遊戯王5D's 苦悩する男   作:yvisi

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第25話 全てを破壊するサイコ・エンド・パニッシャー

ディヴァイン LP3200 手札4

【モンスター】

クレボンス(ATK1200/レベル1/捕食カウンター1)

【魔法・罠】

伏せ1

 

来人 LP4000 手札4

【モンスター】

スピノ・ディオネア(ATK1800/レベル4)

【魔法・罠】

伏せ1

 

「私のターン!」

 

ディヴァイン 手札4→5

 

「テレキアタッカーを召喚!」

 

テレキアタッカー ATK1700/レベル4

 

「レベル4のテレキアタッカーにレベル1となったクレボンスをチューニング! 心の深淵に燃え上る我が憎しみの炎よ! 黒き怒涛となりてこの世界を蹂躙せよ! シンクロ召喚! 現れろ、マジカル・アンドロイド!」

 

マジカル・アンドロイド ATK2400/レベル5

 

「バトル! マジカル・アンドロイドでスピノ・ディオネアを攻撃!」

 

「トラップカード、ガード・ブロック! ダメージを0にしてカードを1枚ドローする!」

 

攻撃の衝撃によって、部屋の窓ガラスが割れる。

 

「エンドフェイズ、マジカル・アンドロイドの効果! サイキック族1体につき、ライフを600回復する!」

 

ディヴァイン LP3200→3800

 

「俺のターン!」

 

来人 手札5→6

 

「融合を発動! 手札のビブリスプとコーディセップスを融合! いでよ! 捕食植物キメラフレシア!」

 

捕食植物キメラフレシア ATK2500/レベル7

 

「ビブリスプが墓地に送られたとき、デッキからプレデタープランツモンスター1体を手札に加える! 俺はオフリス・スコーピオを加える! さらにキメラフレシアの効果発動! このカードのレベル、7以下のモンスター1体をゲームから除外する! マジカル・アンドロイドを除外!」

 

「く!」

 

「キメラフレシアでダイレクトアタック!」

 

「ぐあああ!」

 

ディヴァイン LP3800→1300

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

ディヴァイン LP1300 手札4

【モンスター】

【魔法・罠】

伏せ1

 

来人 LP4000 手札3(1枚オフリス・スコーピオ)

【モンスター】

キメラフレシア(ATK2500/レベル7)

【魔法・罠】

伏せ1

 

「私のターン!」

 

ディヴァイン 手札4→5

 

「トラップ発動! ブレインハザード! 除外されているサイキック族モンスター、マジカル・アンドロイドを特殊召喚!」

 

マジカル・アンドロイド ATK2400/レベル5

 

「さらにチューナーモンスター、サイコ・コマンダーを召喚!」

 

サイコ・コマンダー ATK1400/レベル3

 

「レベルの合計は8・・・。」

 

龍可はディヴァインが龍亞とのデュエルで使用したメンタルスフィア・デーモンの召喚が想像された。

 

「まだだ! 手札より緊急テレポートを発動! デッキからレベル3以下のサイキック族モンスターを特殊召喚する! 来い! メンタルプロテクター!」

 

メンタルプロテクター DEF2200

 

「レベル3のメンタルプロテクターとレベル5のマジカル・アンドロイドにレベル3のサイコ・コマンダーをチューニング!!」

 

周囲に黒い霧が立ち込める。

 

「なんだ・・・?」

 

「我が恨みと復讐の業火よ、世界の全てを焼き払い、漆黒へ染め上げろ! シンクロ召喚! 降臨せよ、サイコ・エンド・パニッシャー!!」

 

サイコ・エンド・パニッシャー ATK3500/レベル11

 

「攻撃力3500!?」

 

「バトルフェイズ、サイコ・エンド・パニッシャーの効果発動! 互いのライフポイントの差分、攻撃力をアップする!」

 

「何!?」

 

「現在、ライフ差は2700! よって2700ポイントアップする!」

 

