遊戯王5D's 苦悩する男   作:yvisi

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第31話 新たな?デッキ 低レベルの意地!

数日後

 

龍亞・龍可の家

 

「・・・・。」

 

最近、来人は自分の目をこすることが多くなった。

 

「・・・・。」

 

(・・・まだ見えるな・・・。)

 

龍可の方を見ると、薄くではあるが茶色い毛玉のようなものが龍可の周りを跳ねたりしていた。

 

「なんだ、これ・・・?」

 

「来人? どうかした?」

 

龍可が来人の顔を覗き込む。

 

「ん? いや、なんでもない。・・・っと、そろそろ時間か。出るぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デュエルアカデミア

 

放課後

 

職員室

 

授業を終えた来人は担任の加納に職員室に呼ばれていた。

 

「交流授業?」

 

「ええ。毎年の恒例行事として、小等部の生徒と高等部の生徒で授業の時間を使い、交流のため、デュエルをするんです。ですが・・・」

 

「ん?」

 

「高等部の生徒には普段のデッキではなく、こちらで課したテーマでデッキを組んでほしいんです。お知らせしたのは、未谷君が来る前だったので・・・急で申し訳ないですが、至急、デッキを組んでもらってもいいでしょうか?」

 

「まあ、そういうことならいいんですけど・・・テーマって?」

 

「これです。」

 

1枚のプリントを来人に手渡す。

 

「・・・『通常モンスター』を生かしたデッキ?」

 

「カードがないようでしたら、アカデミアの倉庫に行ってみてください。いろいろなカードが保管されているはずです。確か、丸藤君が倉庫に行っていたような・・・。」

 

「わかりました。んじゃあ、ちょっくら行ってきます。」

 

来人は、デッキを組むため、アカデミアの倉庫に向かった。

 

 

 

 

 

倉庫

 

「・・・お、いたいた。」

 

重いドアをゆっくりと開けると、亨が箱からカードを取り出している最中だった。

 

「ん、来人か。」

 

「交流授業のデッキ組みたくてな。俺も使うぞ。」

 

「ああ。俺はもう終わる。帰るとき、鍵を閉めておいてくれ。」

 

亨はポケットから鍵を取り出し、来人に投げ渡した。ケースにカードをしまうと、亨は倉庫から出た。

 

「オッケー。さて、どうするか・・・・・。」

 

近くの段ボールを開けると、大量のカードが入っていた。ざっと取り出し、中のカードを見ていく。

 

「・・・う~ん・・・結構もってかれた後だからか、あまりいいカードがない・・・。」

 

別の段ボールも開けていくが、芳しいものはなかった。

 

「どうすっかな・・・。」

 

『・・・て~・・・・。』

 

「・・・ん?」

 

『・・・けて~・・・。』

 

「なんだ?」

 

何かの声が聞こえた気がして、何度も周囲を見るが人の姿は見えない。

 

『・・・助けて~・・・。』

 

『ここから出して~・・・。』

 

「!?」

 

ガムテープでぐるぐる巻きにされた段ボールの前に近づくと、とぎれとぎれだった声がはっきり聞こえた。

 

「これか・・・?」

 

ガムテープを慎重にはがし、段ボールを開けた。

 

『・・・おーい・・・。』

 

『だめだって。どうせ聞こえてないよ。』

 

『そうだぜ、どうせこいつだって・・・。』

 

「・・・。」

 

その中に入っていたカードを見て来人はにやりと笑う。

 

「・・・これで、行ってみるか?」

 

『『『・・・・・。』』』

 

(しかし、この声はいったい・・・。)

 

 

 

 

 

 

廊下

 

「さて・・・どうすっかな。」

 

倉庫でデッキをあっという間に完成させた来人はデッキの入ったケースをポンポン投げながら歩いていた。

 

『ひえ~!』

 

『ストップ、ストップ~!』

 

『酔っちゃう~!』

 

