転属の命令書を読んで固まっていた状態からライラに解凍されて先ず行ったのは、戦隊の面々への別れの挨拶だった。
この部隊の面々は、全員がルゥよりも後から来た者たちで、従ってルゥの転属は、首のない白骨を駆って前線を駆け巡っているとはいえ、実際はまだ年端もいかない少年少女である彼らに大きな衝撃を与えた。
そんな彼らを宥めすかし、後のことをライラに任せて荷物を持って隊舎をあとにしたのが9時半を回ったところだった。
ライラももう戦場に出て長くなるというし、そろそろ自分の号を持って一層逞しくなってくれることだろう。
彼女なら、あの戦隊をうまくまとめてくれるはずだ。
…あと、願わくば彼女たちの次のハンドラーがまともな奴でありますように。あのお嬢様のハンドラーは神経を逆撫ですることはあるけれど、他のクズどもよりはだいぶマシだった。
(また会うことはないだろうけど、できるだけ長く生き残ってほしいな)
どれだけ生き残ったところで、私たちエイティシックスに最後に待つのは死のみだけれど。
武装を外された〈ジャガーノート〉に乗って近場の整備場に向かう。
そこにはまだ輸送機は来ていなくて、あかりの灯る整備場と
昼間、特に出撃がある時は
近くのベンチに腰掛けて、輸送機の到着を待つ。
そうしていると、背後から足音が聞こえてきた。
「おう、ルゥの嬢ちゃん。こんな時間にどうしたんだ?」
「ああ、うん。転属命令が出たからここで待ってるだけ」
「…そうか、嬢ちゃんとももうお別れか」
近づいてきたのは、この基地に来てから散々お世話になった整備士の中年の男だった。
薄い青色の頭は常にもじゃもじゃしていて、その形が毎日寝相によって変わるらしく、それを戦隊の子供達に揶揄われて鬱陶しそうにしつつも、どこか楽しげにしていたのが彼だった。
その親しみやすさから基地のエイティシックスたちに人気で、その確かな整備の腕も相待ってルゥも彼によく整備を依頼していた者である。
その度に毎回毎回ワイヤーアンカーと足回りの扱いの雑さを怒られて、辟易して他の整備士に整備をお願いしようとしたら彼に無理矢理整備されたのは記憶に新しい。
束の間の雑談に興じていると、風が巻き上がるとともにルゥ達の目の前に輸送機が着陸した。
無言で扉が開き、誰が出てくるわけでもなくただただ無言で乗れと催促される。単純にパイロットが色付きと顔を合わせるのが嫌なだけだろうが、それでもルゥにはありがたかった。
「じゃ、行くね」
「おう、元気でな!」
「ああ、それと、」
心配ないと思うけど、一応お願いしておこう。
「あの子達のこと、よろしくお願いします」
「…任せとけ!」
どんと胸を叩いて告げる青髪の彼から視線を外し、ルゥは輸送機に乗り込んだ。
ついたのは、深夜のこと。
再び無言で開いた扉から外へ出て、灯火管制されてすっかり暗くなった隊舎に月の明かりを頼りに近づいた。
近づいたところで、そういえば、と気づく。
(いっつも転属の時は出発も到着お昼だったから戦隊の人たちの出迎えがあったんだけど…)
今回はついたのが深夜だ。
出迎えも何もないだろうし、今夜はもしかしたら外で野宿かもしれない。…まあ、別に今は冬というわけではないから寝るだけなら十分だけど、それでも土の上で寝るのはきついな、と思いながらどこかいい場所はないかと視線を巡らせ…
首筋に、チリチリと走るもの。
レギオンとは違うけれど、でもこれまでで一番反応が強くて。咄嗟に振り返る前に、声がかかった。
「誰だ」
「っ——」
バッと振り返ると、闇に浮かび上がる二つの赤色と目が合った。
数瞬してそれが人の目だとわかると、ルゥはほっとして肩の力を抜いた。足音も何もしなかったからお化けの類かとも思ったが、どうやら違ったようだった。…別に、お化けが苦手というわけじゃないけど。…ほんとだよ?
