遊戯王5D's 苦悩する男   作:yvisi

108 / 134
第107話 未谷来人VSクロウ・ホーガン

「ジャック! ジャック、しっかりしろ!!」

 

「・・・・・。」

 

クロウが何度も体を揺らすが、ジャックの返事がなかった。

 

「そんな・・・。」

 

「・・・・・。」

 

デュエルを終えた来人はDホイールを止める。

 

「どうした? もう終わりか? 所詮、お前たちの決意なんてその程度のもんなのか?」

 

「・・・・・さねぇ・・・」

 

「あ?」

 

「許さねぇぞ、来人!!」

 

怒りに駆られたクロウはDホイールに乗り込んだ。

 

「次はお前か。クロウ!」

 

「俺が絶対に守ってみせる! 俺やみんな・・・ガキどもの未来を!!」

 

「聞き分けのねえやつだな・・・。だったら・・・・・全てぶっ壊してやるよ。クロウ!!」

 

「「スピードワールド2、セットオン!!」」

 

『デュエルモード、オン』

 

「「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」」

 

来人とクロウは互いにスピードを上げ、第一コーナーを取ろうとする。

 

「・・・ふっ。」

 

ここで来人はなぜかスピードを落とし、クロウに先攻を譲った。

 

「な・・・!」

 

(どういうつもりだ? 先攻じゃなくても勝てるってのか?)

 

「さあ、始めるぞクロウ!」

 

「望むところだ!」

 

「「デュエル!!」」

 

クロウ LP4000 手札5 SPC0

 

来人 LP4000 手札5 SPC0

 

「俺のターン!」

 

クロウ 手札5→6

 

「チューナーモンスター、BF-銀盾のミストラルを守備表示で召喚!」

 

BF-銀盾のミストラル DEF1800/レベル2

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

「俺のターン!」

 

クロウ SPC0→1

来人 手札5→6 SPC0→1

 

「SRベイゴマックスを特殊召喚!」

 

SRベイゴマックス ATK1200/レベル3

 

「このカードは自分フィールドにモンスターがいなければ特殊召喚できる! そしてフィールドに出たとき、デッキからスピードロイドモンスターを手札に加える! タケトンボーグを加え、特殊召喚!」

 

SRタケトンボーグ DEF1200/レベル3

 

「タケトンボーグは風属性モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる! さらにタケトンボーグの効果発動! このカードをリリースし、デッキからスピードロイドチューナー1体を特殊召喚できる! 赤目のダイスを特殊召喚!」

 

SR赤目のダイス ATK100/レベル1

 

「赤目のダイスの効果発動! スピードロイド1体のレベルを1から6までに変更できる! ベイゴマックスをレベル6に変更!」

 

ベイゴマックス レベル3→6

 

「レベル6のベイゴマックスにレベル1の赤目のダイスをチューニング! その美しき輝ける翼で、我が道を阻む敵を蹴散らせ! シンクロ召喚! 輝け、クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ATK2500/レベル7

 

「いきなりクリアウィングか・・・!」

 

「まだまだ! SRダブルヨーヨーを召喚!」

 

SRダブルヨーヨー ATK1400/レベル4

 

「このカードが召喚に成功した時、墓地からレベル3以下のスピードロイド1体を特殊召喚する! 戻れ、赤目のダイス!」

 

赤目のダイス ATK100/レベル1

 

「レベル4のダブルヨーヨーにレベル1の赤目のダイスをチューニング! 天空へ駆けあがる双翼よ、我が敵を地平の彼方へ吹き飛ばせ! シンクロ召喚! いでよ、HSRマッハゴー・イータ!」

 

HSRマッハゴー・イータ ATK2000/レベル5

 

「マッハゴー・イータ・・・? なんだ、あのモンスター・・・。」

 

「バトル! マッハゴー・イータで銀盾のミストラルを攻撃!」

 

「く・・・! 銀盾のミストラルの効果! 破壊されたターンの1回だけ、戦闘ダメージを0にする!」

 

「カードを1枚伏せて、ターンエンド!」

 

クロウ LP4000 手札4 SPC1

【モンスター】

【魔法・罠】

伏せ1

 

来人 LP4000 手札3 SPC1

【モンスター】

クリアウィング(ATK2500/レベル7)

マッハゴー・イータ(ATK2000/レベル5)

【魔法・罠】

伏せ1

 

「俺のターン!」

 

クロウ 手札4→5 SPC1→2

来人 SPC1→2

 

「BF-暁のシロッコを召喚!」

 

BF-暁のシロッコ ATK2000/レベル5

 

「暁のシロッコは相手フィールドにのみモンスターが存在するとき、リリースなしで召喚できる! そしてフィールドにブラックフェザーがいるとき、BF-黒槍のブラストを特殊召喚!」

 

BF-黒槍のブラスト ATK1700/レベル4

 

「さらにBF-疾風のゲイルを特殊召喚!」

 

BF-疾風のゲイル ATK1300/レベル3

 

「すごい・・・! 一気に3体のモンスターを召喚した!」

 

(ここは・・・アーマード・ウィングをシンクロ召喚して有利に進めてくぜ!)

