お久しぶりです
リンバスやってたらこんなに遅れてしまいました
いや~最高ですね!プロムンのストーリーは!
クソリプCはでしゃばるし、あの人は来るし、ヒースクリフは曇るし、ダンテはなんか目覚めてるし、■■■■■は...うん
そんなこんなで堪能してきました
なんで■■■■■になってるかは、6章クリア後に銛ヒースの戦闘敗北ボイスを聞いてみてください
「ではウェンティ殿、矢継ぎ早ですまないが、単刀直入に聞こう」
ウェンティが自己紹介を終えたところで、私は彼に質問した。
「風魔龍と紅い結晶についてどこまで知っている?」
「ん~?赤い結晶?」
「おい!とぼけるな!」
「蛍、あれを見せてやれ」
「! これは 」
蛍が結晶を取り出すと、ウェンティの意識が其方に移った。
そして、それは私も例外ではなかった。
その理由は、言わずもがな蛍が出した結晶にあった。
紅かった結晶の色は透明色になっており、晴天の様な清々しい輝きを放っていた。
「あれ?結晶が浄化されてる?」
「浄化か...言い得て妙だな」
「蛍殿、何か心当たりは?」
「ない、知らないうちにこうなったの」
「そうだろうな...」
またしても不可解な事が起こったな。
それも蛍の存在によってだ。
「ウェンティ殿は何か知らないか?」
私は藁にも縋る思いでウェンティに質問した。
「浄化についてはよく分からないかな...」
「ただ、この結晶はトワリンが苦しんで流した涙だ」
「涙...」
「やはりそうだったか」
「知ってたのか?」
「どちらかと言えば憶測だがな」
「ウェンティ殿が語っていた詩に涙という単語が出てきただろう?この結晶が涙の事だと思っていたのだが...」
ウェンティの方に視線を向ける。
それに合わせる様にウェンティは頷いた。
「その通りさ、よく聞いていたね」
「それから、実はボクも涙の結晶を持っているんだ」
そういうと、ウェンティはあの紅い結晶と瓜二つな結晶を取り出し、蛍に差し出した。
「これの浄化をお願いできるかな?」
蛍は差し出された結晶を受け取り、力を籠めるような所作をした。
紅い結晶は徐々に色が透け始め...禍々しい光は美しい輝きとなり...先程蛍が取り出した結晶と同一と言える代物となった。
今のが浄化か...
正直、半信半疑だったが...彼女が浄化の力を持っているというのは本当の様だ。
「 君、本当に不思議な力を持っているね」
皆が今の出来事に呆気を取られ沈黙していた中、ウェンティがその沈黙を破った。
「君のような人が、吟遊詩人の詩に登場させられるのはある種の運命だと思ってほしい」
「日向にいれば英雄に...日陰にいれば災いに...」
かと思えば、突然ウェンティは詩の創作をし始めた。
「楽しんでいるところ悪いが、今は他に考えるべき事があるのではないか?」
「うん?あぁそうだね」
「涙の結晶も浄化してもらったし、今度はボクが動く番だ」
「お前はこれからどうするんだ?」
「天空のライアーを取りにいく」
「天空のライアー?」
「先程の詩でも登場していたな」
「詩の内容から風魔龍と重要な関係があると思っていたが...」
「そうさ、天空のライアーさえあれば、ボクはトワリンを悪夢から目覚めさせられるんだ」
「...本当にそれで風魔龍の暴走を止めることができるのか?」
「もちろん、ボクはこの世界で一番の詩人だからね」
「天空のライアーの在処に目星は?」
「大聖堂の安全な場所に保管されているって聞いたことがある」
ウェンティは奥に見える協会の様な建物を指し示した。
「まずは、その確認のためにそこに行ってくるよ」
ウェンティがそう言うと、蛍が口を開いた。
「私もついて行っていい?」
「もちろん構わないよ、手伝ってくれる人は大歓迎さ」
「君たちも来るかい?」
「もちろんだぜ!」「無論だ」
「よし!それじゃあ決まりだね」
「風が導くは...大聖堂だ!」
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大聖堂の中へ入ると、多くの長椅子が左右対称に並んでおり、いかに神聖な場であるかと言うのを感じ取れた。
長椅子の間を歩きながら周りを見回すと、夜間なのにも関わらず修道女の様な者が何人かおり、その内の数人は祈りを捧げている最中だった。
また、明らかに修道士ではない男が1人いたが...用もないため、そのまま素通りした。
「ちょっと待っててね」
ウェンティは私達を止めると、少し離れた修道女へ話しかけた。
「こんにちは、シスターさん」
「風神のご加護があらんことを」
「若き詩人さん、何かご用かしら?」
「実はね、モンドの危機を救う方法がわかったんだ」
「あら、それは風神に感謝しなければならないわね」
「...2人共、どう思う?」
ウェンティと修道女の会話を気にしながら、私は2人に小声で声をかけた。
「何が?」
「ウェンティ殿についてだ」
「違和感を感じなかったか?」
「違和感?」
「色々知ってるところ?」
「それもだが...私が最も違和感を感じたのは、彼が紅い結晶を持っていた...否、
「...!」
「気付いたか?」
「ん〜?持てていた点?」
パイモンはまだ気付いていない様で、謎々を解く子供のように唸っていた。
「要するに...」
「おかえりください」
「え?」
修道女の冷たい声と少年の情けない声が耳を通る。
声の方向を向くと、ウェンティは天空のライアーの入手に困難を極めており、修道女の説得を試みている様だった。
しかし...あの様子では難しいだろうな。
「ウェンティは
蛍の声に聞き、意識を2人へ戻す。
「然り」
「リサ殿曰く、神の目の所有者が紅い結晶に触れると、相互排除により痛みを感じる様だ」
「だが蛍殿の言う通り、あの者にはその様子がないように見えた」
「言われてみれば、確かにそうだったな」
「つまり...彼の神の目は偽物の可能性がある」
「うん、仕方ないね」
「なるほどな...」
「でも、何でそんなことするんだ?」
「これ以上、隠したままにするわけにもいかないか!」
「...これは、あくまで憶測だが、彼は四風守護のいずれかの1体」
「ボクの忠実なる信者よ、喜べ!」
「あるいは...」
「今、君の目の前にいるのが...」
「風神の眷ぞ...」「風神バルバトス本人さ」
...は?