そう胸の中で訳のわからない弁明をしながら、その赤い双眸へ言葉を投げかける。
「あの、もしかしてスピアヘッドの人?」
「…そうだけど」
「ああ、よかった。…私、今日付でここに転属してました、ルゥ・ヴァロワって言います。パーソナルネームはムーンヘアって言って…」
「お前」
自分の言葉を遮って、赤色の瞳の少年が言葉を紡ぐ。
「…レギオンじゃ、ないよな?」
「は?」
私と彼——死神との最初の邂逅は、そんな感じだった。
その後、何を訳のわからないことを言っているんだと弁明したところ、その赤色の瞳の彼——シンエイ・ノウゼンと名乗った彼は事情を説明してくれた。
なんでも聞いたことのないような《声》がいきなり隊舎の外に現れて困惑したそうだ。
もし私に知識がなかったら、こいつは何を言っているんだで済ませたかもしれないけど、あいにくそうはならなかった。
「もしかしたら、私の血に
「…ああ、なるほど」
「そのレギオンの声が聞こえるのって、多分
彼が言ったのは、自分はとある事情でレギオンの《声》が聞こえる、ということだった。
なるほどそれは破格の異能だ。自分も母が
詳しく聞いてみると、私からはレギオンの《声》とは違う《声》…と言うほどはっきりしたものじゃないみたいだけど、なんとなくの感情がわかるような音?が聞こえるらしい。
…知らず知らずのうちに自分から変な音がしてるって考えると怖いな…どんな音なんだろ。
そんな説明でひとまず納得したらしいシンエイの後に続いて、ルゥは隊舎の中に踏み入れた。
まず目に入った大広間は、色々な遊び道具が置かれていて、さぞかし賑やかなのだろうということが伺えた。
「一人、新しいプロセッサーが来るのは聞いていたから、部屋は用意してある」
「そうなんだ、ありがとう。…えっと、シンエイ、」
「シンでいい」
「わかった、シン。あのさ、ハンドラーからの着任挨拶とかあった?」
「…どうしてそれを?」
やっぱりか、とルゥは思った。
どうやらあの聖女様がここのハンドラーになったというのは聞き間違いでも空耳の類でもなかったらしい。…今度同調するとき、どんな顔をして望めばいいのだろうか…
「その人、私が今までいた戦隊のハンドラーやってた人だったから」
「…ああ」
「私の隊に来たときも最初の夜に同調してきたからもしかしたら…って思いまして」
「そうだな。さっきまでおれたちの方に繋いできていた」
「やっぱりねー。まあ悪い人じゃないっていうか、寧ろ聖女様みたいな慈悲ぶかーい人なんだけどね」
ふう、とため息をついて言葉を紡ぐ。
「でもまあ、結局彼女も、他の奴らと本質は変わらないみたいだ」
「そうか。…ルゥは、前の隊でどんな話をしてたんだ?」
「夜に適当な雑談だけ。たまに読書を中断されてイラッとすることはあるけど、だいたい暇だから付き合ってあげるって感じです」
会話が途切れて、ブーツの擦れ合う微かな音だけが鳴り響いて。
所々に散見される日常の痕跡が、やけに楽しげで。思わずいろいろ覗きながら歩いてしまう。
「あ、これ…」
「ああ、セオ…うちの小隊長の一人が描いたやつだ」
窓から漏れ入る月明かりに照らされた、コミカルな豚のお姫様が豪奢なドレスを着ている絵がルゥの目に飛び込んできた。絵の下には、『6th handler』と書いてあった。
その横には5枚の紙が貼ってあって、その五枚全てにバツがつけられていたから、多分バツがつけられていないこれが件のハンドラーの絵で、あの聖女のようなお嬢様ハンドラーなのだろう。
「ふふ、面白いね」
「そうだな」
そっけない返事を返すシンの後を追って、案内されたシンの隣の部屋で、ルゥは眠りについた。
翌朝。