 

「疾風のゲイルが特殊召喚されたこの瞬間、マッハゴー・イータの効果発動!」

 

「!」

 

「このカードをリリースすることで、ターン終了時までフィールドのモンスターのレベルを1つ上げる!」

 

「何ぃ!?」

 

クリアウィング レベル7→8

 

暁のシロッコ レベル5→6

黒槍のブラスト レベル4→5

疾風のゲイル レベル3→4

 

「まずい・・・クロウの目論見は完全に崩れた。」

 

「どういうこと?」

 

「来人のクリアウィングは攻撃力2500。クロウはおそらくアーマード・ウィングで相打ちにして、デュエルを有利に進めるはずだった。だが、ブラックフェザーたちはレベルが上がり、シンクロ素材に使えなくなってしまったんだ。」

 

「モンスター1枚でそこまで・・・!」

 

(くそ・・・暁のシロッコと疾風のゲイルの効果を使おうにも、クリアウィングで無効にされちまう・・・!)

 

「・・・ターンエンド・・・!」

 

悔しそうにしながら、ターンの終わりを宣言する。

 

「俺のターン!」

 

クロウ SPC2→3

来人 手札3→4 SPC2→3

 

「2体目のダブルヨーヨーを召喚!」

 

ダブルヨーヨー ATK1400/レベル4

 

「ダブルヨーヨーの効果により、再び赤目のダイスを特殊召喚!」

 

赤目のダイス ATK100/レベル1

 

「レベル4のダブルヨーヨーにレベル1の赤目のダイスをチューニング! 昔より伝わりし剣劇よ、立ち塞がる敵をその身で切り払え! シンクロ召喚! いでよ、HSRチャンバライダー!」

 

HSRチャンバライダー ATK2000/レベル5

 

「バトル! チャンバライダーで暁のシロッコを攻撃! チャンバライダーの効果により、攻撃力を200ポイントアップする!」

 

チャンバライダー ATK2000→2200

 

「く・・・!」

 

クロウ LP4000→3800

 

クロウの腕をレーザーが貫いた。

 

「ぐ・・・!? アキ・・・ジャック・・・お前らこんな痛みに耐えて・・・! お前たちの仇、必ず取ってやるぜ!」

 

「仇? ・・・ああ、何か勘違いしているようだが、あいつら死んでないぜ。」

 

「何? どういうことだ!?」

 

「あれは気絶しているだけだ。ほんの二、三日な。」

 

「な・・・気絶?」

 

クロウは床で目を閉じるアキとジャックを見る。

 

「このアーククレイドルはネオドミノシティに激突しようとしている。激突すれば、ここにいる俺たちもただではすまない。そんな中、気絶していれば・・・」

 

「! 死ぬってわけか・・・! てめえ・・・!」

 

クロウのハンドルを握る力が強くなる。

 

「お前は勝てるといいなぁ。まあ、無理だろうけどな! チャンバライダーで黒槍のブラストを攻撃!」

 

チャンバライダー ATK2200→2400

 

「く、ぐあああ!」

 

クロウ LP3800→3100

 

「クリアウィングで疾風のゲイルを攻撃! 旋風のヘルダイブスラッシャー!!」

 

「ぐ、ああああ!!」

 

クロウ LP3100→1900

 

クロウのDホイールがバランスを大きく崩す。

 

「く・・・!」

 

「クロウ!」

 

倒れそうになるが、なんとか立て直した。

 

「ふぅ・・・。」

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

クロウ LP1900 手札2 SPC2

【モンスター】

【魔法・罠】

伏せ1

 

来人 LP4000 手札2 SPC2

【モンスター】

クリアウィング(ATK2500/レベル7)

チャンバライダー(ATK2400/レベル5)

【魔法・罠】

伏せ2

 

「く、俺のターン!」

 

クロウ 手札2→3 SPC2→3

来人 SPC2→3

 

「Sp-シンクロ・フォースを発動!」

 

Sp-シンクロ・フォース(オリジナル)

通常魔法

自分のスピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。発動ターンのエンドフェイズ時まで、相手フィールド上に存在するシンクロモンスター1体は効果を発動できない。

 

「スピードカウンターが2つ以上あるとき、相手のシンクロモンスター1体の効果を封じる!」

 

「・・・・・。」

 

「トラップカード、オープン! ブラック・バック! 墓地から攻撃力2000以下のブラックフェザー1体を特殊召喚する! ただしこのターン、モンスターの通常召喚はできない! 暁のシロッコを特殊召喚!」

