結局はインデックスさんと別れて私は美遊とクロを探す事にするけど
「広すぎるよ...それに暑い...」
項垂れながらも肝心の2人以前にルビーやサファイアも探さないとこの状況の事を把握しきれないかもしれない
「ダメだ...やっぱりこの街を探し回るよりトウマさんに手伝ってもらった方が良かったかな...帰りたいよ...」
戻ってしまった。ここに居ても何も始まらないのに
大声で探して見つかるとも思えない
それに警察が関わったら私たちはこの世界の人間じゃないからアウトだ
「イリヤ?とうまの部屋の前でなにしてるの?」
「インデックスさん?教会に向かったんじゃないんですか?」
「帽子取りに来たの」
あっ、そういえばインデックスさんは今朝服を直すのに帽子は脱いでた
布団にくるまって埋もれてたのかな
「あ、でもトウマさん帰ってくるまで待たないと、鍵空いてないと思いますよ?」
「困ったんだよ。とうまは帽子に触れてないはずだから帽子から発せられる魔力を辿られてとうまの部屋爆発させられちゃうかも」
「あはは...一緒に待ちま」
待ちますかと聞こうとした瞬間、何か、私の中で危ないと告げていた
これは何度も感じた感覚
アサシンの時、バーサーカーの時、クロの時、バゼットさんの時、そして8枚目のカードの時
「伏せて!」
「わわ!?」
インデックスさんを引っ張る
私に覆い被さるように倒れ込んだが、インデックスさんがいた場所は抉れていた
「ッッ!」
「ありがと...」
お礼を言われるも私は恐怖していた。目の前に刀を持った女の人
このえぐれた部分はこの女の人が?
「すみませんが彼女をコチラに渡してもらえませんか?流石の私も幼子を手にかけるのは気が引けますので」
インデックスさんを渡す?怖い、逃げたい
動かない体
足がすくんでしまって声も出ない
「イリヤは関係ないんだよ。ごめんね、イリヤ。せっかく助けてくれたのに怖い思いさせて」
インデックスさんが前に進む
ダメ
守らないと
力は?
ルビーは?
美遊は?クロは?
ここで見逃せばきっと私は後悔してしまう
暗くなりつつある中何かできないか考える...あ....あの羽根は
「待って!インデックスは私が...私たちが守る!」
「イリヤ?」
「ですが貴方のような子供に「ルビー!!」っ!」
『待ってましたよ!イリヤさん!愛と正義!それこそ魔法少女です!』
ルビーを掴み、女の人を睨む。
『コンパクトフルオープン!!鏡界回廊最大展開!!』
「魔術師!?」
『カレイドライナープリズマイリヤ見参!いや〜、異世界での初転身。まさかの魔術師相手とは...それに、お相手さんは凛さん達よりかは、どちらかと言うとバゼットさんよりの強さですよ』
「分かってる。インデックスさん!私の後ろに」
「貴女がどこの所属の魔術師かは知りませんが彼女を返してもらいます!」
来る、さっきの斬撃!だったらバリアで防ごうとするも抜いた刀が見えなかった
「刀を抜いたのが見えない?」
『いえ、これは斬撃ではありません』
「え?」
「...彼女が後ろにいる以上隠しても意味はないでしょうし、その魔術礼装、何か精霊が宿っていますね?その精霊の言う通り、斬撃ではありません」
『あら、お優しく教えてくださるんですか?それともヨユーとか?ともかくここは一旦ひきましょう、後ろのインデックスさんでしたっけ?彼女を抱えて飛ぶくらいならできますし』
「...やむを得ませんか... Salvare000!」
聞きなれない言葉、意味は分からないけど...「イリヤ!危ない!」
「かはっ...!?」
一瞬で詰め寄られた...?それよりバゼットさんに殴られた時並に痛い...でも分かる。これでも手加減されてる方だって
『イリヤさん!』
ルビーを支えにして立つのがやっと...ルビーが回復に専念してくれてるからなんとかなってるけど、私が痛みを感じたって事はクロも...そうだ。私は攻撃を受けずに、逃げながら戦わないとクロだけじゃない、ミユにも心配をかけさせちゃう
「
攻撃を飛ばしたあと直ぐにインデックスさんを抱えて飛ぶも何かいつも通りに飛べなかった。異世界だから?
「妨害魔術が発せられてる!イリヤ、飛び続けるのはまずいかも」
『にゃろう、ホントに人間ですか...』
「逃げるって手段は無さそうだね...」
地上に降りて相手も降りて来たがどうすれば...カードを使う?でも私の持ってるカードはゲイボルグみたいに一撃で決めれるようなのじゃないし、それにそもそも殺したくない...カード?
「そうだ...私はもう、カードを使える!思い出した。前にもこうやってピンチがあったけどカードを使って...クロを...ルビー!行くよ!」
『はい!どどーんとイッちゃいましょう!』
「 ──告げる!
汝の身は我に! 汝の剣は我が手に!
聖杯のよるべに従い この意この理に従うならば応えよ!」
「させません!」
集中しながらもバリアを張る。驚く相手にも無視をして頭の中にある呪文を唱える
「誓いを此処に! 我は常世総ての善と成る者! 我は常世総ての悪を敷く者──!」
「七閃!!」
再び防ぐもバリアは突破されてしまう。集中的に攻撃されては意味がないけどこれで!
「汝、三大の言霊を纏う七天! 抑止の輪より来たれ 天秤の守り手──!」
『
相手だけでなく、インデックスさんも驚いてるのが分かる
(この風格は....神格!?)
「クラスカード、キャスター!」
「こんな魔術礼装、見たことないんだよ...それにこの魔力...」
(まずい、彼女にこれ以上知識をつけられては)
「
「ゴーレム...ですがゴーレムなら!」
ゴーレムを破壊している隙に使う魔術は
「
時差で発生する落雷、これで諦めてくれればいいんだけど
「ぐっ...」
『あの方、ホントに人間ですか?今ので普通即死してますよ?』
「え、そうだったの?というかその状態でも喋れるんだ」
「この魔術...術式からして...神代の魔術...イリヤってすごい魔術師だったんだね!」
あと何か変な誤解が生まれてる気がする...これでもダメなら
「インデックスさん!手を!」
「う、うん!」
インデックスさんの手を掴むとイメージする場所に...私が昼見た公園へ...
「
跳ぶ!!
「...転移魔術。逃げられましたか...本当に覚悟が足りていなかったのは私でしたか」
イリヤは魔術師...聖人である神裂火織から逃げる選択をした
クロのキス魔はどこまで?
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イリヤだけ
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イリヤと美遊まで
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科学組巻き込む(御坂組み)
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魔術組みだけで