ブルアカダイスオリキャラもの   作:後方キヴォトス傍観者

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キャラメイク

 

 

――ようこそキヴォトスへ。あなたを歓迎します■■■■■■■■人目の生徒さん。

 

 


 

 

【キャラクターの情報を生成します】

 

<システムメッセージ>

最初に各種基礎能力をランダムに決定します。

項目は、戦闘、事務、知性、倫理、神秘の5つです。

各能力は0~100までのランダムな数値で決定されます。

また、超越(90)>卓越(80)>優秀(60)>標準(40)>普通(20)>欠落(10)の各等級に区分されます。

 

【結果】

戦闘 : 89 卓越

事務 : 45 標準

知性 : 74 優秀

倫理 : 52 標準

神秘 : 67 優秀

 

<システムメッセージ>

次に所属校と学年をランダムに決定します。

ゲヘナ、ミレニアム、トリニティ、アビドス、アリウス、百鬼夜行、山海経、ヴァルキューレ、連邦生徒会の中からランダムで選択します。

連邦生徒会が選択された場合は出身校を追加で選択します。

 

【結果】

所属 : ヴァルキューレ

学年 : 二年

 

<システムメッセージ>

次に所属する部活動を選択します。

ヴァルキューレ警察学校が所属校に選択されたため部活動の代わりに所属する局を、公安局、生活安全局、警備局、交通局、情報通信局、海警の中からランダムで選択します。

 

【結果】

所属局 : 生活安全局

 

<システムメッセージ>

使用する武器を決定します。

種類はアサルトライフル、ショットガン、スナイパーライフル、サブマシンガン、ハンドガン、その他の中からランダムに決定します。

その他が選ばれた場合は、弓、ランチャー、火炎放射器、近接武器の中からランダムで決定します。

 

【結果】

使用武器種 : ハンドガン

 

<システムメッセージ>

キャラクターの戦闘力が卓越(80)以上であるため追加で武器を所持することが可能です。

追加武器を決定します。

 

【結果】

追加武器種 : ハンドガン

 

<システムメッセージ>

武器種、追加武器種が共に軽量武器に決定されたため二丁持ちでの戦闘が可能になります。

次に銃器を決定します。

武器種、追加武器種が同一であるため自動的に同一の銃器が選択されます。

また、キャラクターの戦闘力が卓越(80)以上であるため大口径の銃器が選択されます。

データを検索し、適切な銃器を選定します。

 

【結果】

使用銃器 : S&W M500

 

<システムメッセージ>

次にキャラクターの外見情報の作成に移ります。

まずはキャラクターの体形情報を決定します。

体形情報は、身長、胸部、腰部、脚部の4要素によって構成されます。

身長は最小身長を130㎝とし、最大200㎝までの間でランダムに決定します。

胸部、腰部、脚部は1~5までの数値からランダムに決定し、数値が大きいほどグラマー、小さいほどスレンダーとなります。

 

【身長】

結果 : 167cm

【胸部】

結果 : 1 (絶壁)

【腰部】

結果 : 3 (標準)

【脚部】

結果 : 3 (標準)

 

<システムメッセージ>

次にキャラクターの容姿情報を決定します。

容姿情報は、顔立ち、髪色、髪の長さ、髪型、瞳の色、ヘイローの色、ヘイローの形状の7要素によって構成されます。

顔立ちは1~100までの数値でランダムに決定し、数値が大きいほど美人顔、小さいほど童顔になります。

髪の長さは1~100までの数値でランダムに決定し、数値が大きいほど髪が長くなります。100で足元までのロングヘア、1でベリーショートになります。

髪型は、決定した髪の長さから使用可能な髪形をデータから検索し、複数候補がある場合はその中からランダムに決定します。

ヘイローの形状は所属校のイメージから連想されるモチーフをデータから検索し、複数候補の中からランダムに選択します。

髪色、瞳の色、ヘイローの色は6桁の16進数をランダムに決定し、生成された16進数をカラーコードとして使用します。

 

【顔立ち】

結果 : 78 (どちらかと言えば美人よりの顔立ち)

【髪の長さ】

結果 : 86 (膝元まで伸びるロングヘア)

【髪型】(ストレート、ポニーテール、お団子、三つ編み、編み込み、ツインテールの中からランダムで決定)

