転生したら伊58でした、でもブラック鎮守府です(仮)   作:Zuihou

4 / 11
※本作品はpixivにてマルチ投稿しております。


第Ⅲ話 問題発生!?

ど~も!こんにちは!

 

ごーやでち

 

今現在私は海図台に海図を広げ、方位磁石と分度器を海図の上に置いていた

 

今現在この艦は水上を4ノットで航行している

 

このままの速度で1-6へ向かうとなると単純計算で80時間を超えるなぁ

 

私は左手でそろばんをはじき計算結果を確認しながらそんなことを考える

 

燃料はまだ十分にあるはずだし、もう少し航行速度を上げようか

 

私はそう考えながら海図とにらめっこする

 

 

よし、少し速度を上げるか確かに4ノットじゃ遅すぎて数日かかるわ

 

「レーダーに敵影は?」

 

「今のところ問題ありません」

 

 

 

「操舵妖精さん、両舷原速前進」

 

「両舷原速よーそろー!」

 

直後、艦がぐんと加速し、艦が少し揺れた

 

うし、ここから1-6までが約600㎞

 

14ノットが時速約25キロだから

 

私はそろばんをはじき計算をした

 

まぁ、単純計算でも24時間

 

一日はかかるわな

 

 

…ま、まぁその事についてはぜんぜん問題はない

 

潜水艦艦娘は耐えることが本文みたいなものだから、長いのはいいんだけど、

 

問題は、なぜか知らないけれどこの艦の燃料が行き返り分ないことなんだよな

 

 

遡ること数分前

 

私が海図とにらめっこしていたとき

 

バタバタと梯子を登る音が発令所になりひびき

 

「た、大変です!」

 

「どうした?」

 

「ね、燃料が半分もありません!!」

 

「 」

 

やばくね?

 

「え?どゆこと?」

 

 

詳しく話を聞くとこうだ!

 

まず副長はいまさっき

 

『自室に忘れ物をしたのでとってきます』

 

といって、発令所をでていった

 

そこまでは私も知っている

 

で、問題はここからだ

 

その後副長は自室に双眼鏡を取りに行って発令所に戻ろうとしたとき

 

なぜかはわからないけれど

 

なんとなく機関室を見ておこうという気になったそうなのだ

 

副長は自室から機関室へと足を運んだそうだ

 

まぁ、機関室には当然整備妖精たちもいるわけで

 

『見回りですか~?』

 

と、普通に話しかけてくる妖精たちの様子を見て

 

な~んだ、ただの勘違いか

 

と思って発令所へ帰ろうとしたとき

 

ふと、燃料タンクの燃料計を見て

 

 

「・・・・・・・え?」

 

 

燃料ゲージが半分もないことに気づいた

 

 

 

「それで走ってここまで伝えに来たでちか」

 

「そういうことです」

 

 

ここまでが数分前の出来事何だが.....

 

 

・・・・正直、大分やばい気がするんだよね

 

っていうかどのタイミングで抜き取られた?

 

私が艤装を展開して、中に入ってきたのは夕張しかいないはず....

 

しかもその夕張も魚雷発射管を見て帰った

 

けど、しっかりと退艦したところを私は見ていない....

 

見てないわ

 

絶対それだわ

 

っていうかやっぱりそうだったんだな

 

まぁ、よくよく考えてみたら初対面で装備を与えてくるなんておかしいと思ってたんだよね

 

あ~~~やっぱりそういうことか

 

燃料抜き取るから帰らせないもんね~って感じか

 

っていうかこれが提督の仕業だったら

 

うちの提督潜水艦嫌いすぎでしょ

 

え?

 

潜水艦に親でも殺されたん?

 

ていうか名前も知らねぇわ

 

....

 

はぁ

 

着任初日なのに何でこんな目に合わなければならないんだ.....

 

 

前世そんなに悪いことした記憶ないんだけどな....

