クロウ LP1200 手札0 SPC5
【モンスター】
ブラックフェザー・ドラゴン(ATK2800/レベル8)
【魔法・罠】
リビングデッドの呼び声(対象不在)
来人 LP1600 手札1 SPC5
【モンスター】
クリアウィング(ATK2500/レベル7)
【魔法・罠】
伏せ3
「俺のターン!」
クロウ SPC5→6
来人 手札1→2 SPC5→6
(・・・来た・・・!)
一瞬、来人はにやりと笑った。
「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」
「伏せカード4枚だと・・・?」
来人のフィールドを確認し、クロウは警戒を強める。
(そういえば、1ターン目からずっとセットしているがバトルの時、一切使っていない・・・。何企んでんだ?)
落ち着かせるため、ゆっくりと息を吐く。
(・・・考えても仕方ねえ・・・。やるしかねえんだ・・・!!)
クロウ LP1200 手札0 SPC6
【モンスター】
ブラックフェザー・ドラゴン(ATK2800/レベル8)
【魔法・罠】
リビングデッドの呼び声(対象不在)
来人 LP1600 手札1 SPC6
【モンスター】
クリアウィング(ATK2500/レベル7)
【魔法・罠】
伏せ4
「俺のターン!」
クロウ 手札0→1 SPC6→7
来人 SPC6→7
「・・・スピードワールド2の効果発動! スピードカウンターを7つ取り除き、カードを1枚ドローする!」
クロウ 手札1→2 SPC7→0
(・・・くそ!)
クロウがドローしたのは《デルタ・クロウ-アンチ・リバース》だった。
デルタ・クロウ-アンチ・リバース
通常罠
自分フィールドの「BF」モンスターが3体のみの場合、このカードの発動は手札からもできる。 ①:自分フィールドに「BF」モンスターが存在する場合に発動できる。相手フィールドにセットされた魔法・罠カードを全て破壊する。
(これで伏せカードは破壊できる。だが手札にブラックフェザーがいねぇ・・・! なら、こっちで!)
「Sp-リバース・スピードを発動!」
Sp-リバース・スピード(オリジナル)
通常魔法
自分のスピードカウンターが3つ以下の場合、発動できる。このターン、自分フィールドのモンスターは相手の魔法・罠カードの効果で破壊されない。
「このターン、俺のモンスターはお前のマジック、トラップの効果で破壊されない!」
「・・・・・。」
「行くぜ! ブラックフェザー・ドラゴンでクリアウィング・シンクロ・ドラゴンを攻撃! ノーブルストリーム!」
「トラップカード、イリュージョン・バトル発動!」
イリュージョン・バトル(オリジナル)
通常罠
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。このターン、お互いのモンスターは効果が無効になり、発生するお互いのプレイヤーへの戦闘ダメージは半分になる。
「このターン、互いにモンスター効果が無効になる! さらにトラップ発動! ディメンション・ガーディアン! これでクリアウィングは破壊されない! さらにディメンション・スフィンクス! ブラックフェザー・ドラゴンとクリアウィングの攻撃力の差、300のダメージを与える!」
「く・・・!」
クロウ LP1200→900
「そして最後! ブラックフェザー・ドラゴンを対象にディメンション・ミラージュを発動!」
「何をしようが、ダメージは受けてもらうぜ!」
「イリュージョン・バトルの効果で戦闘ダメージは半分になる!」
来人 LP1600→1450
「・・・この瞬間、ディメンション・ミラージュの効果発動! ブラックフェザー・ドラゴンがクリアウィングを破壊できなかった時、墓地のモンスター1体を除外することで、ブラックフェザー・ドラゴンは再び戦闘を行う!」
「何!?」
「タケトンボーグを除外! さあ来い・・・! ブラックフェザー・ドラゴン!」
ブラックフェザー・ドラゴンがクリアウィング・シンクロ・ドラゴンにブレス攻撃を仕掛けた。
「ディメンション・スフィンクスの効果!」
「うぐ・・・!」
クロウ LP900→600
来人 LP1450→1300
「これ・・・。」
「まさか・・・無限ループ・・・!」
「マジックハウンドを除外し、ブラックフェザー・ドラゴンの攻撃!」
クロウ LP600→300
来人 LP1300→1150
「赤目のダイスを除外!」
「くそ・・・! ちくしょーー!!」
「じゃあな・・・クロウ・ホーガン。」
「ぐ・・・ああああ!!」
クロウ LP300→0
来人 LP1150→1000
WINNER 来人
LOSER クロウ
「クロウ!!」
遊星たちはボロボロになったクロウに駆け寄る。
「・・・あとは・・・たの・・・む・・・」
来人のことを託し、クロウは気を失った。
「・・・そんな・・・クロウまで・・・。」
「・・・・・。」
龍可は気を失ったアキ、ジャックを見る。
(アキさん・・・ジャック・・・!)