突然、詩人が信じがたい発言をした。
私は自身の耳を疑い、彼方あちらの会話に耳を澄ませたが...
「仕える神様に会えてどう?驚いた?泣きたくなった?」
自信ありげに続ける詩人の姿とその台詞が、私の耳の正常を証明した。
「...他に用がなければ、私は戻って仕事をさせてもらいます」
「ま、待ってぇぇぇ 」
ウェンティが此方へ戻ってくると、悠々とした声で話し始めた。
「う~ん、シスターは振り向かずにそのまま行ってしまったね」
「でも少なくとも、彼女はこの大聖堂に天空のライアーがあることを否定しなかった」
「待て、先程の話は真か?」
「うん?天空のライアーがここにあること?」
「お前が本当に風神なのかどうかに決まってるだろ」
「な~んだ、そんなことか」
「確かにボクはそう言った気がするけど、今はそんなことよりも大事なことがあるでしょ?」
「否定はしないのだな」
「...だが、確かに今は風魔龍の件を優先するべきだろう」
私が風神についてする追及する事を急ぐ必要がある訳でもないのだからな。
しかし、それはあくまで私の場合であり、蛍の場合は違う。
何故なら、彼女の目的は神との接触だからだ。
私と異なり、今直ぐにでも神について知りたいはずだ。
...少々試してみるとしよう。
「蛍殿はどう思う?」
「私もトワリンを助けたい」
...何だと?
蛍は即答した。
私はそれに対し静かに...そして先程よりも驚愕した。
返答の内容にではない、返答の早さにだ。
普通ならば、この類に問いに対し、どのような答を出すにせよ、彼女の様な人間はある程度長考をする。
正義感を持っている者にとって、欲と正義感と言うのは同等の価値があるからだ。
都市でもこの問いと対面した者は何度も見てきた。
正義感を選択した者はほんの一部であったが...それでも長考あっての
だが彼女が行ったのは決断ではない。
彼女は...自身の正義感を当然かの様に
「...まるであの方の様だな」
「なんか言ったか?」
「ん?あぁ、気にするな」
「ただの独り言だ」
「それじゃあ、意見もまとまったところで、話を戻そうか」
「多分だけど...あのシスターはボクのことをよく知らないから天空のライアーを貸してくれなかったと思うんだ」
「でも君は違う」
ウェンティが蛍に顔を向ける。
「君はモンド城を救った英雄だからね」
「きっと、君になら天空のライアーを貸してくれると思わない?」
「分かった、聞いてみる」
「オイラもついていくぞ」
蛍とパイモンが修道女へ聞き始めた所で、ウェンティに声をかける。
「...蛍殿も借りる事が出来なかった場合には、どうするつもりなんだ?」
「おや?君は彼女が借りられないって思うのかい?」
「厳密に言うならば、あの修道女から借りる事は困難だと想定している」
「どうして?」
「ウェンティ殿が交渉していた際、彼女は『代理団長殿が意を決すれば、倒せないこともない』と言っていた」
「これは、彼女が風魔龍を救う気がない故言える事だ」
「蛍殿がどの様に交渉しているかにもよるが...あの修道女から借りる事は相当困難と見受けられる」
「なるほどね、だから君はあんな質問をしたんだね」
「それで、どうするつもりなのだ?」
「わざわざ試したと言う事は、無策と言う訳ではないのだろう」
「ん~?何のことかな?」
「...まぁよい、話すつもりがないのなら追求はせん」
「大丈夫、2人が戻ってくればちゃんと説明するから」
「ほら、ちょうど戻って来たよ」
ウェンティが指差す先には、蛍と明らかに気落ちしたパイモンが此方に向かっていた。
「やはり、君でもダメだったようだね」
「分かってたの?」
「まぁ、騎士団のスーパールーキーの実力を見たかっただけだからね」
「それにほら、勇者が村に伝わる宝剣を手にする...こんな展開、詩にするにはピッタリじゃない?」
「...ウェンティ殿、先程言っていた考えを伝えて貰っても良いか?」
彼の創作欲は留まる事を知らないのか、隙があれば詩について考えていた。
「え~しょうがないなぁ」
そう言い、ウェンティは私達を見回した後に問いかけた。
「それじゃあ、みんなはどうやって盗めばいいと思う?」
都市紹介のコーナー
今回は「ねじれ」について
白夜・黒昼事件後に発生するようになった現象
具体的には、特定の条件下へ至った時に体が変化し、強大な力を得る現象である
一番最初に発生したねじれ「ピアニスト」は9区の裏路地に突如として現れ、30万人の命を奪い、都市の人間に良くも悪くも大きな衝撃を与えた
ねじれについては、まだ不明瞭なことが多く、多くの教会や翼、指を含めた多くの組織が捜査をしている
...また、都市にはねじれ探偵という探偵がいるとかいないとか
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