ブラック企業勤務、アラサー女探索者の迷宮探索 作:Honoka_Asa
迷宮(ダンジョン)と呼ばれる謎の建築物。
それは突如として世界各地に出現した。
ほどなくして日本も例外に漏れず、国内各地に出現したのだった。
今から20年前の事で、その時如月姫華はまだ8歳の出来事である。
毎日のように大人達が騒いでいたり、メディアで連日と報じられていたが、理解が及ぶはずもなかった。
ダンジョンは場所を問わずに現れた。
急に見覚えのない建築物が現れたり、廃墟になっていた建物がダンジョンと化していたり、いつものように過ごしていた職場や公共の建物、山や森に海も、果てには自宅や庭の物置に至るまでもがダンジョンへと変貌してみせた。
ダンジョンは時間を選ばずに現れる。
昼夜を問わず、状況を問わず、唐突で突然に。
自宅で寝ている間にダンジョン化したケースもある。
職場でいつものように働いていたら、学校でいつものように授業を受けていたら、公園でいつものように散歩をしていたら、いきなりダンジョン形成に巻き込まれる事もあった。
のちに、この原因不明の突発的な現象を迷宮症候群と人々は呼ぶようになる。
ダンジョンの中には原生生物が生息していた。
それらはのちに魔物と総じて呼称されるようになった。
時には人類の生活圏に現れるのだから、当時の人々の不安や恐慌、混乱なども最高潮であったはずだ。
だが、そんな混乱を上回る興奮がほどなく訪れる。
国で唯一、戦うための術を持っていた自衛隊を中心に魔物を討伐していき、落ち着いたところでダンジョン内の調査に乗り出したのだ。
当初は魔物との戦闘や、ダンジョン内の罠や環境によって少なくない犠牲も出した。
しかし探索中に未知なる物質だの財宝を発見した事で、恐怖だの緊張は一転し、興奮が塗り替えた。
結論からいえば、ダンジョンは宝の山だった。
分かりやすい財宝と言えば、金貨や銀貨、色彩溢れる宝石群。
それ以外にも、今の現代科学力や技術力で到底再現しえない装飾品だの、加工品。
どういう成分で構成されているのか未だ解明できないが、飲んだら瞬く間に傷や痛みが治る薬剤だの、いつまで経っても腐らない謎成分の飲食物だの、かけると汚れや錆が瞬く間に落ちる液体だの、不思議成分たっぷりの物品など数知れず。
用途が分からない物もたくさんあったが、それらは後々になって、どんどん秘められた価値が解明されていく。
ダンジョンの種類はそれこそ千差万別であった。
出現地はもちろん、内部の構造も、得られる財宝も、生息している魔物も、何もかもが違った。
価値のある物が山ほど眠っている事が分かったからには、それらを得て国の財源をしようとする提案が政府内でなされ、それは驚くほどの速度で承認され、スムーズに法整備も進んでいった。
こうして、政府公認での迷宮関係の産業や企業が誕生したわけである。
公認での迷宮探索を生業とする職業、すなわち探索者。
自称、通称、敬称、蔑称ともいえる職業名。
上手くいけば若年の内に一獲千金の夢だって、夢じゃなくなる仕事の一つだった。
ただし、生死を賭けた場面が常に付き従う危険極まる仕事でもあった。
でも夢があった。夢を見ていられた。
まだ、探索者達が現れたばかりの黎明期であれば。
昨今となっては、探索者の知名度は高いものの、羨望や憧憬のイメージからは遠のいていくばかりであった。
いわく、常に死が付き纏う仕事であり。
いわく、その割には見合わぬ稼ぎの者がほとんどで。
いわく、迷宮探索に携わる企業がほぼブラック企業であるからだ。
リスクだのデメリットばかりが前に出てくるのに、それに対するメリットが乏しい仕事。成功者といえるべき者は一握り。
そんな仕事にわざわざ就く人間は、相当の変態か狂人か、はてまた、まともな一般企業で働く事も出来ないような低能だとみなされていた。
それが如月姫華と、白百合桃香の仕事だった。
星屑市月見町。
