遊戯王5D's 苦悩する男   作:yvisi

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第35話 来人VS亘 捕食植物とレッドアイズ

「「デュエル!!」」

 

亘 LP4000 手札5

 

来人 LP4000 手札5

 

「僕のターン!」

 

亘 手札5→6

 

仮面竜(マスクド・ドラゴン)を守備表示で召喚!」

 

仮面竜(マスクド・ドラゴン) DEF1100/レベル3

 

「カードを1枚伏せ、ターンを終了します!」

 

「俺のターン!」

 

来人 手札5→6

 

「ローンファイア・ブロッサムを召喚!」

 

ローンファイア・ブロッサム DEF1400/レベル3

 

「このカードをリリースし、デッキから植物族モンスター1体を特殊召喚できる! 俺は捕食植物スピノ・ディオネアを特殊召喚!」

 

捕食植物スピノ・ディオネア ATK1800/レベル4

 

「スピノ・ディオネアで仮面竜を攻撃!」

 

「く! だが、仮面竜の効果! デッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる! 2体目の仮面竜を特殊召喚!」

 

仮面竜 DEF1100/レベル3

 

「スピノ・ディオネアの効果も発動! このカードのレベル以下のモンスターとバトルを行った時、デッキから捕食植物1体を特殊召喚する! 捕食植物パンクシアオーガを特殊召喚!」

 

捕食植物パンクシアオーガ ATK2000/レベル6

 

「パンクシアオーガで仮面竜に追撃!」

 

「仮面竜の効果により、3体目の仮面竜を特殊召喚!」

 

仮面竜 DEF1100/レベル3

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

亘 LP4000 手札4

【モンスター】

仮面竜(DEF1100/レベル3)

【魔法・罠】

伏せ1

 

来人 LP4000 手札4

【モンスター】

スピノ・ディオネア(ATK1800/レベル4)

パンクシアオーガ(ATK2000/レベル6)

【魔法・罠】

伏せ1

 

「僕のターン!」

 

亘 手札4→5

 

「仮面竜をリリースし、創世竜(ジェネシックドラゴン)をアドバンス召喚!」

 

創世竜(ジェネシックドラゴン) ATK2200/レベル6

 

「創世竜の効果! 手札のドラゴン族を墓地に送り、墓地のドラゴン族モンスターを手札に加える! 竜の騎士を墓地に送り、仮面竜を回収! バトル! 創世竜で、スピノ・ディオネアを攻撃! 剛炎弾!」

 

「く!」

 

来人 LP4000→3600

 

「ターンエンド!」

 

「俺のターン!」

 

来人 手札4→5

 

「俺は捕食植物フライ・ヘルを守備表示で召喚!」

 

捕食植物フライ・ヘル DEF800/レベル2

 

「フライ・ヘルのモンスター効果発動! 相手モンスター1体に捕食カウンターを1つ置く!」

 

創世竜 捕食カウンター0→1

 

「捕食カウンターが乗ったモンスターはレベルが1になる!」

 

創世竜 レベル6→1

 

「そして捕食カウンターの乗った創世竜をリリースし、手札のドロソフィルム・ヒドラを特殊召喚!」

 

手札から出てきたドロソフィルム・ヒドラが創世竜を一飲みにしてしまう。

 

捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ DEF2300

 

「アレは、フォーチュンカップで見たコンボ・・・!」

 

「融合を発動! フライ・ヘルとドロソフィルム・ヒドラを融合! いでよ! 捕食植物キメラフレシア!!」

 

捕食植物キメラフレシア ATK2500/レベル7

 

「バトル! パンクシアオーガでダイレクトアタック!」

 

「トラップ発動! 緊急召喚!」

 

緊急召喚(オリジナル)

通常罠

相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。自分の墓地のレベル3以下のモンスターを1体選んで、攻撃表示で特殊召喚する。その後、攻撃モンスターは特殊召喚したモンスターと戦闘を行う。

 