サイコ・エンド・パニッシャー ATK3500→6200

 

「サイコ・エンド・パニッシャーでキメラフレシアを攻撃!!」

 

「トラップカードオープン! 聖なるバリア -ミラーフォース-! 攻撃表示モンスターを全て破壊する!」

 

「サイコ・エンド・パニッシャーは私のライフがお前のライフ以下の場合、相手の発動した効果を受け付けない。」

 

「何だと!?」

 

「くらえ、サイキックパニッシュ!!」

 

「ぐああああ!!」

 

来人 LP4000→300

 

サイコ・エンド・パニッシャーの攻撃でキメラフレシアは粉砕され、その衝撃で来人は吹き飛ばされる。

 

「来人!」

 

「くくく・・・大きな口をたたいていたようだが、所詮はこの程度か。アキのサイコパワーが解放された今、貴様らもダークシグナーも恐るるに足らん! アキの力を使い、全ての者たちに復讐する!」

 

「十六夜で、復讐の代行ってわけか・・・。」

 

「アキさんはあなたの道具じゃないわ!」

 

「アキは私の道具も同じ。アキの全ては私が決める。ミスティも哀れだなぁ。弟のトビーを殺された恨みでダークシグナーになり、サイコデュエリストに戦いを挑む。泣ける姉弟愛じゃないか。所詮、アキにやられる運命だがね。」

 

「・・・!」

 

来人はこっそりとデュエルディスクのあるスイッチを入れた。

 

「お前が原因で、ミスティはダークシグナーになったわけか。」

 

「そこまではさすがの私も予想できなかったよ。サイコデュエリストの力を証明したい私にとっては格好の舞台になったわけだ。」

 

「・・・そこまでは、ねぇ。」

 

来人はにやりと笑う。

 

「喋りすぎたな。お前はミスティの弟の死に関係しているんだろ?」

 

「・・・ふっ、それがどうした。さて、まだデュエルの途中だったな。さあ、早くターンを進行しろ!」

 

「・・・俺のターン!」

 

来人 手札3→4

 

「スタンバイフェイズ、墓地のコーディセップスの効果発動! 墓地のこのカードを除外することで、墓地のレベル4以下のプレデタープランツを2体まで特殊召喚できる! 俺はスピノ・ディオネアとビブリスプを特殊召喚!」

 

スピノ・ディオネア ATK1800/レベル4

ビブリスプ ATK0/レベル1

 

「さらにキメラフレシアの効果! 墓地に送られた次のスタンバイフェイズにデッキから融合カードかフュージョンカード1枚を手札に加える! 俺は置換融合を加える!」

 

「ふん・・・。」

 

「そしてメインフェイズ1、置換融合を発動! ビブリスプとスピノ・ディオネアを融合! 魅惑の香りを持つ二輪の華により、飢えた牙を持つ毒竜を解き放つ! 我が道を阻む敵をその牙で破壊せよ! 融合召喚! 降臨せよ、スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!」

 

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン ATK2800/レベル8

 

「スターヴヴェノムの効果発動! 相手の特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力をこのカードの攻撃力に加える!」

 

「サイコ・エンド・パニッシャーは相手のカード効果を受けない。忘れたのか!?」

 

「この効果は、お前のモンスターに影響を及ぼす効果じゃない。よって、この効果は適用される!」

 

「何!?」

 

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン ATK2800→9000

 

「攻撃力、9000・・・!」

 

「まだだ! スターヴヴェノムの更なる効果! 相手のレベル5以上のモンスター1体の名前と効果を得る!」

 

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンがサイコ・エンド・パニッシャーにかみつき、エネルギーを吸い取る。スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの姿が紫色のサイコ・エンド・パニッシャーに変わっていく。

 

「そして、バトルフェイズ!」

 

「バトルフェイズ開始時、サイコ・エンド・パニッシャーの効果! ライフの差分、攻撃力をアップする!」

 

