遊戯王5D's 苦悩する男   作:yvisi

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第7話 使命を持つ者 来人VSボマー

アキ LP1900 手札0

【モンスター】

ブラック・ローズ・ドラゴン(ATK2400/レベル7)

フェニキシアン・クラスター・アマリリス(DEF0/レベル8)

【魔法・罠】

オーバー・デッド・ライン

 

遊星 LP400 手札1

【モンスター】

スターダスト・ドラゴン(DEF2000/レベル8)

【魔法・罠】

プリベント・スター(スターダスト・ドラゴン) 伏せ1

 

遊星はアキを変えるため、説得していた。

 

「考えを預けるな。お前自身で考えるんだ。」

 

「魔女の私が、何を考える? ディヴァインが私を導いて、愛してくれればそれで」

 

「違う! お前がお前を愛するんだ!」

 

「・・・そんなことができれば・・・できないから! 苦しんでるんじゃないか!!」

 

アキの髪留めが外れる。

 

「ブラック・ローズ・ドラゴンの効果発動! ブラックローズガイル!!」

 

ブラック・ローズ・ドラゴンから暴風が巻き起こり、会場の一部を破壊していく。

 

「フィールドの全てのカードを破壊する!!」

 

「何度でも受け止めてやる! 全部吐き出せ! お前の悲しみを!! ヴィクテムサンクチュアリ!!」

 

スターダスト・ドラゴンがブラック・ローズ・ドラゴンを抱きしめ、ともに消滅する。

 

「これでプリベント・スターの呪縛から、フェニキシアン・クラスター・アマリリスが解放される。ダイレクトアタックが決まれば、私の勝ちだ。全てなくなればいい・・・考えさせるな・・・。お前はやはり、忌むべき敵!」

 

「だったら、どうして泣く?」

 

「え・・・」

 

アキの目から一筋の涙が流れる。

 

「トラップカード、コズミック・ブラスト!」

 

コズミック・ブラスト(アニメオリジナル)

通常罠

自分フィールド上に表側表示で存在するドラゴン族シンクロモンスター1体がフィールド上を離れた時に発動する事ができる。そのシンクロモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。このカードを使用するターン、自分はモンスターを特殊召喚する事ができない。

 

「俺のフィールドのドラゴン族、シンクロモンスターがフィールドを離れたとき、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」

 

アキ LP1900→0

 

アキがつけていた仮面が割れる。

 

「・・・た・・・す・・・け・・・」

 

「十六夜・・・」

 

「ざまあみろ、魔女め!」

 

遊星が近づこうとするが、観客の怒号が飛ぶ。

 

「魔女の素に帰れ!」

 

赤い髪の男、ディヴァインがアキに自分のコートを見えなくなるようにかぶせた。

 

「よくやったね、アキ。さあ、帰ろう。」

 

「・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

二人のデュエルを来人はディスプレイで見守っていた。

 

「勝ったか、遊星。」

 

デッキを取り出し、最後の調整を行う。

 

「あとは・・・俺だな。」

 

ニヤリと笑い、ヘルメットを着けた。

 

 

 

 

 

「さあああああ!! 待ちに待った準決勝第二試合! 予選ではまだ見ぬ融合をみせてくれた、トリックスター! 未谷来人!!」

 

MCの紹介で、来人の乗るDホイールが飛び出す。

 

「対するは! 黒き暴風、ボマー!!」

 

ボマーのDホイールが姿を現す。

 

「でけ・・・マジか・・・!」

 

来人のDホイールの数倍の大きさをゆうに超えていた。前には、牛の頭をあしらったオブジェが取り付けられていた。

 

「ななななな、なんだこれはぁ~!? 象か!? 恐竜か!? いや、ボマーの操るDホイールだぁ~!!」

 

「くそ、バカでけえ図体しやがって・・・!」

 

「なんだありゃ! あんなDホイールあんのか!?」

 

客席の氷室も驚きを隠せない。

2台のDホイールはスタート位置に並んだ。

 

