共鳴りとは──魂の振動(大嘘)   作:美味しいラムネ

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 儂には、肉体の記憶がある。受肉体だから当然だが。
 『仙台市在住の....えぇと、ドルゥヴ・ラクダワラさん?』

 儂と同じ名前だったこの肉体の持ち主よ...名前で苦労した恨み、儂が晴らしてやろ──

 「リカちゃん、やりすぎは良くないよ」






死滅回游③─並び立つ者、追い抜く者(2)─

 

 

 「なるほどねぇ」

 

 恵の話を聞き終え、芋虫型の呪霊を眺める。

 禪院直哉の成れの果て。最期に根性見せたってわけね。

 

 何度も、私もその選択肢をとっていたかもしれない分岐点はあった。未だ届かない果てへ手を伸ばし、人を捨てようとしたタイミングが。

 街を破壊しながら、巨大な芋虫が突撃する。その様はまるで怪獣映画か何かか。どちらかというとB級映画よりね。芋虫人間。

 

 影を纏い、巨大化した魔虚羅が両腕で芋虫の突撃を受け止める。

 押しているのは直哉の方。魔虚羅は徐々に押され、両方の足が地面に溝を作る。

 

 「俺は行ったで、あっち側。恵くん。魔虚羅と今の俺、どっちが強いと思うん?」

 

 芋虫状の体を回転させ、尾を振るうようにして直哉が暴れまわる。

 禪院直哉、その元々の実力は一級術師の中でも上位に位置していた。

 そんな彼が人を辞めた。ただでさえ高かった実力は急上昇。人外たちの領域へ片足を突っ込んでいる。

 呪霊になりながらもその記憶と意思を残すだけの圧倒的エゴ。

 その心の強さが、魂の強靭さが、その体を補強する。投射呪法による加速はマッハを超え、人間の時は体が自壊するほどであった威力を思うがままに制御するその様子は暴風そのもの。

 音速を超えた突撃が側を通るだけでガラスが割れ飛ぶ。

 

 「まぁ、速いだけの相手なら沢山いる。『再契象』」

 

 レジィと伏黒恵をまとめて吹き飛ばそうとした直哉が、現れた金網に突っ込む。そこに流し込まれた電撃に身を捩らせる。

 その体を押しつぶすようにして現れたのは、ガソリンを満タンまで積み込んだトラック。

 再加速しようとした体を大樹の根がからみとり、アノマロカリスが体に食らいつく。

 

 「流石に無為転変1発じゃ効かないか。『簪・平打ち』」

 

 影から供給される釘が直哉の体をくまなく切り付ける。

 体からどろっとした呪力が漏れる。

 

 相対する相手も、尋常の相手ではない。

 レジィが領収書を燃やすと、空から呪力を纏った物干し竿が降り注ぎ、地面をラジコンカーが爆走する。

 

 「いやいや、容赦ないなぁ。よってたかって、人の心とかないんか?」

 

 釘崎野薔薇めがけて這うようにして突撃。

 その芋虫の外見に似合わず俊敏な動きによる突進は、ギリギリまで引きつけた末に躱され、すれ違いざまに体を横一文字に切り裂かれる。

 

 「俺、お前みたいな女が一番嫌いやねん。三歩後ろを歩かれん女は背中刺されて死んだらええねん」

 

 瞬間、後ろへ回り込んだ直哉が体を尖らせ、突進。背中から心臓を破壊しようと加速する。

 背中から一枚の形代が溢れ、それが人型へ変化する。最至近距離であるが故に不完全だった加速が、複眼の呪霊の鋭い爪に止められる。

 

 「は、一番後ろ歩いてるやつの後ろをどうやって歩けばいいのかしらね?」

 

 レジィが出現させたインパクトドライバーを掴み、それを直哉の頭蓋へ差し込む。奇妙な声を上げる呪霊の脳を、釘状の呪力が削り取る。

 呪力消費を度外視した雷が離脱した直哉の頭上に降り注ぐ。

 

