エンフォーサー使わせてほしい。地面に突き刺してレーザーの波起こしたいしシールドバッシュしたい…
アニメ良かった!すごく良かった!!不穏と平穏の両立、青空と曇り空、所々にある小ネタが良かった…(語彙力シュナイダー)
闘争のカタチ(1)
あれから1週間あとの夜。休暇最終日、晩御飯を食べ終わり次第すぐさま工房に籠ったバン以外のそれぞれがくつろいでいるなか、ウォルターがハウンズに調子はどうかと問いかける。
「お前たち 体調はどうだ。しっかり休めたか?」
「…バッチリ」
「私もだ、ごす。依頼は来てるのか?ごす。」
「休めたよウォルター。」
「この期間で新しい友達もやりたいことも出来たし満足してるよ。」
「そうか。…明日からはまた傭兵稼業を再開するが、バンはしばらく任務に出られないと聞いている。お前たちも都合が悪かったり体調が悪ければ俺に伝えるんだ。」
ハウンズの休暇は充実したものだった。
ロニーはメンテナンスに出した我らが導きのパイルのとっつき速度が上がり今までほんの少し差し込めない隙にも差し込めるようになった。
レイナはメンバーが増えてた友達のところにロイと一緒に行きステッカーを分けてあげて一緒にご飯に行ったことで親睦を深め、友達となった。
途中で
「くっ、アウトローとしてライバルからの施しを受ける訳には…でも…」
と言っていたが、
「ライバルだけど、友達だから。…いや?」
という言葉と少し寂しそうなレイナの表情に
「い、嫌じゃないわ!一緒に行きましょう!」と陥落しご飯を食べに行ったのだと。ステッカーは微妙な顔をしてたけどご友人からの素敵な贈り物にすぐ笑顔で受け取ってくれて嬉しかったらしい。
食事を終え、各自で寝る準備を終わらせて寛ぐ。リクがテレビをつけると『星を見ればわかる運命の占星術!』というものがやっている。内容は薄くあまり面白いものでは無い。チャンネルを変える。今度は『輝石の奇跡!〜魔術の軌跡を刻み込む〜』という番組だ。少し惹かれるものがあったがあまり面白くはなかった。リクはリモコンをロイに渡した。
今度はロイがチャンネルを変えた。どうやらネットで今やってるニュースがなんか凄い!と賑やかになっているから気になったようだ。
『皆さん見てください!あの巨大なロボットを!一体あれは何なんでしょうか!?あの紋章は…ゲヘナです!ゲヘナ学園の校章です!』
『はーっはっはっは!今回探知した温泉はいささか規模が大きすぎるからな、普段使っている爆弾などでは到底掘り起こせない!だからこそこういう時に備えて超巨大6脚発掘ロボを作っておいたという訳さ!』
『あ、あれは温泉開発部部長の鬼怒川カスミです!どうやらここら一帯が全て源泉とのことで人手も爆弾も足りないからあの巨大ロボを使って掘り起こそうと!?これは昔から続くゲヘナとトリニティの対立関係に大きく差をつけることになるのではないでしょうか!?これはもうトリニティは…え?コンプラ?そんなもの関係ないでしょう!ロボットのいるゲヘナと嫌味なお嬢様しかいないトリニティの…』
〜ただいま映像が乱れております。少々お待ちください〜
『…何も殴ることはないじゃん…あ!ゲヘナの風紀委員会が到着したようです!しかし比べると豆粒ほどにしか見えないですね。これはゲヘナ最強の風紀委員長 空崎ヒナも打つ手なしかぁー!?』
「…あれはどうやって落とすんだろう」
「ごす〜。このロボット、落とすなら後ろの脚から崩せば簡単?」
「…そうだな、この巨体だ 脚を崩して機動力を奪い、各所にあるだろうジェネレータを破壊。あとは主動力のコアを叩けば終わりだ。だが、生身でやるなら機体が大きすぎる。するならバンが作っているものが完成してからだ。今は足止めが出来ても落とすまでは行けないだろうな。」
「そっか。」
ジリリリリリ!ジリリリリリ!