 

 

これも一つの試練...かなぁ

 

まぁ、頑張んないと死ぬし、燃料をどこかで補給しなければならないんだけど

 

「.....航海長、ここらへんで燃料を補給できそうな場所はあるでちか?」

 

「う~ん、今私たちが通っている海域は、近くに大きな鎮守府もないですし、資源を取れる場所もあまりないんですよね」

 

航海長は私達が今通っている海域の海図を指さし、艦を表す赤い磁石の周りを指さしてそういった

 

「すくなくとも、南西諸島海域の黒島鎮守府まではどこも補給をできる場所がありません」

 

「まじかぁ.....」

 

想定していたよりも事態は深刻そうだ

 

柱島から南西諸島近海まで約3302㎞、約1782海里、燃料は約77t....

 

この艦重油一トンで約23海里進むから....

 

「本当に片道切符じゃん」

 

私は左手でそろばんをはじきだされた計算結果を見てそんな言葉を吐き出す

 

本来燃料が917t入っているはずなのにたったの77tしか入ってないとか....

 

ドラム缶一個分も入ってないとか....

 

やばすぎだろ

 

※ちなみにドラム缶は一缶大体200L入ります

 

それにしてもマジでどうしよう、

 

今現在私たちは種子島の東方80㎞を速力14ノットで航海している

 

黒島鎮守府ももうすでに寄れない位置にあるしそもそもとしてそんなに関係がない

 

だから私たちが急に行っても何にもしてくれないだろうし

 

鎮守府に送り返されるだろう

 

 

・・・・・

 

 

「さて、本当にどうしようか」

 

私は海図台の上でうなだれながらそんなことを考える

 

 

「洋上補給もできないでしょうし....救難信号を出すのも一手.....ですかねぇ」

 

「それ多分深海棲艦に捕捉される奴でち」

 

「まぁ、充電しているのでモーターで航行すればもうちょい動けそうですけど.....」

 

「・・・・多分1-3くらいで電池切れるでち」

 

「......まぁそうですよね」

 

「どこかで燃料を確保できる場所があればいいんだけど...」

 

私は海図を見ながらそんなことを言うが

 

「ま、あるわけないんだよなぁ」

 

そんなに都合よくいかないのが人生である

 

 

「食料は大丈夫なんだよね?」

 

「はい、食料は問題なくしっかりと4か月分97名全員が満足に食べられる分だけの食料が積んでありました」

 

「弾薬も大丈夫なんだよね?」

 

「はい、一応弾薬庫も確認してきましたが、しっかりと積んでありました」

 

「......なんで燃料だけないんだよ....」

 

マジで絶対に提督ユルさん

 

「はぁ....」

 

いやまて、確かゲームをやっていた時にここら辺のどこかの島に燃料を補給できるところがあったような、なかったような....

 

私はそう考えながら海図を見て、ある場所を指さした

 

「ここだぁ!!!!!!!」

 

「!?」

 

おっとしつれい

 

思ったよりも大きな声を出してしまっていたようだ

 

「ごめん」

 

「どうかしたんですか?いきなり大きな声を出して」

 

副長が私を少し呆れた目で見ながらそんなことを聞いてきた

 

「いや、もしかしたら燃料があるかもしれない場所を見つけたでち」

 

「....本当ですか?」

 

「パラオによるでち」

 

「.........結局1-6通るんですか?」

 

「まぁ、どうせ偵察するんでちからまぁ何とかなるでち」

 

「燃料足りますかね」

 

「航海長!少し計算してもらってもいいでちか?」

 

「!わかりました、少し待ってください」

 

航海長は急に話しかけられて少しびくっとしていたが、すぐにそろばんで計算を始めた

 

その後すぐに

 

「な、なんとか、超ギリギリですけれど、いけます!」

 

航海長はそうはっきりと断言した

 

今さっきちらっと少しだけ計算式を見てみたのだが

 

