機動戦士ガンダムSEED New desTiny 作:ジェド・アリッサム
C.E71年。
前年に始まった地球とプラントの全面衝突からおよそ一年が経とうとしているにも関わらず、戦争は終わる気配を見せなかった。
物量で勝るはずの地球連合は未だ反撃に出ることも叶わず、優勢なザフトもまた戦争を終結させるに足る決定的な戦果を挙げることは叶わず。膠着した戦況の中で、しかし戦火は確実に広がっていく。無数の悲劇と憎悪を携えて。
そして、燃え広がるその炎は、これまで安穏を貪っていたこの場所にまでもを吞み込もうとしていた。
街先のカフェで、女性が歓談している。晴れたテラス席は大通りに面しており、ビルに取り付けられた大型ビジョンには化粧品や映画の広告が映し出されていた。
公園では少年少女が歓声をあげながらサッカーボールを追いかけ、芝生が広がるキャンパスの敷地内では、学生たちが思い思いに時を過ごす。
平和。オーブ連合首長国が所有するスペースコロニー、ヘリオポリスの現状は平和そのものだった。
現在、連合とザフトの主戦場は地球上であり宇宙、ましてや月やプラント本国から遠く離れたL3宙域は戦火から物理的に遠ざかっている。なおかつ、オーブは開戦前から中立を宣言しているのだ。
ヘリオポリスに暮らす彼らにとって戦争とは遠い場所の出来事であり、どこまで行っても他人事であった。関わりのない戦争のことよりも、ドラマの続きや新作ゲームの発売日の方がよほど興味がある。
そんな無関心故に、彼らは知らない。自らが享受している平和が、薄氷の上に築かれたものであるということを。
それを砕く砲火が、間近に迫っているということを。
「お兄ちゃん……」
「……大丈夫だ、マユ。もうすぐ父さんと母さんも来るから……」
1月25日。ヘリオポリスの者が信じて止まなかった平穏は、脆くも崩れ去った。爆発の振動がコロニーを揺すり、ザフトのモビルスーツが空を飛び、展開された防衛隊を次々と撃破していく。
そんな混乱の最中、シン・アスカは避難シェルターの中にいた。隣に座る妹、マユの震える手を取り、そっと握る。伝わる温かさと優しい声が届いたのか、その震えは徐々に収まっていった。
「……父さん、母さん…………!」
その様子に気が緩んだのか、誰にも聞こえないほどの小さな声が漏れる。
妹の手前、気丈に振舞って見せたものの、シンの心中もまた不安で一杯だった。避難の途中に見えた爆発は、両親の働くモルゲンレーテに近かったようにも見える。二人は無事なのか、何でザフトが中立のはずのヘリオポリスにやってきたのか、これからどうなってしまうのか。そんなことがぐるぐると頭の中を駆け回る。
「……お兄ちゃん?」
それに。この、胸のざわつきは何なのだろうか。どことなく哀しいような、寂しいような、これは。
恐怖からか、焦燥感からか、自然とマユの手を握る力が強くなっていく。
ちょうどその時だった。
「シン!マユ!」
「!……母さん!」
「二人とも無事か!?」
「お父さん!」
シェルターに自分たちの名前を呼ぶ声が響き渡る。それで、彼の心中に渦巻いていたものは、一挙に霧散した。
思わず二人そろって席を立ち、母親に飛びつく。普段だったら気恥ずかしくてできないようなことでも、今ばかりは素直にすることができた。母がそこに確かに生きて居るということをその感触と温かさで確かめれば、強張っていた心が解けていくようだ。
そうして幾ばくかの平静を取り戻したシンは口を開く。
「っ、父さん、何でザフトが!ヘリオポリスは!」
「…………大丈夫だ。シン、何も心配はない」
一瞬表情を歪めた後、父は彼の肩に手を置いてあやす様に告げる。自分の知りたいことが何一つわからない回答にシンは微かに不満を覚えつつも、しかし置かれた父の大きな手は、言葉通り何も心配はないというような安心を齎してくれた。