ガチャ…
「…わんわんヘルメット団だ。要件を聞こう。」
『久しぶりだね ウォルター。いつ聞いても笑える名前をしてるじゃないか』
「カーラか 久しぶりだな。それで、要件はなんだ。」
『世間話はなしか?…まぁいい、要件は''AC''のフレームが完成したっていうのをバンのやつに伝えておいてくれ。』
「…わかった。要件はそれだけか?」
『おっと、あともう1つ。性能のテストをしたいんだが、うちにはろくでもない奴らしかいなくてね。作ったは言いもののテストパイロットが居ないのさ。そこであんたのとこの娘にテストしてきて欲しい。 標的はニュースにあるあのデカブツだ。アレを落としてきたらテストとして丁度いいかね。パイロットの指名はレイナとロニーだ。武装については2人が使っているものと同じのを作っておいた。じゃ、よろしく頼むよ』
「わかった。出撃の準備をさせておく。」
ガチャ…ツー、ツー
ピ、ピ、ピ、プルルルル、ガチャ
「バン、今良いか。」
『ウォルター!ちょうど良かった、前から作っていたもののブースターとジェネレータがようやく完成したんだ!カーラと話し合って、作る機体は2体でフレームはカーラ、重要なジェネレータは私が作ることになっていてな、それが今!!出来上がったんだ!!』
「そうか。カーラの方も機体が出来上がったと話がきた。その機体のテストとしてロニーとレイナを指名して依頼が来た。急ぎRaDに向かう。ジェネレータを準備しておけ。」
『了解だウォルター!!!』
「…ロニー、レイナ 話は聞いていたな。カーラとバンが準備した機体に乗ってあの傍迷惑な巨大発掘艦を落とす。武装については2人が使っているものと同じようなものだ、すぐに慣れるだろう。あまり使わないだろうが手持ちの武器を持っていくと良い。…これからバンを連れてRaDに向かう。そこで機体に乗って出撃する 準備をしておけ。」
「そうか、了解だごす。」
「…了解」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「待たせたな!!早く乗るんだ!!出発だ!!!」
程なくして準備が整ったレイナとロニー。そこから少し遅れてバンがやってきた。…地面から、生えてくるように。クソでかいトラックのようなものに乗って。
「……おお。」
「……!…凄い…☆」
ロニーは感嘆の声を漏らし、レイナはキラキラと目を輝かせている。
その2人の様子を見て微笑んでいるが罪悪感が少し混じっている嬉しそうなウォルター。
「…お前たち、カーラの方も準備が出来たようだ。行くぞ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「遅かったじゃないか、ビジター。こっちはほとんど組み終わってあとはブースターとジェネレータを取り付けるだけだよ。さあとっとと済ませちまってくれ」
「はい!!!やりますよーーー!!!!」
機器を操りレイナとロニーの機体にジェネレータを埋め込み、ブースターを取り付ける。
「完!!成!!です!!!」
「☆_☆」
「おお…!おおお…✨️」
「ふふっ 良かったじゃないかバン。どうやら期待以上だったみたいだよ。」
出来上がったものは高さ12メートル、横3〜4メートルの人型機体。
機体名 バレルハウリング
RaDの技術者たちを総動員して作らせたフレーム。それは初めて作ったにしては防御力や重さなどがガタついていないことから腕の良さが分かる。
両手にガトリングガンを装備していて右肩には4連装ミサイル、左肩には神秘を流してバリアを形成するシールドが着いている。全体的に太い。
中距離で撃ち合うことを想定された機体。中距離適正が高めのFCSが使われている。ブースターは、太く重い機体を軽く動かせるように高いブースト出力に重きを置いた作りになっている。ジェネレータは多くの神秘を変換できる神秘内燃型。
敵の攻撃を受けながらも崩れるとこなく殲滅する堅牢な戦い方は、敵となれば厄介極まりない。味方であるならば、これ以上ないほどに頼もしい。