「そのDホイールでは、うっかり踏みつぶしてしまうかもしれんなぁ。」

 

「でかさだけで決まるもんじゃねえだろ。」

 

「このデュエル、私が勝つ! いや、勝たねばならない・・・!」

 

「フィールド魔法、スピードワールド! セ~ット、オ~ン!!」

 

『デュエルモード、オン。オートパイロット、スタンバイ。』

 

MCの掛け声とともにスピードワールドが展開される。

 

「これでフィールドはスピードワールドによって支配されたぁ!! 発動できる魔法は、スピードスペルのみ!!」

 

「行くぜ、ボマー・・・!!」

 

「「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」」

 

来人 LP4000 手札5 SPC0

 

ボマー LP4000 手札5 SPC0

 

「俺のターン!」

 

来人 手札5→6

 

(この手札なら・・・まずはこいつだ!)

「俺はモンスターを召喚する! 来い! 烈風の結界像!」

 

烈風の結界像 DEF1000/レベル4

 

「何なの? あの石像。」

 

「アイツがいる限り、互いのプレイヤーは風属性以外のモンスターを特殊召喚できなくなる効果がある。」

 

「でも、ジャイアント・ボマー・エアレイドは風属性だから、妨害にはならないんじゃ・・・。」

 

「だが、召喚に必要なモンスターのリアクターモンスターは全部闇属性。こっちをださせないようにしたんだろう。」

 

「カードを3枚伏せ、ターンエンド!」

 

「私のターン!」

 

来人 SPC0→1

ボマー SPC0→1 手札5→6

 

「私は、マジック・リアクター・AID(エイド)を召喚!」

 

マジック・リアクター・AID ATK1200/レベル3

 

「トラップ発動! 落とし穴! 攻撃力1000以上のモンスターが召喚されたとき、そのモンスターを破壊する!」

 

マジック・リアクター・AIDの真下に穴が出現し、そこから手が伸びてきてマジック・リアクター・AIDを引きずり込んだ。

 

「く・・・! カードを3枚伏せ、ターンエンド!」

 

『それぞれ1ターン目から3枚の伏せカードがセットされたぁ! ここからどうゆう展開になっていくのかぁー!!」

 

来人 LP4000 手札6→2 SPC1

【モンスター】

烈風の結界像(DEF1000/レベル4)

【魔法・罠】

伏せ2

 

ボマー LP4000 手札6→2 SPC1

【モンスター】

【魔法・罠】

伏せ3

 

「俺のターン!」

 

来人 手札2→3 SPC1→2

ボマー SPC1→2

 

来人の後ろからボマーのDホイールの轟音が鳴り響く。

 

「くそ、うるせえったらねえな。カード・ガンナーを召喚!」

 

カード・ガンナー ATK400/レベル3

 

「カード・ガンナーは1ターンに1度、デッキのカードを墓地に送り、1枚につき攻撃力を500ポイントアップさせる! 俺は3枚墓地に送る!」

 

カード・ガンナー ATK400→1900

 

墓地に送られたカード

《俊足なカバ バリキテリウム》

SR(スピードロイド) 赤目のダイス》

《超電磁タートル》

 

「カード・ガンナーでダイレクトアタック!」

 

「トラップカード、マジックアーム・シールド!」

 

「何!?」

 

「モンスターの攻撃時、相手の別のモンスターに攻撃を受けさせる! 私は烈風の結界像に受けさせる!」

 

カードから出てきたマジックハンドが烈風の結界像を捕獲し、ボマーのフィールドに移動させる。そして、カード・ガンナーの攻撃によって、破壊される。

 

「これで烈風の結界像の呪縛は消え去った!」

 

「くそ! ターンエンド!」

 

カード・ガンナー ATK1900→400

 

「エンドフェイズにトラップ発動! 戦線復帰! 墓地のモンスター1体を守備表示で復活させる! マジック・リアクター・AIDを特殊召喚!」

 

マジック・リアクター・AID DEF900/レベル3

 

「私のターン!」

 