「・・・で? 次どうすんだ? あ?」
来人は遊星、龍亞、龍可に近づく。
「・・・・・!」
(龍亞と龍可は、まだ・・・)
「お、俺がやる!」
近づく来人の前に龍亞が立ちはだかる。
「龍亞!?」
「ほう・・・お前が?」
「ゾーンの・・・・いや、来人のやろうとしていることは間違ってる! それを・・・俺が証明してみせる!」
「・・・お前も言葉だけか・・・。」
来人は龍亞に呆れるようにため息をつく。
「龍亞・・・!」
龍可は心配そうに龍亞の腕をつかむ。
「・・・!」
腕をつかんで、龍可は気づいた。龍亞の体が震えていることに。
「あれ・・・ど、どうしよ・・・震えが・・・。」
震えを抑えようと手にぎゅっと力をこめるが、震えは止まらない。
「・・・・!」
龍可は龍亞の手を包むように自分の手を重ねた。
「龍亞も・・・怖いんだよね・・・。来人と戦うのが・・・。」
「龍可・・・俺・・・」
「私も・・・怖いよ。私も・・・。」
龍可の手も震え始める。
「龍亞が一人で不安なら・・・私も、一緒に、戦う・・・!」
「龍可・・・ダメだよ。だって・・・だって龍可は・・・!」
「だ、大丈夫・・・! 私達で戦って・・・勝って・・・来人を、助ける!」
龍亞と龍可は来人に向き合う。
「覚悟はできたか?」
「うん!」
「ええ!」
「龍亞・・・龍可・・・。」
「行くぞ!!」
「「「デュエル!!」」」
龍亞 LP4000 手札5
龍可 LP4000 手札5
来人 LP8000 手札5
「俺のターン!」
龍亞 手札5→6
「D・ラジカッセンを守備表示で召喚!」
D・ラジカッセン DEF400/レベル4
「カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
「・・・・。」
「・・・龍可?」
龍亞のターンが終わったが、龍可は来人を見たままだった。
「・・・・・。」
「龍可・・・龍可!」
「! わ、私のターン! ドロー!」
龍可 手札5→6
(・・・こ、ここは・・・。)
「ヘ、ヘカテリスを守備表示で召喚!」
ヘカテリス DEF1100/レベル4
「・・・た、ターン、エンド・・・!」
「・・・手札で効果を発動するヘカテリスを召喚したのは何か意味があってのことか?」
「・・・あ・・・。」
来人の指摘通り、ヘカテリスは手札から捨てることでデッキから《神の居城-ヴァルハラ》を加える効果があった。
「・・・・。」
龍可は来人から目を逸らす。
「・・・ドロー!」
来人 手札5→6
「SRバンブー・ホースを召喚!」
SRバンブー・ホース ATK1100/レベル4
「このカードの召喚に成功した時、手札からスピードロイド1体を特殊召喚する! SR赤目のダイスを特殊召喚!」
SR赤目のダイス ATK100/レベル1
「赤目のダイスの効果発動! フィールドに出たとき、スピードロイド1体のレベルを1から6までに変更できる! バンブー・ホースのレベルを5に変更!」
バンブー・ホース レベル4→5
「レベル5となったバンブー・ホースにレベル1の赤目のダイスをチューニング! 風を纏う魔剣がここに現れる! シンクロ召喚! 貫け、HSR魔剣ダーマ!」
HSR魔剣ダーマ ATK2200/レベル6
「魔剣ダーマの効果! 墓地のバンブー・ホースを除外し、龍亞に500ポイントのダメージを与える!」
「うぅ・・・!」
龍亞 LP4000→3500
黒いレーザーが龍亞の体を貫いた。
「うぐ・・・うああああ!!」
「龍亞!」
「カードを2枚伏せ、ターンエンド!」
龍亞 LP3500 手札4
【モンスター】
ラジカッセン(DEF400/レベル4)
【魔法・罠】
伏せ1
龍可 LP4000 手札5
【モンスター】
ヘカテリス(DEF1100/レベル4)
【魔法・罠】
来人 LP8000 手札2
【モンスター】
魔剣ダーマ(ATK2200/レベル6)
【魔法・罠】
伏せ2
「こ、これくらい・・・! 俺のターン!」
龍亞 手札4→5
「D・スコープンを召喚!」
D・スコープン ATK800/レベル3
「スコープンが攻撃表示のとき、手札からレベル4のディフォーマーを特殊召喚できる! D・ビデオンを特殊召喚!」
D・ビデオン ATK1000/レベル4