 「事実上呪力切れがないからな」

 

 レジィの術式により、一瞬にして数日分の休憩を取ることができる以上、よほどイカれた使い方をしないかぎりはリカバリー可能。

 故に、だ。

 あらゆる攻撃1発1発が必殺の呪力量を込めて振るわれる。最悪の組み合わせ。

 間違いなく、サポートとしてはあの男が一番厄介。

 しかも、だ。直接戦闘力も高い。筋トレインストラクターの力で筋力を増加させた体と、それを守る完全武装のボディガード。

 周囲に張り巡らされたブービートラップ。子供騙しのそれは、しかしレジィの高度な呪力操作術により殺傷力の高い兵器へと仕立て上げられている。

 

 「あぁ、でも。俺、まだ一回変身残してんねん」

 

 脳天を釘崎野薔薇の金槌が揺らした瞬間、芋虫の体が渦を巻く。

 消失反応にも似た反応。

 

 「呪胎...あれで未完成か、だろうと思ったよ!」

 

 「お前はフリーザか?」

 

 釘崎野薔薇の取り出した槌が巨大化する。

 禪院家から伏黒恵が持ち出した呪具の一つ。一級呪具『打出』。その効果は単純明快。金槌ほどの大きさから、自分より大きい戦槌まで大きさを変化させることができるというもの。

 巨大化したそれを両手で持ち、それを一気に叩きつける。

 

 「とっておきさ。建築面積40坪。2階建木造建築さ!」

 

 総重量が30tは下らない重量が、大槌で殴られた変態途中の直哉を押し潰し、その上からかけられた大量のガソリンが発火。そこに注ぎ込まれるのは、1ヶ月分のガス。その濃度は圧縮された結果70%を超え、爆発する。

 

 「生まれたての相手に容赦なさすぎひ........

 

 変態は成った。

 直哉の声が遠ざかる。ジェット機のような音が聞こえる。

 

 「あー、あれを耐えるか。『再契象』」

 

 レジィの体がコンテナの中に隠れる。同時に、その表面をライオットシールドが覆い尽くす。

 

 「ドップラー効果よ、ドップラー効果で喋ってるわよあれ!」

 

 「言ってる場合か!来るぞ!」

 

 次の瞬間、レジィの体が、防御を貫通されて吹き飛ぶ。

 気づけなかった。今、どれだけの速度が出ていた!?

 

 「鬱陶しいねん、お前ら。恵くん殺せへんやん」

 

 割り込ませた大量のゼリー食品によって衝撃を逸らしたレジィが立ち上がり、再契象により具現化させた包丁を放つ。

 

 「硬さはそんなにでもねぇんだな!『簪』」

 

 25mm真鍮製丸釘六十個入り。その袋が空中で開き、内部の釘が一斉に直哉の体に降り注ぐ。

 

 「ほんま、ちょっとは慎みとか持ったらどうなん?」

 

 投射呪法、その真髄。

 空気を固定させ、それを一気に殴り飛ばすことで空気を爆ぜさせる大技。これにより直線上の釘を全て弾き飛ばす。

 

 「!魔虚羅!!再加速する前に仕留めろ!」

 

 「MakoMakoooooo!!!」

 

 魔虚羅の体が発光する。先ほど伏黒恵が見せた、脚に電気の呪力を回すことによる速度の上昇。それを学習して、範囲を全身へ拡大。

 雷獣の如き姿へ変貌した魔虚羅が、自壊せん程の勢いで直哉を殴り飛ばす。

 

 「前はあんなにおっかなかったんやけどなぁ」

 

 空中で雷の足場を踏み、軽快なステップを踏みながら直哉の体を何度も打ち据える。

 空に2本の軌跡が描かれる。何度もぶつかっては離れる光の線はやがて満点の星空の様になる。

 