私が目を覚したのは、まだ日も登って間もない時間だった。昨日は夜遅かったというのに、この体は融通が効かないらしく、前の隊で戦隊の朝食を作るために起きていた時間に目が覚めてしまった。
二度寝を決め込もうにも、体内時計に管理され切ったこの体はそれすら許してくれないらしく、渋々寝る時のために来ていた薄着を脱いでプロセッサー用のパンツァーヤッケに着替える。
大きく伸びをして、おそらく余所者の自分は朝食の準備に参加できなさそうだから、何をして時間を潰そうかと考えながら…とりあえずお気に入りの本は手に持って、部屋の扉を開けた。
「あ」
「お?」
扉を出た先には、上背のある、短い黒髪で顔にいくつか傷を持つ少年が立っていた。
「おお、誰だお前…って、ああ、ハンドラーの言ってた追加補充のプロセッサーってお前のことか。」
訝しげに顔を顰めた後、勝手に納得されてしまったルゥは、声を出すタイミングを逸して無言で立っていた。
そんなルゥの様子を知ってか知らずが、黒髪の青年ルゥのことをまっすぐ見据えて口を開いた。
「俺の名前はライデン・シュガってんだ。一応この戦隊の副戦隊長をやってるから、困ったことがあったら言ってくれ。…ちなみに、戦隊長はシンな」
「あ、ご丁寧にどうも…え、シンって戦隊長だったんだ」
「やっぱあいつ言ってなかったのか…」
はあ、とため息をつく様は、出会った瞬間に感じた「あ、なんかちょっと怖そうな人だな…」という印象を和らげてくれた。
というか、シンが戦隊長ということは、噂の死神とは彼のことだろうか。
「ん…ルゥ・ヴァロワです。よろしくね」
「おう」
ニカっとはを見せて笑う様は、とても様になっていた。
「えと…ライデンはどうしてここに?」
「ん、ああ。どうせまたシンが服を脱ぎ散らかしたままだろうから、その回収にな。シンの本体なら多分中庭のベンチで本読んでると思うぞ」
親指で廊下の出口の方を指すライデン。
シンの服の回収…?
…なんだ、ただのお母さんか。顔に傷があって、身長も高いからてっきり怖い人だと思ったが、そんなことはなかったらしい。
それよりも、聞き捨てならないことを聞いた。
「シンって本読むの!?」
「うお、すげえ食いつきだな…」
ルゥの大声に若干身を引くライデン。取り乱してしまったことは反省しつつも、これくらいは許してほしいと思う、
ルゥはエイティシックスになる前は共和国の一区に近い市街地に暮らしていて、おまけに父も母も貴種だったこともあって、育ちがいい。
だから読み書きもできて、本が好きになったのだけれど、これまで点々としてきた戦隊には積極的に本を読む人がいなかったのだ。そもそも読み書きができるプロセッサーが少なかったから、ルゥは本について語り合う相手を得るのは半ば諦めていた。
でも、一度諦めると決めたものも希望が出てきて仕舞えば再び首をもたげるもので。昨日会ったあのシンという少年長年求めてきた本を読める人間だというのだから、興奮してしまったことにはご理解いただきたい。
確かに見るからに大人しそうな感じだったし、ああ、思い返してみれば彼は貴種である
…おとなしいから本を読むというのは偏見か。
「ああ、でも別にあいつ本を好んで読んでいるわけじゃないから、お前と話が合うかは…」
「ちょっと行ってきます!」
「あ、おい!」
「教えてくれてありがとうお母さん!」
「誰がお母さんだコラァ!」
背後から聞こえる人狼の方向を無視して、彼が先ほど指差した扉を開けて、外に飛び出た。
瞬く間に見えなくなった銀髪の背中が出ていった扉を見遣ってから、ライデンは嘆息して踵を返した。
「はぁ…他の奴ら起こして掃除でもするか。」
ルゥが外に出ると、爽やかな陽射しが目を焼いて、多分まだ他の誰も起きていないから、梢に止まる小鳥たちの可愛らしい鳴き声が耳に入った。
