『独立傭兵ヘッドブリンガー、わたくしは1度引いて目的を果たします。もう少し遊んでいてもよろしいのですがこれ以上はヴァルキューレが来てしまいますので…そちらについては好きにしていただいて結構。もはや目的は達したも同然、報酬は後で振り込んでおきましょう。では。』

''こちら''先生''!ワカモの撃退に成功したよ!これからシャーレに向かうんだけど、これ以上の脅威はなさそうだからイグアスの撃退、もしくは撃破をお願いしたい!無理はしないように気をつけて!''

 

「ん、了解。」

 

イグアスにはワカモから、617達には''先生''から、首輪外しの言葉を貰っていた。

 

「へっ、どうやら邪魔くさい首輪はどっちも無くなったようだなァ!」

 

「そうだね。」

「ん。じゃあやろうか。」

「イグアス…お前を殺す。」

 

その場にいるだけで一般人は気絶してしまうだろうほどに張り詰める緊張。開戦は、双方の間を通り抜けた風が戦いの火蓋を切り落とした。

 

アアアアアァァァァァ!

 

まず踏み出したのはイグアスだった。イグアスが闘争心のままに叫びながら617に向かっていき、それを迎え撃たんと応戦する3人。

 

イグアスは多少の被弾はあれどショットガンの直撃や爆弾、ミサイルの直撃はしっかりと避けて足をとめずにアサルトライフルの弾を617に撃ちながら接近する。中距離まで近づいたら、ブレードを起動し弾を切り落としながらさらにスピードを上げて近づいていく。

 

「ん、猪。」

「ここで仕留める…!」

「足元に注意だよ。」

 

より当たるようになったガトリング、狙いすますショットガン、飛び上がって回避を強制する爆弾は、狙い通りイグアスを飛ばせることに成功した。─それがイグアスの策略と気づかずに。

 

「飛ばせることが自分たちだけの作戦だとでも思ったか!?テメェらよォ!」

 

─イグアスは跳んだ。619の投げた爆弾の爆風を利用して。イグアスは狙った獲物はなんとしてでも仕留める奴だ、わざわざ617から離れるような戦法を取るはずがない。

 

まさか…!

 

「今更気付いたっておせぇ!シィっ!」

 

一瞬だけ切り替えられた高出力モードのブレードに切りつけられたのは619だった。

 

「ガッ…ァ…ッ」

「619!」

 

イグアスの狙いはハナから617ではなく、厄介な支援をしてくる619だった。

 

「当たりどころが悪かったな!」

 

「今度はしっかり妨害させてもらう!」

 

「チッ!」

 

よろめく619に追撃をしようとするイグアスを621が妨害し619を守る。619の耐久力は、617やどこかの風紀委員長程では無いがそこらの強者と比べれば硬い方ではあるというのに、たった一撃でここまで持っていくイグアスのパワー、技量は恐ろしいものだ。

 

「…!619、大丈夫そう?」

「…いや、無理そうだ。視界がブレて銃を打とうものなら誤射は免れない。それに、細かい火力支援用のコントローラーと爆弾がどこかに行ってしまった。探している間にも、今のイグアスなら621を打倒しかねない。だから、621の、援護を。」

 

「…ん、分かった。ゆっくり休んでて。」

 

619の残った体力はおよそ2割あればいいほうだろう。次にブレードを食らってしまえばノックアウトは間違いない。そうでなくとも足を痛めてしまっており、武器も619諸共切り捨てられていて戦闘の続行は厳しいだろう。621がイグアスを1人で抑えている間に619に肩を貸して隅っこに移す。

 

「そんなもんかぁ!?さっきも腹ぶん殴っただけでゲロ吐き散らかして!見ないうちに腑抜けたんじゃねえのかァ!?野良犬ゥゥ!!」

「お前の方が野良犬だろう!ひとりぼっちで可哀想なイグアス坊やが!」

 

ダンダンダンダンダンッ!

バシッドッヒュオッ!

バンッ!バンッ! バンッ!バンッ!

ドッ!バキッドゴッ!

 

互いに口悪く罵りあいながら戦う様は、喧嘩をしているように見えて技量と技量のぶつかり合いでもある。細かいステップでショットガンを交わし、放たれたアサルトライフルの弾丸を踊るように華麗に避けていく。その合間に相手をぶん殴ったり癖の悪い足を繰り出したりしている。傍から見ればすっごい怖い。

 

キッガガガガガガガガガガガッ!

 

「!チッ!」

 

戦線に戻ってきた617のガトリングを向けられモロに当たる訳には行かないとイグアスはバックステップで下がろうとするも、

 

「逃がさない!」

 

621が食らいつく。ショットガンを足に向かって撃ち姿勢を崩したところを617がガトリングを斉射。だか、それでも。

 

狂犬(G5)は倒れない

 

ガ、ァ、ァァアアアアアアア!!