結果 : 三つ編み

【ヘイローの形状】(翼、双頭の鷲、手錠、月桂樹冠、炎の中からランダムで決定)

結果 : 手錠型

【髪の色】

結果 : #68a4d2 ■■■

【目の色】

結果 : #97c3b4 ■■■

【ヘイローの色】

結果 : #5b862e ■■■

 

<システムメッセージ>

キャラクターの基礎情報が決定されました。

以下に開示します。

 

【能力値】

戦闘 : 89 卓越

事務 : 45 標準

知性 : 74 優秀

倫理 : 52 標準

神秘 : 67 優秀

【所属】

学校 : ヴァルキューレ警察学校

学年 : 二年

配属 : 生活安全局

【使用武器】

二丁拳銃 : S&W M500

【体型】

身長 : 167cm

胸部 : 絶壁

腰部 : 標準

脚部 : 標準

【容姿】

髪 : 膝元までのロングヘアを三つ編みにしている (色 : #68a4d2 ■■■)

顔 : どちらかと言えば美人系の顔立ち(目の色 : #97c3b4■■■)

ヘイロー : 手錠型(色 : #5b862e ■■■)

 

<システムメッセージ>

キャラクターの基礎情報が確定しました。

キャラクターの詳細情報の決定に移る前に、戦闘チュートリアルを行います。

 


 

 

静謐な暗闇の中、一人の少女が佇む。

ヴァルキューレの制服に支給品のジャケットを着こみ、静かに目を閉じて待つ。

大型のハンドガンを左右に一丁ずつ握る手は程よく脱力しており、少女が自然体でこの状況に臨んでいることが見て取れる。

少女は深呼吸を一度すると、伏せられていた瞼を開き、小さく頷いた。

 

――直後、鳴り響くブザー。

 

照明が点くと同時にシャッターが開き、重厚な駆動音と共に巨躯が現れる。

堅牢な装甲を幾重にも纏う機械兵器――。

 

!!CAUTION!!

 

――ENCOUNT

重装歩行兵器 ゴリアテ

 

ゴリアテのアイライトが点灯し、無機質な機械音声のアナウンスが流れる。

 

『――これより戦闘訓練プログラムを開始します』

 

 


 

 

<システムメッセージ>

それでは戦闘チュートリアルを開始します。

戦闘は会敵、攻撃、行動の3フェーズによって構成されています。

【会敵フェーズ】は戦闘開始時に一度のみ行われるフェーズです。敵の数、強さ、戦場の状況などを適宜決定します。また、奇襲攻撃の成否などもこのフェーズで決定されます。

【攻撃フェーズ】はお互いのユニットが攻撃行動を行うフェーズです。行動速度の高いユニットから順に行動し、各攻撃ごとに攻撃力、防御力をダイスロールで決定し、ダメージ計算を行います。

【行動フェーズ】では移動やリロード、アイテムの使用などを行います。

以降は【攻撃フェーズ】と【行動フェーズ】を繰り返し行い、どちらかの勢力のユニットが全滅または撤退する、または勝利条件を達成するまで続きます。

 

<戦闘開始>

【勝利条件】 : ゴリアテの耐久値を半減させる

 

【会敵フェーズ】

 

<システムメッセージ>

今回の戦闘チュートリアルでは敵勢力はゴリアテが1機と確定していますが、実戦では状況に応じて出現ユニットの種類と数をダイスロールによって決定します。

 

【敵勢力】

ゴリアテ : 1機

 

<システムメッセージ>

次に、登場する敵ユニットの戦闘力を決定します。

敵ユニットがネームドキャラクターでない場合は、敵ユニットの練度または品質によって敵戦闘力を決定します。

まず敵の練度を決定します。*1

練度(品質)は1~100までの数値の中からランダムに選択します。

 

【品質】

結果 : 58 標準

 

<システムメッセージ>

今回の敵ユニットは品質が標準等級であるため、標準等級の最小値である40を最低保証値とし、40~100までが戦闘力の値域となり、その間の値からランダムに戦闘力を決定します。

 

【戦闘力】

結果 : 54

 

<システムメッセージ>

敵ユニットの種類、数、戦闘力が決定されました。

次に敵ユニットの補正を決定します。

ユニットごとに独自の特性を持っており、それらの特性によって戦闘で補正がかかります。

今回の敵ユニットであるゴリアテは『大型』、『重装』の特性を持っています。

 