 「まぁ、一気に仕留めるべきよね!『龍鱗』『四諦』」

 

 「させへんよ」

 

 釘崎野薔薇、その呪力の起こり。それを察知した直哉は、『何かまずい攻撃が来る』と察知。

 

 呪霊直哉。その速度は初速でさえマッハ2を超える。

 撃ち合っていた魔虚羅でさえその姿を見失う。

 

 「加速するつもりか!気をつけろ!さっき以上の速さで突っ込んでくるぞ!」

 

 「気をつけろって言われてもねぇ!『花御』『陀艮』!」

 

 「『再契象』」

 

 半径30mを有刺鉄線の檻が埋め尽くし、花御の木の根がスパイクのように飛び出す。触れれば爆発する鯨の式神が機雷のように浮遊する。

 

 「まぁ、突っ込んでくるならそらそうするやろね」

 

 呪霊『直哉』の体は音速で吸気口から取り込んだ空気を、ラム圧と呪力で圧縮し体外へ排出することで更に推進力を得る。

 その速度は、『マッハ4』へ到達する。

 

 速い。速すぎた。誰の目にも映らなかった。

 釘崎野薔薇の腹に風穴が開く。明らかに重要な臓器がいくつも吹き飛んでいる。

 

 「それで歩けるって、お前本当に人間なん?あぁ、特級だったんやね。そらそうか」

 

 意識を飛ばすほどの激痛を平然と受け止め、腹を再生させる目の前の女。気持ち悪いな、と思いながら投射呪法を使った空気を爆ぜさせる打撃を放つ。

 

 「まぁでも、特級の中だと型落ちやな」

 

 「あの硬さなら、カウンターで貫けるっておもったのだけど」

 

 罠が全て抉り取られているのを見て、気づく。

 

 「加速中だけ硬化してるわね、それで通常時はあんなに柔らかい...縛りね」

 

 加速時の亀のように成ったあの状態。自分の速度で自滅しないように硬度が跳ね上がっているのね。

 直哉の体から引きちぎった管のような部位を藁人形に打ちつける。

 

 「『共鳴り』」

 

 片腕。管が束ねられた腕が内部から破壊されて吹き飛ぶ。吹き飛んだ管がウネウネと自発的に暴れている。

 

 「ま、呪霊だから治せるわな」

 

 ずぞぞ、という音と共に腕を再生させて振るう。同時に、地面から落ちた腕が呪力として吸収される。

 

 「なんか、懐かしいわ。子供ができひんこと、大人は当たり前のようにできるやん?」

 

 「癇癪起こして死んだ餓鬼が大人?お前が大人だったことがあるか?『穿血』」

 

 レジィはいくつかのレシートを剥いだのちに待機。次なる一手へ対応するため意識を研ぎ澄ます。

 

 「おぉ、怖い怖い」

 

 体をコマのように回転させ、穿血の勢いを殺す。

 魔虚羅の電撃を纏った平手打ちを瞬間的な加速で避ける。

 

 突撃した低級の呪霊を投射呪法でフリーズさせ、破壊。

 飛来した釘を叩き落とす。

 

 「ま、ええわ」

 

 くみついた魔虚羅ごと地面に体を擦り付け、甲羅の一部を分離させることで脱出。

 再度の加速。再び音速を超えた突進が。

 特級怨霊『禪院直哉』。特級の悪意が襲いかかる──!

 

 「は?」

 

 

 

 

 つるん、直哉がバナナの皮で体を滑らせて転ぶ。そのまま発泡スチロール製の赤い『A』と書かれた扉に突っ込むと、その先には大量にクリームが。

 

 ──なんや、何が起きた!?