サイコ・エンド・パニッシャー ATK6200→7200

 

「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの効果! こっちもライフの差分、攻撃力をアップする!」

 

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン ATK9000→10000

 

「馬鹿な・・・!?」

 

「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンでサイコ・エンド・パニッシャーを攻撃!! ヴェノムパニッシュメント!!」

 

「く、ぐわああああ!!」

 

ディヴァイン LP1300→0

 

WINNER 来人

LOSER ディヴァイン

 

「さて・・・全部話してもらうぜ。お前が仕組んだんだろ?」

 

「ふん・・・!」

 

ファイヤー・ボールをセットし、来人に放つ。

 

「く!」

 

しゃがんでなんとか躱した。

 

「お前が、ミスティの弟を殺したんだろ? それを体よく十六夜に擦り付けたってとこか?」

 

「え・・・?」

 

「感づかれたのなら仕方がない。そうだとも、ミスティの弟を殺したのは、私だよ。私が殺したんだ。一年前にね。トビーは実験に耐えられなかった。使い物にならなかったんだよ。あの程度の実験で音を上げるとはな。」

 

ディヴァインは淡々と事実を吐き捨てた。

 

「・・・・・。」

 

「・・・ひどい・・・。」

 

「その点、アキは優秀な素材だ。いつでも私の期待に応えてくれる。」

 

「腐った野郎だな、お前。」

 

「ふっ・・・ここでお前を消せばいいだけの話・・・だ!」

 

今度はサイコ・ソードを実体化させ、来人に襲い掛かる。

 

「・・・! やべぇ・・・!」

 

デュエルディスクを盾にして防ぐが、傷が痛み、徐々に力が入らなくなる。

 

「どこで遊んできたか知らないが、拍子抜けだな!」

 

「ぐあああ!」

 

吹き飛ばされ、壁にたたきつけられる。

 

「・・・!」

 

「死ね。」

 

ファイヤー・ボールの衝撃で来人は壁ごと吹き飛ばされる。

 

「ぅぐ・・・!」

 

ぎりぎり足場に捕まり、ぶら下がった状態になる。

 

「来人!!」

 

龍可が助けに行こうとするが・・・

 

「動くな。」

 

ディヴァインは来人の指を踏みつける。

 

「ぐ・・・!」

 

「動けば、この男は死ぬぞ。」

 

「・・・!」

 

「さて・・・そろそろお別れといこうか。」

 

「・・・くくく。」

 

「・・・?」

 

来人は突如、笑い始める。

 

「貴様、何がおかしい。」

 

「俺のデュエルディスクはいろいろと多機能でな。タッグデュエルで使えるネット音声機能をオンにさせてもらった。」

 

「・・・何!?」

 

「ここでの会話は全部聞こえてるんだよ!」

 

「・・・ディヴァイン・・・!」

 

下にいたミスティがディヴァインを睨みつける。

 

「お前が・・・お前がトビーを殺したのね・・・!」

 

「ははは! それがどうした! お前の弟が無能だったんだ! 私の役に立たない人間など必要ないのだよ!」

 

「許さない・・・・!!」

 

ミスティのアザが強く光ると、召喚されていた地縛神Ccarayhuaがディヴァインを自身の舌で捕らえた。

 

「お、おい、まさか・・・・・。」

 

「うああああ!!」

 

そのまま捕らえたディヴァインは丸飲みしてしまった。

 

「・・・マジか。まあ、きっちり焼き入れたし、それでいいんだけどな・・・。あいたた・・・!」

 

痛みに耐えながら、なんとか足場に上がる。

 

「大丈夫!?」

 

「なんとかな・・・けど、痛みがぶり返してきた・・・! 超いてえ・・・。」

 

顔を歪ませながら、来人は床に寝っ転がった。

 

その後、ミスティは地縛神に精神を乗っ取られてしまい、解放されるため、アキに倒された。

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