 

暁のシロッコ ATK2000/レベル5

 

「さらにフィールドにブラックフェザーがいることにより、BF-突風のオロシを特殊召喚!」

 

BF-突風のオロシ ATK400/レベル1

 

「レベル5の暁のシロッコにレベル1の突風のオロシをチューニング! 漆黒の力! 大いなる翼に宿りて、神風を巻き起こせ! シンクロ召喚! 吹きすさべ、BF-アームズ・ウィング!」

 

BF-アームズ・ウィング ATK2300/レベル6

 

「突風のオロシがシンクロ素材として墓地に送られたとき、相手モンスター1体の表示形式を変更する! チャンバライダーを攻撃表示から守備表示に変更!」

 

チャンバライダー ATK2400→DEF1000

 

「バトル! アームズ・ウィングでチャンバライダーを攻撃! そしてアームズ・ウィングが守備モンスターを攻撃するとき、攻撃力を500ポイントアップさせる!」

 

アームズ・ウィング ATK2300→2800

 

「さらにアームズ・ウィングには貫通効果がある! 行け、アームズ・ウィング! ブラックチャージ!!」

 

「ぐあああ!」

 

来人 LP4000→2200

 

アームズ・ウィング ATK2800→2300

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

「クロウが一気にダメージを・・・!」

 

「クロウ・・・・来人・・・!」

 

「俺のターン!」

 

クロウ SPC3→4

来人 手札2→3 SPC3→4

 

「SRマジックハウンドを召喚!」

 

SRマジックハウンド ATK800/レベル3

 

「マジックハウンドの召喚に成功した時、デッキからスピードロイドと名の付くカード1枚を墓地に送る! SR電々大公を墓地に送る! そして電々大公を除外し、墓地のスピードロイドチューナーを特殊召喚する! 赤目のダイスを特殊召喚!」

 

赤目のダイス ATK100/レベル1

 

「赤目のダイスの効果により、マジックハウンドのレベルを5に変更!」

 

マジックハウンド レベル3→5

 

「レベル5となったマジックハウンドにレベル1の赤目のダイスをチューニング! 風を纏う魔剣がここに現れる! シンクロ召喚! 貫け、HSR魔剣ダーマ!」

 

HSR魔剣ダーマ ATK2200/レベル6

 

「魔剣ダーマの効果! 墓地のベイゴマックスを除外し、500ポイントのダメージを与える!」

 

「く!」

 

クロウ LP1900→1400

 

「クリアウィングでアームズ・ウィングを攻撃! 旋風のヘルダイブスラッシャー!!」

 

「ぐぅ・・・!!」

 

クロウ LP1400→1200

 

「魔剣ダーマでダイレクトアタック!」

 

「永続トラップ、リビングデッドの呼び声! 墓地のモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する! 甦れ! アームズ・ウィング!」

 

アームズ・ウィング ATK2300/レベル6

 

「ちっ・・・攻撃中断。カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

クロウ LP1200 手札0 SPC4

【モンスター】

アームズ・ウィング(ATK2300/レベル6)

【魔法・罠】

リビングデッドの呼び声(アームズ・ウィング)

 

来人 LP2200 手札1 SPC4

【魔法・罠】

クリアウィング(ATK2500/レベル7)

魔剣ダーマ(ATK2200/レベル6)

【魔法・罠】

伏せ3

 

「ぐ・・・!」

 

ハンドルを握るクロウの体に痛みが走る。

 

(まだだ・・・こんなところで・・・!!)

 

「行くぜ・・・!! ドロー!!」

 

クロウ 手札0→1 SPC4→5

来人 SPC4→5

 

「Sp-ヴィジョンウィンドを発動!」

 

Sp-ヴィジョンウィンド(アニメオリジナル)

通常魔法

自分のスピードカウンターが2つ以上ある場合に発動できる。自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を選びフィールド上に特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズ時に破壊される。

 

「スピードカウンターが2つ以上あるとき、墓地からレベル2以下のモンスターを特殊召喚する! 銀盾のミストラルを特殊召喚!」

 

銀盾のミストラル DEF1800/レベル2

 

「レベル6のアームズ・ウィングにレベル2の銀盾のミストラルをチューニング! 黒き疾風よ、秘めたる思いをその翼に現出せよ! シンクロ召喚! 舞い上がれ、ブラックフェザー・ドラゴン!!」

 

ブラックフェザー・ドラゴン ATK2800/レベル8

 

「ブラックフェザー・ドラゴンで魔剣ダーマを攻撃! ノーブルストリーム!!」

 

「ぐ・・・!」

 

来人 LP2200→1600

 

「ターンエンド!」

 

クロウはデュエルを見る龍亞と龍可を見る。

 

(あいつらはまだあきらめてねえ・・・! なら・・・俺も諦めるわけにはいかねえよな!!)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。