わんわんヘルメット団   作:魚の名前はイノシシ

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感想くれた方、そしてお気に入り登録してくれた方、栞を挟んでくれた方、高評価してくれた方、大変ありがとうございます!!自己満足から思いつきで書き始めて、弱い文章で新しく話を書くのにも時間がかかってるし肉付けをぺたぺたしてるのにこれだけの方に見ていただけて恐悦至極、感謝の極みでよ!いつもありがとうございます!

今回はショッピングモールでお買い物です!リクは元々居たところでおつかいを担当していて、わんわんヘルメット団でもおつかい担当です。元いたところでは押し付けられて、わんわんヘルメット団では自分から担当になりました。扱いの差ってやつだね、これは。



リクの食材探しinショッピングモール編

お昼頃、ショッピングモールにて買い物に勤しむ1人の少女。周りにはスーツを着たリーマンロボットやリーマンパグ、私服のラフロボット、そして色んな学園の生徒たちが買い物に来たり働いていたり。

 

今日はわんわんヘルメット団の2週間分の食材を調達しにやってきたリク。事前に作っておいたお買い物リストには鶏肉や豚肉、卵などの肉類キャベツ、もやし、などの野菜類、牛乳やコーヒー豆、ドレッシングやマヨネーズなどの調味料などが書いてある。肉や野菜はわんわんヘルメット団の2週間分、牛乳は三本、醤油やドレッシング、マヨネーズなどの調味料は2本ずつリストに載っている。

 

「なんか騒がしいな…あぁ、あっちでセールやってるんだ。道理で…うん、まずは調味料からいってお肉の次に野菜を取りに行こう。」

 

何やら靴下や下着が安くなって平和なショッピングモールで1部闘争が巻き起こっているがこちらのエリアには関係がないと無視して買い物を始める。1人だけ飛ぶようにふわふわと、人の間を上手くくぐり抜けて誰よりも早く商品を手にした男がいたがまた別の話。

 

「うわ、あの男の人めっちゃ持ってる。どうやって勝ち取ったんだろう…」

 

時折闘争区域をチラ見しながら買い物を続け、最後に野菜類を取りに行く。周りの客からはこんなに買って持って帰れるの?という視線を向けられるが構わずに続ける。鶏肉、豚肉、牛肉を全部で15パックカゴに入れてレジに向かう。

 

「こちら、全部で…クレジットになります。」

 

「これで。」

 

「…はい、お支払い完了です!ありがとうございました!またのお越しをお待ちしております!」

 

店員ロボットが一瞬固まったが支払いが終わるとにこやかな表情を浮かべるとそう言った。支払いはウォルターから渡された大人のカードを使ったため店員は(これをカードでって最近の子は凄いな…)と思ったらしいがそんな様子をあまり表に出さなかったため流石だろう。

 

買い物を済ませたリクは、1度モールの外の駐車場に出るとポケットからなにかのボタンを取り出しスイッチを押した。周囲はあまり驚いていないのはインパクトが強くてたまにしか来ないリクのこの行動を覚えたからだ。

数秒待っていると、

ゴオオオォォォ!

と風を押し破り四角い箱のようなものが飛んできた。機体を支える4脚が出て着地。中に買ったものを入れ手に持ったボタンのスイッチを押すとまたどこかへと飛んで行った。

 

周りの人達は知らないことだが、当然これはわんわんヘルメット団の拠点と行き来するものだ。なんなら任務で使う補給シェルパそのものである。

初めて使う時、周りからはテロを起こそうとしていると勘違いされて通報されそうになったこともあったがシェルパが飛んできて荷物を回収して行っただけなのを見て、通報はされなかったのだと。まぁ、リクはそんなこと知らないのだけどな!

 

「よし、あとは帰るだけだね。ちょっと寄り道していこうかな。いつの間にかあの場所も落ち着いてるみたいだし。」

 

只今の時刻は11時。あと1時間もすれば今度は服のセールが始まる。

 

「そういえば、新しいガンステッカーそろそろ欲しいな。剥がれたのとかボロボロになったのがあって変えようと思ってたんだ。」

 

前までは口輪をつけた狼と羽を広げたカラスのステッカーにわんわんヘルメット団の象徴である腕にリードが巻きついたステッカーを付けていた。これのうち象徴以外がボロボロなのだ。象徴はボロボロになったら帰って直ぐに綺麗なものを張り替えて大事にしているから常にキラキラしている。

アクセサリーは銃口に小さい犬耳を付けて、グリップにはうでに巻き付けて落とさないようにするために大きめの縄をつけている。後方支援が主な役割でもマイ銃は持ち歩くのがこのキヴォトスだ。銃を持たない人間は全裸の人間より少ないと言うのだから凄い。こう、なんか凄い。

 

「襲撃とかもなく無事に買えて良かった。貼るのは帰ってからにしよ。」

「そうだ、服もちょっと見に行こうかな。今は…40分か、お昼ご飯の時間には間に合うかな。」

 

お昼ご飯のじかん、12時30分。12時に帰ってウォルターを手伝って30分に食べる。これを守るべく洋服店に足を踏み入れる。

─20分後に闘争区域となる、この場所に。何も知らぬまま。

 

〜〜〜〜〜〜

ドタドタドタ…

「だいぶ見たけどこれといって欲しいのはないか…!?」

ドタドタドタ

「何?これは…大量の足音?」

ドタドタドタドタ!!