来人 SPC2→3

ボマー 手札2→3 SPC2→3

 

「トラップ・リアクター・RR(ダブルアール)を召喚!」

 

トラップ・リアクター・RR ATK800

 

「トラップカード、陵墓の供物!」

 

陵墓の供物(オリジナル)

通常罠

手札のレベル5以上モンスター1枚を相手に見せて発動できる。そのモンスターのレベル×100ポイントダメージを受け、見せたモンスターを特殊召喚する。

 

「手札のサモン・リアクター・AIを見せ、そのレベルかける100ポイントのダメージのあと、特殊召喚できる!」

 

ボマー LP4000→3500

 

サモン・リアクター・AI ATK2000/レベル5

 

「ちっ・・・!」

 

「サモン・リアクター・AIの効果発動! 3体のリアクターモンスターを墓地に送り、いでよ! ジャイアント・ボマー・エアレイド!!」

 

ジャイアント・ボマー・エアレイド ATK3000/レベル8

 

「バトル! ジャイアント・ボマー・エアレイドでカード・ガンナーを攻撃! デスエアレイド!!」

 

「トラップ発動! ガード・ブロック! ダメージを0にして、カードを1枚ドローする! さらにカードガンナーが破壊されたことで1枚ドロー!」

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

来人 LP4000 手札2→4 SPC3

【モンスター】

【魔法・罠】

伏せ1

 

ボマー LP3500 手札3→0 SPC3

【モンスター】

ジャイアント・ボマー・エアレイド(ATK3000/レベル8)

【魔法・罠】

伏せ1

 

「俺のターン!」

 

来人 手札4→5 SPC3→4

ボマー SPC3→4

 

「SR 電々大公を召喚!」

 

SR 電々大公 DEF1000/レベル3

 

「この瞬間、ジャイアント・ボマー・エアレイドの効果発動! 相手がモンスターを召喚した時、そのモンスターを破壊して800ポイントのダメージを与える! シャープシューティング!」

 

「く!」

 

来人 LP4000→3200

 

「このカードは自分フィールドにモンスターがいない場合、手札から特殊召喚できる! 来い! SR ベイゴマックス!」

 

SR ベイゴマックス DEF600/レベル3

 

「ベイゴマックスの効果発動! デッキからスピードロイド1体を手札に加える! 俺はSR タケトンボーグを加える! そして、タケトンボーグはフィールドに風属性モンスターがいるとき、手札から特殊召喚できる!」

 

SR タケトンボーグ DEF1200/レベル3

 

「壁モンスターを2体並べたか。」

 

「タケトンボーグの効果発動! このカードをリリースすることで、デッキからスピードロイドチューナー1体を特殊召喚する! 赤目のダイスを特殊召喚!」

 

SR 赤目のダイス DEF100/レベル1

 

「チューナーだと?」

 

「赤目のダイスの効果発動! スピードロイド1体のレベルを1から6までの数値に変更できる! ベイゴマックスのレベルを3から5に!」

 

ベイゴマックス レベル3→5

 

「レベル5となったベイゴマックスにレベル1の赤目のダイスをチューニング! 風を纏う魔剣が、今ここに現れる! シンクロ召喚! 貫け! HSR(ハイスピードロイド) 魔剣ダーマ!」

 

HSR 魔剣ダーマ ATK2200/レベル6

 

「魔剣ダーマの効果! 墓地の機械族を除外することで、相手に500ダメージを与える! タケトンボーグを除外!」

 

「ぐぅ!」

 

ボマー LP3500→3000

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

「・・・・。」

 

ボマーは来人の伏せたカードを凝視する。

 

「なんで!? シンクロ召喚しなかったら、モンスターが2体いるから攻撃を防げるのに!」

 

「そんなことは奴もわかっているはずだ。おそらく本命は・・・」

 

「あの伏せカード!」

 

氷室の言葉に天兵が続く。

 

「ああ。あれはミラーフォースのような、逆転のカード。」

 

(さぁて・・・どう出る? ボマー・・・!)

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