半オリライダーin魔法少女と戦隊ヒーローとect,ect 作:エンダー・ニル
「ヨシ、こんなもんでいいか。今日の、というか一般人が分かる程度の情報はもう収集し終えた。いや~長かった。おーいニルー、帰ってハンバーグ作るぞー」
[ワーイ]
スーパーでハンバーグとその他のおかずを買って帰り道、近くには誰もいないから袋を半分ニルに持ってもらっている。(どう持っているかはご想像にお任せします)
この世界に来て早2ヶ月、ようやくわかる範囲での勢力の把握が完全にできた。
[あれ?シンジ?]
少なくともこの世界で、
・ニチアサ系魔法少女
・ニチアサ系スーパーヒーロー
・異世界系魔法使い
・深夜系魔法少女
この4勢力(多分もっとある、変更の余地あり)を確認することができた。
深夜系魔法少女についてはこの辺りで触手モンスターが出たとき知った。ニルも寝てたから死ぬかと思ったわ、割とマジで。
今日の怪獣(前話参照)は異世界絡みとも分かっている。
ちなみに、今日みたく色んな勢力が協力することは本当に稀で、ほぼ劇場版みたいなものだと思ってもいいだろう。
[おーい、シンジー]
だが、一般人が手に入る情報としてはこれが最大限だ。
ここからは超人の領域
平穏の崩壊
終わりの始まり。
自分もそこに片足突っ込むどころか、全身潜っていくレベルの覚悟をキメる必要がある。
「・・・なあニル、なんでさっきから誰ともすれ違ってないんだ?さすがに不自然だし、今夕方だろ?」
[さっきからずーっとじかんとまってるよー。たぶんシンジのいうまほうしょうじょのてきのせいだねー]
「おまっ、なんで早く言わない!?」
[さっきからずっといってたよー]
まじで!?
「うっそだろ!今日で一般人はおしまいだと思ってはいたが、今日すらも待ってくれないんかよ!ああクソせっかくだ!行くぞニル、初陣じゃい!」
[はいはーい、なるべくはやくしてねー]
ニルが手元に収まると輪郭が変わっていき、中央に顔のついたハート型の宝石に変化した。それを腰にあてると土台が生え(正しい表現では無いと思うがそうとしか形容できない)ライダーベルトとなった。
"ニール・エン・ドライバー!"
いつの間にか宝石に刺さっていた桃色の槍を宝石に押し込む。
"タイプ クリアー!"
何気に初変身、かっこよくいかせてもらおう!
「ッシャア!いくぞ!!
ヘディン"ン"!!?」ジョリッ
やっべ噛んだダッサ舌痛えぇ!!せっかくの初変身がああぁぁ!!
"
前後の地面から出現した巨大無色透明宝石が身体を挟む。普通なら圧死するが何故か大丈夫。
それと同時に、身体に宝石とは違う感触の黒い物体が纏わりつく。
完成したハート型の巨大宝石を、降ってきた四本のハートの槍が貫く。
宝石は砕け散るが、そこには鎧と砕けた宝石の一部、そして大きな羽を生やした戦士が仁王立ちしていた。
イメージ図(エンデ・ニルのデザイン案より抜粋)
"無垢神の生誕祭! 語りつぐ聖譚章!"
"仮面ライダーニル! スタイル・プロト!"
「あぁ、せっかくかっこよく決まったと思ったのに·····」
[どんまーい]
「·····ま、誰も見てないし大丈夫だ、うん。それより戦場へ突撃するぞ。ニル、どっちかわかるか?」
[えーっと、んーと······わかった!ちょうどひだりにいちキロメートルのばしょ!]
「よし、イクゾー!」
[でっでっでででで、かーん、だっけ?]
「····これどうしよ(ハンバーグの具材)」
今回短かった理由は、ドライバーのイメージ図を描いていたからです。
ニール・エン・ドライバー(縦横注意、手描き)
【挿絵表示】
描いた感想
我ながらヘタクソー、物体を立体的に描くのってとんでもなく難しいと思いました。
その点絵師ってスゲェよなぁ、細部までこだわりたっぷりだもん。