RE:これ神秘やない、トリオンや… 作:ワートリもブルアカもエアプ
久々の休暇を満喫するため、おれはミレニアムサイエンススクールに来ていた。
「ここに来るのは…久々だな。たしか一年ぶりか。まぁ今は迅悠一だしばれんやろ。」
「さて…どこに行こうか…あ、もうこの時ってリオは会長なんだっけ?」
「パヴァーヌ編は潰したくないけど…逃げられるのはもっと嫌なんだよなぁ…でもなぁ…ぐぬぬ…」
「えっとあのここで何をしているんですか?」
「うわぁ!ふとももがしゃべってるぅ!?」
「なんですかそれ!?殴りますよ!?」
「んんっ!それより、あなたは誰ですか?ここに何しに来たんですか?」
「おれはSRT特殊学園学園長の迅悠一と申します。」
「ここにはちょっとセミナーの生徒会長さんにご挨拶をと…」
「あ、そうだったんですね!ではご案内いたします!」
「でもその前に一回殴らせてください!」
「許されてなかったぁ!」
「グぇ」
「ここが生徒会長室です。多分今日は居ると思います。」
「リオ会長?ユウカです入りますね?」
「ええ。どうぞ。」
「あら?見ない顔ね。どちら様かしら?」
「おれはSRT特殊学園学園長の迅悠一と申します。以後お見知りおきを。」
「そう。あなたが例の学園長なのね。私は調月リオ。ユウカに教えてもらっていると思うけど、セミナーの生徒会長をやっているわ。」
「あ、じゃああたしはこれで帰りますね。あとはお二人で…」
「ええ。ではまた。」
「それで?学園長さんがわざわざこんなとこに何の用かしら?あまり私も暇ではないのだけれど…」
「単刀直入に言います。今あなたが建設を進めている要塞都市エリドゥのその費用を私に負担させてくれませんか?」
「ああ。それにあなたが横領した分の資金も補填するので。」
「別に構わないわ。今書類を作るわね。」
「リオ戻りました…って誰ですかあなたは?」
「その人は…そうね私たちの協力者ってことでいいのかしら?」
「ま、そんな感じでいいですよ。で、君がトキちゃん…でいいんだよね?」
「はい。ミレニアムサイエンススクール、リオのメイド飛鳥馬トキです。」
「よろしくね。…書類が完成するまでおれとつるむかトキちゃん?」
「いいですよ。では何をしましょうか。ええと…」
「悠一。おれの名前ね。」
「悠一。覚えました。…私はおなかがすきました。ご飯を所望します。」
「じゃあ買ってくるよ。」
「どうせなら、自分で選びたいです。」
「ってもあんたリオちゃんの懐刀じゃないのか?いくら主のもとを離れるのは…」
「別にいいわよ。少し離れるくらい。それに最近はトキを働かせすぎたから少し休ませるわ。」
「だとよ。んじゃ、行くか。あ、リオちゃん、君は何かいるか?」
「私は何でもいいわよ。栄養を摂取できるなら何でもいいわ。」
「そうかい。ほらトキちゃん行くよ。」
「では、リオ行ってきます。」
「あ、トキちゃん先に行っててくれないか?おれはちょっと電話しなくちゃいけないからさ。」
「わかりました。ではミレニアムサイエンススクールの入り口付近で待っています。」
「あいよ~」
「あ、もしもし黒服?ちょっと頼み事なんだけどさ……うん……まぁいいよ…決まりだね…じゃ、よろしく~」
「おまたせトキちゃん。」
「遅いなんてこれっぽっちも思ってませんので大丈夫です。」
「ははは...ごめんよ...んでどこに行くか。」
「コンビニ?というとこに行きたいです。あそこにはいろいろ売っていると聞きました。」
「おっけ~早速行こうか。」
「リオ戻りました。」
「あら、早かったわね。」
「……それにしてもいろいろ買ってきたのね。」
「悠一が何でも買っていいと言ったのでたくさん買ってきました。」
「トキちゃんがあんたのためにいろいろ買ってくれたんだぞ。」
「それはありがたいわね。ありがとうトキ。」
「あ、もう書類はできているから目を通しておいてほしいわ。」
「お、はやいね~どれどれ…」
書類の内容はこうだった。
1.建設を進めている要塞都市エリドゥの費用はおれが全負担
ただし、何らかの理由で損害が発生したときは、責任はリオが背負う
2.リオが横領していた分の資金の補填
3.リオが秘密裏に進めている調査を協力をしてほしい
4.何らかの理由でリオが居なくなった場合トキをSRTで保護してほしい
5.三雲修という少年について知っていたら教えてほしい。
「………あのぉリオちゃん?」
「何?不備でもあった?」
「いやぁ1~3の内容はまだ理解できるんですけど、なんですか4の内容は...あなたまさか先のことを見てるわけじゃないでしょうね?」
「?何事にも保険は必要よ。」
「はぁ…そうですか。あと、5の内容。三雲修ですか………」
「何か知っているの?」
「知ってるというか……なんというか…」
だって僕本人だもん。
っていうか、まだあきらめてなかったんですか?まぁそりゃ僕は確かに生きてるけど、契約に書くぐらい執着してるの?怖いよ?心なしかリオ会長の目にハイライト宿ってなさ過ぎてどす黒いよ?????
