【悲報】宇宙人ワイ、小学生屋根ゴミに拾われた模様【助けて】 作:鳩胸な鴨
469.元ケロン軍人
完二の番組世界のがまだマシだったなんて知りたくなかった
470.名無しの転生者
あれはタチ悪く暴走した心の部分だから…
471.名無しの転生者
そもそも「女が苦手」と「かわいいものが好き」ってコンプレックスが歪んだ形に出力されたものと、ドストレートにアウトな性犯罪教師の中身を比べるの自体間違いだろ
472.名無しの転生者
>471 それな
473.元ケロン軍人
比べることが烏滸がましいのはわかるんだ。ただ、どうしてもそんな感想しか出ないんだ…
474.怪盗ヴァンパイア
すごくわかります。ナマモノパロディAV感ありますよね
478.名無しの転生者
特大地雷じゃん
479.名無しの転生者
今どこまで進んだん?
480.元ケロン軍人
攻略が済んで予告状作ってるとこ
481.名無しの転生者
モルガナとはもうニコイチなんか
482.名無しの転生者
杏殿が覚醒したきっかけって鈴井の飛び降りやろ?そこんとこはどうなったん?
483.元ケロン軍人
鈴井がほぼ全部話したみたいでな。そんで思い詰めてるとこに蓮と竜司の会話が聞こえて、それでパレス入りって感じ
484.名無しの転生者
親友がされかけたってだけでも杏殿的には憤死もんか…
485.名無しの転生者
よく改心だけで済ませたよな
486.名無しの転生者
杏殿で思い出したんやが、猫はどうしてん?
487.元ケロン軍人
合流しとるで。記憶喪失気味やけど、張り切って怪盗初心者たちを導いとるわ
488.名無しの転生者
そりゃ記憶ないか。イゴールが封じられる間際に急ピッチで作ったナビゲーターやもんな
489.名無しの転生者
肝心のイゴールはどうなん?
490.元ケロン軍人
抑えられたベルベットルーム内に置き去りみたいやわ。フィレカスにモルガナいじらせたら変なことになりそうやし、現状維持かな
491.ポジティブマインド
広義的に言えば我々の同胞だ。悪いようにはしないさ
492.名無しの転生者
無害な猫ちゃんとお前みたいなコズミック迷惑を同類扱いすんな
493.怪盗ヴァンパイア
聞いてみたら「ノーコメントで」ってめちゃくちゃ眉間に皺寄せてました
494.名無しの転生者
ヴァンパイアんとこはもう5済んでスクランブル中やっけ
495.名無しの転生者
手広くちょっかいかけてんやなコイツら…
496.名無しの転生者
モルガナでも渋面作るとか、結構なことやったんやろなぁ…
497.名無しの転生者
>496 そのレベルのちょっかいかけられてない転生者の方が珍しいから…
498.名無しの転生者
何回言ったかわからんが言うわ。人をレスバの材料にすんなカス
499.名無しの転生者
>498 それで聞いたら苦労しないんよ
500.名無しの転生者
>498 レスバが存在意義やからしゃーない
♦︎♦︎♦︎♦︎
「………本当に行きたくないんだが…」
「あたしも…」
警鐘を鳴らし、厳戒態勢を取る色欲の城を見上げ、二つの影が深いため息を吐く。
1人は赤いボディスーツに身を包み、その顔を真紅の仮面で隠した少女…高巻杏ことコードネーム「パンサー」。
もう1人は、黒の軍服にペストマスクを被った男性…バルル大佐ことコードネーム「ソルジャー」。
2人の脳裏に過ぎるのは、屈辱的な姿をした「鴨志田卓が認知している自分」。
予測される惨状に2人して辟易していると、骸骨の仮面で顔を隠した少年…坂本竜司ことコードネーム「スカル」が言い咎めた。
「おいおい、ここにきて弱音吐くなよ…」
「そうだぞ。予告状まで出したんだ。覚悟はできてんだろ?」
「それとこれとは別問題だと思うぞ」
二頭身の異形…モルガナこと「モナ」が竜司に同調すると、近場に立っていた双葉…コードネーム「ナビ」が諫める。