 

 「結果発表ー!!『映す価値なし』!!」

 

 何かがごっそりと持っていかれた。一瞬だが体が希薄に成った。

 

 「いやぁ、最高級バナナ、市販のバナナ、バナナっぽい謎の植物。これで絶対あかん選択肢を選ぶ、本当に名家の出なのか!?続きはCMの後で!」

 

 「Mako!!」

 

 次の瞬間には、巨大な中華鍋の上にいた。

 エプロンを纏った魔虚羅と、奇抜な服装の上からコック帽を被った男が直哉の体に調味料を振りかける。

 

 「超巨大スッポン鍋、一丁上がり!」

 

 「MakkoMako♪」

 

 わけが、わけがわからん!

 

 「...レジィ?あのバナナの皮ってあなたが置いたの?」

 

 「確かに出現させた食品の中にバナナはあったけど、もう消えてるが!?」

 

 あの、どことなく既視感のある奇抜な服装。曲がったことが大嫌いそうな芸人が着ていたあの服に身を包んだあの男は──!

 

 「この前の依頼で芸をやっていたあの芸人、確か名前は──!」

 

 『髙羽史彦』

 

 覚醒型の術師にして、『五条悟』にも通用し得る現代の超人。

 

 「ふっ...君たちは、良く覚えているぞ!珍しく爆笑してくれていた高校生のお友達だな!」

 

 「コラー!!そこのガメラのなり損ない!未来ある若者の将来を奪うのは、この私が許さーん!とうっ!」

 

 両脚を揃えたドロップキック。それを後ろで応援するのは、いつの間にかチアリーダー風の服装に身を包み、両手にポンポンを持った魔虚羅と虫ケラ。

 

 「俺は暴力肯定派の古いタイプの芸人だぜ?」

 

 こてん、と倒れた直哉が起き上がり、心の底から絶叫する。

 

 「こんな、こんなことがあり得てたまるかああああああ!!!」

 

 ギャグ補正を振り切るほどに強い魂が叫ぶ。

 管のような腕が縦横無尽に伸び、投射呪法で加速した腕は呪霊の肉体さえ自壊するマッハ5へ到達する。

 

 「くるぞ、あなたも避けなさい!」

 

 巨大化させた槌を盾に攻撃を捌きつつ、レジィが生成した物品で迎撃。し損ねた攻撃は虫ケラと魔虚羅が対応。

 陀艮は巨大な水の竜巻を発生させ、直哉目掛けて発射。

 

 「とうっ!」

 

 水の竜巻の中から飛び出したのは、ゴーグルをつけた髙羽!

 もりを持って鮫に跨るその姿は伝説のフィッシャーマン!!

 

 「いやはや、現代の術師というものは恐ろしいね」

 

 レジィが呟く。

 

 「いや、別にあれがスタンダードじゃないからね!?」

 

 「あーれー!!!」

 

 直哉の突進を喰らった高羽が空の彼方へ飛ばされて星となる。多分暫くしたら戻ってくるでしょ、あれ!!

 

 「場が乱れた、一気に決めるぞ!!!」

 

 直哉が加速しようとして、吸引口が埋まっていることに気づく。

 

 「大量にガムを買った客がいたみたいでね。ご馳走してあげるよ」

 

 空気がうまく取り込めない。

 加速も不十分。音速は確かに速いが、この戦いではそこが最低ライン。あまりにも足りない。

 

 「がっ!!!」

 

 結束バンドが体を縛り付ける。

 

 「じゃぁ、これでお終いよ」

 

 『龍鱗』『四諦』『分つ彗星』

 

 「『次元振』」

 

 「巫山戯るな、巫山戯るな!あっち側へ立つのは、お前らやない、俺や!!

 

 吸引口を自壊させ、無理やり穴を作る。

 呪力を練るんや、ドブカスが!!!ここで諦めるタマやないやろ、俺はぁ!!

 

 どこを目指した、誰を追いかけた!!!

 パン、全てを置き去りにした破裂音が響く。

 

 二人の体が交差する。

 一瞬、空間がズレる速度の方が速かった。

 

 直哉の体が二つに割れる。

 

 嫌や、死んでたまるか!!まだ、まだぁ!!!!