そうして家族四人が揃ってしばらくが経った頃、収まっていたはずの揺れが再びシェルターに襲い掛かる。二人きりだった先ほどよりはましなものの、それでもやはり怖いものは怖い。勿論それはシンだけではなく、シェルター内にいる誰もが恐怖していた。自らが立っている大地が、仮初の大地であることを思い出したのだ。もしコロニーが崩壊するようなことがあれば、虚空の宇宙に放り出されることになる。
キョロキョロと忙しなく視線を行き交わさせるシェルター内の人々。やがて、彼らの視界は赤色で満たされた。
『警報レベルが10に移行しました。このシェルターは救命艇としてパージされる可能性があります。全員、座席に着席し、シートベルトの着用をお願いします』
非常事態を示す赤い灯りと共に、機械音声が流れだす。それは、先ほど彼らが思い浮かべた可能性が現実のものになろうとしていることを示していた。
騒然とする室内。皆指示に従いつつも、どこか不安そうにお互いの顔を見合わせる。それは、シンの両親もまた同じことだった。彼らは大人であるが故に人間の小ささも、宇宙の大きさも知っている。
そんな大人たちを尻目に、シンとマユは不思議と落ち着いた様子でいた。それはきっと、家族が揃っているという心強さから来ているところが大きいのだろう。
けれども、もしかするとそれだけではなく。二人には、宇宙への異なった感性が備わっていたからなのかもしれない。
ヘリオポリスの崩壊。それは平穏に過ごしていた彼らに多かれ少なかれ、戦争というものを間近に突き付けた。
そこに居合わせたある少年は、戦いの渦の中に巻き込まれていく。自分の大切なものを守るために。
またある少年は、いつも当たり前のように感じていた家族の温かさというものが、いかに得難く、また頼もしいものであるのかということを思い知る。家族みんなが揃っていれば、この先何があっても大丈夫だと。
────そして、感じ取る。宇宙に消えていく、生命のことを。今はまだ、ほんの少しだけ。
シンたちの救命艇は、無事に付近のコロニーの船によって救助され、住む場所を失った彼らはオーブ本土に新たに居を構えることとなった。そのことを無邪気に喜ぶシンとマユであったが、両親にはわかりきっていたことだった。ヘリオポリスでの開発に携わっていた二人を、モルゲンレーテが放っておくはずもないのだ。
ヘリオポリスがザフトの手によって崩壊した後も、オーブは平和そのものだった。
シンには、その平和が嬉しかった。一たび間近で戦争というものを感じたことで、その恐ろしさがより分かった自分からすれば、平和に越したことはない。ザフトにやられたからやり返す、そんな風にして平和を、平穏をかなぐり捨てるような国ではないのだ、オーブは。
オーブは中立を国是としている。だからこそ、地球上の至る所で燃え上がっている戦火がここまで届いておらず、シンもまた家族と平穏な日々を過ごすことができる。
ひと時のヘリオポリス暮らしも好きだったが、やっぱり彼は自分が育ったこの海に囲まれた島国が、オーブのことが好きだった。
しかし、オーブは変わらず平穏の中にあっても、世界は目まぐるしく動き続ける。
ヘリオポリス崩壊から程なくして、ザフトと地球連合軍第八艦隊の間に低軌道会戦が勃発。第八艦隊は壊滅状態に陥る。更に地球上でもアフリカ戦線でビクトリアが陥落。連合に残されたマスドライバーはパナマただ一つとなった。
そして、遂にはオーブ近海でザフトと連合軍の戦闘が勃発。本土の人々もまた、戦争というものを間近で目撃することになる。しかしながら、一、二週間もすれば人々の頭の中からその戦闘のことは消えていった。それは、結局他人同士の戦いであるという、当事者意識の欠如のせいなのかもしれない。
