スーパーロボット大戦 艦隊これくしょん   作:あとん

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ノリと勢いとスパロボ風で書いています


第二話 戦えるという事①

《???》

 

(ワルキメデス)「お初にお目にかかります、ミケーネ帝国の皆様」

 

(暗黒大将軍)「ふん。キャンベル星人が何の用だ」

 

(ワルキメデス)「我が主、女帝ジャネラ様より地上侵攻を手助けするよう命じられて参りました。ワルキメデスと申します」

 

(地獄大元帥)「手助けか……ほう、これまで地底の覇権を争ってきた我らにか?」

 

(ワルキメデス)「ええ、何でも我らが仇敵・マジンガー共とコン・バトラーが国防海軍とやらに合流するそうで」

 

(暗黒大将軍)「何が国防海軍だ。あんな小娘共など、ワシらの戦闘獣で蹴散らしてくれるわ」

 

(地獄大元帥)「だがあの海の害虫と戦えるのは艦娘だけ。油断できん相手ではある」

 

(暗黒大将軍)「むう……」

 

(ワルキメデス)「深海棲艦は我々としても脅威……悩ましい問題ですな」

 

(地獄大元帥)「さらにゲッター共もそこに合流するという話だ。マジンガー共だけでも少々手こずっている状況では、厄介だな」

 

(ワルキメデス)「そこでジャネラ様の提案でございます。相手が群れるのなら、我々も共同戦線を取ってみてはいかがかと……」

 

(地獄大元帥)「ふむ……悪くはない話だ。幸い、まだマジンガー共とゲッター共は合流はしていない。叩くなら今がよいな」

 

(ワルキメデス)「ええ、合流前に各勢力を各個撃破するのは容易い。我らが協力すれば」

 

(地獄大元帥)「成程……ではまず早乙女研究所に攻め込もう」

 

(暗黒大将軍)「早乙女研究所を潰せばゲッター線も手に入る。その後マジンガーを倒せば光子力エネルギーや超合金Zもワシらのモノ……」

 

(地獄大元帥)「確か少数ではあるが艦娘も早乙女研究所にいたはずだ。来るべく深海棲艦どもとの戦いのために、対抗手段のサンプルが必要だ」

 

(ワルキメデス)「話はまとまったようですな。我がキャンベル星からは弟、ダンケル将軍を向かわせましょう……不肖の弟ですがね」

 

(暗黒大将軍)「ワシも出陣しよう。いい加減、奴らは目障りなのでな」

 

(ワルキメデス)「では私めも準備がありますので、失礼させて頂きます」

 

(暗黒大将軍)「……どう思う?」

 

(地獄大元帥)「所詮は宇宙人。我々と人間が潰し合うのを待って漁夫の利を得るつもりだろう。だがそれは我々も同じ。精々、戦力を消耗して貰おうではないか……」

 

 …

 ……

 ………

 

《早乙女研究所》

 

(早乙女)「……というわけなのです、岡長官」

 

(岡)「うむ。提督適性がある人間を放っておくわけにはいかんだろう。彼もビッグファルコンに合流して貰おう……長門君たちに直に会って貰わんとな」

 

(早乙女)「もし本当に提督の素質があれば、深海棲艦に対する戦力は飛躍的に上がります」

 

(岡)「そうなってほしいものだ。特に最近はこの近海においても、深海棲艦の攻撃は増している。それが全国規模だ。多くの艦娘が全国に散っている」

 

(早乙女)「彼女らでなければ深海棲艦に対抗できませんからな」

 

(岡)「ああ、そんな艦娘の能力を100%引き出せるのは提督だけ……本物であって欲しいモノだ」

 

(早乙女)「ではゲッターチームと共に彼もそこへ向かわせます」

 

(岡)「ああ、頼む。では失礼する」

 

(早乙女)「……さて、どうなることやら。本当に提督になってくれればいいのだが……」

 

 …

 ……

 ………

 

(武蔵)「しかし不思議なもんだな。見た目はオイラたちと変わらないのに、提督なんてよ」

 

(レイト)「そ、そうかな……」

 

(夕立)「ぽい! 確かに想像していた司令官とは違うっぽい!」

 

(睦月)「うん。提督って何だかおじいさんってイメージがあったから」

 

(隼人)「それは昔の映画の見すぎだろう。今は連邦軍にも若い将官はいるぜ」

 

(レイト)「う……そういわれてもね、隼人さん」

 

(隼人)「そう気を使うなよ。ため口でかまわねぇ」

 

(竜馬)「そうそう。俺達、同年代なんだしさ」

 

(レイト)「すまん……」

 

 とりあえず俺は大鳥島というところにある鎮守府に向かう事になった。

 だがそこに行くまでに幾つかの戦力と合流するみたいなので、今はそれらの到着を早乙女研究所で待っている状態である。 

 とりあえず俺は艦娘とゲッターチームの親睦を深めるべく色々話しているのだが、そこで一番驚いたのが竜馬たちが同じ年齢層ということだった。

 言いにくいがとてもタメとは思えない。

 特に武蔵……

 

(吹雪)「皆さん、敵襲です! 敵戦力は、ミケーネ帝国!」

 

 そんな時、血相を変えて吹雪が飛び込んできた。

 ミケーネ帝国……確かさっき敵対している地下勢力だと聞いたけど……

 

(竜馬)「何っ!? こんな時に!」

 

(隼人)「奴らめ。マジンガーチームと俺達が合流する前に、潰すつもりか」

 

(竜馬)「レイト、ここで大人しくしていろ。ハヤト、ムサシ、出動だ!」

 

(武蔵)「おうよ!」

 

(夕立)「吹雪ちゃん! 夕立たちも行くっぽい!」

 

(睦月)「よーし! はりきってまいりましょーっ!」

 

 そう言って夕立たちも行こうとして……

 

(レイト)「ま、待て待て……吹雪たちも戦うのか?」

 

(吹雪)「え……はい、そうですが」

 

(レイト)「あ、相手は深海棲艦じゃないんだろう? 吹雪たちが戦う必要は無いんじゃないか」

 

 艦娘の戦う相手は深海棲艦のはずだ。

 ミケーネ帝国と戦う必要は無いはずである。

 聞いた話だとゲッターロボと同じくらいのサイズだろうし、小さい艦娘が戦えるのかとも思う。

 

(夕立)「大丈夫! 地上戦用の艤装も用意しているっぽい!」

 

(睦月)「それに睦月たちはもう何度もミケーネの戦闘獣と戦っているのです!」

 

(レイト)「そ、そう言う事じゃなくて! 艦娘は深海棲艦と戦う存在で、他の勢力と戦う必要は無いだろう?」

 

(吹雪)「いえ、私達の目的は御国を守る事。敵は関係ありません!」

 

(レイト)「そ、そんな……」

 

 深海棲艦だけでも手ごわい相手なのに、それ以外の敵とも彼女たちは戦わないといけないのか。

 

(吹雪)「レイトさんはここで待っていてくださいね。すぐに帰ってきます」

 

 吹雪たちはそう言うと、勇ましく出撃していった。

 俺はその背中を見送る事しか出来なかった。

初期艦は誰にしますか

  • 吹雪
  • 叢雲
  • 五月雨
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