第九戦区のそれとはだいぶ造りの違う隊舎を歩き回って、中庭にいるらしいシンを探す。
そもそも中庭の場所がわからないから、見つけるのは難しいかもな、なんて考えていたが、おそらく中庭だろうという広場はすぐに見つかった。
その彼は、ベンチに一人腰掛けて本を読んでいた。
近くには忠犬のように控える〈スカベンジャー〉と、その上に足先の白い黒猫。そして、中庭を囲むように立っている隊舎の壁面に描かれた絵。
サンマグノリア共和国の英雄、革命の聖女マグノリアが五色旗片手に豚のプラカードがかかったブリキの人形を踏みつけている絵だ。
中庭で一人本を読んでいる彼は、静謐な雰囲気を纏っていて。どこか、犯してはいけない聖域のような雰囲気があった。
「…いつまでも隠れてないで出てきたらどうだ?」
「えっ」
覗いていたのがばれていたのか、と思って、少し気まずい気持ちでシンの前に姿を現した。当の彼は、こちらに一瞥すらよこさず、目線は横書きの文字を追っていた。
「…気づいてたんですか」
問いかけるルゥに対し、シンは自分の耳をトントンと叩くことで答えた。
その仕草に、ルゥも合点がいく。昨日、レギオンの《声》とは別に私の《音》も聞こえるって言ってたっけ…。
「何読んでるの?」
問いかけながら近づくと、お尻をずらして私が座るスペースを開けてくれた。意外と優しい。遠慮なく座らせてもらうと、シンが口を開いた。
「モビー・ディック」
「白鯨ですか!面白いよね!」
「さぁ、どうだろ」
「えー…」
嬉々として問いかけたルゥは、シンから帰ってきたそっけない返答に勢いをくじかれた。その様子にシンも申し訳なさを感じてくれたのか、本の文字からを追いながら事情を説明してくれた。
「おれが本を読んでるのは、レギオンの声から意識を逸らすためで…それができればなんでもいい」
「そうなんですか。…レギオンの声ってどんなのなの?」
黙り込んだシンに、少し踏み込みすぎた質問だったかと思い直した。
「あ、ごめん。答えづらいよね、無理に答えていただかなくても…」
「ルゥの異能は、どんなものなんだ?」
異能。
この世界に生きる各色の人種の、その中でも貴種の血を引く者の中で、さらに一握りのものだけが手にしている力。色ごとにその力は異なっていて、例えばシンやルゥの目のような赤色の系譜を持つ
ちなみに聖女マグノリアは
「あんな感じ」というのは、お察しである。
私にもまあ異能、と呼べなくもないものが備わっていたりするけど、まあそんな出力は強くないし、使い勝手のいいものではない。
「私の異能は勘…っていうか、虫の知らせ?第六感?が強かったりするだけだよ。レギオンの《声》が聞こえたりとか、そんなすごいものじゃないです」
「へぇ」
なんかまたそっけない返事だけ返されて会話が途切れた。
……あ、そういえば。
「私から出てる《音》ってどんな感じ?なんか変なヘドロみたいな音とかだったらすごいやなんだけど…」
「べつに、そんな音じゃない」
「じゃあどんな音?」
そう問いかけると、シンは読んでいる本から目をあげて、私の目を見て言った。
「鈴の音みたいな、月の音色みたいな。…レギオンの亡霊の声なんかよりも、ずっと綺麗で、落ち着く音」
「…ふーん、へー?いやまあ、きったない音って言われるよりも?まあ、マシですけど?」
「…《音》は、随分嬉しそうだけど」
「うるさい!」
迂闊に隠し事もできなさそうだ…亡霊って、なんだろ。
と言うか、面と向かって褒められると、褒められたものが自分にはよくわからないものでも、少し恥ずかしい。…シンがそこまで言うってことは、普段聞いているレギオンの《声》は、そんな酷いものなんだろうか。…もしかして、そんな声が、今も、聞こえているのだろうか…私たちが寝ている時も、ずっと?