 

ど根性。頭から、目から、鼻から、口から…最早出血していない場所を探すのに苦労するほど血まみれで怪我まみれのイグアス。それでも限界を超えてまで、震える足に鞭を打ちなんとか起き上がり、ブレードを起動。619は621を下がらせてラインを整え体勢を立て直す。

 

「っはぁ、はぁ、はぁ…はぁ…やってくれんじゃねぇかァ…!」

 

「…あれで倒れないの?」

「その執念、少しキモイぞ。」

 

ガトリングがオーバーヒートになり排熱を行いながらイグアスに対しての警戒は止めない。

 

「…シィッ!」

 

イグアスが息を整え駆け出す。

 

バンッ!バンッ!

 

621がショットガンを撃つと、死に体とは思えないような軽快なステップを左右に行い回避し、ブレードで肉薄。半歩下がってブレードを回避した621に回し蹴りをお見舞する。

 

「グッ…!」

 

ショットガンでガードし、カウンターにグレネードキャノンを撃ち、イグアスを後退させ、なんとか体勢を立て直すことが出来た。

 

「617、どう?」

「ん、終わった。ありがとう。」

 

ガトリングがオーバーヒートから回復した。

 

イグアスVSわんわんヘルメット団

最終ラウンド

 

先手を打ったのは621だった。グレネードキャノンを効率よく遮蔽を壊しながらイグアスに向かって発射する。イグアスが回避しながら近づいてくるから、それにあわせて下がりながらガトリングを撃つ。近距離まで来たら621がイグアスを迎え撃つ手筈。最悪の引き撃ちだ。

 

「最悪だ…!クソがっ…」

 

それはまるでイグアスの戦法であった。引き撃ちをして相手がそのまま倒れてくれたら良し、近づいてきたらブレードで近接戦を持ち込んで倒せばよし。そう考えながらまだ生きている建物の影に隠れて悪態をつく。

 

「なにか盾にでもなりそうなもんねぇか…?んだこれ、被りもんか?まぁちょうどいいか、っと、重いな…動けないほどじゃねぇ…!」

 

遮蔽で使えそうなものを漁っていると鉄の塊が埋まっているのを見つけた。それは戦車の胴体部分のような形をしていて、人のサイズであるが耐久面では十分な性能をしていると感じさせる硬さをしている鋼鉄でできたものだ。*3よく見ると腕を出す穴と体にかぶせる用の穴があるのを見つけたため、迷いなく装着した。*4

 

「動きづらさはあるが、すぐに脱げて頑丈ならプラスだろ。」

 

そうしている間にも建物は砲撃を受けている。次に受ければ耐えきれず倒壊するだろうと見抜いて、次の砲撃を機に飛び出す。

 

ボガンッ!ボガンッ!

 

「!シィァッ!」

 

動きづらい体を無理に動かし口から空気が漏れるのも気にせず走る、走る、ひたすら敵の元まで走る。

 

ガガガガガガガッ!

 

ガトリングガンの射撃を受けてなおダメージがあまりに通らないことにいい拾い物をしたと思うイグアス。一方621たちは、

 

「あのダサいやつ、硬いな。」

「ん、この距離でこの武器の大きさだと弾かれる。もっと近づく必要があるけど…」

 

ガガガガガガガッ!

 

「そうなればアイツの射程圏内、か。」

「ん。…下がりながら撃ってるけど、進むスピードの方が早いからそのうち追いつかれる。だからここでやろう。」

「了解だ。引き込んで2対1だな。」

 

ガトリングを撃ちながら作戦を立て迎撃することに決めた。そして、イグアスが鉄塊を脱ぎ捨て*5アサルトライフルを構える。

 

「はぁ、はぁ、射程距離内に、入ったぜぇ!!野良犬ゥ!」

 

ガガガガガガガッ!

バンッ!バンッ!

ドンドンドンドンドンッ!

 

重りを捨てたことでガトリングによる被弾が無視できなくなり、ショットガンの銃撃も加わる。それでも意地で倒れずに左右にステップを刻んだり起動したブレードで弾を切り捨て被弾を最小限に抑える。避けながらも617に対するアサルトライフルの射撃を忘れずに。

 

そして遂に、戦闘が佳境に入る。

 

イグアスは621との位置に注意しながら617目掛けてブレードの連撃を、蹴りを混じえて振る。617はギリギリのところで回避やいなしたりが出来ているが少し掠ってしまっている。そこにタイミングを掴んだ621が飛び込み、背中を向けているイグアスの横っ腹を強く、めりめりと音が立つほどに強く蹴り飛ばす。

 

「ごァ…ッ!?テメ…!?」

 

「いい場所に蹴ったね、621。」

「さっきのお返しだ!」

 

ガガガガガガガッ!

バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!

