スーパーロボット大戦 艦隊これくしょん   作:あとん

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こっちは完全に趣味なので、ゆっくり書いていきます。


第二話 戦えるという事②

(竜馬)「チェーンジ、ゲッター1!」

 

(隼人)「む……ミケーネ帝国だけじゃないな。あれは異星人か?」

 

(夕立)「ぽい! 確かに見たこと無いっぽい!」

 

(吹雪)「待って夕立ちゃん。確か資料で見たような……恐らくだけど、あの大きいのはキャンベル星人の兵器」

 

(睦月)「キャンベル星人ってコン・バトラーが戦ってる……」

 

(武蔵)「つまり宇宙人とミケーネが組んだってわけか」

 

(ダンゲル)「ふん。あれがゲッターロボか。あんな小さいロボットに苦戦しているとはな。しかも艦娘に至っては少女同然。我らキャンベル星人の敵ではないな!」

 

(暗黒大将軍)「何も知らんくせにいい気になりおって」

 

(ダンゲル)「所詮は貴様らも地球の生き物だな! どぅれ、わしが一捻りしてくれるわ」

 

(夕立)「あ、あの大きいの、こっちに突っ込んでくるっぽい!」

 

(竜馬)「かなりデカいぞ! 相手は深海棲艦じゃない、ここはゲッターに任せろ!」

 

(隼人)「吹雪たちは周りの雑魚共を頼む」

 

(吹雪)「分かりました!」

 

(睦月)「いざ参りますよー!」

 

(暗黒大将軍)「この猪武者め。勝手な事ばかりしおって……」

 

(地獄大元帥)「まあいいだろう。ここはあの将軍につゆ払いをやってもらおうではないか」

 

(ダンゲル)「がっはっは! 非力な地球人よ! このダンゲル将軍の力を見るがよい!」

 

 戦闘が始まり、こちらに突っ込んできたダンゲル将軍のマグマ獣・グレートⅠとゲッターロボが戦い始めた。

 それと同時に進行してきたミケーネの戦闘獣には吹雪たちが対応していく。

 人間の少女と変わらない体格の吹雪たちに対し、相手はその数倍はあるのである。

 見ている側としては不安しかないが、吹雪たちは逆にその体格差を利用し、器用に攻撃を避けながら相手を迎撃していた。

 一方、ダンゲル将軍とゲッターロボは一進一退の攻防を繰り広げていた。

 がむしゃらに攻撃してくる相手に対し、竜馬たちはゲッターロボの特性である変形を駆使して、上手く戦いを有利に進めていた。

 やがてダンゲル将軍にも焦りが見え始め、動きもどんどん大降りになっていく。

 

(ダンゲル)「ぐうう……ちょこざいな!」

 

(隼人)「なっちゃいねぇな」

 

(竜馬)「よーし、今だ! ゲッタァァァァ! ビィィィィムッ!!」

 

(ダンゲル)「ぐぉおおおっ! おのれぇ!」

 

 そしてついにゲッター1の最大の武器がクリティカルヒットした。

 ダンゲル将軍の乗るマグマ獣は大きく体勢を崩し、黒煙を上げ始めていた。

 

(睦月)「やったぁ! 流石ゲッターチーム」

 

(夕立)「こっちも終わりそうっぽい!」

 

 吹雪たちも第一陣の敵を倒し、このまま相手を叩き潰すかという時だった。

 

(地獄大元帥)「よし、今だ!」

 

 何とここに来てミケーネの伏兵が現れたのである。

 

(ダンゲル)「な、何ぃ!? 貴様ら、わしを囮に使いよったのか!?」

 

(地獄大元帥)「まさか。こんなこともあろうかと、兵を伏せておいたのよ。さ、将軍。後は我々に任せて、撤退なされるがよい」

 

(暗黒大将軍)「ここでゲッターロボもろとも早乙女研究所を潰す!」

 

(隼人)「ちっ……厄介な事になったぜ」

 

(武蔵)「くそう、汚ねえ手を使いやがる」

 

(竜馬)「まずは一旦、体勢を立て直すぞ! 吹雪、睦月、夕立!」

 

(吹雪)「わかりました、そちらに近づきま――」

 

 そんな吹雪の声をかき消すように、ダンゲル将軍の怒声が響いた。

 

(ダンゲル)「このままではすまさん! この痛み、倍にして返してくれる!」

 

