アキ LP1900 手札0
【モンスター】
ブラック・ローズ・ドラゴン(ATK2400/レベル7)
フェニキシアン・クラスター・アマリリス(DEF0/レベル8)
【魔法・罠】
オーバー・デッド・ライン
遊星 LP400 手札1
【モンスター】
スターダスト・ドラゴン(DEF2000/レベル8)
【魔法・罠】
プリベント・スター(スターダスト・ドラゴン) 伏せ1
遊星はアキを変えるため、説得していた。
「考えを預けるな。お前自身で考えるんだ。」
「魔女の私が、何を考える? ディヴァインが私を導いて、愛してくれればそれで」
「違う! お前がお前を愛するんだ!」
「・・・そんなことができれば・・・できないから! 苦しんでるんじゃないか!!」
アキの髪留めが外れる。
「ブラック・ローズ・ドラゴンの効果発動! ブラックローズガイル!!」
ブラック・ローズ・ドラゴンから暴風が巻き起こり、会場の一部を破壊していく。
「フィールドの全てのカードを破壊する!!」
「何度でも受け止めてやる! 全部吐き出せ! お前の悲しみを!! ヴィクテムサンクチュアリ!!」
スターダスト・ドラゴンがブラック・ローズ・ドラゴンを抱きしめ、ともに消滅する。
「これでプリベント・スターの呪縛から、フェニキシアン・クラスター・アマリリスが解放される。ダイレクトアタックが決まれば、私の勝ちだ。全てなくなればいい・・・考えさせるな・・・。お前はやはり、忌むべき敵!」
「だったら、どうして泣く?」
「え・・・」
アキの目から一筋の涙が流れる。
「トラップカード、コズミック・ブラスト!」
コズミック・ブラスト(アニメオリジナル)
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在するドラゴン族シンクロモンスター1体がフィールド上を離れた時に発動する事ができる。そのシンクロモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。このカードを使用するターン、自分はモンスターを特殊召喚する事ができない。
「俺のフィールドのドラゴン族、シンクロモンスターがフィールドを離れたとき、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」
アキ LP1900→0
アキがつけていた仮面が割れる。
「・・・た・・・す・・・け・・・」
「十六夜・・・」
「ざまあみろ、魔女め!」
遊星が近づこうとするが、観客の怒号が飛ぶ。
「魔女の素に帰れ!」
赤い髪の男、ディヴァインがアキに自分のコートを見えなくなるようにかぶせた。
「よくやったね、アキ。さあ、帰ろう。」
「・・・・・。」
二人のデュエルを来人はディスプレイで見守っていた。
「勝ったか、遊星。」
デッキを取り出し、最後の調整を行う。
「あとは・・・俺だな。」
ニヤリと笑い、ヘルメットを着けた。
「さあああああ!! 待ちに待った準決勝第二試合! 予選ではまだ見ぬ融合をみせてくれた、トリックスター! 未谷来人!!」
MCの紹介で、来人の乗るDホイールが飛び出す。
「対するは! 黒き暴風、ボマー!!」
ボマーのDホイールが姿を現す。
「でけ・・・マジか・・・!」
来人のDホイールの数倍の大きさをゆうに超えていた。前には、牛の頭をあしらったオブジェが取り付けられていた。
「ななななな、なんだこれはぁ~!? 象か!? 恐竜か!? いや、ボマーの操るDホイールだぁ~!!」
「くそ、バカでけえ図体しやがって・・・!」
「なんだありゃ! あんなDホイールあんのか!?」
客席の氷室も驚きを隠せない。
2台のDホイールはスタート位置に並んだ。
「そのDホイールでは、うっかり踏みつぶしてしまうかもしれんなぁ。」
「でかさだけで決まるもんじゃねえだろ。」
「このデュエル、私が勝つ! いや、勝たねばならない・・・!」
「フィールド魔法、スピードワールド! セ~ット、オ~ン!!」
『デュエルモード、オン。オートパイロット、スタンバイ。』
MCの掛け声とともにスピードワールドが展開される。
「これでフィールドはスピードワールドによって支配されたぁ!! 発動できる魔法は、スピードスペルのみ!!」
「行くぜ、ボマー・・・!!」
「「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」」
来人 LP4000 手札5 SPC0
ボマー LP4000 手札5 SPC0
「俺のターン!」
来人 手札5→6
(この手札なら・・・まずはこいつだ!)