【補正】

『大型』 : 耐久値 +20、行動速度 -20

『重装』 : 防御力 +10

 

<システムメッセージ>

最後に、敵ユニットの耐久値を算出します。

耐久値の算出方法は (【戦闘力】+【神秘】)/ 2 です。*2

今回の敵ユニットは機械ユニットであるため神秘は保有しませんが、相手が生徒である場合など神秘を保有していると判断される場合には戦闘力と同様の方法で神秘を決定します。

 

【耐久値】

(54 + 0) / 2 (+20補正値) = 47

 

<システムメッセージ>

これで敵ユニットのパラメータを全て決定しました。

次に、戦況を決定します。

戦況は、『屋内戦』、『市街地戦』、『屋外戦』の3種の戦場パターンと敵との戦闘時の、『有利』、『対等』、『不利』の3種の状況パターンの組み合わせによって決定されます。

戦場による補正はお互いのユニットに、状況による補正は味方ユニットにのみ影響します。

各パターンによる補正は以下の通りです。

『屋内戦』 : 防御力 +10、ダメージ量 +5

『市街地戦』 : 奇襲判定 +20、行動フェーズ補正 +20

『屋外戦』 : 防御力 -10、ダメージ量 -5

『有利』 : 攻撃力 +10、防御力 +10

『対等』 : 補正無し

『不利』 : 攻撃力 -10、防御力 -10

今回のチュートリアルでの戦場は『屋内戦』であり、状況は『対等』なので戦況による補正は次のように決定されます。

 

【戦況】

『屋内戦・対等』 : <全ユニット>防御力 +10、ダメージ量 +5

 

<システムメッセージ>

以上が主な【会敵フェーズ】の流れです。

場合によってはさらに奇襲判定なども行うことになりますが、今回のチュートリアルでは行いません。

 

 

【攻撃フェーズ】

 

<システムメッセージ>

次に【攻撃フェーズ】に移ります。

【攻撃フェーズ】では、戦闘力をそのまま行動速度に換算し、行動速度の高いユニットから攻撃を行えます。

 

ゴリアテの戦闘力 : 54

少女の戦闘力 : 89

 

ゴリアテの行動速度 : 54 (-20補正値) = 34

少女の行動速度 : 89

 

 


 

 

既に意識の切り替えは完了している。

アナウンスが流れるや否や、少女は即座に二丁の照準をゴリアテに合わせ発砲した。

卓越した戦闘技術が可能とする、息もつかせぬ早撃ち。

 

放たれた弾丸は狙い通りにゴリアテの頭部センサーに向かい――

 

 


 

 

<システムメッセージ>

ユニットが攻撃を行う際には攻撃ユニットは戦闘力に応じたダイスロールを行い、その値に(1 + (神秘)/200)を掛けた値がその攻撃の攻撃力となります。*3

 

【少女の攻撃力】

少女の戦闘力 : 89

少女の神秘 : 67

結果 : 86 × 1.335 = 114

 

<システムメッセージ>

攻撃力が決定されました。

次に攻撃対象に選ばれたユニットの防御力を決定します。防御力の算出方法は攻撃力と同様です。

 

【ゴリアテの防御力】

ゴリアテの戦闘力 : 54

ゴリアテの神秘 : 0

結果 : 33 × 1.000 (+20、+10補正値) = 63

 

<システムメッセージ>

防御力が決定されました。

ダメージ計算を行います。

ダメージ量は (攻撃力) - (防御力) によって算出されます。

 

【ダメージ量】

結果 : 114 - 63 (+5補正値) = 56

 

【ゴリアテの耐久値】

結果 : 47 - 56 = 0 (-9 : オーバーキル)

 

 


 

 

――ゴリアテの頭部を粉々に粉砕した。

数秒の痙攣の後にその場に崩れ落ち、機能停止するゴリアテ。

 

「……あ、やば」

 

やり過ぎた。

型落ちの流用品とはいえ、学校の備品である『訓練用ゴリアテ』を破壊してしまった。

まさか一撃で破壊してしまうとは思わず、焦る少女。

急ぎ、煙を上げて擱座するゴリアテに近づく――その寸前、少女の目の前でゴリアテは爆発四散し、ゴリアテはスクラップ(ゴリアテだったモノ)に変わった。

まだ何とかなるかも、という一縷の望みも目の前で潰えた。

 

