遊戯王5D's 苦悩する男   作:yvisi

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第8話 エース降臨! クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

来人 LP3200 手札5→2 SPC3

【モンスター】

魔剣ダーマ(ATK2200/レベル6)

【魔法・罠】

伏せ2

 

ボマー LP3000 手札0 SPC3

【モンスター】

ジャイアント・ボマー・エアレイド(ATK3000/レベル8)

【魔法・罠】

伏せ1

 

「私のターン!」

 

来人 SPC3→4

ボマー 手札0→1 SPC3→4

 

(ジャイアント・ボマー・エアレイドの効果は手札を1枚使うことで、相手のカード1枚を破壊することができる。これを使えば、奴の場にモンスターはいなくなり、ダイレクトアタックで残りライフは200・・・。それを忘れるような男ではあるまい。そうなれば・・・)

 

「どうした? 何警戒してんだ?」

 

(・・・! そうか! 奴の狙いは、手札の少ない私の手札を使わせること! ならば!)

 

「ジャイアント・ボマー・エアレイドで、魔剣ダーマを攻撃!」

 

「何!?」

 

ボマーの行動が予想外だったのか、来人はかなり驚いた。

 

「デスエアレイド!」

 

「ぐああ!」

 

来人 LP3200→2400

 

「ターンエンド!」

 

来人 LP2400 手札2 SPC4

【モンスター】

【魔法・罠】

伏せ2

 

ボマー LP3000 手札1 SPC4

【モンスター】

ジャイアント・ボマー・エアレイド(ATK3000/レベル8)

【魔法・罠】

伏せ1

 

(くそ、攻撃してくるとはな・・・。セットしたのがこれなのは、バレてなさそうだが・・・。)

 

来人がセットしていたのは、《波紋のバリア -ウェーブ・フォース-》だった。

 

波紋のバリア -ウェーブ・フォース-

通常罠

①:相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主のデッキに戻す。

 

(念のため、牽制として残しておくか。)

「俺のターン!」

 

来人 手札2→3 SPC4→5

ボマー SPC4→5

 

(くそ、このカードじゃねぇ・・・。)

 

「俺はこのままターンエンド!」

 

『なんと何もせずターンエンド! 打つ手がないのかぁ!!』

 

「私のターン!」

 

来人 SPC5→6

ボマー 手札1→2 SPC5→6

 

「ジャイアント・ボマー・エアレイドの効果発動! 手札を1枚コストに、フィールドのカードを1枚破壊する! 私は、さっきお前の伏せたカードを破壊! デスドロップ!」

 

ジャイアント・ボマー・エアレイドから投下された爆弾が伏せカードを破壊する。

 

「ウェーブフォース・・・!?」

 

「あのままだったら、ジャイアント・ボマー・エアレイドをデッキに戻せたのに!」

 

「ジャイアント・ボマー・エアレイドでダイレクトアタック! デスエアレイド!」

 

「「来人!」」

 

「手札からSR メンコートを特殊召喚!」

 

SR メンコート ATK100/レベル4

 

「攻撃力100では壁にすらならん!」

 

「まだだ! メンコートがフィールドに召喚されたとき、相手の攻撃表示モンスターを守備表示にする!」

 

ジャイアント・ボマー・エアレイド ATK3000→DEF2500

 

「ならば永続トラップ、チャリオット・パイル!」

 

チャリオット・パイル(アニメオリジナル)

永続罠

自分のターンに1度だけ発動できる。相手に800ダメージを与える。相手は自身のフィールドのモンスター1体をリリースすることでこのダメージを0にできる。相手モンスターの直接攻撃宣言時に800LPを払って発動できる。そのモンスターの攻撃を無効にし破壊する。

 

チャリオット・パイルが発動されるとボマーのDホイールの後輪に仕込まれていた棘が出現する。

 

「私のターンに1度、相手に800ポイントのダメージを与える! この効果は相手はモンスターをリリースすることで無効にできる! さあ、どうする!?」

 