「なんだってんだ? この声は・・・。しかし、できたはいいが試運転しとかなきゃな・・・遊星んとこ行って、元キングあたりにでも試してみるか。」

 

ここで来人は思わぬ人物と出くわした。

 

「ん、来人じゃないか。」

 

「え、遊星?」

 

遊星がなぜか工具箱を持って、アカデミアに来ていた。

 

「何やってんの? こんなとこで。」

 

「修理の依頼でな。ねじを締めなおしてほしいと言われてな。」

 

「ねじを締めなおす? ・・・そんなのあったけな?」

 

依頼の内容を聞き、来人は首をかしげる。

 

「そうか・・・確かにそう言われたんだが・・・。」

 

「それ、何の機械なんだ?」

 

「ハイトマンというそうだ。」

 

「・・・ハイトマン? あのハイトマン?」

 

ハイトマンの名に聞き覚えがあった来人は遊星に聞き返す。

 

「知っているのか?」

 

「知ってるも何もハイトマンは・・・」

 

「・・・ん?」

 

遊星は来人の後ろの教室に入っていくアキの姿に気づいた。入った教室から生徒のザワザワした声が聞こえた。

 

「・・・なんかあったんかね?」

 

「行ってみよう。」

 

二人はアキの入った教室のドアを開ける。教壇に立っていた赤い服を着た教師は二人の姿を見て驚いた表情を見せた。

 

「どうしたんだ、アキ。」

 

「アナタ方は・・・フォーチュンカップで優勝した不動遊星に、準優勝の未谷来人・・・!」

 

フォーチュンカップ優勝者、準優勝者の登場に教室は歓喜の渦に包まれる。

 

「大騒ぎだな、こりゃ。」

 

来人は教室を覗き込んだ。

 

「「来人!」」

 

「ん、龍亞に龍可・・・あ、ここお前らの教室か。てか、十六夜。お前小等部の教室で何してんの?」

 

「あれを見ればわかるわ。」

 

「あれ?」

 

アキが指さした電子黒板を見ると、そこには大きな文字で『全員退学』と表示されていた。

 

「全員退学~? 龍亞、何した?」

 

「なんで俺だけ!? 俺なんにもしてないって!」

 

「なんにもしてないのが問題なのであります! 大体、不動遊星。部外者のアナタがなぜここに?」

 

「おっと、そうだったそうだった。遊星、あれがハイトマンだ。一応、うちの教頭。」

 

来人は赤い服の教師を指さす。

 

「何?」

 

「つうか、なんでこいつら退学なんだ?」

 

「それは! 今学期に入り、本校の偏差値が急激に落ちているためです! よってこの低レベルの落ちこぼれクラスを閉鎖するのであります!」

 

「成績だけで判断し、デュエルを学ぼうという思いを切り捨てるのは愚かなことだと思わないのですか!?」

 

「愚かはそっちです! 低レベルの落ちこぼれがいくらデュエルを学んだところで何の意味もありません!」

 

「「!」」

 

はっきりと言い切ったハイトマンを遊星と来人は睨む。

 

『んぎぎぎ・・・!』

 

『なんだと~!』

 

『やっちまえ~!』

 

謎の声も怒りを見せていた。

 

「・・・遊星、さっきの依頼、俺が預かっていいか?」

 

「来人・・・。」

 

「ちょうどここにおあつらえ向きのデッキがある。」

 

ケースから3枚のカードを取り出し、遊星に見せた。

 

「・・・ふっ、なるほどな。わかった、ここは任せる。」

 

「教頭先生、ここはデュエルアカデミアらしく、デュエルで決めようぜ。俺が勝てばこいつらの退学は撤回。負ければ・・・・・」

 

来人はアキの顔をじっと見る。

 

「・・・え?」

 

「負ければ、こいつらと俺と十六夜の退学を賭けてもいい。」

 

「私まで!?」

 

