2024/03/09
「奇跡の世代」を「キセキの世代」に変更致しました。
「帝光中学との練習試合が決定した。夏の全中前だが、我々が日本一になるためには避けて通れない相手だ。全力でいくぞ!」
夏の全中前の最後の練習試合は帝光だった。この試合で木吉先輩は紫原にコテンパンにされる訳だが、俺には俺で目標があった。
それは、強敵として青峰に覚えてもらうことに加えて、黒子の
特に青峰に覚えてもらうことは最重要で、桐皇に入ってからどれだけ早く信頼関係を築くことができるかに関わってくる。
中学2年の全中というと青峰に綻びが出る時期だ。その前に青峰と接触して好印象を持たせて高校に行けるかどうかは大きな分岐点だ。
「木吉先輩」
「おう、どうした?」
「…いえ、頑張りましょうね。」
「おう、絶対に勝つぞ。」
これから起こることに対して木吉先輩の気持ちを考えたら、声をかけずにはいられなかったが、なんと声をかけたらいいのか分からなく濁してしまった。
勿論、帝光中相手に俺という原作にいない人間が何かできればよいが、俺+木吉先輩vsキセキの世代ではそれこそ奇跡でも起こらない限り勝つのは難しいだろう。
ただ、負けたいわけではない。勿論、勝ちたい。無策でもない。練習も怠っていない。緑間風にいえば、人事を尽くしている。オーバーワークにならないように、練習後にはストレッチをかかさず、怪我の予兆がないかしっかり確認している。
それでも、勝てる確率は1割あるかないか。帝光中の公式戦だけでなく、練習試合の映像も何度も見直した。それでもその確率なのだ。
特に俺は今年の全中が終われば、両親の転勤についていく形で1年+αスペインに行くことになっているのでvsキセキの世代は全中を除けば最後となる。
「どうした、怖い顔して。楽しんでこーぜ!」
色々と考えていると木吉先輩が背中をバシバシと叩いてきて、そう話かけてきた。
「…そうっすね。楽しんで勝ちましょう!」
「おう、その意気だ!」
木吉先輩とそう話していると
「帝光中学の皆様来ました!」
後輩の声がしたのでそちらを振り向くと、赤司と虹村を先頭に帝光中学1軍の姿がみえた。
「キャプテンの木吉さんですね。帝光中学主将の赤司です。よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしく、照栄中学主将の木吉鉄平だ。」
二人は互いに挨拶をすると、握手を交わした。
試合開始まで、もうあと僅かだ。
【side 帝光】
「なぁテツ、明日の相手ってどこだっけ?」
「明日の相手は照栄中学ですよ、聞いてなかったんですか青峰君?」
「いやぁ、わりぃって!ちょっと眠かったんだよ。」
「全く、監督の話くらいはしっかりときくのだよ。」
照栄中学との練習試合前日、帝光中学1軍の体育館では練習終わりに自主練習で残っている者やクールダウンをしている者がおり、キセキの世代は全員が残っていた。
「明日の相手には『鉄心』と呼ばれているCの選手がいる。全中でも当たるかもしれない相手だから気は抜くなよ?」
「わーってるよ赤司、強いやつとやりあえるんだ。やる気は充分だ!」
「でもさぁ、Cってことはマークするの峰ちんじゃなくて俺でしょ?めんどくさ~い。」
「えぇ!強い人のマークできるなんていいじゃないっすか!ねぇ黒子っち!」
「なんで僕に振るんですか?嫌味ですか?」
「そうなのだよ黄瀬、黒子はそういうタイプの選手ではないだろう。」
「わかってるっすよ緑間っち、冗談じゃないっすか!冗談!」
「ふん…。」
「おい!お前ら!明日試合なんだから早く帰れよ!」
キセキの世代が談笑していると先輩である虹村から注意をうけ、各々が帰る支度を始めた。
「黒子、ちょっと残ってくれ。」
「…?わかりました。そういうことなので皆さん先に帰っていてください。」
「わーったよテツ、また明日な。」
「それじゃあいくっすよ紫原っち!いつまでお菓子食べてるんすか?」
それぞれがワイワイ言いながら帰宅している様子を見ながら、黒子が赤司に尋ねた。
「それで赤司君。僕に何か用でしょうか?」
「あぁ、明日の試合のことだけど。もし、黒子がスタートでなければベンチから10番の選手を特に観察していて欲しいんだ。」
「10番の選手ですか?」
「そうだ。桃井のデータをみていたんだが少し妙でね。俺はコートの中から観察するから、黒子にはコートの外から見ていてほしいんだ。」
「わかりました。桃井さんのデータのどこが妙だったんですか?」
「試合の中でフリーでボールを受けた回数だ。この試合データの相手は全国レベルにも関わらず、ドフリーでパスを受けている回数が極端に多いんだ。実際の試合映像までは時間がなくてチェックできていなくてね。そこで観察力のある黒子にも実際に見ていてほしいんだ。」
「わかりました。」
「すまないね時間をとらせて。」
「いえ、でも他の人には伝えなくてよかったんですか?」
「あぁ。先ほども言ったけれど、明日の相手は全国レベルで全中でも対戦するかもしれないからね。他の皆には余計な気を回さないで自身の役割を全うしてほしいからね。それに全中では何が起こるかわからない。そうなった時の対応も全中間近ではあるが少しでもやっておきたい。」
「なるほど。わかりました、それでは僕も帰ります。」
「気を付けて。」
黒子も帰り、体育館には赤司だけになった。赤司は照栄中学の10番の選手の資料を見つめながらこう呟いた。
「
本日調べたら木吉と根武谷が練習試合をしたのが中学1年の頃という情報をみて、驚愕。
史実と違いますがご愛敬ということでよろしくお願いします。
漫画は設定資料本みたいなの含めて全部持っていたのですが売ってしまった為、記憶で書いています。本当に分からない箇所や致命的な問題があればネット漁るかdアニで見返そうと思ってます。
さて、オリ主の名前が初登場しましたが、正直最後に赤司に意味深なこと言わせたいなと思い、「あ、オリ主の名前だしてないじゃん!」となりオリ主の名前を決めました()
3話までは名前を意図的に隠していたというか、出すことをそもそも考えていなかったです。
色の名前にはしたいなぁということで原作に出てこない色(ナッシュ,シルバー含め)+以前投稿していた主人公の色(茶色)以外で使いたいなということで調べていたら、「藍色」があったので納得いく名前にしました。
ちなみにBLEACHは知りませんが、名前だけは聞いたことあったので若干の抵抗があったのは本当です。出来るだけ連想させたくないですからね。
「勝者とは常に世界がどういうものかでは無く、どう在るべきかについて語らなければならない!!!!」
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