その一角を探索者達は《セブンテイルズ》区域と呼んでいる。
理由は諸説ある。
かつて、七つの尾を持つ神がこの地を治めていた伝承があるとか、尾の付く町村が七つあったから直訳で七(セブン)尾(テイルズ)と呼んでいるのだとか、この区域のダンジョンで出てくる魔物のボスが七つの尻尾を持った強敵であったからだとか、単に名前の響きで付けたのだとか、色々だ。
あちこちの建築物や公共施設などがダンジョン化した影響で、このあたり一帯は住民が段々と去りつつある。
かつては駅もあり、電車だって通っていた。
現在は廃線となっており、駅周辺のアーケード商店街にも賑わいはない。
ほとんど閉業してしまってシャッターも下ろされ、看板や装飾などもそのままだ。
昔の面影、名残だけがそこには残されていた。
歩く人間も皆無ではないが、建物の数や道の広さに対して少数であるのは否めない。
地元民もいるにはいるが、他はほとんどが探索者である。
もはや、このあたりは一般人の生活圏ではなくなりつつあると認めざるをえないのだろう。
「《ステラモール》が見えてきましたねぇ」
「うん」
車を走らせる姫華と、助手席に座る桃香の声。
車窓の向こうには広大な敷地と、廃業して久しい大型商業施設だった建物が見えた。
《ステラモール》と呼ばれたそれは、かつてはこの近辺最大の複合商業施設だった。
千台以上の車を停められる広大な駐車場があり、百以上もの店舗が営業し、長らく星屑市のシェアを独占して、あちこちから人々が訪れる場所であった。
「ここも潰れてどんだけ経ったんだろ……」
「姫先輩はよくここに来てたんでしたっけ」
「そうだね。私が小学生の頃は営業してたんだけどね……」
しみじみと話す姫華。
このステラモールが閉業したのは姫華が小学生の時だ。
家族や友人と幾度となく訪れた思い出の場所であり、感慨に浸るものもあるのだろう。
一方、桃香の方はステラモールに愛着も執着も一切ない。
というか、思い出自体が無い。
姫華と一回り歳が違うため、物心がついた時には既に廃墟であり、やたらと目立つ大きなダンジョンという認識でしかなかった。
「言っちゃなんですけど、星屑市って他に大きなお店とかもないですし、潰れるほど人来なくなるんですか?」
「あー……今はエネルギーセンターになってるけど、そっちにもでかいモールがあったんだよ。名前も忘れちゃったけど。そこと客の取り合いをして潰し合ったって感じかな」
「へぇ~、ここにもあったんだ……」
ステラモールの反対側に並ぶ建物を見て、桃香がかすかに驚く。
何度もここを通った事もあるが、まさか以前はここにもショッピングモールをやっていたとは露ほども思わなかった。
昔から色んなゴミが捨てれる場所としか捉えていなかったくらいだ。
「まあ、閉店してすぐにダンジョンになっちゃったし、結果的には良かったんだろうけど……あのままお店やってても、下手したら大惨事だったろうし」
「あ、そっか……そうですよねぇ」
「どっちみち、この町じゃ長くは続かないんだろうけどね……」
最後の姫華の呟きは小さかったため、桃香には届かなかった。
星屑市は海に面した観光都市としても知られており、外部からの客を歓迎する一方で、要所要所で排他的な面がある。
自分達にとって都合の良い存在であれば、ある程度妥協もするし共存もするのだが、一度都合の悪い存在だとみなせば、すぐに排除しようとするのだ。
景観の優先や、歴史のある地元商店を守るといった名目で大型店舗やアミューズメント施設などの参入を拒んでしまう。
だからこそ、ステラモールは都市中心に展開を許されず、折衷案で町外れのここで営業をしていたのだった。
ステラモールの経営状態とは別に、星屑市は若年層の流出やアクセスの不便性、商圏縮小問題なども抱えており、閉業に至るのは遅かれ早かれの問題だったのだろう。
この星屑市には将来性がほとんど残されてはいないのだから。
「そろそろか」
