それは、青峰が練習するようになったら赤司に届きうるのではないかということだ。
原作で桐皇が誠凛に負けた理由の一つとして、青峰の体力不足があった。
そして、誠凛が絶望の状況から赤司を破ったのは黒子が火神の眼となり
では、火神と同じか、或いはそれ以上に青峰にも体力と黒子同様の眼があれば天帝の眼を破ることができるのではないか。
ただし、これには問題点がいくつかある。
1つ目に、青峰に練習をさせるにはどうしたらよいのかという点だ。
なにせ、「最強」であるが故に研鑽することをやめてしまったのだからまずは青峰が「練習をする」価値があることを示さなければならない。
2つ目にして最大の問題点である、影となるにはどうしたらよいのか。
俺自身が黒子や黛みたいに影が薄いという訳ではない。原作における影になるための必須条件をクリアできていない俺に影になることはできるのだろうか。
月日が流れ、小学生だったガキンチョも中学2年生となった。
現在通っている中学は「照栄中学」。そう、あの木吉がいるのだ。今では先輩だけど。
あの後から問題点について悩みながら練習をしていたが、解決の糸口は掴めた。
「こら!集中しろ!」
…おっと、ミニゲーム中に余計な事を。
一瞬PGとアイコンタクトを取り、マークしているDFの目を見る。
そしてもう一度、視線をPGのいる右側へと移したと同時に相手の左側を走り抜けパスを貰う。
フリーになったのでそのままシュートを放ちゴールを決める。
この流れから分かった人もいると思うが、俺がやったのは
思い出してほしいのは、何も「視線誘導=影が薄い」ではないことだ。
誠凛vs海常の練習試合で黄瀬が実演していたように、視線誘導だけであれば練習すれば誰にでも使えるのだ。
でなければ、この世のマジシャンは皆影が薄いことになってしまう。
俺は視線誘導に体の動きを利用してより掛かりやすいように練習をとにかくした。
体の動きで具体例を1つ挙げるとすると、「ダックイン」である。
人は縦横よりも斜めの動きをされる方が目で追いにくいというのはどこかで聞いたことがあるだろう。
それを体のどこをどのように使えば最速に、誰よりも1歩先へといけるのかを自分なりに調べて練習していた。
仮に視線誘導が効かない相手だとしても速度で揺さぶり通常プレイに持ち込める。
ここで気を付けなくてはいけないことは、この視線誘導はあくまで対面している相手にだけ有効であるということだ。
黒子や黛は「影が薄い」という特性があったから突然ボールの軌道が曲がったり、対面をしていない相手に対しても「いきなり現れた」
というような事象を起こせたのであって、影が薄くない俺には周囲からは普通に見えているのだ。
つまり、視線誘導が効く相手にはフリーになることができ、「パス・シュート・ドリブル」の三択が生まれる。
逆に視線誘導が効かない相手には得意の3Pシュートと速度を用いて、実力で倒しに行く。
視線誘導が効かないといってもフェイクが全く効かないということもないだろうし、ある程度は問題ない。
後は、青峰のプレイや考え、行動パターンを分析して完全理解のみとなる。
ことvs赤司戦においては、俺が「眼」の役割を担わなくてはいけない。そのためには黒子同様に「光」の事を知らなければ話にならない。
技術や筋力などは前世での経験+幼少期からのトレーニングの積み重ねはあるが、思考理解においてはその限りではない。
とにかく帝光中の試合をとにかく見ていくしかない。
そんなことを考えていたら、
「次の練習試合が決まったぞ!」
と監督から声がかかった。
対戦相手に「無冠の五将」の1人である根武谷がいた…。
中学編はvs根武谷とvs帝光を書いたら終わる予定、そんなダラダラとはやらないつもり。
連続投稿したのは気分。明日から頻度落ちます。
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