Vのガワはガワじゃない!?   作:黒色火薬

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7件目 案件配信っ!その2

 

「トリトちゃんのえっちぃいいいいいいいいい!?」

 

「あははは〜!反省も後悔もないっ!」

 

>>えっち!?おいトリト何やった!?

>>……服脱がした?

>>流石のトリトでもそこまでは……しないよな?

>>揺らいでて草

 

「いや〜クドくんってないように見えて結構あるね?私服姿でもないように見えるけどサラシで潰してたんだ〜?これらいぶとーく!内でもトップレベルの美巨乳ですよこれ!」

 

>>美巨乳っ!?おいこいつやりやがったぞ!?

>>ちょっとすぐにやめたほうがいいと思うけど!?

>>トリト今すぐそこかわってっ!

 

あぁもうバレちゃったよぉ……何でこう放送事故が起きるの!?

ていうか最後一人欲望に忠実な人いなかった!?

 

「……トリちゃ〜ん?あとで少しお話しよ〜?」

 

「ヒェッ!?ご、ごめんなさいっ!そこに女の子が無防備に寝ていたからついっ……!」

 

「お、犯されるんだぁあああああああ!?僕犯されるぅううううう!」

 

「クドくんもクドくんでNGワード連発しないでよ!?何で私がまとめてるの……?」

 

隣を見るとリンネちゃんが空を見つめていた。

目が死んでるっ……!?

私が一回声かけてみるか……

 

「皆さん!これホラゲー配信ですよー?」

 

「今隣にいるトリトが一番怖いよぉおおおっ!!」

 

あ、無理だこれ。これこのまま続けて大丈夫なやつ……?

 

「……公式様いますか?今すぐお電話できますでしょうか?」

 

>>どうも元公式ですが……何かありました?

>>ていうか一番驚いたのは杏マネがしっかり社会人やってるってことなんだけどっ……!?

>>杏マネが社会人やってる!?あのリンネキチが!?

>>言い過ぎでしょ……(俺も思ってたなんて言えない!?)

 

「皆さん好き勝手言い過ぎじゃないですか!?とりあえず私は公式様と電話をしてきますのでリンネさんは配信を続行していてください。お願いできますか?」

 

「任せてっ!私はリンネちゃんだぞ!できないことはないっ……はず」

 

「大丈夫です!何かあったら私が助けます!だから安心して配信を続けてください!サポートをするのがマネージャーのお仕事ですから!」

 

「う、うん!わかった!」

 

>>最近この関係性を見るのがとてもいいと感じるようになってきたんだけど……

>>これがてぇてぇ……?初めての感情だ……

>>なんか綺麗な感情だよねコレ……

 

なんかコメント欄の皆さん浄化されてない?

とりあえず急いで電話しないと……

確かドアを持ち上げれば音が鳴らないはず……重たいっ!?

人間に持ち上げられる重さじゃないでしょコレ!?

でも……リンネちゃんのためなら人間の域も超えてみせるっ……!

 

「……持ちあがっ……たぁっ!」

 

無事音を出すことなく部屋の外に出ることに成功した。

急いで電話しないとっ……でも個人の連絡先を知らない!?

会社に解雇されたらしいしどうすればっ……!

 

「梓川君!こっちこっち!」

 

「社長!?どうかしました!?もしかして配信の件で……!?」

 

「いや、公式さんとお話ししたいなら丁度今お話ししてたところだからおいでって思ってね?」

 

そうだっ!今電話で話してるってさっきコメント欄で話してたんだっ!

 

「社長っ!ありがとうございます!」

 

「ほらこっちだよ!と言っても流石に覚えたかい?」

 

「もう入って1ヶ月ですから流石に覚えましたよ!確かここでしたよね?」

 

「正解。それじゃあ連絡したいことがあるならしておいで?」

 

「ありがとうございました!」

 

これで連絡が取れるっ!