閑話休題。
ともかく、姫華にとって思い出の場所も今ではダンジョンの仲間入りだ。
閉業こそしたが、今でも探索者という形で来訪者はやってくる。
電車もバスも近くを通らないので、大体の探索者は車で訪れてくる。
そしてステラモール近くの駐車場に車を停めていくのだ。
《黒井商会》から向かう場合、大体15分から20分程度は要する。
「よし、到着……と」
「運転ありがとうございます、姫先輩~!」
「いえいえ。荷物は忘れないようにね」
「もちです!」
駐車場の迷宮探索者用スペース*1に車を停め、二人は降りていく。
桃香は身体を伸ばし、後部座席から荷物を下ろしていく。
「んん~……それで、どうしましょ? コンビニ寄って何か買い足していきます?」
「そうだね。簡単な食べ物とか飲み物くらい買っておこうかな。モモも買う?」
「もっちろんですよぉ! 運転してもらってるお礼と、今日一緒に探索してくれるお礼も兼ねて奢らせてくださいよぉ~」
「そんなの別にいいのに」
目的のステラモールから少し離れたところにコンビニがポツンと建っている。
まばらに車が停まっている事からも営業中であろう。
これだけ寂れているところにコンビニなんて営業しても儲からないのでは? という疑問はしばしば出てくるが、メインのターゲット層は探索者である。
ダンジョンへ潜るにも食糧や水分は必須であり、他にも細々とした買い物を一まとめてしてくれる探索者は上客といっていい存在なのだ。
人気のダンジョンにもなれば、様々な店舗が周辺を囲む事だって珍しくない。
金の稼げない者は一般人とさして変わらないが、稼げる者であれば一度の買い物に数万、数十万だってポンと出しても懐は痛まない。
まあ、稼げる実力者が常にコンビニを利用するわけでもないのだが……。
「ホームセンターとか薬局も近くにあるとね、便利なんだけど」
「あー。ですよねぇ。足りない物とかある時、すぐ来れますもん」
姫華のぼやく声に同意する桃香。
そこそこ集客が見込めるダンジョンとなると、大抵セットといわんばかりにホームセンターやドラッグストア、飲食店や衣料品店なども出店してくる。
ダンジョン内で素材などを回収する時に工具類を揃えるならホームセンターに、薬品や飲食物などを購入するならドラッグストア、服や下着が汚れた時のために衣料品店へ寄るといった感じですぐ買い物できる場所が好まれるのだ。
ダンジョン突入前や、あるいは探索途中で休憩がてらといった感じで飲食店もあると助かるとはよく言われていた。
まあ、探索の中で汚れたりもするし、臭いがひどければ入店も断られる可能性もあるので理想はテイクアウトも可能な店ではあるのだが。
「さて、何買っていこうかな」
「姫先輩、もうお忘れですか? ここは私が払わせてもらうので、どーんとカゴの中に欲しいの入れちゃってくださいよぉ~」
「うーん……モモに払わせるのは……なんだか悪いよ。私の方が年上だし、一応主任だし」
胸に手を当ててふふんと鼻を鳴らす桃香であったが、姫華の反応は煮え切らない。
「なーに言ってんですかぁ! 仕事が出来てなくて手伝ってもらうだけでも悪いのに、車の運転までさせちゃってるんですよぉ! せめてガソリン代だけでもお礼するのが義理? 義務ですよ~!」
そう言うや、「遠慮なく選んでくださいよ」と背中を押す桃香。
こういう時、桃香の方が押しは強い。
遠慮がちであった姫華も、断り続けるのも失礼と思ったのだろう。
「じゃあ、コーヒーとお茶買ってもらってもいい?」
「食べ物は何にしますかぁ」
「え……うーん、じゃあこのサンドイッチ」
「他にも、もっと入れてください」
「えぇ……もうこれ以上は……じゃあ、サラダも」
「デザートも必要ですよ! ダンジョンに潜ったら色んな栄養が大事だって姫先輩も言ってたじゃないですか。こんだけじゃ足りないですよぉ。ささっ」
結局、言われるままにあれやこれやと買ってもらった姫華だった。