「墓地からレベル3以下のモンスターを特殊召喚し、戦闘を行わせる! 仮面竜を特殊召喚!」

 

仮面竜 ATK1400/レベル3

 

「く!」

 

亘 LP4000→3400

 

「仮面竜の効果発動! デッキからデコイドラゴンを特殊召喚!」

 

デコイドラゴン DEF200/レベル2

 

「デコイドラゴンだと? 確かあれは・・・。」

 

「そう。攻撃されるとき、墓地からレベル7以上のドラゴン族を特殊召喚し、そのモンスターと戦闘を行わせる!」

 

「あいつの墓地には、攻撃力2800の竜の騎士がいたな・・・だったら・・・! バトルフェイズからメインフェイズ2! キメラフレシアの効果発動! このカードのレベル以下のモンスターを除外する! デコイドラゴンを除外!」

 

「やはりそうなりますか・・・。」

 

「ターンエンド!」

 

亘 LP3400 手札4(1枚仮面竜)

【モンスター】

【魔法・罠】

 

来人 LP3600 手札2

【モンスター】

パンクシアオーガ(ATK2000/レベル6)

キメラフレシア(ATK2500/レベル7)

【魔法・罠】

伏せ1

 

「僕は手札の真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)を墓地に送り、手札より真紅眼の亜黒竜を特殊召喚する!」

 

真紅眼の亜黒竜(レッドアイズ・オルタナティブ・ブラックドラゴン) ATK2400/レベル7

 

「バトル! レッドアイズオルタナティブで、キメラフレシアを攻撃!」

 

「な、自爆だと!?」

 

「いや、これは・・・。」

 

亘 LP3400→3300

 

「レッドアイズオルタナティブの効果! 破壊されたとき、墓地のレッドアイズ・ブラックドラゴンを元々の攻撃力を倍にして特殊召喚できる!」

 

「倍ってことは・・・4800!?」

 

「甦れ! レッドアイズ・ブラックドラゴン!!」

 

真紅眼の黒竜 ATK2400→4800/レベル7

 

「レッドアイズ・ブラックドラゴンでキメラフレシアを攻撃!! ダークメガフレア!!」

 

「ぐあああ!」

 

来人 LP3600→1300

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

「くそ、俺のターン!」

 

来人 手札2→3

 

「スタンバイフェイズ、キメラフレシアの効果発動! デッキから融合またはフュージョンと名の付くカードを1枚手札に加える。」

 

来人 手札3→4

 

「融合を加える! トラップ発動! 種子の砲弾!」

 

種子の砲弾(オリジナル)

通常罠

このカード名の効果は1ターンに1度しか発動できない。①:自分フィールド上の植物族モンスター1体を除外して発動できる。そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える。その後、除外したモンスターよりレベルの低い植物族モンスター1体を自分のデッキから手札に加える。

 

「パンクシアオーガを除外し、その攻撃力の半分のダメージを与える! パンクシアオーガの攻撃力は2000。よって1000ポイントのダメージだ!」

 

「ぐああ!」

 

亘 LP3300→2300

 

「そして、除外したモンスターよりレベルが低いモンスターを手札に加える! 俺はオフリス・スコーピオを加え、そのまま召喚!」

 

捕食植物オフリス・スコーピオ ATK1200/レベル3

 

「オフリス・スコーピオが召喚に成功した時、手札のモンスター1枚をコストに、デッキからプレデタープランツモンスター1体を特殊召喚できる! プテロペンテスをコストに、ダーリング・コブラを特殊召喚!」

 

ダーリング・コブラ DEF1500/レベル3

 

「融合を発動! 自分フィールドのオフリス・スコーピオとダーリング・コブラを融合! 魅惑の香りを持つ二輪の華により、飢えた牙を持つ毒竜を解き放つ! 我が道を阻む敵をその牙で破壊せよ! 融合召喚! 降臨せよ、スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!」

 

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン ATK2800/レベル8

 

