遊戯王5D's 苦悩する男   作:yvisi

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遊戯王熱が高まり、書いてみました。

1つよろしくお願いいたします。

禁止制限ごちゃごちゃに関しては、5D's放送時に禁止カードでなかったもののみです。




プロローグ

ネオドミノシティ

 

「・・・ん・・・・・。」

 

ソファの上で一人の男が寝っ転がっていた。

男はワイシャツに黒のベスト、黒のパンツに身を包んでいる。

 

「・・・・・ぞ・・・・・・。」

 

ピリリリリ!

 

「!」

 

電話が鳴り、男はソファから飛び起きる。

 

「はいはいはいはい・・・誰だ誰だ?」

 

ぼさぼさになった頭をめんどくさそうに掻く。

男は携帯電話を手に取り、画面を確認する。

 

「・・・お、雑賀さんだ。」

 

よく見知った人物の電話に男はすぐ電話に出る。

 

「どうもどうも、雑賀さん。今回は何用で?」

 

くぁ~っと大きな口を開け、欠伸をする。

 

『未谷か? 今大丈夫か?』

 

「ええ、大丈夫ですよ。仕事ですか?』

 

『ああ。久しぶりにお前の腕を借りたい。実はな・・・』

 

雑賀は仕事内容を男、未谷に話した。

それを聞いた未谷は顔が険しくなった。

 

「はあ・・・セキュリティ保管庫にね・・・。それでパスがいると。」

 

『報酬は弾む。どうだ?』

 

「まあ、用意はしますけど、その人捕まりません? しかもマーカーついてるんですよね?」

 

犯罪者につけられるマーカーへの懸念を口にする。マーカーについている追跡機能によって、セキュリティや治安維持局には居場所は筒抜けになるためだ。

 

『覚悟の上だそうだ。』

 

「・・・・・報酬、たっぷりもらいますからね。」

 

そう言って、未谷は電話を切った。

 

「さて・・・急ぎで用意して、と・・・。お、資料届いたか。」

 

すぐにパソコンを開き、パスワード、IDを作る。

 

「あとは・・・そうだ。あれを使ってみよう。」

 

机の引き出しを開く。あまり整理されていない中身をごちゃごちゃと漁る。

 

「えっと・・・あれ、どこだっけ?」

 

目的の物が見つからず、引き出しの奥に手を突っ込む。

 

「・・・・・あっ、あったあった。」

 

未谷が取り出したのは黒の紙に貼られた透明なシールだった。

 

「これでよし。」

 

取り出した紙をポケットの中に入れる。

 

「・・・・・。」

 

一瞬、夢の中の映像がフラッシュバックする。

荒れ果てた街を一人孤独に歩く自分。

体力がつき、倒れ・・・。

 

「・・・・うぉえ・・・!」

 

思い出していると、突如、未谷は吐き気を感じ、トイレに駆け込んだ。

 

「うっ・・・・あぁ・・・。はぁ・・・はぁ・・・。」

 

吐き気が収まるが、未谷の息が切れる。

 

「・・・ふぅ・・・。」

 

ゆっくりと自分が寝ていたソファに腰を落ち着かせる。

頭の中で今度は雑賀の依頼内容を思い出す。

 

「・・・なんか、嫌な予感がするなぁ・・・。かぁ~・・・やだやだ。」

 

この時、未谷はまだ知らなかった。この仕事で自分の未来が変わることを。




プロフィール

名前:未谷 来人(みたに らいと)

性別:男

年齢:15歳

身長:172cm

デッキ:【SR】 【捕食植物】

黒い髪でやせ型。キリッとした細い目をしており、見た目は異性によくモテる。が、そちら方面は鈍感。シティでは情報屋やハッカーとして、荒稼ぎしている。デュエルの腕はかなり高い。デッキは気分で使い分ける。口調は飄飄としている部分が多いが、いざとなるとクールながら熱い性格が見られる。かなりの猫舌。

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