終焉論破〜さよなら酔郷学園〜   作:魚ノ芽朔

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1章です
いよいよ物語スタートです
よろしくお願いします


CHAPTER1 CHAPTER1 危ない橋を渡るな、こちとら何遍危ない橋渡って死にかけてると思ってるんだお前が死んだらどうにもならないんだよ

注意

 

この小説は、ダンガンロンパシリーズの二次創作物です

 

◆グロ注意

◆前作(微睡み論破)、前々作(白鳥論破)のネタバレ

 

を含みます

 

それでも良い方はどうぞ

 

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さぁ、始まりましたね。

 

え?もうバテているのですか?

 

幾らなんでも早過ぎるでしょう。

 

え?彼のテンションの温度差に着いて行けない?

 

そ、それは……そういうキャラ設定なので御勘弁を。

 

え?そもそもお前は誰だ?

 

おやおや、お忘れですか?

 

ずっと共に観劇して来たでしょう。

 

『星の彼ら』から今まで、ずっと。

 

おや、そろそろスタートする様ですよ。

 

さぁ、参りましょうか。

 

『地獄の街』の行く末を見守る旅を始めましょう。

 

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CHAPTER1 危ない橋を渡るな、こちとら何遍危ない橋渡って死にかけてると思ってるんだお前が死んだらどうにもならないんだよ

 

START?

 

▶YES

 

NO

 

Now Loading…

 

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『おい、「アイツ」の用意は出来ているのか。』

 

「出来ていますよ。あまり焦らないで下さい、皙さん。」

 

『そうは言っても、突貫工事で出来た子だからね…ボクもちょっと心配なんだ。燕、進捗は?』

 

「えぇっとですね……現在98.9%です。ほぼほぼ完成と言ったところでしょう。しかし……私はロボットを造る専門所か機械いじりもまともにして居ないのですが…」

 

『パソコンが出来るだけ良いだろう、それに俺達も手伝ったんだ。きっと大丈夫だ。』

 

『そうそう、キミもプログラマーなんだから大丈夫だよ。しかし不二宮一家って、皆プログラマーなんだねぇ。』

 

「私は別に……たまたま選ばれただけなんですけど。お爺様達ほど優秀じゃ無いんですよ。」

 

『不二宮石榴うちの親父がバケモンなだけでお前も十分凄いぞ。俺達の復活に貢献したじゃないか。』

 

『そうだよ!凄い凄い!』

 

「そんな子供の頃の話を持ち出さないで下さい…恥ずかしいです。さて、そろそろ最終段階に移りますよ。」

 

『はーい。頑張ろうね、皙。』

 

『あぁ。』

 

 

 

「──────…超最新型AI搭載ロボット、コード名『祈り(ゲベート)』。起動。……216期生を、頼みます。」

 

ヴヴッ

 

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ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ…

 

「ここは…教会か。」

 

「素晴らしいね!ステンドグラスの装飾も綺麗だ!ちょっと失礼…あぁぁぁ〜♪」

 

〜〜〜〜♪

 

「急に歌い出すな、驚くだろう。というか上手いな地味に」

 

「いやぁ、いつか聖歌隊みたいな事をしてみたいなと思っていたんだよ!いやしかし、声が響くねェ!」

 

「そりゃ教会だしな……」

 

「おや。パイプオルガンもあるのかい、ちょっと弾いてこようかな。」

 

「弾けるのか?」

 

「うん、ちょっとだけだよ。行ってきマース!」

 

タタタタタタタタ…

 

「走るな走るな。全く……忙しないな。」

 

「──────…綺麗だな。」

 

「おや、禪。キミも来たのか。」

 

「う、うん。やっぱり部屋に居ると落ち着かなくて…」

 

「だよな。監視カメラもあるから余計に…だな。」

 

「うん……ここは、不思議と落ち着く。静かだし、ステンドグラスは綺麗だし。」

 

「はは、そうだな。」

 

この教会は大きい方なのだろう。

 

ステンドグラスの装飾は素晴らしく、装飾にかなり拘っている様だ。

 