直接的に生活が脅かされたわけでもなく、生命が脅かされたわけでもない彼らには、そこまでの危機意識が持てるはずもなかった。
勿論、国の上層部が危機意識を全く持っていないわけではない。モルゲンレーテでは水面下でモビルスーツの開発が進められ、オーブは密かに力を蓄えつつあったのだ。
だから、誤算があったとするのならば、加速する世界のスピードを見誤ったことだろう。
これまで優勢に戦争を進めていたザフトは、決定的な戦果を挙げるべく、地球連合軍最高司令部、JOSH-Aを襲撃。しかしこれに失敗し、攻撃部隊の実に8割を失う大損害を受けることになる。
どうにかパナマのマスドライバーの破壊には成功したものの、国力の差が歴然としている以上、受けた損害を回復することは難しい。
一方の連合も、プラント本国への橋頭堡となる月を維持するため、何らかの形で早急に輸送手段を確保することは必須であった。それが、例えなりふり構わぬものであっても。
世界の目が、オーブに注がれ始める。
そうして、運命の日がやってきた。
C.E71年6月15日。地球連合軍は、一昨日に提示した48時間の期限付き最後通告を経てオーブへの侵攻を開始。平和だったはずの国は、戦場となった。
オノゴロ島。オーブの軍事的中心であり、国防本部とモルゲンレーテ本社および工廠が存在するこの島は、連合軍の主要な攻撃目標だった。
海上の艦船と空を行く戦闘機から放たれたミサイルが海岸の防衛設備を薙ぎ払い、人も物も、何もかもを吹き飛ばしていく。オーブ軍の対空砲・モビルスーツによる必死の対空砲火を嘲笑うような物量が、小さな島国を押しつぶしていった。
高々1か国で、世界すべてと対峙する。戦う前から分かっていた絶望的な戦力差が、現実のものとなって襲い来る。それでもなお、背後にある国を守るために奮戦するオーブ軍に見せつけるかのように、空母から次々と発艦するのは連合製モビルスーツ「ストライクダガー」だ。ほとんど同時に、空中からも大型輸送機によってストライクダガーが投下される。
制空権も制海権も失われた戦場。ビームライフルの光が迸る度に、生命は消え、国は焼かれていく。
そんな劣勢を覆す様に空を駆ける、二機の青白のモビルスーツ。それに呼応するように新たに戦場に現れた三機の異形のモビルスーツ。
戦いは、熾烈さを増していった。
走る。走る。息が切れるのも構わず、必死に。
シンは家族と一緒にオノゴロ島の森の中を駆けていた。絶えることなく爆発音が鳴り響き、木々の隙間から黒々とした黒煙が立ち上る。5か月前にヘリオポリスで見たものとは、比べ物にならないほど間近に迫った戦火。その中でシンは、息苦しさとは別の、何か胸を締め付ける様な感覚を覚えていた。
宇宙で感じた得も言われぬ喪失感。それが、一層濃密なものになって感じられる。空を行くストライクダガーの銃口に光が灯り、戦闘機が撃ち抜かれた瞬間、一際強い何かを感じたシンは思わず足を止めた。
「……父さんっ」
その直後に起こった爆発音に同じく足を止めた父に対して、シンは自らの感覚を確かめるようにして問いかける。
「あなた……」
「……大丈夫だ。目標は軍の施設だろう。……急げ、シン」
しかし、返ってきたのは不安げな瞳を向けた母とマユ、そして声をあげたシンを落ち着かせるような言葉だった。それは、爆発音を聞いて足を止めた家族に対して掛ける言葉としては、例え気休めであっても励ましになる言葉であっただろう。しかし、シンの問いに対しては何の答えにもならないものであった。