「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン・・・。確か、そのモンスターの効果は・・・!」

 

「そうだ。これで決着する! スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの効果! 相手の特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力分、攻撃力をアップする!」

 

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン ATK2800→7600

 

「バトル! スターヴヴェノムでレッドアイズ・ブラックドラゴンを攻撃!ダークヴェノムフレア!!」

 

「すみませんが、そうはいかない!! トラップカード、オープン! 掠める弾丸!」

 

掠める弾丸(漫画オリジナル)

通常罠

モンスター同士の戦闘時に発動する事ができる。お互いのプレイヤーはそれぞれ自身から見て戦闘を行う相手モンスターの攻撃を受ける。

 

「互いのプレイヤーは戦闘する相手モンスターの攻撃力分のダメージを受ける! 僕はスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの7600ポイント!」

 

「てことは、俺は・・・レッドアイズ・ブラックドラゴンの4800!」

 

レッドアイズ・ブラックドラゴンとスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの攻撃がそれぞれ相手に直撃し、フィールドは爆発に包まれる。

 

「ぐあああ!」

 

亘 LP2300→0

来人 LP1300→0

 

DRAW

 

「引き分け・・・あいつら、ここまでやるとはな。」

 

(スターヴヴェノムの召喚を見越して、その攻撃力を利用するカードをあの時入れていたのか・・・。)

 

「引き分けか・・・初めてだ。」

 

「本来なら、来人。君を倒す切り札だったんですがね・・・。やはりもう少し考えないと・・・。」

 

そう言うと、亘は《掠める弾丸》をデッキから取り出し、制服のポケットにしまう。

 

「しかし、この決着はいずれ着けましょう。」

 

「? もうじきなんかあんのか?」

 

「・・・ああ、未谷は知らなかったな。近々、アカデミアで年一回のデュエル大会が開かれるんだ。」

 

「大会?」

 

「ええ。クラスごとの団体戦と、生徒個人で行う個人戦の二つが開催されるんです。まずは団体戦。そして今年はWRGPが終わったら個人戦となっています。」

 

「なるほど。つまり決着は・・・」

 

「個人戦、ですね。」

 

二人はいずれ来る決着の時を想像し、にやりと笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方

 

龍亞・龍可の家

 

「ただいまっと・・・。」

 

欠伸をしながら、来人はリビングに入る。

 

「おかえり、来人。」

 

「ん、龍可。どうした、そんな格好して。」

 

龍可はいつもの服装ではなく、ピンクのドレスを着ていた。

 

「もしかして忘れてる? 今日はWRGPのプレミアムイベントの日じゃない。」

 

「・・・あ~・・・忘れてた。そうだったそうだった。ちょい待ち。2分で着替える。」

 

「あ、そこまで急がなくても・・・」

 

来人は早足で自分の部屋に入った。そして、ちょうど2分後。

 

「よし、準備オーケー!」

 

アカデミアの制服から黒のスーツに着替えて出てきた。

 

「・・・・・。」

 

「・・・ん? どうした? なんかついてる?」

 

「///あ、ううん! 大丈夫、なんでもないから!」

 

「? ああ、そう・・・。」

 

(///スーツ姿かっこよくて見惚れてたなんて言えない・・・!)

 

「てか、龍亞はどうした?」

 

「あ、お待たせお待たせ!」

 

青色の子供用スーツに身を包んだ龍亞が急いで部屋から出てきた。

 

「うし、んじゃあ行くか。」

 

「うん! ・・・龍可、顔赤くない?」

 

「///な、何でもない!」

 

 

 

 

 

 

イベント会場

 

遊星、クロウ、アキ、龍亞、龍可、来人は会場に入った。

 

「ほ~随分にぎわってんな~。」

 

来人の言葉通り、会場には多くの人が集まっていた。龍亞は豪華な食事に目を輝かせている。また、チームユニコーンと呼ばれるチームは多くのマスコミに囲まれていた。

 

「てか、ジャックの奴はどこいるんだよ。」

 

