ー零海視点ー
土曜日の朝、普段ならシスターの手伝い等をしてる時間だが今日は約束があるので雄英高校最寄り駅に来ている。
土曜日の朝なだけに今日は人が少ないな、しかも朝6時だ皆休みだから睡眠を貪るのだろう。
「おはよ!瞳野またせた?」
「いや、今来た所さ 拳藤」
前回約束したバイクに乗せる約束、そのついでに折角だから少し洒落たカフェでモーニングでも食べようかという流れとなり朝の6時から集合となった。
「じゃ 行くぞ」
拳藤にヘルメットを渡し、バイクを走らせる。
目的地は海の見えるカフェ、モーニングの早い時間に行けば海が朝日に照らされてキラキラ光ると話題の店だ。
「ん〜風が気持ちいい〜やっぱバイクはいいね!」
「取蔭もそれ言ってたな そこ右に曲がるからな」
目的地まではおおよそ1時間、そこそこ遠いな。
「それに私珈琲も好きだからさ!楽しみにしてたんだ」
「ん?そうなのか 俺は紅茶の方が好きだが」
拳藤はバイクと珈琲が好き、高校生にしては渋い趣味だな。
「ついた…海綺麗だな」
「ほんと、さっカフェは向こうだって 行こ!」
「おっ おい手を引っ張るな!」
カフェの内装は壁に浮き輪やサーフィンのボードが飾ってある、木目の壁に床が何となく優しい温もりを感じる店内だ。
まだ人が少ないからか窓際の席に座れた、上を見れば青空 下を見れば青い海ロケーション最高というやつだ。
「噂で聞いてたより綺麗だね!、ありがとね連れてきてくれて。」
「気にするな、俺も久しぶりに海が見れた さっ何頼むか決めよう?」
俺はポテト&オニオンガレット 拳藤はホットサンドを注文ドリンクは俺が紅茶のファーストフラッシュ 拳藤はブラック珈琲だ。
「ブラック珈琲とは、大人だな。」
「ただ好きなだけだよw 瞳野だって紅茶詳しかったじゃん、よく飲むの?」
「シスターが好きなんだよ、だから昔から俺も飲んでる」
料理が来るまで学校の話や家での出来事などを話時間を潰す、拳藤はよく笑うんだな。
「お待たせ致しました、ポテト&オニオンガレットにホットサンドになります こちらモーニングでサラダのサービスです。」
「うわぁ!美味しそう 」
「そうだな それじゃ」
「「いただきます」」
ガレットをフォークとナイフで1口大に切り、口に運ぶ。
ホロホロしたポテトとオニオンの甘みが口に広がる、そば粉のふんわりとした香りもしてかなり美味だ。
「美味しい!瞳野このホットサンドチーズたっぷりだよ!」
「そうだな、こっちも具沢山で美味いよ。」
「はぁ〜美味しかった」
「うん、丁度いい具合だ。」
あの後お互い1口分交換したりしながら料理を楽しんだ、途中拳藤が写真を撮ったりしてたのは女子だからかな?。
「どうする?折角だから浜辺の方走って帰るか?」
「いいの!じゃあお願い!」
せっかくこっちまで来たしな、ここまで来たしそれなら海風感じながら帰るのも悪くないしな。
「この後なんかあるのか?」
「希乃子達と買い物にね、瞳野も来る?w」
「男俺だけだろ?遠慮しとくよ(^^;、」
待ち合わせ場所は木椰駅、恐らくショッピングモールだなあのバカでかい。
「じゃあこのまま駅まで送る、木椰駅なんだな」
「うん!何から何までありがと!」
「あっ来たノコ!おーい」
居たな、小森に小大か。
「ついたぞ…あれ黒色?」
「やぁ…こんにちは瞳野」
なんだ?黒色も誘われてるのか??
「あれ黒色じゃん!どうしたの?」
「さっきそこに居たから折角だから誘ったノコ!ね?」
「ん」
なるほど、捕まった口かこれは黒色は今日荷物持ちだろうな。
「じゃ俺は帰(ガシ)なんだ拳藤?黒色?何故掴む?」
「ほら女子だけじゃないしさ!瞳野も行こ!」
「いざ禁断の花園へ…共に」
「次どこ見る?」 「さっきアクセサリー屋見つけたノコ」
「ん!!」
かれこれ1時間、まぁ一七教の買い物に付き合うから女性の買い物は長いとは知ってたが3人となると中々だな(^^;
「皆…楽しそうだね」 「ん?そうだな 俺らもここまで来たら最後まで付き合おうぜ?」
「いっぱい買っちゃったノコ!?」
「そうだね 沢山買ったな小森」
果たしてお財布は無事なのだろうか?、拳藤は服を何着か小大は雑貨を少々に対して小森は服と雑貨を買ってたからな(^^;
その後にフードコートで各々食べたいのを買い食事にした。
拳藤と小大は石焼ビビンパ 小森はキノコうどん 黒色はハンバーガーで俺は塩ラーメンにした。
休みは普段シスターや一七教と過ごす事が多いけど、たまにはこうやって大人数で遊ぶのも悪くないな。
「また今度何処かこのメンバーで行こうノコ!」
「いいね!私は賛成」 「ん!!」
黒色と目を合わせ、俺と黒色も頷いた。
願わくばこの小さな幸せが続きますように。
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