「いいでしょう! こちらこそ落ちこぼれにデュエルする資格がないことを教えてあげるでありますよ!」

 

『いいぞ~!』

 

『さっすが~!』

 

『かっこいい~!』

 

「黙れ。」

 

『『『そんな~!』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

アカデミア デュエルリング

 

「この究極の勝ち組デッキで目にもの見せてあげるであります!」

 

「ふん、ならこのデッキで低レベルに負けたという最高の名誉を与えてやるよ。」

 

二人はデュエルディスクにデッキをセットする。

 

「来人・・・!」

 

龍可は心配そうに来人を見る。

 

「行くぜ。」

 

「「デュエル!!」」

 

来人 LP4000 手札5

 

ハイトマン LP4000 手札5

 

「先攻はもらう! 俺のターン!」

 

来人 手札5→6

 

「相手は教頭先生だけど・・・来人のスピードロイドなら大丈夫だよね?」

 

「いや、今の来人のデッキは、スピードロイドでも、プレデタープランツでもない。」

 

「・・・えぇ!?」

 

「俺は速攻魔法、リロードを発動! 手札を全てデッキに戻し、戻した枚数分ドローする!」

 

「いきなり手札交換とは、よほど手札が悪いようでありますねぇ。」

 

「なんとでも言え。俺はモンスターを守備表示で召喚する! 現れろ! おジャマ・ブルー!」

 

『ほいさー!』

 

おジャマ・ブルー DEF1000/レベル2

 

「「お、おジャマ!?」」

 

『さあ、私達の力、見せてあげるザンス!』

 

「黙って前見てろ。」

 

『はい。』

 

(・・・今あのモンスター、来人と会話してた?)

 

「カードを3枚伏せて、ターンエンド!」

 

「よりにもよって、おジャマとは低レベルにもほどがあるであります! ワタシのターン、ドロー!」

 

ハイトマン 手札5→6

 

ハイトマンは自分の手札を見ると、不気味な笑みを浮かべる。

 

(あの顔・・・随分いい手札みたいだな。)

 

「行くであります! 私は、古代の機械像(アンティークギア・スタチュー)を召喚!」

 

古代の機械像(アンティークギア・スタチュー)(アニメ効果)

効果モンスター

レベル2/地属性/機械族/ATK500/DEF500

このカードをリリースして発動する。自分の手札から「古代の機械巨人」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

 

「さて、このレベル2のモンスターを使って、アナタ方に特別授業をしてあげましょう。」

 

「「特別授業?」」

 

「低レベルのモンスターをいくら召喚しても、デュエルに勝つことはできません。低レベルモンスターの正しい使い方とは、こういうものであることを教えてあげましょう! マジックカード、機械複製術を発動! これにより、攻撃力500以下の機械族モンスター、すなわちアンティークギア・スタチューをデッキから2体特殊召喚するであります!」

 

「ご高説の最中悪いが、そうはいくか! トラップ発動! おジャマトリオ! 相手フィールドにおジャマトークン3体を守備表示で特殊召喚する!」

 

「なぬ!?」

 

《おジャマトリオ》のカードからおジャマトークンが飛び出し、ハイトマンのフィールドでくつろぎ始める。1体は筋トレをし、1体は寝っ転がり、残りの1体に至ってはお茶をすすっている。

 

『すみませんね。』

『お宅の庭なのに。』

『すっかりお邪魔しちゃって~。』

 

おジャマトークン DEF1000/レベル2

 

「ぐぬぬ・・・・! 本当に邪魔であります・・・!」

 

「さて、チェーン終了。機械複製術の効果を処理してもらおうか。」

 

「く・・・! デッキより、アンティークギア・スタチュー1体を特殊召喚するであります!」

 

古代の機械像 ATK500/レベル2

 

「あれ? なんで1体だけ?」

 

「おジャマトークンがいるからだ。」

 