「自分がえっちなビデオ出てるみたいな惨状を目の当たりにするんだ。誰だって嫌がる」
「「あー…」」
「言語化しないでくれ、余計に嫌気が増す」
ナビの一言とスカルたちからの同情に、テンションを急落させるソルジャー。
これから一世一代の大勝負に向かうには、あまりにも弱々しい有様だ。
このままでは作戦に対する士気にも影響する。
蓮…コードネーム「ジョーカー」は浅く息を吐くと、ソルジャーの肩に手を置いた。
「心配ない。蹴り潰しておく」
「やめとけ。余計に面倒なことになるだけだ」
♦︎♦︎♦︎♦︎
「誘い込まれてるな」
王の間にて。
警戒するシャドウも、その主人すらもいない空間を見渡し、ソルジャーが呟く。
と。今にも歪んだ欲望の核…オタカラへと向かおうとしていたスカルが眉を顰めた。
「誘い込まれてるって…、じゃあどうすりゃいいんだよ…?」
「宝物庫の出入り口はあそこしかないぞ。
なら、正面突破以外に方法ないだろ」
「どうやっても鴨志田と戦う羽目にはなるのね…」
見たくないものを見る羽目になる。
ナビが告げた情報と見え透いた未来に辟易し、ため息をつくパンサー。
ソルジャーも同じような未来が見えたのか、隠れた眉間に皺を寄せた。
「…こういう時は発想を逆転させてみろ。
アイツを合法的に殴れるってことだぞ」
「Get ready…!」
「軍人上がりなだけあって説得もバイオレンス寄りだよな、オマエ…」
「暴力も仕事のうちだったからな」
モナの指摘に淡々と返すソルジャー。
彼は言うや否や、手に持った銃を王の間の一角へと向けた。
「確証はないが、あそこに隠れている可能性が高い。ああいう手合いは総じて上げて落とす手法を好む。
恐らくはオタカラを持ち出そうとしたところを襲うつもりだろう」
「どれどれ…?あ、ほんとに隠れてる」
「持ち出したらすぐに戦えるように身構えておけよ。どう変貌するかはだいたい予想がつく」
正確に言えば「知っている」だが。
しかし、ここと物語は違う。何度「男だ」と説明しても言い寄ってくるようなしつこさまで手に入れた鴨志田だ。
碌でもないブーストがかかっている可能性がある。
そんなことを思いつつ、ソルジャーは宝物庫に向かおうとする皆に声を飛ばした。
「オタカラはお前たちで持ち出せ。
私は周辺を警戒しておく」
「任せた」
それだけのやり取りを経て、宝物庫へと入る怪盗団。
ソルジャーはそれを尻目に、先ほど目星をつけていた場所へ向け発砲した。
「ゔ……、か、カモシダ…さま…」
「…今度はボンデージか……」
バレーの他には、性知識しか鍛えていなかったらしい。
メダリストという輝かしい功績があるのに、高校の教師にしかなれなかったわけだ。
そんなことを思いつつ、認知存在の自分が消えていく様を見つめるソルジャー。
と。王の間が開き、「えっほ、えっほ」と息を合わせて王冠を運びだす蓮たちが現れた。
「その辺でいい、置いて離れろ」
「え、でも…」
「ゴーゴーレッツゴー、カモシダ!」
スカルが口を開く否や、かぁん、と王冠がバレーボールに弾かれる。
パンサーと同じ声。しかし、普段の彼女は決して口にしない、媚びと甘えが多分に含まれたそれに、パンサーが顔を顰めた。
『これは渡さん!』
「鴨志田…」
予想通りというべきか。
玉座の前に躍り出たシャドウ鴨志田に、認知上の存在である杏が体を擦り付けるように抱きつく。
悍ましさに「うげ」と漏らすナビを尻目に、パンサーが声を漏らした。
「最っ低」
「元の人物像カケラもないぞ…。
理解度のなさはマジでなんなんだ…?」
「鴨志田の野郎が女の体しか見てねぇってこったろ」
『黙れ!体くらいしか取り柄のない凡人が、俺みたいな天才に相手してもらえるんだ!