「レベル4のビデオンにレベル3のスコープンをチューニング! 世界の平和を守るため、勇気と力をドッキング! シンクロ召喚! 愛と正義の使者、パワー・ツール・ドラゴン!」
パワー・ツール・ドラゴン ATK2300/レベル7
「パワー・ツール・ドラゴン・・・!」
(龍亞・・・・・。)
「パワーツールの効果発動! デッキからランダムに装備魔法を1枚手札に加える! ・・・俺は団結の力を加えて発動! これで俺のモンスター1体につき、攻撃力を800ポイントアップさせる! 俺のモンスターは2体! 1600アップだ!」
パワーツール ATK2300→3900
「さらにブレイク・ドローを装備! バトル! パワー・ツール・ドラゴンで魔剣ダーマを攻撃!」
「トラップカード、攻撃誘導アーマーを発動!」
「!」
「これにより、攻撃対象を魔剣ダーマからヘカテリスに変更する!」
パワー・ツール・ドラゴンの攻撃がヘカテリスを貫いた。
「うぅ・・・!」
「ご、ごめん、龍可!」
「ううん、大丈夫・・・!」
「けどブレイク・ドローの効果でカードを1枚ドロー!」
龍亞 手札2→3
「ターンエンド!」
「わ、私のターン!」
龍可 手札5→6
「・・・・・フェアリー・アーチャーをしゅ、守備表示で召喚!」
フェアリー・アーチャー DEF600/レベル3
「ふぇ、フェアリー・アーチャーの効果! 攻撃を放棄する代わりに光属性モンスター1体につき、400ポイントのダメージを与える!」
「トラップ発動! リフレクト・バリア!」
リフレクト・バリア(アニメオリジナル)
通常罠
効果ダメージを与える魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時に発動できる。お互いのプレイヤーはそれぞれ自分が受ける効果ダメージを0にし、代わりに効果ダメージの数値分のダメージをプレイヤー以外のプレイヤーに与える。このカードの効果で与えるダメージに対して、このカードの効果は発動できない。
「効果ダメージが発生した時、別のプレイヤーに跳ね返す! 龍亞、お前にくらってもらうか。」
「え・・・うわああ!」
龍亞 LP3500→3100
「龍亞!」
「うぅ・・・!」
「・・・た、ターン、エンド・・・!」
「・・・俺のターン!」
来人 手札2→3
「手札から覚醒の宝札を発動!」
覚醒の宝札(オリジナル)
通常魔法
このカード名の効果は1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を行うことができない。①:自分フィールド上にエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターしか存在しない場合に発動できる。デッキからカードを3枚ドローする。
「エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターしかいない場合、3枚ドローする!」
来人 手札2→5
「速攻魔法、ハーフ・シャットを発動! パワー・ツール・ドラゴンの攻撃力を半分にし、戦闘での破壊はできなくなる!」
パワー・ツール・ドラゴン ATK3900→1950
「魔剣ダーマでパワー・ツール・ドラゴンを攻撃!」
「うぅ・・・!」
龍亞 LP3100→2850
「カードを2枚伏せ、ターンエンド!」
「うぅ・・・!」
何度も襲う衝撃に龍亞は膝を突く。
「龍亞・・・!」
龍可は龍亞のもとへ駆け寄った。
「だ、大丈夫・・・これくらい・・・!」
「・・・お前のせいだなぁ、龍可。」
「!?」
「お前がいつまでもグズグズしてっからこんなことになる。」
「・・・私は・・・。」
来人を見ようとするが、来人の発する覇気とプレッシャーで目を合わせることができない。
「どうする? また闇の中に引きこもるのか?」
「・・・来人・・・!」
体が、腕が、手札を持つ手が震え始める。
(・・・私は・・・あなたを・・・!)
『・・・龍可。』
(・・・!)
『龍可。我々に任せろ。』
龍可の頭の中にレグルス、エンシェント・フェアリー・ドラゴンの声が響く。
『龍可、あなたには私達もいます。私達で彼を救いましょう。』
(・・・・・来人・・・!)