「あー……これは始末書かなぁ……」

 

溜息を吐くと、憂鬱そうに項垂れるのであった。

 

 


 

 

<戦闘終了>

敵ユニットを全滅させ、戦闘に勝利しました。

 

<システムメッセージ>

戦闘が終了しました。

以上で戦闘チュートリアルを終了します。お疲れ様でした。

 

 


 

 

 

 

 

――ヴァルキューレ警察学校。

 

数千もの学園が林立する、広大な学園都市『キヴォトス』。

そのキヴォトスにおける『法と秩序の番人』である。

警察組織としてキヴォトス全土で発生する治安問題の対処も担っており、正しくキヴォトスの平和と安全の要ともいえる重要な学校だ。

生徒たちも一人一人が熱意をもって己の正義を貫くべく、日夜努力を重ねている。

 

今日も、多くの生徒たちの活気に満ちた声が響いている。

 

そんな中、一人の少女が肩を落としたまま歩いていた。

心なしかその長い三つ編みが元気なく垂れさがっているように感じられる程に、少女は消沈していた。

 

「――あれ?先輩!どうしたんですか!元気がありませんよ!」

 

先輩、と声をかけたのは中務キリノ。

生活安全局に所属する一年生だ。

声の主が自分の後輩であることを認めると、少女は歩みを止めた。

心配してくれた後輩の気持ちを無下にするわけにもいかない。

少女は事のあらましを語り始める。

 

「それが――」

 

 


 

 

<システムメッセージ>

キャラクターの詳細情報を作成します。

作成するのはキャラクターの名前、所属による追加能力値、そして現在のキャラクターの名声値の3項目です。

キャラクターの名前はランダムな漢字の名字とカタカナの名前の組み合わせを複数生成し、その中から響きが良く、かつネームドキャラクターと被らないものを選びます。

 

【結果】

名前 : 輝木(てるき)ユキコ 

 

 

<システムメッセージ>

追加能力値は、ヴァルキューレ警察学校所属で得られる、情報、洞察、協調の3つと、生活安全局所属で得られる社交の計4つを決定します。

それぞれ20〜100までのランダムな数値で決定します。

 

【結果】

情報 : 97 超越

洞察 : 77 優秀

協調 : 78 優秀

社交 : 83 卓越

 

<システムメッセージ>

次に名声値を決定します。

キャラクターの能力値の総合値から名声値の値域を決定します。

 

【基礎能力】

戦闘 : 89 卓越

事務 : 45 標準

知性 : 74 優秀

倫理 : 52 標準

神秘 : 67 優秀

【追加能力】

情報 : 97 超越

洞察 : 77 優秀

協調 : 78 優秀

社交 : 83 卓越

 

総合値 : 664 / 900 優秀

 

<システムメッセージ>

総合値が優秀等級に達しているため、名声値の最小値は60となります。

また、各能力値の等級毎に上昇幅を決定し、その合計を最大上昇幅とします。

上昇幅は以下の通りです。

超越 : 25

卓越 : 20

優秀 : 15

標準 : 10

普通 : 5

欠落 : 0

 

最大上昇幅 : 145

 

 【名声値】

結果 : 60 + 113 = 173

 

<システムメッセージ>

名声値が確定しました。

名声値は好感度や交渉、説得などに補正を加えるパラメータです。

名声値はキャラクターの行動によって変動します。

名声値には明確な上限を定めていませんが、一応の目安として200で『連邦生徒会長』や最終編以降での『シャーレの先生』同等となります。

現在の輝木ユキコの名声値は極めて高いです。

輝木ユキコの来歴に名声値を高めた理由が追加されます。

詳細な内容は後で決定します。

 

来歴 : 『過去の活躍』

 

<システムメッセージ>

名声値が確定したため、好感度を算出可能になりました。

名声値による好感度補正は(名声値)/5で産出されます。*4

好感度は最低保証値を各種補正の合計値から算出し、ダイスロールを行って1~100のランダムな数字を選び、高い方の値を適用します。

また、好感度は次の通り区分します。比翼(100)>親友(80)>友情(60)>信頼(40)>好感(20)>無関心(0)>不快(-20)>嫌悪(-40)>敵意(-60)>憎悪(-80)>天敵(-100)

