無気力ギャル神様の体を貰って楽しく暮らそうって話 作:匿名のTS好き
あれからさらに数ヶ月。
……いや、この表現は正しくないかもしれない。神様の身体だけあって、その権能の凄さもさることながら、肉体そのものが持つ運動能力も、人間のそれを遥かに上回っているからだ。
この華奢な身体のどこにそんな力が……と言いたくなる馬鹿力のオンパレードを存分に発揮したその武勇伝をいくつかここでご紹介しよう。
~エピソードその① 筋力とか以前にそもそも地面にめり込まないのはなんで???~
ある日のこと。
「あーこの身体になって大分経つなー。ちょっと
そんな軽いノリで山奥に放棄された事故か何かで崖から落ちて壊れたっぽい2トンくらいありそうなトラックを見つけた俺は、それで
あっ、中のホトケになられた方は丁寧に埋葬しておきました。神になったせいか人間としての生死への恐怖とかが薄れてる気がする。ヤバい。
なんかだんだんギャルに近づいてない、俺?
権能によるものとはいえ山を壊すぐらい朝飯前なこの身体には2トンは弱いと感じ、局地的に重力を操作してトラックの重さを実質的に100倍……つまり200トンにしてみた。
「……うーん、でもこれだとどれだけ筋力があろうと持ち上げた俺の身体が地面にめり込んでしまう。まあいいや、地面にめり込んだとしても脱出出来るのが俺の身体だし。それ、よいしょ」
グイッ。普通に持ち上がった。身体は? 沈んでいく気配はない。
「……いやめり込まないんかーい!!!」
<今日分かったこと>
神の身体能力はヤバい。物理法則を素で無視するとか当たり前なぐらいヤバい。
~エピソードその② 神が競走を仕掛けてはいけない。いやマジで~
ドドン! ある日!
「よし今日はかけっこをしよう」
やんちゃな子供のような
どうせ追いつかれて噛まれたり引っ掻かれたりしてもこの身体は死なない。
既に高山に行って低酸素や低温で死ねるか、深海にて圧力や無酸素で死ねるかなど色々試したが、傷も付かなきゃ苦しみすらしない。
なにこの身体? オリハルコンで出来てるの?
とにもかくにも死なないのだ。
だからこそあのギャル神様も死ぬに死ねず悩んでいたのかもしれない。
とにかくこの身体の真価を計るためにチーターさんにス○ム肉の缶詰の蓋を開いたモノを見せつけて挑発し、そのまま軽く走った。
人間の食肉とはいえ肉にありつけるかもと考えたのかチーターさんは思惑通り追ってくる。
おっしょっしょっしょ、よいしょっしょ。
おっしょっしょっしょ、よいしょっしょ。
……あれ、ナチュラルに同速? 俺とチーターさんの距離、間隔が狭まる様子がない。
ミリも近寄りも遠ざかりもしない絶妙な距離感で追いかけっこしていたが、俺の身体が本気を出してないのは一目瞭然なので本気を出してみる。
……その直後に起こったことはここで言うには少しアレなので省く。
マイルドにかつ簡潔に話すと『走った勢いで発生した衝撃波で半径20kmほどクレーター状に地面が抉れたりしてサバンナがマジ大変なことになった』という感じ。
チーターさんは生きてた。気絶してたけど。
あの時多分音速の数百倍は出てたと思うんだけど、逆にあれでよく生きてたな。チーターってすげえ。
ちなみにサバンナは後で直しました。
こうして色々やらかしてもリカバリーが効くから神様の力って凄いよね!!(ヤケクソ)
<今日分かったこと>
神様の身体で本気で走ってはいけない。
……俺、この身体と力を使いこなせるかなあ?
そう不安になりつつ自分のおっぱいを揉んで自分で自分の機嫌を取る。あっ柔らかい……一生揉んでられるわマジこれ神の