 

「お電話かわりました所属タレント琴吹リンネのマネージャー梓川栞です!」

 

『もしもし?杏さんですか?』

 

「はい!一つ確認したいことがございまして!配信ですがこのまま続けてもいいものなのかということでして……相談したくてご連絡いたしました!」

 

『そういうことですか?それなら続けてもいいと思います!ここまで反響がある配信なら案件としては大成功だと思いますし……何よりも楽しい配信が一番です!堅苦しい案件配信よりは絶対いいですよ!』

 

やっぱりいい人だこの人……

 

「そうでしたか!ありがとうございます!お忙しい中ありがとうございましたっ!」

 

『敬語はやめてください!これから私は後輩になるので!』

 

「部署が違うんですが……?」

 

『尊敬できる人を先輩と呼ぶ主義なので!どうかお付き合いください!』

 

前言撤回っ!この人やばい人だぁあああああ!?

 

 * * *

 

「ただいま戻りました!配信は続行で大丈夫だそうです!リンネさん褒めてぇ〜!」

 

「さっすがマネちゃん〜!えらいえらい〜!」

 

「えへへぇ〜!」

 

そう言って画面に映る用の私に頭を撫でるリンネちゃん。

 

>>早速さっきと言ってること逆で草

>>マネージャーがサポートされてどうすんだwww

>>羨ましいっ……!?

>>おいそこ変われ杏ぅっ!!

 

「え〜?情報弱者の皆さんが悪いんじゃないんですかぁ〜?ざぁこ♡ざぁこ♡」

 

ノリでメスガキをやってみたけど流石にキツいかな?

ロリボイス自信あるんだけど……

 

>>このメスガキっ……!?

>>リンネ!このメスガキわからせてくれっ……!!

>>わからせたいってこういう感情なんだ……今日だけで初めての感情が二つもっ!?

>>メスガキはわからせるに限る

 

反響がでかい!?

 

「杏ちゃん……今からそっち行っていい?」

 

「ト、トリトさんは今来ないでください!?わからせられちゃうっ!?」

 

「杏ちゃんがトラウマになってる!?ちょっと杏ちゃんを困らせないであげてよ!」

 

「だってぇ……真横に無防備な女の子がいたら襲いません?」

 

「襲わないよっ!!それが通るなら杏ちゃんはとっくに私に襲われてるよっ!?」

 

「え、それってプロポーズですか?」

 

「違うよぉっ!?……違うのかなこれ?」

 

「自分でもわからなくなってるじゃん!あっはっはっはっは!」

 

>>もう付き合っちゃえよっ!

>>もう突き合っちゃえよっ!

>>突くものがないだろ!www

>>いや、今杏マネには付いてる疑惑があってだな?

>>そうじゃんっ!?

>>リンネちゃん逃げてっ!?貞操が危ないよ!?www

 

「わ、私はついてませんよ!?」

 

「何がついてないんだい〜?トリトおじさんに教えてくれるかな〜?」

 

「え、そそれっておち」

 

「私の杏ちゃんに何言わせようとしてるのかな……?」

 

「ス、スミマセンッ!」

 

>>圧助かる

>>助かる

 

珍しいっ!リンネちゃんの圧だっ!

ちなみに現在配信画面では目が死んだリンネちゃんがトリトさんの立ち絵を睨んでいる。

と言っても表情のプリセットで動かしてるだけなんだけども……

 

「ていうかこれは案件配信なんですから案件内容の配信をしてくださいよ!?」

 

「「「あ」」」

 

「その『あ』は何ですか!?もしかして忘れてたとか言いませんよね!?」

 

「いやぁ〜?途中トラブルもあったしぃ〜?仕方ないよねぇ〜?」

 

「トラブルの原因が何言ってるんですか!?」

 

「あっはっは!やっぱ人の反応は最高だぁ〜!」

 

「僕は被害者なんだけど……」

 

「とりあえずゲーム続行だぁああああ!」

 

「いやだぁああああああああ!?」

 

やっぱりこうなるか……どしたらいいの?

 

 

 

 

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