 

「うぉあああああああ!!??」

 

蹴り飛ばされた先は、開けて遮蔽のない場所。つまり、ガトリングの得意距離で得意な場所ということだ。

 

「ァ、ガッ、ァアアアアアアアアア!」

 

蹴り飛ばされ転がるイグアスに容赦なく弾が浴びせられる。起き上がろうとすれば腕が、転がって逃れようとすれば足が、何もしなければ体全体が絶え間なく撃ち抜かれる。それに混じって621がショットガンを食らわせる。

 

「…ァ…だだ…まだだ…!」

 

ガトリングが弾切れとなるまで浴びせ続けたが、イグアスは眼光をより鋭く、強くして立ち上がる。

 

「いや、もう終わりだ。」

 

イグアスは自身のすぐ横から聞こえたその声に無意識に高出力ブレードを振り抜くも、読まれていたように躱され突き出すような形になった腕を引っ掴まれ一本背負い、地面に叩きつけられた。

 

メショッ!!

 

「〜〜ッ!?!?」

 

バタリ。

 

白目を向き倒れるイグアス。もう動かないだろうけど念の為頭にもう2発、ショットガンをお眠りのイグアスにプレゼントし何度もよみがえって向かってくるホラー映画みたいなことがないようにしておく。

 

VSイグアス

 

勝者 わんわんヘルメット団

 

「…はぁ…なんとか、勝てたね。」

「そう、だな。はぁ、はぁ〜〜…強くなりすぎじゃないか?前はもうちょっとこう、早く勝てたんだが…」

「ん。バンが最初に落とされたのがキツかったかも。」

「確かにそうか…バンがヘイトを稼いでイグアスに攻撃する流れが多いからな。バンはパルスシールドを展開できるから流れ弾を気にしなくて済むし、バンはイグアスを煽り散らかして他のところにヘイトが向かないようにしてくれている…」

「ん…バンにはもっと感謝しよう。それはそれとして、私達も合同訓練とか、する?」

「そうだな。ごすも今回の件があれば許可を出してくれるだろう。」

「あの一本背負い、どうやったの?」

「あぁ、あれは動画で見た動きを…」

「イグアスの体術なんだけど…」

「乙女の腹にあんな重い攻撃を……」

 

そうしてその場に座って会話をすること数分後、''先生''からこちらに合流する旨の連絡があった。ヘリに乗ってきた皆と合流してからはチナツの治療を受けながら、

 

・わんわんヘルメット団とユウカ達のお陰でシャーレのビルが壊される前に辿り着けたこと

 

・無事に連邦生徒会に権限をもどせたこと

 

・''先生''を顧問とした連邦捜査部シャーレが発足した事

 

など報告と色々と感謝を送られてきた。最後に伝えられたことは、報酬について、''先生''自身から追加で支払わせて欲しいということだ。それについてはは弾薬費と治療費を全額負担してもらうことで話をつけた。

 

''帰り道どうするの?もし良ければ送っていくよ。''

 

「ん、大丈夫。この後ちょっと買い物をしてから帰るから。」

「私たちの保護者が迎えに来てくれるので、そこもご安心を!!!」

 

''そっか。じゃあ気をつけてね。彼、イグアスについては私たちの方で何とかしておくから。''

 

そうして話を終えて各自解散の流れとなり。わんわんヘルメット団が向かったのは、

 

まず病院だった。

 

 

To Be Continued………

 


 

今回の依頼!

 

キヴォトスの外から赴任される''先生''の護衛。

シャーレまでの安全確認と'の護衛が今回のミッションです。

確実な遂行、期待してますよ!

 

依頼主 連邦⬛︎徒⬛︎⬛︎

 

報酬 1.000.000 C

 

弾薬費 連邦生徒会負担

治療費 連邦生徒会負担

 

交通費、その他雑費 36.203 C

 

収支 963.797 C

 

わんわんヘルメット団のウォルターさんが極秘部活「キヴォトス解放戦線」に加入しました。ウォルターと連邦生徒会長との間にパスが繋がりました。これから先連邦生徒会長から依頼が届くようになります。

*1
RaD謹製、ACのブースターを人間の靴に合わせて小型化した靴!還流型のジェネレータから着想を得て作られたこれは、完成版の正規価格はなんとたった3.000.000クレジット!みんなも買おう!※わんわんヘルメット団はお友達価格の300.000クレジットで正規版を購入できます。なお、1人につき1回分無償で依頼を受ける契約を交わす模様。

*2
Q.キヴォトス基準でも視界揺れてるほどのダメージは重症のはずなのになんでこんなに動いてるんですか?A.イレギュラーだから。

*3
大豊のクソデカ胴体パーツ。どうして普通に持てるんですか?

*4
このゴリラがよ。

*5
ゴォンッ!





叶うことならイグアスをもっとかっこよく書きたかった!生徒たちとの絡みをもっと増やしたかった…!戦闘シーンの解像度が低くて辛ピ。
もぅまじムリ…コーラルキメょ…

次回──「仕事の時間だ。バン、ロイ。」

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