「俺はモンスターを召喚する! 来い! 烈風の結界像!」
烈風の結界像 DEF1000/レベル4
「何なの? あの石像。」
「アイツがいる限り、互いのプレイヤーは風属性以外のモンスターを特殊召喚できなくなる効果がある。」
「でも、ジャイアント・ボマー・エアレイドは風属性だから、妨害にはならないんじゃ・・・。」
「だが、召喚に必要なモンスターのリアクターモンスターは全部闇属性。こっちをださせないようにしたんだろう。」
「カードを3枚伏せ、ターンエンド!」
「私のターン!」
来人 SPC0→1
ボマー SPC0→1 手札5→6
「私は、マジック・リアクター・
マジック・リアクター・AID ATK1200/レベル3
「トラップ発動! 落とし穴! 攻撃力1000以上のモンスターが召喚されたとき、そのモンスターを破壊する!」
マジック・リアクター・AIDの真下に穴が出現し、そこから手が伸びてきてマジック・リアクター・AIDを引きずり込んだ。
「く・・・! カードを3枚伏せ、ターンエンド!」
『それぞれ1ターン目から3枚の伏せカードがセットされたぁ! ここからどうゆう展開になっていくのかぁー!!」
来人 LP4000 手札6→2 SPC1
【モンスター】
烈風の結界像(DEF1000/レベル4)
【魔法・罠】
伏せ2
ボマー LP4000 手札6→2 SPC1
【モンスター】
【魔法・罠】
伏せ3
「俺のターン!」
来人 手札2→3 SPC1→2
ボマー SPC1→2
来人の後ろからボマーのDホイールの轟音が鳴り響く。
「くそ、うるせえったらねえな。カード・ガンナーを召喚!」
カード・ガンナー ATK400/レベル3
「カード・ガンナーは1ターンに1度、デッキのカードを墓地に送り、1枚につき攻撃力を500ポイントアップさせる! 俺は3枚墓地に送る!」
カード・ガンナー ATK400→1900
墓地に送られたカード
《俊足なカバ バリキテリウム》
《
《超電磁タートル》
「カード・ガンナーでダイレクトアタック!」
「トラップカード、マジックアーム・シールド!」
「何!?」
「モンスターの攻撃時、相手の別のモンスターに攻撃を受けさせる! 私は烈風の結界像に受けさせる!」
カードから出てきたマジックハンドが烈風の結界像を捕獲し、ボマーのフィールドに移動させる。そして、カード・ガンナーの攻撃によって、破壊される。
「これで烈風の結界像の呪縛は消え去った!」
「くそ! ターンエンド!」
カード・ガンナー ATK1900→400
「エンドフェイズにトラップ発動! 戦線復帰! 墓地のモンスター1体を守備表示で復活させる! マジック・リアクター・AIDを特殊召喚!」
マジック・リアクター・AID DEF900/レベル3
「私のターン!」
来人 SPC2→3
ボマー 手札2→3 SPC2→3
「トラップ・リアクター・
トラップ・リアクター・RR ATK800
「トラップカード、陵墓の供物!」
陵墓の供物(オリジナル)
通常罠
手札のレベル5以上モンスター1枚を相手に見せて発動できる。そのモンスターのレベル×100ポイントダメージを受け、見せたモンスターを特殊召喚する。
「手札のサモン・リアクター・AIを見せ、そのレベルかける100ポイントのダメージのあと、特殊召喚できる!」
ボマー LP4000→3500
サモン・リアクター・AI ATK2000/レベル5
「ちっ・・・!」
「サモン・リアクター・AIの効果発動! 3体のリアクターモンスターを墓地に送り、いでよ! ジャイアント・ボマー・エアレイド!!」
ジャイアント・ボマー・エアレイド ATK3000/レベル8
「バトル! ジャイアント・ボマー・エアレイドでカード・ガンナーを攻撃! デスエアレイド!!」
「トラップ発動! ガード・ブロック! ダメージを0にして、カードを1枚ドローする! さらにカードガンナーが破壊されたことで1枚ドロー!」
「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」
来人 LP4000 手札2→4 SPC3
【モンスター】
【魔法・罠】
伏せ1
ボマー LP3500 手札3→0 SPC3
【モンスター】
ジャイアント・ボマー・エアレイド(ATK3000/レベル8)
【魔法・罠】
伏せ1
「俺のターン!」
来人 手札4→5 SPC3→4
ボマー SPC3→4
「SR 電々大公を召喚!」
SR 電々大公 DEF1000/レベル3
「この瞬間、ジャイアント・ボマー・エアレイドの効果発動! 相手がモンスターを召喚した時、そのモンスターを破壊して800ポイントのダメージを与える! シャープシューティング!」
「く!」
来人 LP4000→3200
「このカードは自分フィールドにモンスターがいない場合、手札から特殊召喚できる! 来い! SR ベイゴマックス!」
SR ベイゴマックス DEF600/レベル3
「ベイゴマックスの効果発動! デッキからスピードロイド1体を手札に加える! 俺はSR タケトンボーグを加える! そして、タケトンボーグはフィールドに風属性モンスターがいるとき、手札から特殊召喚できる!」
SR タケトンボーグ DEF1200/レベル3
「壁モンスターを2体並べたか。」
「タケトンボーグの効果発動! このカードをリリースすることで、デッキからスピードロイドチューナー1体を特殊召喚する! 赤目のダイスを特殊召喚!」
SR 赤目のダイス DEF100/レベル1
「チューナーだと?」
「赤目のダイスの効果発動! スピードロイド1体のレベルを1から6までの数値に変更できる! ベイゴマックスのレベルを3から5に!」
ベイゴマックス レベル3→5
「レベル5となったベイゴマックスにレベル1の赤目のダイスをチューニング! 風を纏う魔剣が、今ここに現れる! シンクロ召喚! 貫け!
HSR 魔剣ダーマ ATK2200/レベル6
「魔剣ダーマの効果! 墓地の機械族を除外することで、相手に500ダメージを与える! タケトンボーグを除外!」
「ぐぅ!」
ボマー LP3500→3000
「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」
「・・・・。」
ボマーは来人の伏せたカードを凝視する。
「なんで!? シンクロ召喚しなかったら、モンスターが2体いるから攻撃を防げるのに!」
「そんなことは奴もわかっているはずだ。おそらく本命は・・・」
「あの伏せカード!」
氷室の言葉に天兵が続く。
「ああ。あれはミラーフォースのような、逆転のカード。」
(さぁて・・・どう出る? ボマー・・・!)