「真っ先に来てかっこつけてそうだもんな。」

 

「待たせたな!」

 

会場に現れたジャックは大量の装飾がついた白のスーツにシルクハットをかぶっていた。

 

「ジャック! どうしたんだよ、その服!!」

 

「決まっているだろう。この日のために作らせたオーダーメイドのスーツだ。」

 

「作らせた・・・って、ジャックテメー!! また無駄遣いしやがって!!」

 

「こんなん作る金があんなら、もっといいパーツ手に入るんだがなぁ。なあ、『元』キングさんよぉ。」

 

来人は皮肉を込めたうえ、『元』を大きく協調しながら言う。

 

「貴様・・・わざと協調しおって・・・!!」

 

ジャックが来人につかみかかろうとした時だった。

 

「な、ゴーストだと!?」

 

驚いた牛尾の声が会場に響いた。

 

「・・・ゴースト? それって確か・・・。」

 

「急ごう!!」

 

遊星は血相を変えて、自分のDホイールが止めてある駐車場に向かう。遊星たちはゴーストが現れた現場に行こうとする。すると青い髪の一人の男が呼び止める。

 

「行っても無駄だ。すでにデュエルは終わっている。仮に終わっていないとしても、遊星。今の君にゴーストを倒すことはできない。己の限界を超えぬ限りはな。」

 

「おいおい、いきなり出てきてなんだってんだ?」

 

来人は男の肩を手を置き、目を見る。

 

「・・・・!!」

 

目を見た来人は何かに驚き、手を離しゆっくり後ずさる。

 

「? 来人? どうしたの?」

 

「・・・いや、なんでもねえ。」

 

「・・・ついてこい。口で説明するより感じた方が早い。私が教えてやろう。君たちの知らない新たな戦術を・・・!」

 

(・・・あいつは・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊星は謎の男に誘われ、ライディングデュエルを開始した。しばらく攻防が続き・・・

 

遊星 LP2000 手札4

【モンスター】

アンサイクラー(DEF100/レベル1)

【魔法・罠】

伏せ1

 

??? LP4000 手札2

【モンスター】

TGパワー・グラディエイター(ATK2300/レベル5)

TGワンダー・マジシャン(ATK1900/レベル5)

【魔法・罠】

 

「・・・ふっ。」

 

男は一気にDホイールのスピードを上げる。

 

「!? 何を・・・?」

 

「見ろ遊星!! これが奴らを倒す、新しい戦い方だ!! レベル5のパワー・グラディエイターにレベル5のシンクロチューナー、ワンダー・マジシャンをチューニング!!」

 

Dホイールの速度をさらに上げる。

 

「何!?」

 

「リミッター解放、レベル10! メインバスブースターコントロール、オールクリアー! 無限の力、今ここに解き放ち、次元の彼方へ突き進め!」

 

その瞬間、男の姿が消える。

 

「GO! アクセルシンクロ! カモン、TGブレード・ガンナー!!」

 

TGブレード・ガンナー ATK3300

 

消えた男が遊星の後ろに現れる。

 

「俺のターンで、シンクロモンスターでシンクロを!?」

 

「シンクロチューナーモンスターとシンクロモンスターで行うシンクロ召喚、それがアクセルシンクロ召喚だ!」

 

その後、男は遊星にわざと敗北し、そのままハイウェイを走り去っていった。

 

「・・・・・。」

 

走り去る男の姿を来人はじっと見ていた。




オリキャラプロフィール④

名前:二宮 亘(にのみや わたる)

性別:男

年齢:16歳

身長:170cm

デッキ:レッドアイズ主軸【ドラゴン族】

まじめな性格であり、誰が相手でも丁寧語で話す。デュエルの実力は高いが、同い年の亨に一度も勝てていない。長年の悩みは、雰囲気で勉強ができると思われるが、実はそうでもない。成績は中の下。ひどいときは下の上になることもある。そのギャップからファンが多い。
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