〜全てを覚える〜俺のタスクアカデミア 作:モモンガ様を見守り隊
ちょうどいい区切りが見つからなくって(言い訳)そんなこんなでなんと今回で第九話!やったね!それに、たまにはゆるふわな日常回も悪くない!ということで第九話どうぞ!
…一体、あの夜の決心をしてから何日たったんでしょう…
ほとんど飲まず食わずで発明をしていましたからね。…いつもならこんな時たつひと君は怒りながらも私のために手作りの料理を持ってきてくれたりもしましたね…たつひと君、貴方が恋しいです…
あの日から貴方を思い出さない日はありません。居なくなって初めて失ったものの大きさに気付くとはよく言ったものですね…
…そういえば、もうそろそろ
あんなことがあった後ですが今朝見たニュースの感じ、体育祭をやるか否かで議論が巻き起こっていましたし…
どうなることやら…ですが、私たちの最高傑作のベイビーを見せるのにあれほど良い舞台はあまりないのですが…
まぁ、生徒である私が何を思おうと結局のところ雄英の判断によって決まりますからね。
そう夜食を食べながら考えていると、ふとカレンダーを見る。うぇ!?もう8日もたったんですか!?
と、時の流れというのはあっという間ですね…おや?スマホにメールが入ってますね。
ふむふむ、あと2日程で休校を終わらせるようですね。ということは体育祭にはとりあえず間に合う期間ではあるようです。
…出来ればあって欲しいですね、きっと雄英側も行方不明者が出ているのでやるか否かの判断が難しいのだろうとは思いますが、きっとたつひと君であればやって欲しいだろうと私は思います。それに私はたつひと君という存在がこの世にいた事を知らしめるためにも体育祭であのベイビーを使って1位を取らなければならないのですから…
…どうやら体育祭は中止しないようです。であれば、たつひと君のためにも1位を取らなくては!私の個性は戦い向きでは無い…
ですがそんな中、ヒーロー科のようにいわば、強個性と呼ばれる個性持ちに勝ち、1位を取れればきっと有名企業達もこぞってわたし達のベイビーに興味が湧くはずです!
そして相対的にこのベイビーを作ったたつひと君の知名度も上がり(既に広く知られている)、いつかは教科書にも乗らせて見せますよ!
そう、この体育祭はベイビーのお披露目会というのだけでなくたつひと君の凄さを世に知らしめるための舞台でもあるのですから!
まぁ、たつひと君を歴史書に残すほどの偉人にするという新しい夢を果たすことは確定事項なのですが、たつひと君にも言われていたように私のオリジンである"人を救える発明をする"ことも忘れてはいけませんからね!
嗚呼、そうなるとリングにあれを付けて、これを改良して…ああ!あと、あの動きをトレースしなくては……
そうして、きたる日まで改良に改良を重ねやっと終わりました。私の最高傑作であるベイビーを腕にはめ入場する。
入った瞬間、凄まじい熱気に包まれた。
…おお、すごいですね。たつひと君と一緒に見た例年の比ではないほどに見られている感じがしますね。…まあ、そのほとんどは今回の件で失った信頼をどう雄英が取り戻すか見に来た観客でしょうが…
たつひと君も昔、『失った信頼を取り戻すのはゼロから得ることよりも難しいことだ』なんてカッコつけて言っていたこともありましたね。
…きっと今がそれなのでしょう…
すると、「どうせてめーらアレだろ?コイツらだろ!!?ヴィランの襲撃を受けたにも拘わらず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!一年A組だろ!?」と盛り上がった様子のマイク先生の調子に周りもだんだん盛り上がりを見せ始める。
…あ、この前血まみれになっていたボサボサ髪の人…大事なかったようですね。
「せんせー、俺が一位になる」
…へ?す、すごい人ですね…いくら人の視線に無頓着な私でもアレはしませんよ…
観客席からもブーイングの嵐であるのに気にもかけていない…これはこれでヒーローとして大切な心持ちなんでしょうか…
「さーて、早速第1種目やっていきましょう!今年は〜、じゃん!『障害物競走』よ!さあ、張り切っていってみましょう!」
そういうと、突然どこからともなくゲートが現れた。
「さあさあ、皆!準備はいいかしら?」
ぞろぞろとゲートに集まる。
我先にと人を押しながら前に行く生徒たち
「START!」
その声と同時に押しあうように皆がゲートから飛び出そうとする。
当たり前だが、そんなことをすれば狭いゲートのせいで詰まることになるのは分かりきったことである。
…まぁ、これは分かっていたので…借りますよたつひと君。
そう思いながら、
手に着けていたガジェットを使い上から飛び越す。…うわ〜下、荒れてますね。うん?凍ってる?飛んどいて正解でしたね。
そう思いながら前にいる凍らせた犯人君?の前におどり出る。
「…ッ!お前、どこから!」と驚く犯人君。…まぁ分からなくはありませんが驚いてる暇があるなら抜く努力をした方がいいですよ?