再び走り出した父の背中を追いながら、彼の中の小さな疑問は燻る。自分が今感じたものは、一体なんであったのかと。しかし、今はそんなことを考えている場合ではない。今何よりも大事なのは、家族全員で無事に生き残ることだ。余計な考えを頭から追い出す様に、シンは首を振って歩みを速めた。
砲火の間を縫うようにして、山道を走り続けてしばらく。ようやくシンたちの視界の先に港と船が飛び込んでくる。そこには、モルゲンレーテでの作業に追われて逃げ遅れたアスカ一家と同じような境遇の人々が列をなしていた。
置いて行かれたわけでもなく、逃避行の終わりが見えたとあって、仄かに安堵の雰囲気が漂う。と、そんな空気を吹き飛ばす様にして、彼らの目の前に突然モビルスーツが飛んでくる。いち早く気付いた父が家族に覆いかぶさるや否や、頭上を突風が吹き抜けた。
吹き飛ばされそうな勢いに甲高い悲鳴が上がる中、地上の人間など気にも留めないというように、連合のモビルスーツが火を噴く。直撃を受けたオーブ機が爆ぜ、伏したままのシンたちの視界を明るく染め上げた。
再び上がる悲鳴。シンの心臓が、これまでにないほど早鐘を打つ。ヒリヒリと肌を焼くような感覚。それが敵意だとか、殺意だとかと形容できるようなものであるとシンは直感的に悟った。
「父さん!」
目をやることもなく感じ取った、近くに何かが降り立った振動と上空から迫るひりついた感覚に彼は叫ぶ。それらを視覚で見て取った父は、返事をする暇も惜しんで家族たちの手を引いて走り出した。
直後、上空からのビームが地表を貫き、駆け出した彼らの背中を熱が舐める。振り返ったシンの目には、戦闘を繰り広げる青緑と青白の二機のモビルスーツの姿が映った。
「母さん!」
「マユ!頑張ってぇ!」
島の軍事施設が狙われているどころの話ではない。まさに目の前で行われている戦闘行為は、自分たちが立っている場所が戦場の真ん中であると理解するには十分すぎるものだった。
これまでで疲労困憊した身体に鞭打つようにして、限界までの能力を振り絞って走る。そしてそれは、幼いマユにとっては酷なことだった。
思うように動かない足がもつれ、その拍子にピンク色の携帯がカバンから滑り落ちていく。走っていた勢いもあってか、携帯は地面に落ちるだけにとどまらず、山道から外れて斜面を滑っていった。
大事な携帯を落としてしまったことに、思わず彼女の脚が止まる。
「ああ!マユの携帯!」
「そんなのいいから!」
「いやあああ!」
この状況下で携帯ごときに足を止めた娘を怒鳴りつけ、手を引く母。しかし、マユはそれに抵抗する。完全に止まってしまった家族全員の脚。次の瞬間、シンは自然と行動に出ていた。
身を翻して斜面を滑り降りていく。シンには、今は急がなければいけないことは十分にわかっていた。けれども、それと同じくらい、あの携帯がマユにとってどれだけ大切なものなのかもわかっていた。だったら、自分が急いで取ってくればいい。それを瞬間的に判断できるのが、シンという家族思いの少年であった。
──そしてその行動が、運命を決定づける。
斜面を滑っていった先、木のたもとの携帯までたどりついたシンの脳裏に、ビジョンが弾けた。
それは、戦闘の余波が家族たちが待つまさにその場所に降り注ぐ光景。
思わず、携帯に伸ばした手を引き、後ろを振り返ったシンはそれを見た。
こちらを心配そうに見つめる両親。嬉しそうな表情のマユ。そして、その背後で銃口を向け合う二機のモビルスーツ。
「やめろおおおおおおおおおおおおお!」
必死に叫ぶシンの言葉が届くはずもなく。無情にも引き金は引かれ。ぶつかり合ったビームの余波が、こちらに一直線に向かってきた。