 そのまま彼はマグマ獣もろとも、早乙女研究所へ突っ込んできたのである。

 

(竜馬)「こいつ、俺達を無視して研究所に!」

 

(武蔵)「死なばもろともってわけか!」

 

(隼人)「ぐ、間に合うか……」

 

(吹雪)「私が守ります!」

 

 最も研究所の近くにいた吹雪が動いた。

 そのまま彼女はダンゲル将軍と早乙女研究所の間に割って入り、主砲を相手に向けて連発するのである。

 

(吹雪)「止まってー!」

 

(レイト)「や、やめろ吹雪!」

 

 吹雪は懸命に主砲を放つが、やはりサイズの差が大きいのか決定打にはならないのだ。

 そのままダンゲル将軍のマグマ獣が吹雪に迫っていく。

 あんな大きなモノが吹雪に激突したら……最悪の想像が俺の脳裏を過った。

 しかし吹雪は諦めることなく、何度も敵に攻撃を繰り返している。

 夕立、睦月、ゲッターも助けに向かうが間に合わない――

 

(レイト)「ふ、吹雪っ! 逃げろ!」

 

(ダンゲル)「ええい、邪魔な小娘め! このまま踏みつぶしてくれる!」

 

(吹雪)「早乙女研究所を……司令官になるかもしれない人がいる場所をやらせません!」

 

 吹雪はそのままありったけの攻撃を叩きこんだが――

 

(吹雪)「きゃあああああああああっ!!」

 

 それでも敵の進撃は止まらず、吹雪の目の前まで突っ込んできた。

 なんとか間一髪躱した吹雪であったが、その風圧と衝撃で大きく吹っ飛ばされてしまう。

 何とか着地するも目の前には再びマグマ獣が――

 不味い。このままじゃ吹雪が……その時であった。

 

(???)「うおおおおおっ!! グレートブースター!」

 

 突然、別の方向から黒いロボットが現れ、マグマ獣の脇腹へと激突した。

 その衝撃で敵の軌道は逸れ、吹雪も間一髪でマグマ獣との衝突は避けられる。

 謎のロボットとマグマ獣はそのまま地面に墜落し、轟音と共に大地を揺らすのだ。

 

(レイト)「な、なんだアレは!?」

 

(早乙女)「マジンガーチーム! 来てくれたか!」

 

 博士の言う通り、9時の方向には数体のロボットがこちらに向かってきていた。

 その内の一機は、ロボットに疎い俺でも知っているモノだった。

 

(レイト)「あれは……マジンガーZ……」

 

 俺のいた世界では超有名なロボットだ。 

 俺も名前とデザインくらいは知っている……ん、そういえば吹雪を守って敵に突っ込んだロボットもマジンガーに似ていたような……

 

(吹雪)「あ、ああ……鉄也さん……」

 

(鉄也)「……無事か、吹雪。全く無茶をする」

 

(夕立)「グレートマジンガー! 来てくれたっぽい!」

 

(睦月)「吹雪ちゃん、大丈夫!?」

 

(吹雪)「わ、私は大丈夫……でも、鉄也さんが……」

 

(鉄也)「これ位、大したことは無い。それよりもまだ戦えるか?」

 

(吹雪)「はい! まだいけます!」

 

(竜馬)「鉄也くんに甲児くん達も来てくれたか……」

 

(ボス)「ジャンジャジャ~ン! マジンガーチーム登場だわさ!」

 

(甲児)「皆、大丈夫か!」

 

(隼人)「ああ。何とか首の皮、一枚で繋がったぜ」

 

(睦月)「マジンガーチームの皆さん! 突然だけど一緒に戦って下さい!」

 

(甲児)「ああ、勿論だ。皆、いくぞ!」

 

(さやか)「吹雪ちゃんは一旦下がって!」

 

(吹雪)「い、いえ、まだ戦えます!」

 

(ジュン)「既に貴方は大破しているわ。これ以上は危険よ。下がりなさい」

 

(レイト)「吹雪! 早く下がれ!」

 

(吹雪)「……りょ、了解しました」

 

 こうして吹雪は戦線を離脱して早乙女研究所に戻っていく。

 俺はすぐさま彼女の元へと走っていく。

 一方、戦線はマジンガーチームの参戦によって、一気にこちらが有利になったようだった……

 

初期艦は誰にしますか

  • 吹雪
  • 叢雲
  • 五月雨
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