「トークンで3体、アンティークギア・スタチューで1体。デッキから出せるのは1体だけになるわ。」

 

「あ、そっか。」

 

「ですが、やることは変わらないであります! アンティークギア・スタチューの効果発動! このカードをリリースすることで、手札の古代の機械巨人(アンティークギア・ゴーレム)を召喚条件を無視して特殊召喚するであります!」

 

「な、アンティークギア・ゴーレムだと!?」

 

古代の機械巨人(アンティークギア・ゴーレム)×2 ATK3000/レベル8

 

「攻撃力3000・・・それを一度に2体も!」

 

「このように、低レベルモンスターはハイレベルモンスターの素材としてしか役に立たないのであります! アナタたち低レベルデュエリストもエリートのためにリリースされるしかないのであります!」

 

「ふん、勝ち誇んのは勝ってからにしてもらいたいもんだ。」

 

「負け惜しみは負けてから言うであります。この状況で、アナタに何ができるのでありますかぁ?」

 

「メインフェイズ終了時、トラップ発動! ダメージ・ダイエット! このターン、俺が受ける全てのダメージは半分になる!」

 

「バトル! アンティークギア・ゴーレムでその低レベルのモンスターを攻撃するであります!」

 

「うぐ!」

 

来人 LP4000→3000

 

「おジャマ・ブルーの効果発動! 戦闘で破壊されたとき、デッキからおジャマと名の付くカードを2枚手札に加える! 俺はおジャマ・レッドとおジャマ・カントリーを手札に加える!」

 

「2体目のアンティークギア・ゴーレムでダイレクトアタック!」

 

「ぐあああ!」

 

来人 LP3000→1500

 

「メインフェイズ2、マジックカード、レベル・サンダーを発動! ワタシのフィールドのモンスターのレベルの合計かける100ポイントのダメージをくらうであります!」

 

レベル・サンダー(アニメオリジナル)

通常魔法

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターのレベルの合計×100ポイントのダメージを相手ライフに与える。

 

「アンティークギア・ゴーレムはレベル8。2体でレベル16。そしておジャマトークンのレベル2。3体でレベル6。」

 

「つまり、えっと・・・」

 

「レベルの合計は22で、2200ポイントのダメージ!」

 

「ダメージ・ダイエットでダメージは半分になる!」

 

来人 LP1500→400

 

「命拾いしたでありますね。」

 

「メインフェイズ終了時、永続トラップ、おジャマパーティを発動! デッキからおジャマカードを手札に加え、手札1枚を捨てる。俺はおジャマジックを加え、そのまま墓地に送る!」

 

「? 一体何を・・・。」

 

「そしておジャマジックの効果! このカードが手札、フィールドから墓地に送られたとき、デッキからおジャマ・イエロー、おジャマ・グリーン、おジャマ・ブラックを1体ずつ手札に加える!」

 

「そのような低レベルモンスターをいくら加えようが問題ないであります。ターンエンドであります!」

 

来人 LP400 手札6

(5枚おジャマ・イエロー、グリーン、ブラック、レッド、カントリー)

【モンスター】

【魔法・罠】

おジャマパーティ

 

ハイトマン LP4000 手札1

【モンスター】

古代の機械巨人(ATK3000/レベル8)

古代の機械巨人(ATK3000/レベル8)

おジャマトークン(DEF1000/レベル2)

おジャマトークン(DEF1000/レベル2)

おジャマトークン(DEF1000/レベル2)

【魔法・罠】

 

「俺のターン!」

 

来人 手札6→7

 

「さて、柄じゃないが今度は俺の特別授業だ。どんな低レベルモンスターでもようは使いようだ。それを教えてやる。俺は、おジャマ・レッドを攻撃表示で召喚!」

 

『来たぜ~!』

 

おジャマ・レッド ATK0/レベル2

 

「ふん、攻撃力0を攻撃表示とは、いよいよ焼きが回ったようでありますねぇ。」

 