 

「12時になりました!服のセール開始です!」

店員がセール開始を宣言すると大量の客であっという間に店が埋まってしまった。

「どけ、これは私が手に取ったんだ!」

「いいや、私のが先だった!」

「あぁん!?私が手に取ったものをお前が横取りしようとしたんだろうが!離せよ!」

「はあ!?それは逆でしょ!?私のが先だったのにあんたが取ろうとしてんでしょ!」

「やんのか!?」

「やってやるわよ!」

────

──

「これとこれとこれ!あとこれもこれも!」

「おいてめぇ!そんなに買ったって全部着るわけじゃねぇだろ!ちょっとはあたしらにも寄越せ!」

「あら?今は着なくてもそのうち着ることになるかもしれないし、意外な組み合わせがあるかもしれないからいっぱい買うのよ!あなただって沢山取っているし今も取っているじゃないの!」

「服とりながら正論言うんじゃねぇ!」

「お前ら!いっぱい待っているな!?この私に寄越せぇぇえ!」

「人から奪うより自分できちとりなさい、よ!」

「そうだ!これはあたしの戦利、品、だ!」

「レジ通してなかったら決まってねぇだろうが!自分でとるより人から奪う方が早いんだ、よ!」

───

──

銃撃が始まった。始まってしまった、闘争が。

本当なら店を出て帰路についてるはずなのに、人の波に、物量に押され抜け出すことが出来なくなっている。それでも足掻いていたら人を押してしまった。

 

「うぐっ!誰だ!今押したのは!取れなかっただろうが!お前か!?」

 

「いった!?違ぇよ馬鹿が!八つ当たりしてくんじゃねぇ!」

 

押してしまった相手はようやくとれそうだった服が取れなくなり怒っているようだった。怒りに任せて関係の無い人に怒り、そのまま喧嘩になりまたしても闘争が起きた。

 

「くっ、いつまで経っても出口につかない…このままじゃ時間に間に合わない!」

 

「先程よりも抜け穴が少ない!押し通るにもパワーが足りないか…!」

 

なかなか出られずに15分が経ち、そこかしこで闘争が巻き起こりもはや安全な場所などないようなものだ。自分の隣で同じく押されている青髪の男も出られないようだ。身長は自分よりも高く、そこそこ筋肉がある。

 

「ねぇ、ちょっといい?」

 

「ぐっ…なんだ?私はこの店を出たいから服は取ってやれないぞ。」

 

「私もここを出たいの。だからちょっと協力しない?」

 

「わかった。協力するのは良いが、作戦はあるのか?この大衆の物量はそうそう越えられるものでは無いぞ?」

 

「作戦ならある。あなたは背が高くて筋肉もあるけど、あと少し力が及ばず流されたとみえる。だから、あなたの背中を私が押して出口まで進むの。初めてあった他人に盾を強いられることになるのは嫌かもしれないけど、どう?私はあなたを押す力はあるつもりだけど、見ての通りあなたほど背が高くないから出口までの視界確保が出来ない。で、あなたは視界の確保ができているけど人を押しのけるパワーが足りない。2人の欠点を補う作戦。同じく 考えを持つ者どうし、助け合いの精神で行こう!」

 

「わかった、ここから出るためだ。共に『店越え』と行こうじゃないか。」

「出口まで私が案内する!君は背中を強く押しててくれ!」

 

「わかった!」

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

「はぁ、はぁ、息が詰まるかと思った…でも何とか五分で抜け出せた。」

 

「お疲れ様だな。何とか抜け出すことが出来た、助かった。共に戦った仲だ、自己紹介をしよう。私の名前は『ラスティ』。少し前、このキヴォトスに来た男だ。一応傭兵として活動している、なにか依頼があればこの番号に連絡してくれ。」

 

「ラスティね。番号はありがたく貰う。私の名前はリク。わんわんヘルメット団ってとこで傭兵をしてる。もとは別のとこにいたんだけど、今はそこに所属している。あなたも何か人手が必要ならここに連絡して。これは私達わんわんヘルメット団のリーダー、というか親みたいな人の番号に繋がるからその人に依頼を通して。」

 

「わんわんヘルメット団、か。覚えておこう。君たちのリーダーの名前も聞いていいか?名前を知らないというのも失礼だろう。」

 

「そう?気にしないと思うけど…まぁ、知りたいなら良いよ。私達のリーダーはハンドラー・ウォルター。野良犬だった私達拾い上げて猟犬に育ててくれた恩人の名前。…言っとくけど、噂のは全部ホラ話だから信じてもいい事なんてないよ。」

 

「ハンドラー・ウォルター!?…そうか、肝に銘じておこう。…彼もここに来ていたのか。ならば、『戦友』も来ているかもしれないな。」

 

「じゃ、時間が押してるから解散しよう。またね。」

 

「あぁ、またな。」

〜〜〜〜〜〜

 

「…わんわんヘルメット団か。そう見ると可愛らしい名前とは裏腹に恐ろしい猛犬が控えていそうだな。彼女の話を信じるならば、ウォルターに危害を加えるような仕草をしなければ食い殺されるようなことはないが、少し調べておこう。」

「『戦友』について、ルビコンについて何かしら手がかりがあるかもしれないからな」




今回も読んで頂きありがとうございます!
ラスティ出せた!!!満足しそう!!!!まだレッドガン出せてないので満足しないんですけどね。
しかし、話し方はこれでいいのだろうか…不安だ。けれど、トレースできていたなら、素敵だ…

肉付け、出来そうならしていきます!まだ骨が見えるところがチラチラあるのでね、ぺたぺたしていきますよ。

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