「なに?知っているのであれば早くしゃべってほしいのだけれど?」
「それは...そうですけども...」
「……仕方ないですね。ここまで問題になっているのであれば真実を話すほかないですね。」
「それはどういう………っ!!」
彼はそういうとトリガーの起動をオフにし、そしてそこに現れたのはなくなったはずの少年、三雲オサムだったのだから。
「お久しぶりですリオ会長……いや、リオさん。」
「ど、どうして……いきて…?」
「はい生きてます。まぁいまは正体を隠しながらですが。」
「あなたは……一年前死んだという情報が…。でも私…あきらめきれなくて…それで…」
「随分、迷惑かけましたね。でも、ちゃんと生きてますよ。」
「生きていてくれてありがとう………それと、おかえりなさい…。」
「はい。三雲オサムただいま帰りました。」
そう言い切った僕はリオとトキに抱き着かれそのまま二人は大泣きしてしまった。
そして二人が泣き止むまで必死に労いの言葉や謝罪を繰り返し言って気づいたら二人は泣き止んでいた。
「オサム。もう二度とこんな危ないことはしないでほしいわ。」
「まぁ…そうですね。0%とはいきませんが…まぁできる限り善処します。」
「だめよ、0%でないと許さないわ。」
「はぁ...わかりました。それはそれでいいです。」
「そういえば、一つ変更点があります。」
「何かしら?」
「1に記載しているこの責任がなんたらかんたらのやつ、これおれに変えますね。」
「?なぜその必要があるのかしら?」
「いや、金出してるのおれなんで別に背負う必要なくないですか?」
「それはだめよ。これの責任を負うのは私だけでいいの。」
「うーん...じゃあ半分ずつにしません?」
「……まぁいいわよ。それじゃあ決まりね。」
「これからよろしく頼むわユウイチ。」
「こちらこそよろしく。リオ。」
「リオだけずるいです、私とも握手をしてくださいユウイチ。」
「はいはい...」
「さてと...次はどこに行こうかな...まだ日が沈むまでは時間があるからな...」
「ちょっと失礼。」
「う"っ」
急に声がしたと思ったら、ラリアットのようなものを食らいそのままどこかへ連れていかれてしまった...
「おや気が付いたのですか?」
「ここは…どこだ…?」
「ここはヴェリタスの部室。」
「さっきはごめん急に襲って。」
「ヴェリタス…?ああ。それって!」
「そう!ヴェリタスとはこの超天才清楚系病弱美少女ハッカーの明星ヒマリが部長を務めている部活であり!」
「まだ公認されてないけどね。あ、私は各務チヒロ。副部長を務めてる。」
「で、こっちにいるのが…」
「小鈎ハレ。よろしく。」
「私は音瀬コタマ盗聴関係の依頼なら任せて。」
「あ、ミレニアム学園のひとだ!」
「何それ知らない。」
「それで、おれをここに連れ込んだのには意味があるんだろ?」
「ええもちろんです。あなたはデカグラマトンという存在を知っていますか?」
「まぁ...一応は...」
「濁さなくてもいいのですよ。それにあなたの正体はもう知っていますから。」
「!マジかよ...知っててここに連れ込んだってわけか...面白くなってきたな!?」
「ええ。この超天才清楚系病弱美少女ハッカーにかかればあなたに関する情報をつかむことなど造作もありません。」
「では、話を続けましょうか。私たちはデカグラマトンという存在について現在調査をしています。」
「そこで、デカグラマトンの預言者と実際に戦ったことのあるあなたに協力してほしいのです。」
「わかった。おれなんかが力になれるなら、喜んで協力する。」
「で、何をしたらいい?」
「まずは、知っている情報を話してほしいのです。」
「わかった。おれが知っている情報をすべて話す。その代わりおれの正体については秘密にしていてくれ。」
「ええ。約束しましょう。」
「それ本当なんですか?」
「まさか自分たちの追っていたデカグラマトンの正体がなんとただの自販機なんて…しかも、もともとはコーヒー自販機に組み込まれた「お釣りを計算するAI」に過ぎなかったという。オチ…」
「正直信じたくないけど、ユウイチが言ってるんだから信じるしかないよね…」
「ですがこれで調査の幅が広がったということです!早速取り掛かりますよ!」
「おお、あそこまで元気な部長の姿初めて見たかも。」
「じゃあおれもう帰りますね?」
「はい。ではまたの機会にお願いします。」
「そうですよね~じゃあまた来ますね。」