むしろ泣いて感謝するべきなんじゃないか、ええ!?』
なんとも自分勝手な理論武装である。
無論、彼の理不尽な振る舞いの被害を受けてきたスカルとパンサーがそれに憤らないなんてことはなく、それぞれが罵声を放とうと息を吸い込む。
と。それよりも先に、怪訝な顔をしたジョーカーが疑問をぶつけた。
「メダル取れるくらいの天才ならVリーグ常連チームのコーチにでもなればよかったろ」
『…………そ、それは…』
「Vリーグってなに…?」
「社会人バレーボールの日本大会。参加するチームはどこも大企業で金をかけているから、コーチの給料も体育教師よりだいぶいい」
反論できず、急に言い淀む鴨志田。
彼の背景が見えてきた。
ジョーカーはそこから推察を組み立て、至った結論をぶつける。
「…ああなるほど、すまない。
なりたくてもなれなかったんだな。
なにせ下半身に思考回路根こそぎ持ってかれてる猿だもんな」
『ぐぎっ、ぎぎぎぎ…ッ!!!』
シャドウ鴨志田の顔が青筋で埋め尽くされる。
どうやら図星らしい。
半狂乱になりながら、シャドウ鴨志田の姿が変貌していく。
気色悪いピンク色の肌。
膝下に置かれた、その中身が女体で埋め尽くされたトロフィー。
四つの腕が握るは、杏の形をしたマネキンが葡萄酒の中を泳ぐワイングラスに、自らが下す性的暴行を正当化するようなナイフとフォーク。さらには暴力性をそのまま形にしたような乗馬鞭。
口腔に収まりきらないほどに大きく伸びた舌は、まさしく肥大化した彼の色欲そのもの。
色欲の大罪に身を窶す悪魔…カモシダ・アスモデウス・スグルは、全身を蠢かせ、大きく吠えた。
『全部、俺様の勝手だろうが!!!』
「皆、下がれ!来るぞ!!」
ナビがネクロノミコンを顕現させ、指示を飛ばす。
全員が下がると、瞬く暇もなく鴨志田の咆哮に耐えきれなかったシャンデリアがそこに落ちた。
「ナビ、アナライズ!」
「もう終わってる!そこらにいたシャドウとは比べ物になんない!皆、気をつけて!」
(本来のものよりもかなり強くなってるわけか…)
鈴井志帆を助けたことによる変化だろうか。
確認しておけばよかったな、と思いつつ、鴨志田が大振りで振るうナイフとフォークをかわしていく。
動作が思ったよりも速い。
欲望を満たせない状態が続くと、ストレスで強化されたりするのだろうか。
ソルジャーが考察を広げている横で、ペルソナに覚醒して日が浅い2人が叫ぶ。
「もうアンタに付き合わされるのは懲り懲りなのよ!」
「それがメダリストの姿かよ!だらしねぇ体型してんな!」
仮面を燃やし、二つの異形が出る。
パンサーが顕現する「カルメン」。スカルが顕現する「キャプテン・キッド」。
それぞれが得意とする攻撃を繰り出すと、反撃にイラついた鴨志田が叫ぶ。
『教師に手を挙げたな、このクズども!!訴えてやる!!』
「シャドウがどうやって法的機関に訴えるんだ?」
『ええいうるさいうるさい!!』
ジョーカーの一言に憤り、より苛烈さを増すフォークとナイフ。
が。その程度の連撃でジョーカーが止まるわけもなく。
脳天めがけて振り下ろされたナイフとフォークを短剣で流し、仮面を燃やした。
「バレー選手だろ、お前。ちょっとは動け」
『うごぉおっ!?!?』
顕現したアルセーヌの蹴りが鴨志田の土手っ腹を穿つ。
その衝撃に元からこぼれ落ちそうだった目をさらにひん剥き、壁に激突する鴨志田。
それに続くように、パンサー、スカル、モナが追撃を浴びせた。
「ぶっこめ、キャプテン・キッド!!」
「意を示せ、ゾロッ!!」
「踊れ、カルメン!!」
『ぐがっ…!?』
「まだまだ!いくよ、カルメ…」
連撃に堪らず突っ伏する鴨志田。
トドメの一撃を浴びせようと、カルメンが手に宿す炎を放とうとした、その時。
鴨志田のフォークがカルメンを弾き飛ばした。
『教師に逆らうな!!』
「きゃあっ!?」
「パンサー!!」
吹き飛ぶパンサーの体をモナが受け止める。
起き上がった鴨志田は、口の端から女子生徒のものらしき下半身をのぞかせ、下品に笑んだ。
『むぐ、じゅる、ずるるっ!!
くっはーっ!!回復ぅううっ!!』
「うげっ」
「きもっ」
啜るような女体の食い方に、ナビ、パンサーが戦慄く。
どうやらトロフィーにあるものを喰らったらしい。与えたダメージはこれで回復されてしまった。
「皆、先にあのトロフィー壊さなきゃ!