「あとは……サプリとかはいいんですか? カロリーブロックとか、ガムも」
「流石にそっちは大丈夫。カバンに必要なの入ってるから。ホントだよ」
「じゃあいいんですけど……遠慮しなくていいんですよ?」
「してないよ、もう十分。ありがとね、モモ」
「はいっ!」
姫華の分が決まると、桃香も自分の分をパパパッとカゴへ入れていく。
「期間限定のやつ好きだね、モモは」
「そうですねぇ。好きな味か嫌いな味かは別にしても、あとで食べれない可能性があるのって嫌なんですよね~。まあ、人気出たら次も売ってるんですけど」
「なるほど。モモは野菜いらないの? サラダとか入ってないけど」
「う。私は、その……野菜ジュースで補うから大丈夫なんですよぉ」
目を泳がせつつ野菜ジュースを何本かカゴに入れていく桃香。
彼女は野菜が苦手なのだ。
「…………」
「…………」
ジーっと見つめる姫華の視線に耐えられなくなったのか、最終的にはミニサイズのカット野菜を入れたのだった。
姫華は姫華で、多少栄養バランスを気にしているらしい。
ダンジョンへ潜るとどうしても栄養が偏ったり、不足しがちなので色んなサプリメントを欠かさず持ち込む事は桃香でなくとも知っている事実だ。
一度の食事こそ小食だが、燃費が悪いのかすぐにお腹を空かせるため、間食用のカロリーブロックだって何本も常備している。
「モモ、買ってもらってありがとね」
「お礼なんていいんですよ~こっちが言う立場ですし。姫先輩にしてもらってる事考えたら、これでも全然足りないんですしぃ」
買い物を済ませ、店を出た後でお互いの飲食物を分けていく。
そこから数分も歩けば、目的地であるステラモールはすぐそこだ。
大きく寂れた廃墟群。
かつての広々とした駐車場は整備もされなくなって久しい。
あちこちで亀裂が入り、隙間を縫って雑草が生い茂っている。
そのステラモールは要所に出入り口があったはずだが、ダンジョン化に伴って非常口や窓、扉などは軒並み封鎖されている。
出入口となるのは一ヶ所のみであり、そこには一帯ぼろぼろの中で不釣り合いに小綺麗な機械がひとつ。
探索者か、そうではないかを判別するための機械であった。
カードリーダー機能を有しており、探索者としての証明が出来なければ入口は開かないのである。
「さて、社員証……」
取り出したカードには姫華の顔写真や所属する企業名、社員番号、役職などが記載されている。
そして表と裏の境には、アンテナシートやICチップが埋め込まれていた。
ダンジョンへ潜るなら、迷宮探索権は必須である。
その迷宮探索権を持つのは、国家から認可された企業と、極々一部の個人のみ。
ゆえにダンジョンへ入るには、どこなりとも迷宮企業へ属していなくてはならない。
企業に入社すれば、個人情報はもちろんだが、指紋や瞳の虹彩、静脈などの登録を行う。
他者の不正利用を防止するという目的が第一だが、特定の探索者に制限を設けたり、ダンジョン内での生存確認や活動状況を把握する事も可能であるらしい。
万が一ダンジョンで消息を絶とうが、運悪く死んでしまったとしても、企業側で使用停止にする事だって容易いというわけだ。
そこそこの技術や予算、労力がこの社員証にはかけられている。
社員の安全確保だとか、給与形態、労働環境の改善には目もくれないのに、こうしたセキュリティ面には動きが早いところがブラックだと言われる原因だ……と姫華は内心毒づく。
「これを忘れちゃ話にならないですからねぇ」
姫華がもやっとしている間に、桃香の方も社員証を取り出して準備は整った。
カードリーダーで認証を……と思った時、出入り口のゲートが開く。
「おっ、同業さんだ。お疲れさん」
「こんにちは。お疲れ様です」
現れてきたのは男性の探索者が六名。
いずれも黒井商会以外の、よその迷宮企業に属する者達だ。
「君らも今から探索?」
「そうですね。そちらは探索を終えたところですか?」