「…レギオンの《声》は、多分すぐわかる」
「え?」
それはどういう…と問おうとしたところで、隊舎中に『カンコンカンカン』と鍋とお玉を打ち鳴らすやかましい音が鳴り響いた。
「スピアヘッド戦隊の皆さーん、朝ごはんだよー!」
ハキハキとした少年の声が聞こえるとともに、パタンと本を閉じたシンは立ち上がる。
「行こうか」
「あ、うん」
結局質問することは叶わなくて、ルゥは歩き出したシンの背中を追って朝食のいい匂いの立ち込める広間に辿り着いた。
「おはようシンくん。…その子は?」
青みがかった銀色の長髪と瞳を持つ少女が、配膳途中のプレートを手に持ちながらルゥを見て問い掛けた。
彼女のプレートに乗る朝食は、ルゥがみたことないほど美味しそうなものだった。ルゥも、戦隊員のために基地の近くで取れた木の実や狩った動物を使うことはあったけど、それなんかとは比べ物にならない。
「昨日ハンドラーが言ってた追加補充のプロセッサー」
「ああ、貴女が。…え、いつ来たの?」
「昨日の夜中だ」
「夜中…?」
首を傾げながらも、テーブルの近くにいた金髪で長身の少年おプロセッサーに呼ばれて、そちらの方へ向かって行った。
程なくして全員分(私の分もあった。ありがたい)の配膳が終わって、少年少女が席についた。
とりあえず余った席に座って顔を上げると、いただきます、をするでもなく、全員がこちらを見つめていて。以後ごちの悪くなったルゥは、視線をシンの方へ向けた。
「ん」
ん、じゃないが。
まあとりあえず必要なのは自己紹介だろうか。そうなのだとしたら、料理が冷める前にさっさと終わらせてしまおう。
立ち上がって口を開く。
「えーっと、昨日の日付が変わる頃にこちらに配属になった、ルゥ・ヴァロワと言います。パーソナルネームはムーンヘア、嫌いなものはレギオンとキノコ、好きなものは甘いものと本です。末長くよろしくお願いします!」
渾身のブラックジョークを込めてみたが、どうやらウケは良くなかったようである。
微妙な空気に座り込むこともできず、だんだん頬に熱が集まっていくのを感じながら、チラチラとシンに視線を送る。遅れてその視線に気づいたシンが口を開いた。
「配属は第四小隊…この前クジョーが死んだから、枠が空いてる」
「わかった。よろしくな、ルゥ」
黒髪のポニーテールを揺らして笑う少女が、ルゥには女神に見えた。
「よろしくね、ルゥ!」
「スピアヘッドに追加補充かー、珍しいな」
「今回の白豚は気前がいいね」
「女性陣一人増えた!」
「よろしくー!」
その後も口々によろしくとの言葉をもらって、ルゥはさっきまでの沈黙はなんだったのかと思いながら、とりあえず受け入れてもらえたことに安堵の息を漏らしつつ、美味しい朝食に舌鼓を打つのだった。
ちなみに全員反応が悪かったのはルゥのオドオドしてる感じが可愛くて揶揄っていただけだとだいぶ後に知った時は、思わず彼らの墓標の前で愚痴をこぼしたりした。
主人公のパーソナルネームについて。
『ムーンヘア』、英語表記はMoon Hareですね。『月のうさぎ』という意味です。安直です。
ちなみにスピアヘッドの端役のプロセッサーに『マーチヘア』というパーソナルネームの少女がいます。セオの小隊の子で、アニメ版だと水浴びのシーンでセリフがあったりしましたね。
早い話が名前被りです。はい。
『マーチヘア』、直訳すると三月うさぎです。『Mad as a March hare(三月のうさぎのうように狂っている)』という言葉があるそうで、三月のうさぎは繁殖期でソワソワして落ち着かないらしいです。
お読みいただきありがとうございました。
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