元々77t入っていてすでに12t使い残りは65tで1495海里

 

ここからパラオまで直線距離で2516㎞1358海里

 

うん

 

 

ちょーぎりぎり

 

137海里だから残り5tの計算なのね

 

しかもこれ水上航行をした場合での計算結果だから実際にやろうとするともうちょいなくなると思うし

 

結構ギリギリですね

 

ま、航海長が行けるというのだからいけるのでしょう

 

かなり危険な航路になると思うし、やめた方がいいのかもしれないが

 

生き延びるためだ

 

やるしかないよね

 

「.....艦長、どうするんですか?」

 

副長は静かにそう聞いてきた

 

副長からの問いに私は

 

「進路変更、進路1-7-5取り舵一杯!」

 

そう言葉を返した

 

「艦長の指示なら従いますし、ま、そういうと思ってましたよ」

 

副長はそういって復調席に座り笑っていた

 

「進路1-7-5!取り舵一杯!よーそろー!」

 

操舵妖精はそういって操縦桿を左に回した

 

直後、艦が傾き、左にゆっくりと回頭を始めた

 

「通信はどのタイミングで入れますか?」

 

「まぁ、ここからの距離だと通信が届かないし、1-6にに入る前鎮守府についている早期警戒レーダーの範囲内、半径850㎞以内に入ったら連絡を入れよう」

 

その時になったら連絡する

 

「了解しました」

 

通信妖精はそういって椅子の背もたれに深く寄り掛かった

 

「これで、燃料問題は解決.....か?」

 

「パラオが補給してくれるかの問題ですけれどね」

 

「ま、そうなんだけど.....」

 

と私たちが会話をしているときだった、

 

「!レーダーに感あり!大型艦です!」

 

突如として電測要請がそう叫んだ

 

「!?」

 

直後、艦の左右に大きな水柱が上がり、艦が大きく揺れた

 

 

「ハッチすべて閉じて!!急速潜航!深度45!」

 

伝声管と操舵妖精に向かってそう叫んだ

 

上で見張りをしていた妖精が艦橋の防水ハッチをしっかりと閉じ梯子を下りてきたのを見届けた瞬間

 

艦が艦首から急速に海へと潜った

 

それから5分くらいがたち、深度が45mに達した

 

「機関停止....はもうしてあるか」

 

「はい、今はモーターで動いています」

 

「空気はどれくらいためられてる?」

 

「3日は持つかと.....」

 

「充電は?」

 

「100%まで充電できています」

 

「よし、それじゃあ大丈夫だな」

 

3かは問題なく過ごせるな、安心安心

 

 

ところで敵は?

 

「敵は戦艦ででちか?」

 

私は上で見張りをしていた見張り妖精にそう聞いた

 

「はい、戦艦ル級でした、写真もあります」

 

・・・・・・え

 

写真あるの?

 

マジありがたい

 

「少し見せてもらってもいいでちか?」

 

「いいですよ!」

 

見張り妖精はそういって写真を見せてくれた

 

 

そこにうつっていたのは・・・・・

 

「え?」

 

私の想像を大きく超えるものだった........

 

 

 




評価9を下さいました銀ノ森 睾さん

評価2を下さいましたギリギリ舞さん

評価有難うございます

これからも読んでいただければ幸いです

感想も良ければ書いてもらえると嬉しいです。 

今回はいかがだったでしょうか?

この世界の深海棲艦を始めてみたごーや

まぁ、艦娘がメンタルモデル方式ということは.....?

そういうことですよね

これからも不定期で投稿をすると思いますが、良ければ【転生したら~ブラック鎮守府の瑞鳳でした~投稿休止中】の方も観て頂ければ幸いです

そろそろ投稿を再開しようと思っているので

それではまた次回、お会いしましょう

この物語の結末は何がいいですか?

  • バッドエンド
  • トゥルーエンド
  • ハッピーエンド
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。