「ちっ、メンコートをリリースし、ダメージを無効にする!」

 

「Sp-ソロ・アクセルを発動!」

 

Sp-ソロ・アクセル(オリジナル)

通常魔法

自分のスピードカウンターが6個以上あり、自分フィールドのカードが3枚以下の場合、自分フィールド上のモンスター1体を対象に発動する。対象モンスターの攻撃力1000ポイントにつき1枚、カードをドローする。

 

「ジャイアント・ボマー・エアレイドを対象に、その攻撃力1000ポイントにつき1枚、デッキからドローする! カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

来人 LP2400 手札2 SPC6

【モンスター】

【魔法・罠】

伏せ1

 

ボマー LP3000 手札2→3 SPC6

【モンスター】

ジャイアント・ボマー・エアレイド(守)

【魔法・罠】

チャリオット・パイル 伏せ1

 

「俺のターン!」

 

来人 手札2→3 SPC6→7

ボマー SPC6→7

 

(・・・! 来た・・・!)

 

来人はドローしたカードを見てニヤリと笑う。

 

「SR パチンゴーカートを守備表示で召喚!」

 

SR パチンゴーカート DEF1000/レベル4

 

「この瞬間、ジャイアント・ボマー・エアレイドの効果発動! 召喚されたモンスターを破壊し、800ポイントのダメージを与える! シャープシューティング!」

 

「ぐ!」

 

来人 LP2400→1600

 

「カードを2枚伏せ、ターンエンド!」

 

「私のターン!」

 

来人 SPC7→8

ボマー 手札3→4 SPC7→8

 

「ジャイアント・ボマー・エアレイドを攻撃表示に変更。」

 

ジャイアント・ボマー・エアレイド DEF2500→ATK3000

 

「私は・・・」

 

「おっと、ボマー。ここからはよく考えた方がいいぜ?」

 

「何?」

 

「まあ聞けって。ここでよく考えなきゃ、お前のジャイアント・ボマー・エアレイドは破壊される!」

 

「ほぅ・・・。」

 

ボマーはDホイールのディスプレイで来人のフィールドを確認する。

 

(奴の伏せカードは3枚。2枚はさっき伏せたカード。そしてもう1枚は、最初のターンに伏せられ、未だに発動されていない。)

 

「氷室のおっちゃん・・・。」

 

「おそらく、前のターンに伏せた2枚が逆転への一手になっているんだろう。」

 

「うん。伏せた後に来人、あんなこと言ってたしね。」

 

「ボマーもそう考えているはずだ。」

 

(あの口ぶりから、破壊するカードは・・・!)

 

「ジャイアント・ボマー・エアレイドの効果発動! 手札1枚をコストに、相手フィールドのカードを1枚破壊する! 私が破壊するのは・・・」

 

「・・・・・。」

 

「そのカードだ!」

 

ジャイアント・ボマー・エアレイドが1枚の伏せカードを撃ちぬいた。

そのカードは、《聖なるバリア -ミラーフォース-》だった。

 

「そんな・・・ミラーフォースが・・・。」

 

龍可は驚きから口元を押さえる。

 

「くそ、ここまでか・・・。」

 

「ジャイアント・ボマー・エアレイドでダイレクトアタック! デスエアレイド!」

 

「トラップ発動! 緊急召喚!」

 

緊急召喚(オリジナル)

通常罠

相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。自分の墓地のレベル3以下のモンスターを1体選んで、攻撃表示で特殊召喚する。その後、攻撃モンスターは特殊召喚したモンスターと戦闘を行う。

 

「相手モンスターがダイレクトアタックするとき、墓地のレベル3以下のモンスターを特殊召喚できる! 戻れ! ベイゴマックス!」

 

ベイゴマックス ATK1200/レベル3

 

