ブレーザー/ゴジラ-WAVE   作:naogran

9 / 9
最終章・未来を生きる者たち

東京上空を飛翔してるブレーザーが、レディオアクティブ・デストロイヤーに少しの衝撃を与えると、中のカプセルが開き、そこから白い煙が噴出し、東京の街を包み込んだ。この白い煙が、汚染してる放射能を一瞬で浄化した。調査中の調査隊員の持ってるガイガー計数機の数値が急激に下がっていった。

 

 

 

 

レディオアクティブ・デストロイヤーの煙を出し切り、東京の街が完全浄化し、ブレーザーが芹沢の前に着地し光となってゲントの姿に戻った。

 

ゲント「ふぅ・・・」

 

芹沢「ゲントさん。これで浄化出来ましたか?」

 

ゲント「ええ。流石天才科学者ですね。放射能を除去する発明品を開発するとは。」

 

芹沢「だが、喜ぶのはまだ早いですよ。浄化出来たとしても、東京は瓦礫の山と化している。力を合わせて復興しなくちゃ。」

 

ゲント「はい。俺も手伝います。」

 

 

 

 

翌日。復員省が復興隊を組織し、ゴジラによって破壊された東京の復興に全力を注いだ。

 

 

 

 

後日。退院した典子が家に帰って来た。退院祝いとして、新生丸のメンバーと革新丸のメンバーと芹沢と新吉と橘と齋藤と澄子が集まって大盛り上がりした。

 

 

 

 

復興現場で、典子と澄子達が炊き出しのご飯を提供した。疲れ切った体で食べる飯は格別に美味かった。

 

 

 

 

そして1年後。瓦礫の山と化した東京の街に完全復興の兆しが見えてきた。

 

浩一と典子は結ばれ、正式に家族になった。

 

同じく尾形と恵美子も結婚し、めでたく結ばれた。

 

 

 

 

 

 

後日。ゲントが元の時代に帰る時がやって来た。浩一と典子と明子が見送りにやって来た。

 

浩一「ゲントさん。今まで本当にありがとうございました。」

 

ゲント「俺は当然の事をしたまでだよ。皆で協力してゴジラを倒し、こうして復興の兆しが見えたんだ。もう後は皆で大丈夫なのか?」

 

浩一「はい。俺達の力で、完全復興します。」

 

典子「あ!ゲントさん。これもしかして、ゲントさんのじゃないですか?」

 

懐からある物を取り出してゲントに渡した。

 

ゲント「え!?ファードラン!?」

 

それは、ゲントがずっと探していたファードランストーンだった。

 

ゲント「どうして典子さんが?」

 

典子「ゴジラがやって来たあの日の朝、たまたまそれを拾ったんです。誰かの物かと思って取っておいてました。」

 

ゲント「・・・もしかして、典子さんが生きているのはファードランのお陰・・・なのか?」

 

典子「そう言えばあの時吹き飛ばされた時、火に包まれたんです。その子が私を守ってくれたのかなって。」

 

 

 

 

 

 

ゴジラの熱線で瓦礫の山と化した街の中に、巨大な炎があった。その炎はファードランが生み出した炎で、典子を守ってくれていたのだ。

 

 

 

 

 

 

ゲント「・・・ありがとうなファードラン。典子さんを守ってくれて。」

 

ファードランストーンをポケットに仕舞った。そこに明子が2つ折りにした2枚の紙を持ってゲントに差し出す。

 

明子「おじちゃん。これ。」

 

ゲント「ん?おじちゃんに?ありがと。」

 

受け取った紙を開いた。それは、ゲントの顔の絵とブレーザーの顔の絵だった。

 

ゲント「おお!おじちゃんとブレーザーの絵だ!上手に描けたね〜!」

 

明子「えへへ〜。」

 

褒められた明子が照れる。

 

ゲント「そうだ。帰る前にこれを渡さないと。」

 

分厚い封筒を浩一に渡した。

 

浩一「これは?」

 

ゲント「俺の家と家具、バイク諸共売ったお金だ。それで今後の生活費の足しにしてくれ。」

 

浩一「こんなに・・・ありがとうございます!大事に使います!」

 

ゲント「さて、そろそろお別れだ。2人共、皆にも伝えておいて。」

 

浩一「はい!」

 

ゲントの左腕のブレーザーブレスにブレーザーストーンを装填し、青いラインにあるボタンを押して光に包まれ、ウルトラマンブレーザーに変身した。

 

ブレーザー「ヘイロォォォォイ・・・・・」

 

浩一と典子と明子に向かって祈りの舞を捧げた。浩一はブレーザーに敬礼した。

 

ブレーザー「ルロッチ!」

 

大空へ飛翔した。音速を超え、宇宙へ舞い翔がった。

 

浩一「ありがとう。ウルトラマンブレーザー。」

 

 

 

 

 

 

宇宙に出たブレーザーが、持っているブルトンを投げてサプレッシブ・スプライトをぶつける。ブルトンが爆発し、ワームホールが出現した。

 

ブレーザー「ルロッチ!」

 

ワームホールへ入って行った。ブレーザーが入り、ワームホールが消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現代世界の小笠原諸島に立ってるゲント。無事元の世界に帰って来た。

 

ゲント「やっと帰って来れた・・・」

 

バッグに入ってるスマホの時間を調べる。

 

ゲント「2時間5分しか経ってない。あの世界と時間のずれがあったのか。まあ何はともあれ、無事に帰って来たし、家に帰るか。って、小笠原諸島からどうやって帰ろう・・・」

 

スマホでテルアキに電話する。

 

ゲント「あ、テルアキ?ちょっとお願いしたいんだが。小笠原諸島まで来てくれないかな?あー、いや、ちょっと流浪な1人旅に出ちゃってな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして浩一達の世界。相模湾の深海深くに沈んだゴジラの心臓。ゴジラの心臓が蠢き、再生しようとしている。だが、スパイラルバレードとブレーザー光線のエネルギーが残っており、そのエネルギーが再生しようとしてる心臓に反応しエネルギーを流した。エネルギーに耐え切れず、ゴジラの心臓がバラバラに砕けて跡形も無くなった。もう永遠に、ゴジラが復活する事は無い。

 

 

 

 

 

 

ブレーザー/ゴジラ-WAVE




キャスト

ヒルマ・ゲント:蕨野友也

敷島浩一:神木隆之介
大石典子:浜辺美波
水島四郎:山田裕貴

堀田辰雄:田中美央
齋藤忠征:遠藤雄弥
板垣昭夫:飯田基祐
明子:永谷咲笑

徳田アナウンサー:須田邦裕
元海軍谷口:谷口翔太
整備兵・冨田:長部努
整備兵・平岡:小松勇司
整備兵・稲垣栄次郎:三濃川陽介
整備兵・加治木定吉:日下部千太郎

運転士:千葉誠太郎
車掌:小熊樹

尾形秀人:京本大我
山根恵美子:橋本あい

野田健治:吉岡秀隆
芹沢大助:村上虹郎
山根新吉:南出凌嘉

夕風艦長:原田悅嗣
欅艦長:仲城煎時
藤田:藤田啓介
若林:若林佑太
苅田:苅田裕介
アナウンサー:笠井信輔

橘宗作:青木崇高
山根恭平:江口洋介
太田澄子:安藤サクラ

秋津淸治:佐々木蔵之介
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。