「このカードが召喚に成功した時、手札からおジャマを4体まで特殊召喚できる! 来い! おジャマ・イエロー! おジャマ・グリーン! おジャマ・ブラック!」

 

『『『どーもー!』』』

 

おジャマ・イエロー ATK0/レベル2

おジャマ・グリーン ATK0/レベル2

おジャマ・ブラック ATK0/レベル2

 

「どれだけ数をそろえようが低レベルは低レベル! ワタシのハイレベルコンボを崩せっこないであります!」

 

「確かに、こいつらは攻撃力0。おまけに見かけが悪いときたもんだ。」

 

『なんだとー!』

 

「だが、こいつらだからできることがある。今見せてやるよ。マジックカード発動! 行け! おジャマども!」

 

『イエロー!』

『グリーン!』

『ブラック!』

 

3体のおジャマが高く飛び上がると、お尻を合わせ、そのまま回転を始める。やがてその回転は速くなり、ハイトマンのモンスターの周りを回り始める。

 

「な、なんでありますか?」

 

「くらえ、必殺・・・!」

 

「『『『おジャマデルタハリケーン!!』』』」

 

爆発が起こり、ハイトマンのモンスターが全て消し飛んだ。

 

「す、すごい・・・。」

 

「ワ、ワタシのモンスターがぁ・・・!」

 

「マジックカード、おジャマ・デルタハリケーン。フィールドにおジャマ三兄弟がいるとき、相手フィールドのカードを一掃できる!」

 

「これで教頭先生のフィールドはがら空きだ!」

 

「それだけじゃない。おジャマトークンは破壊されたとき、コントローラーに300ポイントのダメージを与える効果がある。」

 

「3体破壊されたことで、900ポイントのダメージね。」

 

ハイトマン LP4000→3100

 

「今更900ポイントごとき・・・! それにおジャマどもの攻撃力は0! がら空きでもダメージは受けないであります!」

 

「ならこうするまで。フィールド魔法、おジャマ・カントリー! こいつはフィールドにおジャマがいるとき、モンスターの攻撃力と守備力の数値を逆転させる!」

 

「な・・・ということはぁ!?」

 

おジャマ・イエロー ATK0→1000

おジャマ・グリーン ATK0→1000

おジャマ・ブラック ATK0→1000

おジャマ・レッド ATK0→1000

 

「おジャマたちは攻撃力0。だが守備力は1000! これで全員攻撃力1000のモンスター。バトル! おジャマども! 一斉攻撃!」

 

『よっしゃー!』

『やけっくそー!』

『おんどりゃー!』

『やってやるー!』

 

「うぎゃあああ!」

 

4体のおジャマたちはハイトマンをタコ殴りにする。

 

ハイトマン LP3100→2100→1100→100→0

 

WINNER 来人

LOSER ハイトマン

 

「そんな・・・ワタシの勝ち組デッキが敗れるなんて・・・。」

 

「どうだ、これが低レベルの意地だ。どんなモンスターだろうと、使い方でここまで戦えるんだよ。ほれ、さっさと退学撤回しろ。」

 

「・・・て、撤回するであります・・・!」

 

ハイトマンは力なく項垂れる。

 

「来人ー!」

 

龍亞たちが駆け寄ってくる。

 

「こんにゃろ、少しはな感謝しろよ。」

 

「それにしても、よくあんなデッキがあったね。」

 

「ああ。交流授業で使うんだよ。」

 

「交流授業? 来週の?」

 

「おお、そうそう。」

 

「それ・・・多分私たちが出る授業かも。」

 

「・・・え?」

 

集まっていた龍亞たち小等部の生徒を見る。

 

(・・・戻ってデッキ調整しとくか。)

 

結局、ぎりぎりまでデッキを練り直すことになった。

 

(そういや、なんでこいつらの声が聞こえるんだ・・・?)

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