このままだと永遠に回復されるぞ!」
「わかった」
『あ、こら!これの価値もわかんねぇのに触るな!!』
皆が鴨志田の猛攻を掻い潜り、トロフィーへと一撃を浴びせる最中。
ソルジャーは近場にいたモナの耳に、ある作戦を囁く。
「………本気か?」
「ああ。私とパンサーはヤツに目をつけられている。
スカルとジョーカーも可能だろうが、小柄なモナの方が目立たないだろう。
出来るな、先輩?」
「誰に言ってんだ?朝飯前だぜ」
不適な笑みを残し、モナが駆けていく。
と。そんなやりとりがあったとも知らず、トロフィーを壊された鴨志田が高らかに吠えた。
『貴様らのようなクソガキ相手にはもったいないが、アレを使う時が来たようだな!
現役のときブイブイいわせてた、俺の必殺スパイクだ!
「必」ず「殺」すスパイクだ!!』
「それしかないのか?バレーの特技」
『…………は?聞いてたのか!?
必ず殺すスパイクなんだぞ!?この鴨志田様のスパイクなんだぞ!?』
「バレーで自慢できる技術がそれしかないからVリーグチームのコーチになれなかったと。
チームスポーツだからな、バレー。それしかなくてもやってけるか。
プロチームのコーチとしては三流もいいところだが」
『テメェぶっ殺してやる!!!
奴隷どもッ!さっさと持ってこぉいッ!!』
ソルジャーの煽りにいきり立ち、怒気を強める鴨志田。
そうこう言っている間にも散った奴隷たちが戻り、その中でも一際弱々しい影が姿を見せた。
「か、鴨志田様、お持ちいたしました!」
「三島…!?」
『よし、三島!俺様にトスだ!グズでもそのくらいはできるだろ!?』
現れたのは、ジョーカー、スカルと同じく退学を言い渡されたバレー部生徒…三島。
認知上の存在である彼がトスを放つと、鴨志田がその巨大からは考えられらないような大ジャンプをかまし、ボールに腕を叩きつけた。
まさしく、金メダル級スパイク。
バレーであれば、これを止めることができる選手は限られるだろう。
そんな一撃を前に、ソルジャーはというと。
「……ボールだろ、それ?」
心底不思議そうに首を傾げながら、短剣を向けた。
本来ならば、受け止められるわけがない。
が、しかし。この時放ったソルジャーの一言が、鴨志田の認知、その自信を少しばかり揺らがせてしまった。
結論を言うと。そのスパイクは短剣に突き刺さり、ボールが破けて終わった。
『……………は????』
「バレーじゃないんだ。
ボール刺してもいいだろ」
『い、いやお前っ…!ダメだろ!!
ボールにナイフ突き立てるなんざ、ルール違反だルール違反!!
常識ってもんがないのかお前!?』
「これがスポーツだと思ってたのか?
流石はプロのコーチにもなれない三流。
バレーのルールが世界のルールとか、可哀想な頭してるんだな。
いい精神科知ってるぞ。診てもらえ」
『ぐぎゃぁああああっ!!!!』
「…ソルジャーのやつ、口喧嘩強すぎねぇ?」
「逆らわないようにしよ…。
絶対に泣かされる…」
怒りに悶え狂い、やたらめったらと暴れる鴨志田。
と。そんな鴨志田に向け、一陣の風が吹く。
「もーらいっ!!」
『あ、ああっ!?』
その正体は、先ほどソルジャーの作戦に基づいて離脱していたモナ。
彼の一撃により、かぃんっ、と甲高い音を立てて、鴨志田の頭上にあった王冠が転がる。
それを前に鴨志田は狼狽え、やがて消沈し始めた。
『お、俺様の、一番大事な…』
消沈した鴨志田に駆け寄り、その周囲を囲む。
しかし、鴨志田は飛んで行った冠をただ見つめ、譫言を漏らすのみ。
もはや問答するまでもない。
「過去の栄光に取り憑かれた色欲の悪魔、鴨志田卓。その歪んだ欲望、我々が頂戴する」
ジョーカーの宣告が引き金となり、全員が一斉に駆け回り、鴨志田の体に一撃を浴びせていく。
力の源が離れた彼がそのダメージに耐え切れるはずもなく。
四つの腕を天へと向け、もがき、その場に崩れ落ちた。
色欲の城が崩落したのは、それから間もないことであった。
バルル大佐/ソルジャー…戦闘前に倒した認知上の自分が、実は鴨志田のパワーアップトリガーだったことに気づかなかった人。始末しなかったらカモシダ・アスモデウス・スグルの膝にマネキン女体化大佐が座しており、余計に気持ち悪さと強さが増していた。
鴨志田卓…ほぼほぼ一方的にボコボコにされた。数日後、全校生徒の前で土下座した上に両刀に目覚めてしまったことまで告白し、大佐に肩身の狭い思いをさせた。
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