「あ~~やっと帰れる~」
「ってあれトキちゃん?なんでこんなとこに…」
「あ、ユウイチ。いいとこに来ましたね。リオに追い出されました。匿ってください。」
「はいぃ?」
「ちょっとリオちゃん?あんた何してるんです!?」
「あら、何も調べ物をするのに邪魔だからに決まってるじゃない。それが何か問題でも?」
「リオ…アンタって人はァ―――!!」
リオちゃんに人をもっと頼ることや、トキちゃんを大切にする等を教え込むため小一時間ほど説教という名の教育をした。
「……あなたの言いたいことは十分伝わったから、もうやめてくれるかしら…」
「リオちゃんおれはね許せないんだよ…仕方がないとか、しょうがなかったとか、言い訳を使うやつが。」
「それにリオちゃんは少し抱え込みすぎなんですよ。少しでもいいから、他人を頼ったらどうですか?」
「それでも私は…」
「確かにわかりますよ。合理性に基づいて行動するの。おれだって一人で抱え込んでたことだってあります。」
「それならなぜ…」
「だけど、おれ気づいたんです。一人だけで何かを成すってことは無理ってことにね。」
「そっからは、もう
「わ、私は…」
「だから...リオちゃん。もう一人で抱え込むのやめましょ?」
「トキちゃんだって大丈夫とか平気そうに言ってますけど、あの人実は寂しがりやなんですよ?」
「だからもう...他人が歩み寄ってくるのを待ってるだけじゃなく、自分から歩み寄ってみてもどうですか?」
「ぁ……ぁぁ…ぅぅぅ…」
「わ、泣いちゃった!」
「あ、ユウイチがリオを泣かせています。これはどういうことですか。」
「げ、トキちゃん...これはちょっと事情があってですねぇ...」
「くっ...かくなる上はトキちゃん!スイッチだ!今は君が寄り添ってやれ!おら!」
「む、強引ですね。ですが……リオ…。」
「トキ…私は…」
「ふっ...この調子なら何とかなりそうだな。迅悠一はクールに去るぜ。」
「あるぇ?おっかしいなぁ?俺は帰るはずなんだけどぉ?」
「知らねぇよ。てめぇ何もんだァ?少なくともここの学生じゃねぇことは確かだ。」
「吐け。ここで何をしてたんだアアン!?」
「いやぁ特に...これといったことはぁ...してないんですけどぉ....」
「セミナーの会長に説教かましてヴェリタスに自分が持ってる情報たたきつけてきただけなんですぅ...」
「ますます怪しくなってきたな。こいつ。やっちまってもいいか?」
「だめだよネルちゃん。ええとごめんね?うちのネルちゃんが急に噛みついちゃって…」
「それでさっきの言葉は本当…なんだよね?」
「あ、はい。本当です。」
「そっか。ならいいか!」
「はぁ!?先輩!正気かよ!?どう見ても怪しいだろ!?」
「こらネルちゃん!そんな言葉使わないの!」
「ごめんね何度も…あ、そういえば自己紹介がまだだったね。」
「私たちはCleaning & Clearing 略してC&C!私はこの子の先輩でこっちが」
「…あたしは美甘 ネル。まぁ…その…さっきはすまなかった…。」
「全然いいですよ。気にしてません。SRTの学園長をしてる迅悠一っていいます。以後お見知りおきを。」
「え!?君があの学園長!?」
「…おいマジかよ。」
「え、はいそうですけども。」
「ほんとにごめんね!この責任はネルちゃんに取らせるから!」
「は!?え!?」
「いや、ほんとに大丈夫です。気にしてないんでほんとに...それよりおれは早く帰りたいんですけど。」
「そ、そうだよね!ほらネルちゃん帰るよ!」
「ちょ、引っ張るなって!」
「はぁ~...やっと帰れる...」
「今日はいつもより一段と疲れた...」
「書類は...また明日だな...」
「腹も減ってるけど...疲れてるから何もしたくねぇ...」
「あなた様、それならこのワカモにお任せください!」
「あぁそう?なら頼もうかな...ん?」
「アイエエエエワカモ=サン!?ナンデ!?ニンジャナンデェ!?」
「はい♡あなた様のワカモですよ♡」
「いや、そうじゃなくてなんで居るの...?」
「?あなた様にこの身全てを捧げると誓ったのですからあなた様の家にいるのは何も普通のことです。」
「ああ...おれの中の常識が壊れりゅぅぅぅ...」
この後ワカモと一緒にご飯食べて一緒に寝た。
原作前のストーリー考えるの意外に楽しいからもっと書きたい。
セクハラをしない迅悠一は悠一ではないのでは?
今日もロボトミが楽しいです。