 

【キリノとの好感度】

【補正】

『同僚』 : <お互いに> +10好感度

『正義への熱意』 : <お互いに> +5好感度

『優秀な先輩』 : <キリノ> +10好感度

『ユキコの名声』 : <キリノ> +34好感度

『真面目な後輩』 : <ユキコ> +5好感度

 

最低保証値 : <ユキコ → キリノ> 20 、<キリノ → ユキコ> 59

ダイスロール : <ユキコ → キリノ> 57、<キリノ → ユキコ> 81

 

結果 : <ユキコ → キリノ> 57 信頼、<キリノ → ユキコ> 81 親友

 

 


 

 

「――でさ、こっぴどく叱られちゃって……」

 

余程厳しく叱られたのだろう、げっそりとした表情でユキコは溜息を吐いた。

そんなユキコの姿にキリノは大きく瞳を瞬かせた。

 

「意外でした!ユキコ先輩も叱られることがあるんですね!」

 

キリノの声には少なくない驚きの色が混ざっていた。

それもそのはず、キリノにとって輝木ユキコとは次代のヴァルキューレを背負って立つ存在であり、まさに憧れの先輩だ。

そんなユキコがミスで叱られて萎れているというのは、キリノの抱く『ヴァルキューレの星』のイメージとはいささかかけ離れており、普段の超人ぶりとは打って変わってどこにでもいる普通の学生らしさを感じさせた。

 

「本官はてっきり、ユキコ先輩ほどの方ならば何でも完璧にこなすものだと思っていました!」

 

キリノから向けられる混じり気の無い尊敬の視線を面映ゆく感じて、ユキコは視線を逸らす。

ユキコはキリノが思うほど完璧超人ではない――少なくともユキコ自身はそう考えている。

実際、こういった叱責を受ける場面も少なくない。

 

「そうでもないよ、私だって結構失敗することはあるし」

 

 


 

 

【過去の失敗】

各種能力値(戦闘、事務、知性、倫理、神秘、情報、洞察、協調、社交)に対応するダイスロールによって決定

結果 : 67(89) 45(45) 82(74) 21(52) 90(67) 34(97) 75(77) 58(78) 96(83)

知性、神秘、社交での過去の失敗が発生

 

【知性の失敗】

1 : テストで解答欄がずれていた

2 : テスト日程を間違えて危うく落第しかけた

3 : 間違った範囲の教育BDを買ってしまった

4 : 上記全て

結果 : 2

 

【神秘の失敗】

1 : 訓練設備の破壊

2 : 体の頑丈さを過信して倒れた

3 : 壁を拳で突き破ってしまった

4 : 上記全て

結果 : 4

 

【社交の失敗】

1 : 場を和ませようとしたジョークが盛大に滑った

2 : 事前に吹き込まれた間違った常識を信じて、トリニティでのお茶会でやらかした

3 : 梅花園で子供たちに怖がられて泣かれた

4 : 上記全て

結果 : 3

 

【メンタルダメージ】

それぞれの失敗がユキコにとってどの程度深刻な問題であったか5段階で判定

テストの日程間違い : 2

神秘ゴリラ : 1

梅花園で泣かれた : 5

 

 


 

「――例えば、これは去年の話なんだけど。期末テストの日程を間違えて覚えてたことがあって。お休みだと思い込んでゆっくりしてたら慌てたクラスメイトに呼ばれてね……結局2教科分のテストを受け損ねちゃって」

 

「あとちょっとで留年するところだったよ、あはは」と軽い口調で笑うユキコ。

済んだ話だと笑うユキコであるが、全く笑い事ではない。

実際に、それを聞くキリノの表情は引きつっている。

 

「今回の訓練用ゴリアテの破壊だって、実は初めてじゃないんだよね……この間なんて軽く壁を叩いたつもりで大穴空けちゃったし……」

「……(それはもうゴリラなのでは……?)」

 

少し引いた様子のキリノに「いや!違うの!」と慌てて言い繕うユキコ。

 

「こう、うまく加減ができないっていうか!ついつい本気出しちゃうっていうか……!」

 

