先生の指示で襲ってきた便利屋の子を返り討ちにして休んでいるとレオくん達が戻ってきた。
でもレオくんはアーミヤさんと話していたので便利屋のアルちゃんに話しかけてみた。
「ねぇ、どこからの依頼で襲ってきたの?まぁ予想は付いてるんだけどね~」
「い…言うわけないじゃない!それにこれで勝ったと思わないで!」
少し涙目で話すアルちゃんに少し可哀想と思いつつも、情報をとる必要があるからショットガンを突き付けようとしたら…。
(なにこの殺気!)
恐怖で震える手を抑えてショットガンと盾を持ち直しながら、周囲の警戒をすると急に横から大きな声が聞こえた。
「総員…ドクターを守れ!この世界の者はすぐさま逃げろ!敵は私達の世界の人間だ!」
そう喋るケルシーさんからは血が出ており、目に見えぬ速さで攻撃されたことに気づいたのと同時に皆の手を握り走り出した。
「ちょっ!ホシノ!レオが!!」
そう叫び振りほどこうとする先生を押さえつけ…皆に叫んだ。
「このまま先生がいるとレオくん達が戦闘しにくいでしょ!それに私でも見えなかった攻撃を皆じゃ避けれない!早く離れるよ!」
先生達が悔しそうに顔を歪ませ、大人しくついてきたのを確認して、多分私もいま同じ顔をしているんだろうなと感じながら急いでアビドスへ戻った。
そして、弾薬の補給をしてレオくん達の援護のため一人で走り出した。背後から聞こえる声を無視しながら。
(レオくん達…生きていてね)
あの時のようなイヤな予感が頭を過り、否定しようとさらにギアをあげ走った。
でもだんだんと近づいて行くほど風が吹き荒れ、砂嵐のようになり足を取られる…。
どんどんユメ先輩の時のようになってくる天気に恐怖を覚えつつ必死に走っていると笑い声が聞こえた。そちらの方向に走ってみると誰かが無抵抗の相手を切っていた。
よく見てみるとレオくんは剣で見たことない兵士?のような者を斬りつけながら笑っていた。周りには血が飛び散っており2体の兵士の亡骸が転がっていた。
(何が、起きてるの?)
思わず足を止めて呆然としていたら最後であろう兵士が倒れ、そしてレオくんはまだ笑いながら…その剣を自分の首へ近づけた。
「ダメ!レオくん!!」
急いで走り、レオくんの凶行を止めようとした…。でも間に合わなかった。後一歩の所でレオくんは目の前で自ら首を切り落とし、目の前にその首が転がって……目があった。
「あ……ああアア!!」
その目は…いつもみたいに光を写してはおらず、反対に深い闇が覗いていた。
「嘘…嘘だ!こんなの!」
彼から噴き出す血を浴び、恐怖で足に力が入らず座り込んでしまった。そして彼の頭を抱き抱え必死に戻そうとした。
でも…どうやっても元には戻らず彼は倒れ込んでしまった。
「いや、いやだよ!なんで…なんで皆死んじゃうの!」
倒れ込んだ彼の亡骸に抱きつきながらその手を強く握りると彼の熱が奪われていくのを感じ…彼の死が感じ取れてしまった。
「ああ…!!私があんな判断したからだ!逃げないで戦えば!ユメ先輩の時もそうだった…。私の…私のせいで!!」
溢れ出る涙と後悔に身を任せ目を閉じた…。
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「ねぇ、ホシノ先輩…起きて」
「えっ?シロコちゃん?」
気がつくとシロコちゃんが心配そうに見ていた。
「…ホシノ先輩、なんで泣いてるの?」
シロコちゃんは不思議そうにしていた。
「なんでって!私がレオくんを見殺しにしたからだよ!なんでシロコちゃんはそんな平気そうなの!?」
あんなことが起きたのになんとも思ってなさそうなシロコちゃんに思わず声を荒げてしまった。
「ホシノ先輩…どんな夢見てたの?それにレオは今セリカの家にいるって今さっきセリカが言ってたよ」
「嘘だよ、だってレオくんは私の目の前で…。うっ…!」
彼の首が落ちる所を思い出してしまい、思わずえづいてしまった。そんな私をみてシロコちゃんは不安な様子だった。
「分かった。そんなに言うならレオに今から連絡する。ホシノ先輩は安静にしてて」
シロコちゃんは立ち上がってすぐに電話をかけた。
1コール…2コールが鳴ったあとシロコちゃんがスピーカーモードにした
「おーい!シロコさん?何かあったんですか?答えて下さいよ~」
そこからはいつものレオくんの声が聞こえた。
でも、あの消えゆく熱と…彼のあの目は夢なんかじゃない。そう感じていた。
「ごめん、ホシノ先輩が悪い夢見たみたいで、レオの」
「えっ!僕のですか!?なんだか怖いですね…ホシノさんはそこにいるんですか?」
そう心配してくれてるレオくんの声を聞いて、心配させないように取り繕った。
「うへ、いるよー?ごめんね~?おじさんすっごく怖い夢見たんだ~。でもレオくんの声を聞けて一安心だよ~。」
「そうだったん…ですか?でも、なんだかまだ元気が出てない気がするんですけど、大丈夫ですか?」
「いや~大丈夫だよ。おじさんは元気だよ!ねぇシロコちゃん~?」
「うん、ちょっと変だけど今さっきよりかはましになったみたい。ありがと、レオ」
「僕、何もしてない気がしますけど少しでも元気になったなら良かったです。すみません、僕用事があるので電話切りますね?」
「ん、分かった」
そして電話が切れた…。
「あっ、そういえばアヤネが会議するって。早く行かないと怒るかも」
その言葉を聞き、私は横目で時計を見てみるとあの夢と同じ日の朝を指していることに気がついた。
(時間が戻ってる…?なんでこんなことが…いや、今はそんなことよりレオくんを守る準備をしないと!)
「ごめん、シロコちゃん。おじさんはちょっと用事が出来ちゃった~…。すぐ戻るから先に会議始めちゃっていいよってアヤネちゃんに伝えておいて~?」
「そう…分かった。言っておく」
そして準備をして外に出た。
今回のお話によりレオの能力の情報を開示します。
リンクの条件は強い思いを持ちながらレオの手を握ることです。そしてリンクした相手はタイムリープ前の記憶を所持します。ちなみにレオ自身は記憶を保持できていないので周りが頑張らないとダメな上にレオは他の人が死ぬかもしれないとなったら自分が死んでもいいから守ろうとします。ゲームだったらクソゲーオブザイヤー取れるよこれ!!
あっ、そういえばゴールデンウィーク中は出来るだけ書いていくので良かったら読んでくれると嬉しいです。あと感想と評価をくれると泣いて喜びます!
それじゃばいび!
初めより文章見やすくなってきてる?
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なってきてる
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もっと頑張れ
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曇らせをしろ!テンニンカ!!