東京上空を飛翔してるブレーザーが、レディオアクティブ・デストロイヤーに少しの衝撃を与えると、中のカプセルが開き、そこから白い煙が噴出し、東京の街を包み込んだ。この白い煙が、汚染してる放射能を一瞬で浄化した。調査中の調査隊員の持ってるガイガー計数機の数値が急激に下がっていった。
レディオアクティブ・デストロイヤーの煙を出し切り、東京の街が完全浄化し、ブレーザーが芹沢の前に着地し光となってゲントの姿に戻った。
ゲント「ふぅ・・・」
芹沢「ゲントさん。これで浄化出来ましたか?」
ゲント「ええ。流石天才科学者ですね。放射能を除去する発明品を開発するとは。」
芹沢「だが、喜ぶのはまだ早いですよ。浄化出来たとしても、東京は瓦礫の山と化している。力を合わせて復興しなくちゃ。」
ゲント「はい。俺も手伝います。」
翌日。復員省が復興隊を組織し、ゴジラによって破壊された東京の復興に全力を注いだ。
後日。退院した典子が家に帰って来た。退院祝いとして、新生丸のメンバーと革新丸のメンバーと芹沢と新吉と橘と齋藤と澄子が集まって大盛り上がりした。
復興現場で、典子と澄子達が炊き出しのご飯を提供した。疲れ切った体で食べる飯は格別に美味かった。
そして1年後。瓦礫の山と化した東京の街に完全復興の兆しが見えてきた。
浩一と典子は結ばれ、正式に家族になった。
同じく尾形と恵美子も結婚し、めでたく結ばれた。
後日。ゲントが元の時代に帰る時がやって来た。浩一と典子と明子が見送りにやって来た。
浩一「ゲントさん。今まで本当にありがとうございました。」
ゲント「俺は当然の事をしたまでだよ。皆で協力してゴジラを倒し、こうして復興の兆しが見えたんだ。もう後は皆で大丈夫なのか?」
浩一「はい。俺達の力で、完全復興します。」
典子「あ!ゲントさん。これもしかして、ゲントさんのじゃないですか?」
懐からある物を取り出してゲントに渡した。
ゲント「え!?ファードラン!?」
それは、ゲントがずっと探していたファードランストーンだった。
ゲント「どうして典子さんが?」
典子「ゴジラがやって来たあの日の朝、たまたまそれを拾ったんです。誰かの物かと思って取っておいてました。」
ゲント「・・・もしかして、典子さんが生きているのはファードランのお陰・・・なのか?」
典子「そう言えばあの時吹き飛ばされた時、火に包まれたんです。その子が私を守ってくれたのかなって。」
ゴジラの熱線で瓦礫の山と化した街の中に、巨大な炎があった。その炎はファードランが生み出した炎で、典子を守ってくれていたのだ。
ゲント「・・・ありがとうなファードラン。典子さんを守ってくれて。」
ファードランストーンをポケットに仕舞った。そこに明子が2つ折りにした2枚の紙を持ってゲントに差し出す。
明子「おじちゃん。これ。」
ゲント「ん?おじちゃんに?ありがと。」
受け取った紙を開いた。それは、ゲントの顔の絵とブレーザーの顔の絵だった。
ゲント「おお!おじちゃんとブレーザーの絵だ!上手に描けたね〜!」
明子「えへへ〜。」
褒められた明子が照れる。
ゲント「そうだ。帰る前にこれを渡さないと。」
分厚い封筒を浩一に渡した。
浩一「これは?」
ゲント「俺の家と家具、バイク諸共売ったお金だ。それで今後の生活費の足しにしてくれ。」
浩一「こんなに・・・ありがとうございます!大事に使います!」
ゲント「さて、そろそろお別れだ。2人共、皆にも伝えておいて。」
浩一「はい!」
ゲントの左腕のブレーザーブレスにブレーザーストーンを装填し、青いラインにあるボタンを押して光に包まれ、ウルトラマンブレーザーに変身した。
ブレーザー「ヘイロォォォォイ・・・・・」
浩一と典子と明子に向かって祈りの舞を捧げた。浩一はブレーザーに敬礼した。
ブレーザー「ルロッチ!」
大空へ飛翔した。音速を超え、宇宙へ舞い翔がった。
浩一「ありがとう。ウルトラマンブレーザー。」
宇宙に出たブレーザーが、持っているブルトンを投げてサプレッシブ・スプライトをぶつける。ブルトンが爆発し、ワームホールが出現した。
ブレーザー「ルロッチ!」
ワームホールへ入って行った。ブレーザーが入り、ワームホールが消滅した。
現代世界の小笠原諸島に立ってるゲント。無事元の世界に帰って来た。
ゲント「やっと帰って来れた・・・」
バッグに入ってるスマホの時間を調べる。
ゲント「2時間5分しか経ってない。あの世界と時間のずれがあったのか。まあ何はともあれ、無事に帰って来たし、家に帰るか。って、小笠原諸島からどうやって帰ろう・・・」
スマホでテルアキに電話する。
ゲント「あ、テルアキ?ちょっとお願いしたいんだが。小笠原諸島まで来てくれないかな?あー、いや、ちょっと流浪な1人旅に出ちゃってな・・・」
そして浩一達の世界。相模湾の深海深くに沈んだゴジラの心臓。ゴジラの心臓が蠢き、再生しようとしている。だが、スパイラルバレードとブレーザー光線のエネルギーが残っており、そのエネルギーが再生しようとしてる心臓に反応しエネルギーを流した。エネルギーに耐え切れず、ゴジラの心臓がバラバラに砕けて跡形も無くなった。もう永遠に、ゴジラが復活する事は無い。