後ろの方から「あれズルくない?」と聞こえた。ルールを知らないのでしょうか?サポート科には自分で発明したベイビーを付けて出ることができるんですよ?これは私とたつひと君で作ったベイビー、つまり私には装備する条件を果たしてつけているものなのですよ?
まあ、ですが貴方の意見も分からなくもありません。なぜなら今の私は2人の天才によって生み出された最高のベイビーを装着したたつひと君の言っていた"タスクマスター"なんですから。
そんなことを考えていると目の前に大きな機械が出てきた。
「あらあら、これはちょっと…」
「…なんだ、止まるのか?なら先に行かせてもらうぞ」そう言って犯人君は行ってしまった。
「フッフッフ、まさか、この程度で私の足は止まりませんよ!」とたつひと君のしていたようにまず足を拘束した。次に振り下ろされる腕が地面につくと同時にその腕も地面にくっつける。
「これで道が出来ましたね!」そう言い進むと、崖に着いた。
おやおや、まぁタスクマスターなら勝手にバランスを整えてくれるので大丈夫ですがね。
そう思いながらも進んでいると、横に氷の道ができた。
「…なんだ?まだそこにいたのか?随分と遅いじゃないか」とすれ違いざまに煽られた。
…今の言葉カチンときましたね!絶対に泣かしてみせますよ!…私を怒らせたこと後悔させてやりますからね(´ω`╬ )ゴゴゴゴォ
するとマイク先生が
「おおっと!ここで一位が変わった!ってか、あの氷の道ズルくないかぁ!?」
「…いや、あいつの実力だろ…自分の体重で壊れないようにしながら道を作り続ける…結構練習しなきゃあんなスムーズにできないだろ」とマイク先生の言葉にツッコミを入れる相澤先生
そんな話を聞きながらも進み何とか対岸まで渡った私は次の難関で止まっていた犯人君に追いついた。
おっと、これは地雷ですかね?
これはそろそろアレを使うタイミングですかね!
そう言いリングに搭載された全自動追跡装置を使ってゴールまでの最適ルートをはじき出し動き出した。
「おーっと!ここで発目が一位の轟に追いついたー!そのまま走る!なんで地雷を踏まないんだ〜!?」
「そりゃ、あいつの「それはですね!私が今着ている、このベイビーに搭載されている全自動追跡装置がですね…etc」らしい…」
ふふふ、ちょうど説明するチャンスが来たので相澤先生のマイクにハッキングして宣伝させていただきましたよ!やりました!
そのままゴールした私は、勝利のガッツポーズと改めて私達のベイビーの紹介をした。
おや?2位の方、犯人君ではなく緑髪の子ですね?あの後何があったのでしょうか?
「それでは!次の種目に移りましょう!次はーじゃん!『騎馬戦』よ!」
騎馬戦…ということは団体戦ですね。
「ちなみにポイント制で一位にはなんと『1000万ポイント』よ!」
…そんなんありですかね?
皆が獲物を見る目でこちらを向く。
…まぁ最悪一人でもどうにかなりますしね…一人で騎馬戦とは?
もし、たつひと君がいれば真っ先に誘ってくれただろうな…
そんな感傷に浸っていると仲間を探す時間になり、終了時間まで待っていると、2位だった緑髪の子が誘ってくれた。
「え、えっと、確か発目さんだったよね?もし良かったら僕らと組んでくれないかな?」
「ええ、構いませんよ。このまま見つからなかったら一人でやろうかと思っていたところでしたからね。」
「ええ!?そ、そっか、まあでも良かった!発目さんがいればできることも増えるからね!」
お、凄い迫力ですね!彼はなんだか私と似通った雰囲気を感じますね。話が合いそうだ。
結局、私を騎手にした緑谷、常闇、麗日の騎馬が完成した。
「よろしくね!発目さん!」
「まっかせときなさい!私達のベイビーの力は世界一ィィィ!!!」
「それでは、第二種目『騎馬戦』STARTよ!」と試合開始のホイッスルが鳴らされた。
必ず一位でこの体育祭を終わらせてみせますよ、たつひと君、見ててくださいね…
次で体育祭は戦闘回になります!
これからもタスクアカデミアの応援よろしくお願いします!