つまり本気を出せば意図的に大暴れ(ゴリラムーブ)が出来る、と言外に語ってしまっている。

引かれたポイントに対する言い訳になっていないことには気づいていない。

なおも引いた様子のキリノに、思案顔で呟くユキコ。

 

「おかしいな……私、そんなに体は強くないはずなんだけど……」

 

思案顔で思い出すのは先週の戦闘訓練。

 

「実際、訓練中に倒れて医務室に運び込まれたこともあるし……」

 

少し頑張りすぎて倒れ、運び込まれた医務室で救急隊に「何考えてるんですか!ユキコさんがいくら強いからって、無茶し過ぎですよ!しばらくは絶対に安静でいてください!」と懇願混じりの叱責を受けたのはまだ記憶に新しい。

――自身の頑健さを過信したユキコがこのくらいなら大丈夫だろうと戦車砲を真っ向から受け止めようとして昏倒した*5という、キリノが知れば間違いなくドン引きするような事情が語られることは無かった。

 

「あとは、先月の山海経出張の時とか。梅花園に寄ることになって」

 

次世代を担う若きエースと目されているユキコは大きな案件からは切り離された、比較的落ち着いた――言葉を選ばずに言えば暇な――部署である生活安全局の所属でありながら、非常に多忙である。

ユキコは、先月行われた山海経支部の定例の視察に同行するように指示されていた。

訓育支援部「梅花園」には教官の強い希望もあり、その視察のついでに立ち寄る事になったのだ。

 

「せっかく山海経まで来たんだから挨拶してほしいって言われて、行ってみたんだけど……」

 

そこで起こった事を思い出し、目に見えて落ち込んでいくユキコ。

ずーん、と音が聞こえそうな程にユキコの表情が曇っていく。

見ているキリノが不安になる沈みっぷりである。

 

「(一体何をやらかしてしまったんですか、先輩!?)」

 

梅花園と言えば、山海経でも特別なある種の『聖域』である事はキリノも知っている。

そんな場所で何をしてしまったのか、ユキコのゴリラ仕草を思い浮かべ戦々恐々とするキリノ。

しかし、想像して身構えていた内容とは裏腹に――

 

「……園の子たちをね、怖がらせちゃったみたいで……泣かれちゃって……はぁ、結構ショックだったよね……」

 

――語られたのはなんとも可愛らしい内容だった。

どうやらユキコが大問題を起こしたという訳ではないらしいと理解して、キリノはほっと胸をなでおろした。

ユキコは本人が思っている以上に受けたダメージが大きかったようで、園児たちに泣かれたことを思い出して、よよと泣き崩れた。

まさか泣かれるほど怖がられるなんて予想だにしなかった。

すっかりいじけてしまった様子で呟く。

 

「私ってそんなに怖いのかなぁ……うぅ……」

 

自分から失敗談を語っておきながら、勝手にダメージを受けていじける――。

ユキコは面倒くさい人間だった。

しかしキリノにとっては、それでも、明るく溌剌とした性格と類稀な才気とで周囲を牽引していく、頼りになる先輩なのだ。

そんなユキコが眼の前で萎れているのを放っておくことなど出来ようか。

とりあえず、どうにかフォローを入れようとする。

 

「ほ、ほら!先輩は背が高い方ですから、きっとそれで怖がられちゃったんですよ!」

 

「――でも梅花園の教官のシュンさんは私よりも背が高かったけど、子供たちに懐かれてたよ……?」

 

「それは――」

 

せっかくのフォローも、ユキコの無駄に的確な返しを受けて、キリノは言葉に詰まる。

しょぼくれていても、その頭脳の冴えに翳りは無いらしい。

 

「……やっぱり。私は怖い人間なんだ……はぁ……」

 

「ユキコ先輩……」

 

答えに窮したキリノを見て、ユキコは自己否定の殻に閉じこもってしまった。

つくづく面倒くさい人間だった。

 

 


 

 

【キリノの反応】

ダイスロールで好感度以内の数字ならばポジティブな反応、そうでなければネガティブな反応

好感度 : <キリノ → ユキコ> 81

結果 : 1d100 = 52 ポジティブ

 

 


 

 