「ベイゴマックスの効果で、デッキからSR シェイブーメランを手札に加える! そして、緊急召喚の効果により、特殊召喚したモンスターとバトルしてもらう!」

 

「だが発生する戦闘ダメージは、1800ポイント! どのみち、お前に勝ち目はない! やれ! ジャイアント・ボマー・エアレイド!」

 

ジャイアント・ボマー・エアレイドがベイゴマックスの上に飛び立つ。

 

「・・・待ってたぜ、この時を! トラップ発動! 墓地墓地の恨み! このカードは、お前の墓地のカードが8枚以上あるとき、相手モンスターの攻撃力を0にする!!」

 

「な、なんだと!?」

 

ジャイアント・ボマー・エアレイド ATK3000→0

 

「返り討ちにしろ! ベイゴマックス!」

 

ベイゴマックスが回転し始め、それがどんどん早くなっていく。そして、上空に飛び立ち、真上にいたジャイアント・ボマー・エアレイドを貫いた。貫かれたジャイアント・ボマー・エアレイドは、爆発を起こしながらコースに落下する。

 

「ぐおおお!!」

 

ボマー LP3000→1800

 

「最初のあの伏せカードはブラフではなかったのか!?」

 

「お前くらいのデュエリストなら、そう読むと思っていた! これでお前の面倒なモンスターは消え去った!」

 

「まだだ・・・! チャリオット・パイルの効果発動! 1ターンに1度、相手に800ポイントのダメージを与える!」

 

「ベイゴマックスをリリースして、ダメージを無効にする!」

 

「・・・ブラック・ボンバーを召喚!」

 

ブラック・ボンバー ATK100/レベル3

 

「このカードの召喚に成功した時、墓地からレベル4の闇属性機械族モンスター1体を特殊召喚する! 甦れ! トラップ・リアクター・RR!」

 

ブラック・ボンバーの口から4つの小さい爆弾が吐き出され、その爆発の中からトラップ・リアクター・RRが姿を現した。

 

トラップ・リアクター・RR DEF1800/レベル4

 

「レベル4のトラップ・リアクター・RRにレベル3のブラック・ボンバーをチューニング!」

 

「ここでシンクロ召喚だと!?」

 

「そうだ。シンクロモンスターを使うのはお前だけではない! 現れろ! ダーク・ダイブ・ボンバー!!」

 

ダーク・ダイブ・ボンバー ATK2600/レベル7

 

「これでターンを終了する!」

 

来人 LP1600 手札3→1(シェイブーメラン) SPC8

【モンスター】

【魔法・罠】

 

ボマー LP1800 手札4→3 SPC8

【モンスター】

ダーク・ダイブ・ボンバー(ATK2600/レベル7)

【魔法・罠】

チャリオット・パイル 伏せ1

 

「俺のターン!」

 

来人 手札1→2 SPC8→9

ボマー SPC8→9

 

「トラップ発動! アルティメット・マイン!」

 

アルティメット・マイン(アニメオリジナル)

通常罠

自分フィールド上に「アルティメット・マイン・トークン」(機械・闇・星10・攻100/守0)を1体守備表示で特殊召喚する。「アルティメット・マイン・トークン」が破壊された時、相手LPに800ダメージを与える。このカードの発動後、自分フィールド上のモンスターの効果はターン終了時まで無効になる。

 

「私のフィールドに、アルティメット・マイン・トークンを特殊召喚する!」

 

アルティメット・マイン・トークン DEF0/レベル10

 

「何なの? あのトークン。」

 

「破壊されると、相手に800ポイントのダメージを与えるトークンだ。」

 

「ダーク・ダイブ・ボンバーはメインフェイス1にリリースしたモンスターのレベルかける200ポイントのダメージを与えるんじゃ・・・。」

 

「あのトークンはレベル10だ。」

 

「てことは、えっと・・・」

 

龍亞は指で計算を始める。

 

「レベル10かける200で、2000ポイントのダメージ・・・!」

 