「まあそんなところ。今日はなんだか上層の方が騒がしいみたいだし、早めに切り上げてね。君達も気をつけて」
「上層……えぇ、ありがとうございます」
声をかけてきたのは、六人組のリーダー格であろう男。
気さくな感じで他意もないといった様子。
対する姫華は淡々とした口調と声色で返す。
無愛想とまでは言われないかもしれないが、少なくとも愛想が良いとは絶対に言われないレベルであろう。
他所の探索者と関わる時の姫華は、大体こんな感じである。
桃香と接している時に比べて、表情は固まっているし、声色も低く、口調も丁寧というか、距離を詰めさせないものがあった。
男性苦手の桃香が背後に控えているため、それを庇う形で……というのもあるのだろうが。
「じゃ、行こうか」
「は、はいっ」
姫華と桃香がそれぞれ社員証をカードリーダーに翳し、読み取りを終えると機械的なアナウンスがそれを告げ、ゲートが開かれた。
これで、ダンジョンへ入る事が許可されたわけだ。
「……綺麗な姉ちゃんだったなぁ。もう一人もちいせぇけど可愛い子だったし」
「俺らのとこにもああいう子が入社してくんねぇかな~ったくよぉ」
「だよなぁ。やたら気がつえーゴリラみてぇなのとか、性格悪くてツラも悪いのばっかり集めてよぉ。俺らのとこは廃材処理場じゃねーっつーの」
「無理無理。可愛いのが来たってどうせ事務とか秘書みたいな後方に回すんだから」
二人がダンジョンの奥へ姿を消すと、それを見守っていた男達が次々と声を発していく。
探索者は男性の方が断然多い。
それはまぎれもない、周知の事実である。
最新の集計結果(2019年版)だと、探索者の男女比は大体7対3といったものであり、大体の企業ではどうしても男性探索者の比率が大きくなるものだ。
まして、星屑市のような地方都市ともなれば人口自体が少なく、女性の数も限られるのだから尚更であろう。
「もっかい俺らも入ってよぉ、あの子らと探索できねぇかな」
「やめとけやめとけ。眼鏡の子はともかく、小さい子の方はビビッてただろ」
「あれビビッてたか? でもまぁ、ビビッてんなら尚の事さぁ~。俺らだってそこそこ戦えるんだし」
「……あの眼鏡かけてたのは如月だよ。あの姉ちゃんがいんなら大丈夫だ」
姫華と声を交わしたきり、黙っていたリーダー格の男が口を開く。
その言葉に男達は一瞬静まり、互いに顔を見合わせる。
「如月? 如月って、あの《黒井》のとこの?」
「《セブンテイルズ》の英雄様だなんだってやつ? くそつえぇんだろ?」
「いや、それって結構前の話だろ? 今いくつだよ」
「知らんよ。まあ、俺らだって素材の持ち込みに報告も残ってんだ。さっさと帰るぞ」
暫し姫華の事を話題にしていたが、やがて自分達のまだすべき仕事について言及された
時、思い出したように去っていく。
探索者は、ダンジョンへ行って帰ってくるだけが仕事ではないのだ。
◆現時点での如月姫華◆
◆Tips◆
【セブンテイルズ】
探索者達の識別しているエリアの一つ。
直訳すると七つの尾になる。
漢字より、カタカナの方がカッコいいと感じたので決めた。
時間が経つにつれ、このネーミングに後悔している。
でも修正しようと思ったらあちこちいじる必要があったので、諦めた。
【ステラモール】
主人公姫華の思い出の場所。
大型の複合商業施設。
ライバル店との長期戦の末、互いに力尽きる。
その後、ダンジョンとなって復活した。
【ダンジョンシンドローム】
迷宮症候群とも。
最初のはじまりは20年前で、3回目が16年前。
あちこちにダンジョンという名の建造物が出現する現象。
昼夜を問わず、場所を選ばず、状況も顧みてもくれない。
【リーダー格の男】
六人組の探索者達の一人。
姫華の事を知ってた。なんだったらちょっとしたファン。
そこまで掘り下げる人でもないので描写はカットされた。
(令和7年11月28日 修正により)