機体名 『レイヴン』
RaDの技術者達を総動員して作らせたフレーム。それは初めて作ったにしては防御力や重さなどがガタついていないことから腕の良さが伺える。
両手に重ショットガンを装備していて、右肩にはAC版ソングバード、左肩には6連装ミサイル。バレルハウンドに比べるとスリムな作りになっている。
近距離〜中距離での戦いを想定して作られたFCSを搭載している。
ブースターは素早い回避、急接近を可能にする瞬間出力を高めに作られた。ジェネレータは神秘を素早く変換、チャージできる神秘還流型。
敵の攻撃を受けることなく瞬く間に接近し撃破するさまはまるで死神。
幻視するだろう、強く羽ばたく自由なワタリガラスを。敵になれば、もはや逃げることも許されない。
「これが、私の…」
「…」
「さあ乗った乗った!早いとこあのデカブツを落としてテスト完了して来な!無事に終わったらこの機体は晴れてお前たちのものになる!」
「ふふふっ、そういうこったあ!!!さあ2人とも!コックピットに乗り込んだね!?動かし方は簡単!力んだら出る神秘を流して動かすだけ!手足のように動くはずだしミサイルとかは目の前にあるパネルから撃てるよ!!シールドはシールドに繋がるパイプがあるからそこに神秘を流したら使えるよ!!最初は難しいだろうけど慣れたらきっと楽しいから頑張ってねーー!…それじゃあ2人とも!!愉快な遠足の始まりだーーーー!!!!あーっはっはっはっはっ!!」
その大笑いを最後にバンは倒れた。ジェネレータとブースターの開発に夢中になっていたから睡眠をとっていないのだからしょうがない。バン、あなたの奮闘は忘れない…!
「バン!?…寝ているだけか。…今は、ゆっくり休め バン。」
焦ったウォルターはすぐに安否の確認をし、眠っているだけと判明すると穏やかな顔でそう言った。
「…レイナ、ロニー。その機体は珍しい。そのまま名前で呼び合えば厄介なことに巻き込まれることになる。コールサインを渡す。その機体に乗っている間は、与えるコールサインで呼び合え。…さあ、仕事の時間だ。危なくなったら帰ってこい。生きて帰ってくるまでが、仕事だ。」
「わかったよ、ごす。ちゃんと帰ってくる。」
「…了解、ウォルター。」
2人は胸の内が暖かくなるのを感じながら、ジェネレータに神秘を流しブースターを吹かす。そして市街地に風穴を開けようとしている巨大発掘艦を落としに飛び立った。
「随分と父親が板に着いたじゃないか ウォルター。あの娘たちのこと大切にするんだよ。」
「…俺が父親などできるものか。だが、ハウンズのことは大切にするさ。俺が奪ってしまった青春を、ちゃんと与えられるべきだからな。」
「…まったく、あんたのそれが父親じゃなかったら世の父親は面目丸つぶれじゃないかい…まあ大切にするってんならいいさ。乗ってきたトラック見たなのはこっちで預かっておく。あと、RaD印の帽子だ。これを被ってれば帰りにあんたを襲おうなんて馬鹿は居ないはずだよ。さあ、バンを連れて帰んな。残った娘たちが待ってるよ!」
「…そうだな。世話になったな、カーラ。感謝する。またな」
ウォルターは幸せそうに眠るバンをおんぶすると、帰路に着いた。
「…ふっ、やっぱりあんたは父親がお似合いだよ。」
その後ろ姿は、遊び疲れた娘を背負って帰る父親そのものだ。
カーラは笑ってそう呟くと、タバコに火をつけた。
「2人とも、無事に帰ってくるんだよ。」
紫煙を揺蕩わせ、心配性なあの娘たちの父親のことを想ってそう呟いたカーラだけがそこに居た。
うう…ブルーアーカイブのアニメ化…素敵な響きだ…
はい、ということでね、おめでたい!!!アニメ化!!!待ちに待ったこの時を待っていました!!!
アニメを上手に見れるでしょうか? 心配だ…けれど、それよりもずっと楽しみだ あぁ、ミルクトゥースも喜んでいます…
次回 闘争のカタチ(2)
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