ユキコには面倒な部分もある。

だが、キリノはそんな部分も含めて、ユキコを心から尊敬できる先輩だと考えているし、『親友』でありたいと考えている。

それに何より、弱り切った様子のユキコを突き放すような真似はキリノにはできなかった。

 

「(普段は明るい先輩が、こんなに落ち込んでいるなんて……)」

 

なんとかユキコを励ましたい。

しかし、下手なフォローでは逆効果になってしまうかもしれない。

キリノは一度落ち着いて、梅花園での出来事を確認することにした。

 

「(先輩は、教官の望みで梅花園に行って、そこで挨拶をしたら怖がられて泣かれた……)」

 

「(そもそも、どうして先輩は怖がられたんだろう……?)」

 

普段のユキコは非常に社交的で明るく、周囲から嫌われる、怖がられるといったイメージとは遠い。

にもかかわらず、梅花園では『怖がられて泣かれた』という。

それは――

 

 


 

 

【怖がられた理由】

1 : ユキコの外見

2 : ユキコの声

3 : 園児たちの心理状態

4 : 上記全て

結果 : 3

 

 


 

 

――ひょっとしたら、園児たちは『怖がっていた』わけではないのではないか?

キリノは、自身も似たようなことを経験していたことを思い出した。

 

「先輩。本官も同じような経験があります!あれは確か、パトロールしていたとき……」

 

思い出しながらキリノは話す。

その日のキリノはD.U.の外縁をパトロールしていた。

しばらく歩いていると、道中で初等部くらいの子を見かけた。

一人きりで不安そうな様子で歩いており、また、少し治安の悪い地域だったということもあってキリノは声を掛けた。

すると、途端に泣き出した少女。

何とかなだめると、突然声をかけられて驚いて泣いてしまったのだと分かった。

 

「小さい子は緊張したり驚いたりすると泣いてしまうことがあります!」

 

「梅花園の子たちも先輩に――普段見慣れない人に驚いて泣いてしまったのでは!」

 

自信に満ちた声で語られる、キリノの言葉には説得力があった。

咄嗟に考えた、その場しのぎのフォローではない。

自分を思って色々考えてくれていた――それを感じ取ったユキコは、

 

 


 

 

【ユキコの反応】

ダイスロールで好感度以内の数字ならばポジティブな反応、そうでなければネガティブな反応

好感度 : <ユキコ → キリノ> 57

結果 : 1d100 =67 ネガティブ

 

 


 

 

「うぅ……それって結局私が泣かせたってことじゃん……」

 

――立ち直れなかった。

それほどまでに、子供たちに泣かれるという経験はユキコの精神に深い爪痕を残していた。

しかし、キリノの思いやりは通じたのか、ユキコは涙を拭うと自分の頬をパシリと叩いた。

心の傷は癒えないが、これ以上後輩に情けない姿を見せ続けるわけにもいかない。

 

「ごめんねキリノちゃん、気を使わせちゃって」

 

「いえ、お気になさらず!でも、ユキコ先輩もあのように落ち込むことがあるんですね!珍しいものが見れました!」

 

「ぅ……あんまり言わないで……」

 

先ほどまで曝していた醜態を、今更になって自覚してユキコは赤面した。

自分から切り出した話題で勝手に自爆して、後輩に慰めてもらう――改めて考えても中々に酷い絵面である。

羞恥に耐えかねたユキコは小さく咳払いすると、話題を元の――自分の完璧性の否定に戻す。

 

「おほん――というわけで!私は完璧超人なんかじゃないから、ミスもするし、さっきみたいに落ち込んでヘコんじゃうことだってあるの」

 

「だから」と続けるユキコ。

 

「だからね、もしも私がミスをしたり、それでしょげてたりする時は支えてほしい。頼りにしてるよ、後輩!」

 

「――!はいっ!もちろんです!その時は遠慮なく頼ってください!」

 

憧れの先輩から頼られた。

キリノにとって、それは何よりも誇らしいことである。

二つ返事に了承し、目を輝かせていると――

――ガシリ、と両肩を掴まれた。

 

「ありがとう!()()()()()()()()()()()!」

 

「――はぇ?」

 

ユキコの突然の行動に目を白黒させるキリノ。

しかし、続く言葉で理解が及び――

 

「じゃあ、早速だけど、この始末書を仕上げるの手伝って!こんなに書かなきゃいけないのに、明日までに提出しろっていうんだもん、困ってたんだ!」

 

――その表情が絶望に染まった。

ユキコが取り出したのはちょっとした辞書並みの厚さはある書類の束。

してやられた。

まさか最初からこの展開を狙っていたのだろうか……?