 

 

 「は、そういう泥臭い奴は、可愛くて好きよ」

 

 断面から、人間だった頃の姿が這い出る。

 

 「『領域展開』!!

 

 「『領域展開』

 

 「残念、『──

 

 

 三者三様、領域に対する対抗策が起動する。

 

 

『時胞月宮殿』

 

 

『嵌合暗翳庭』

 

 

『彌虚葛籠』

 

 レジィ・スターの使用した術。

 シン・陰流の原型にして、領域の必中効果を中和する力。

 

 一瞬、直哉の方が速かった。

 伏黒恵、レジィ・スターはそれぞれがそれぞれの術の中心にいたゆえに、直哉の術式到達前に間に合う。

 

 しかし、釘崎野薔薇と、いつの間にか戻ってきていた高羽は違う。

 

 

 「俺に触れられた奴は、俺と同じ動きかたせえへんと止まってしまうんや。一秒。この領域の中では、その対象が細胞一個一個まで細かくなるみたいやね」

 

 髙羽は...何故か細胞単位での全く同じ動きに成功している。もう知らへん。領域内なら術式は中和できてるやろし、後でじっくり調理してやればええ。

 

 問題は野薔薇ちゃんの方や。

 

 「細胞一つ一つの動きがずれて、そう成ってまうわけやね」

 

 全身から血が吹き出す。ありゃ死んだな。

 いや、違う。ワi...俺と同じや。あかん、精神汚染されとったわ。あの芸人め。

 自己の呪力を暴走させ、体を高速で自壊。瞬時に体を再生させることで、体が崩壊するよりも早く前へ進んでいる。

 幽鬼のような足取りでありながらも、着実に俺に近づいている。

 

 何が、何が違うんや。

 お前らと俺、何が違うんや!!!!

 

 外殻の押し合いが始まり、必中効果が中和される。

 

 「あの世界(五条悟)に並び立とうとしたあなた」

 

 彼の世界、領域に立っているからだろうか。彼の気持ちが、痛いほどに伝わってくる。

 

 「あの世界(五条悟)を追い抜かそうとした私たち」

 

 並び立つものと、追い抜くもの。

 憧れるあなたと、それを踏み越える私たちじゃ、私たちの方が一歩先へ行く。

 勝つのは、私たちだ。先へ先へ走り続けた、その意味ではあなたも私も同類。

 

 なら、最後に勝つのは。

 

 「「より意思が剛い方!!」」

 

 

 「手ぇ出すな!!」

 

 互いに拳を交わす。

 殴り合う、殴り合う。防御を捨てた、正面切っての殴り合い。

 腹へ、顔へ、心臓へ。拳と拳とをぶつけ合う。

 

 「この、クソ(アマ)がああああ!!!」

 

 何度潰しても這い上がってくる。

 何度でも起き上がる。お前がそっち側、冗談やない!

 音速を超えた打撃の乱打。その全てを避けもせずに受け止める。何で避けようとしないんや。

 

 「お前らは俺に、殺されるべきなんやああああああ!!!」

 

 絶叫と共に直哉が突進。それを左腕で受け止める。

 左腕と引き換えに、一気に距離を詰める。

 

 女神が微笑む。

 

 『黒閃』

 

 

 直哉の頭蓋が柘榴のように弾け飛ぶ。

 

 「ざけんなや...」

 

 呪力が練れん。

 

 「ドブカス...がぁ...」

 

 

 

 

 

 






感想、評価、誤字報告などありがとうございます!励みになります!

釘崎野薔薇の魂を同調させて強化する技の元ネタは、双星の陰陽師のレゾナンスだったりする。


もう、受肉者の名前よくわからないし、肉体の名前かかつての名前かはその個人が自由に選べる(虎杖悠仁みたいな檻は例外)でいいんじゃないかな...
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