「「2000ポイント!?」」

 

龍亞と矢薙の声がハモる。

 

「俺は、墓地から魔剣ダーマの効果発動! 俺のフィールドにカードがないとき、墓地から特殊召喚できる! ただしこのターン、モンスターを通常召喚できない。」

 

魔剣ダーマ ATK2200/レベル6

 

「魔剣ダーマにそんな効果あったんだ・・・。」

 

「さらに、墓地から電々大公の効果発動!」

 

「! それは、さっき破壊したモンスター・・・!」

 

「墓地から除外することで、墓地のスピードロイドチューナー1体を特殊召喚する! 戻れ! 赤目のダイス!」

 

電々大公が太鼓を鳴らすと、墓地から赤目のダイスが飛び出してきた。

 

赤目のダイス ATK100/レベル1

 

「ボマー。お前言ったな。何のために戦うのかと。」

 

「・・・・。」

 

「生憎、お前ごときに語るようなもんじゃねえ。」

 

「何?」

 

「俺の使命は、お前の見ている景色の遥か地平の先にある!」

 

「・・・お前、一体何者だ・・・?」

 

「しがない情報屋だ。・・・さあ、見せてやるよボマー。俺のエースを!」

 

「!!」

 

「レベル6の魔剣ダーマにレベル1の赤目のダイスをチューニング! その美しき輝ける翼で、我が道を阻む敵を蹴散らせ! シンクロ召喚! 輝け! クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ATK2500/レベル7

 

『来人のエースモンスターがついに降臨したぁーー!! なんという美しい姿ーー!!』

 

「ボマー! このクリアウィングで、お前を倒す!」

 

「来るなら来い! だが、そのモンスターではダーク・ダイブ・ボンバーを倒せない!」

 

「Sp-サモン・スピーダーを発動!」

 

Sp-サモン・スピーダー(アニメオリジナル)

通常魔法

自分のスピードカウンターが4つ以上ある場合に発動する事ができる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン攻撃できない。

 

「手札のレベル4以下のモンスター、SR シェイブー・メランを特殊召喚!」

 

SR シェイブー・メラン ATK2000/レベル4

 

「シェイブー・メランの効果! モンスター1体を対象に、そのモンスターの攻撃力を800ポイントダウンさせる!」

 

「なるほど・・・。」

 

「そして、この効果を使ったシェイブー・メランは守備表示になる!」

 

「!?」

 

「そんな! 守備表示になったら、シェイブー・メランは攻撃できないよ!」

 

「この瞬間、クリアウィングのモンスター効果発動!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの翼が輝き始める。

 

「ぐ!」

 

「クリアウィングはレベル5以上のモンスターがモンスターの効果の対象になった時、またはモンスター効果を発動した時、その効果を無効にして破壊できる! レベル7のダーク・ダイブ・ボンバーを対象に取ったシェイブー・メランを破壊する!」

 

「何!? 自分で自分の効果を無効にするだと!?」

 

「行け! クリアウィング! ダイクロイックミラー!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの光を浴びて、シェイブー・メランは光の粒となり、消滅した。

 

『これはいったいどういうことだぁーー!? 自分で発動した効果を自ら無効にしてしまったぞーー!!』

 

「何のつもりだ! こんなことに何が・・・」

 

「まだだ! クリアウィングの効果で破壊したモンスターの攻撃力分、クリアウィングの攻撃力をアップする!」

 

「何!?」

 

「シェイブー・メランの攻撃力は2000! よって2000ポイントアップする!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ATK2500→4500

 

「攻撃力・・・・4500だと・・・!?」

 

「クリアウィング・シンクロ・ドラゴンで、ダーク・ダイブ・ボンバーを攻撃!! 旋風のヘルダイブスラッシャー!!」

 

「ぐあああ!!」

 

ボマー LP1800→0

 

WINNER 未谷来人

LOSER ボマー

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