キリノがそう思った時にはもう遅く、(ゴリラのように)力の強いユキコの拘束から逃れる手立ては既に無い。

 

「手伝ってくれてありがとね!*6

 

「せ、先輩ぃ!?騙したんですか!?」

 

「そんな人聞きの悪いこと言わないでよ!私はキリノちゃんならそう言ってくれるって()()()()()()だよ!」

 

「は、離してください!!力つよっ!?や、やめっ!!ひえええぇっ――――!!」

 

その後、キリノの手伝いもあり何とか始末書を書き終えたユキコ。

しかしキリノに頼んで手伝ってもらって(を拉致して無理やり手伝わせて)いた様子が見られており、それが伝わった結果追加で反省文を提出することになったのだった……。

 

……ちなみに、キリノはユキコに頼ってもらえたことで満更でもなかったようだ。

 

 


 

 

【好感度変動】

ダイスロールでお互いの好感度以上の数値が出た場合に増加量を判定

増加量はダイスロールの超過分以内のランダムな数値とする

好感度 : <ユキコ → キリノ> 57、 <キリノ → ユキコ> 81

結果 : 2d100 = 7235

増加量 : 1d15 = 9

好感度変動 : <ユキコ → キリノ> 57 → 66 友情、<キリノ → ユキコ> 81 親友(変動なし)

 

【ユキコの行動について】

今回の流れは、

1 : 計画通り、最初から利用するつもりだった

2 : なんかいい感じに使えそうだから途中から誘導して利用した

3 : 別に何も考えてない、手伝ってくれると言うから利用した

結果 : 2

 

 


 

めっちゃ慕ってくる後輩を始末書のために利用するとか……。

主人公の姿か?これが……。

 

 

イメージ 

【挿絵表示】

 

 

ボツ案を供養:もしもキリノの反応がネガティブだったら

 

 

 

キリノにはもはやユキコをフォローするのは難しい。

自己否定の殻に閉じこもってしまった先輩。

さて、どうしたものか、と考えるキリノーーふと、その目がある一点に留まった。

 

――それは、胸と言うには、あまりにも平らかすぎた。小さく、薄く、軽く、そしてスレンダーすぎた。それは、まさに、絶壁だった。

 

キリノの脳裏にある『アイディア』が浮かぶ。

それは、ちょっとした意趣返し。頼りになるし信頼もしている、だけど時々面倒な親愛なるユキコ先輩へ――毒を込めて一言を。

そして、キリノからユキコに向けて致命にして必殺の一言が放たれる。

 

「――包容力の差、ですかね?」

 

キリノはわざとらしく腕を組み、自分の()()()()胸を強調した。

 

一瞬の沈黙。

 

そして、自分が()()()()()()()()を理解したユキコの目が見開かれ、うっすらと涙がにじみ出す。

 

「あぁああああ!!!言ったね!?私に!それを!!!」

 

ユキコは自分の体形――主に平らかすぎる胸にコンプレックスを抱いており、それをまさか後輩にいじられるとは思わず――不意に刺された言葉の刃で、再起不能レベルのダメージが与えられた。

 

「泣くよ!?泣くからね!!キリノちゃん!ヒドい!うわぁああああん!!!」

 

恥も外聞もなく大声で泣き叫ぶユキコ。

その姿を見てちょっとだけ留飲を下げるキリノだった。

 

――なお、中々立ち直れないユキコを慰めるために、あとでスイーツを奢ることになってしまったのは、キリノにとっても誤算であった。

 

※キリノの行動が解釈違いだったので仮にネガティブルートでも没にしたと思う

 

*1
敵ユニットが機械の場合は品質を決定します。

*2
端数は切り捨てます。

*3
端数は切り捨(略

*4
端数は切(略

*5
流石にまともな防御態勢すら無しでは、よほどの規格外でもなければ、演習用の弾頭とはいえ無事で済むはずもない。

*6
先に完了形で礼を述べ、断るという選択肢を奪うテクニック。

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