瞬間、巻き起こるこれまでとは桁違いの爆風と爆音。爆炎に塗りつぶされた視界の中、身体が浮いて宙に投げ出される。
「うわああああああ!」
自らの喉から出る絶叫を聞きながら、しかしシンの意識は電流が流れる様な感覚と共に白に吸い込まれていった。
シン。ごめんなさい。
シン。生きろ。
お兄ちゃん。マユの携帯、ありがとう。……ごめんね。お兄ちゃんを一人にしちゃって。
でも、マユたちがずっと見てるから。
だから、お兄ちゃんは…………
「……うう」
ぼやけていた意識が、地面に叩きつけられた衝撃で覚醒する。コンクリートと衝突した身体は痛みで震え、満足に立つことも叶わない。しかし、シンは空っぽの両手を握りしめてどうにか身体を起こした。
父さんは。母さんは。マユは。一体、家族はどうなったのか。
「大丈夫か!?」
そんな少年の姿を見つけたオーブ軍人が声と共に駆け寄り、肩を抱いて立ち上がるのを手助けする。
「こっちだ、早く!」
当然、このような戦場に民間人を居させるわけにはいかない。避難誘導しようとする彼であったが、助けた少年の目は、全く違う方を向いていた。
助け起こした手も払われ、足元も覚束ないまま、少年は破壊の跡に向かって駆けてゆく。まるで、何かを探すかのように。
「父さん!……母さん!……マユ!」
あれは確かに家族の声だったはずだ。おぼろげであっても間違えるはずがない。シンは、必死に辺りに目を凝らす。
ちゃんと聞こえたんだ。確かに言ってたんだ。マユが、携帯をありがとうって。
そう、自分に言い聞かせて。
「っ、マユ!」
そうして、シンは見つける。間違いない、あれはマユだ。声がしたんだから、生きてるに決まっている。そうして、彼女の腕を取って、助け起こそうとして。
「……え?」
手に取った腕の先には、何もついていなかった。助け起こすはずの身体も、何もかも。
「……あ」
呆然とあげた視線の先には、血まみれでぐちゃぐちゃの少女の死体があった。破裂した胴体から血が噴き出していて、腕が片方とれている。近くには、シンの妹のマユが持っていたのとよく似たカバンが泥まみれになって落ちていた。
「……ああ」
そこから横に目をやれば、全身の関節があらぬ方向を向いた女性の死体があった。大きくねじ曲がった腕を突き破るようにして白いものが見え、向こうを向いた首は150°ほど回転している。
「……あああ」
斜面の上の方には、木に腹を押しつぶされた男性の死体があった。皮一枚を残して切断された断面からは中身が零れ出し、全てが赤色で塗装されている。
「うっ…………」
声が聞こえた。無数の声が。
「ううう…………」
恨みの声が。怒りの声が。悲しみの声が。
「ううううううう!」
自らの敵に向けた声が。仲間に向けた声が。愛する人に向けた声が、家族に向けた声が。
シンには聞こえた。戦場で消えゆく、生命の声が。
頭上をモビルスーツが通り過ぎてゆく。無数の生命を奪ったものたちが。
どうしてそんなことができるのだろうか。どうしてそんな風に大切なものを奪ってしまうことができるのだろうか。
自分の、誰かの、大切な家族たちを。
「うわああああああああああああああ!」
その紅い瞳から涙を流しながら、シンは空に叫んだ。
それから、2年の時が過ぎたC.E.73年10月2日。
シン・アスカは、プラントの軍事工廠「アーモリーワン」に居た。
C.E.71年6月15日以前のアスカ一家の足取りが調べてもわからなかったので、その空白を使わせてもらいました。NTに目覚めるには宇宙経験と身近での戦争は必須だと思うんですよね。
ちなみに想定では
月でシン・マユ誕生→オーブ本土に移住→モルゲンレーテ絡みでヘリオポリスへ
というイメージです。
第二世代だけど、美男美女過ぎるから月生まれということで。