〜〜〜〜〜♪

 

「お、師匠の演奏が聞こえて来た。」

 

「上手だね……習ってたのかな。」

 

「そうかもな。地味に師匠は多彩って言うか何と言うか…」

 

「あはは、器用貧乏な人なのかもね。僕も弾けなくは無いけれど、あそこまで綺麗には弾けないな…」

 

「そうなのか?今度聞きたいな。」

 

「え、えっと……分かった。また今度ね。」

 

「あぁ、また今度な。」

 

パイプオルガンが奏でる音は何処か落ち着く。

 

師匠が奏でれば更に美しく感じる。

 

俺も何か出来れば良かったんだけどな。

 

そんな事を考えていると、いつの間にか師匠が戻って来ていた。

 

「いやぁ〜!久々に弾いたけど清々しい気持ちになったよ!やはりパイプオルガンは楽しいねェ!」

 

「師匠、ピアノでも習ってたのか?」

 

「え、えーっと……うん、そうなんだ。ちなみに刻斗も弾けるんだよ。どちらかと言うと私より刻斗の方が上手いんだけどね。」

 

「?そうなのか。」

 

師匠はそう居心地悪そうに応えた。

 

どうしたのだろうか、嫌な思い出でもあるのか?

 

そう聞いてみようとした時、師匠が椅子から立ち上がった。

 

「よし!次は街の方に行ってみよう!色々な店があるみたいだから、色々行ってみようじゃ無いか!」

 

「お、おう。分かった。」

 

「楽しみだね。」

 

何やら物凄く動揺している様だが、ツッコミを入れる暇もなく師匠は行ってしまった。

 

まぁ個人個人にも知られたくない物は有るのだろう、深く追求しない事にする。

 

……良く見たら師匠、片方の耳に補聴器を付けてないか?何でだ…?それも知られたくないのか?

 

まぁそれは後で聞こう。俺達は師匠の後を走って追いかけたのだった。

 

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──────…刻矢。

 

あの子の不幸な人生は、半分は僕のせいなんだ。

 

あの子がピアノを弾く度に、誰かが命を落とす。

 

最初はあの子が赤ん坊の頃。初めてお祖母さんのピアノを触って鳴らした後、あの子の両親は不慮の事故で死んだ。

 

その次はあの子が小学生の時。部屋の奥で楽しそうにピアノを弾いていたら、家に車が突っ込んで来てあの子以外の家族は全滅。

 

そして──────中学生の時の合唱コンクールで、あの子が仕方なくピアノを担当する事になって、終わった途端に会場が火事になって。ほとんどの生徒達が亡くなった。

 

そして、あの子はいつしかピアノを弾かなくなった。

 

これは僕が背負った『業』のせいだ。

 

僕は生前ピアニストとしても活動していた。

 

しかし、僕の奏でるピアノは聴いている人達に死をもたらした。

 

そして生前の僕は、いつしか『死神』と呼ばれたのだ。

 

後年はピアノは弾かなかったけど、それでも僕は『死神』と呼ばれる一生を送った。

 

そして──────刻矢の身体に来てあの光景を見た時、「あぁ、キミにもこの業を背負わせてしまうのか」と後悔した。

 

だから、せめてもの救いで僕は刻矢を独りにしないように頑張ったんだ。

 

あの子は独りが嫌いだから。

 

──────…でも、僕が、僕の声が聞こえなくなったらどうしよう。

 

あの子に背負わせた業はそれだけじゃ無いのに。

 

だって、あの子は────────────

 

 

 

『右耳が聞こえないんだから。』

 

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「さぁ参ろう!何処から行く?洋服屋さんかな?それとも図書館に行こうか?それともおもちゃ屋さん?」

 

「待て待て、一度に何個も挙げるんじゃない。選択肢が増え過ぎると選べないタチなんだ、俺は。」

 

「うーん、それもそうだね。何処から行きたいか、私に教えてくれないか。何処にだって連れて行くよ?」

 

「むむ、それじゃあ────────────」

 

ピーンポーンパーンポーン

 

『死体が発見されました!生存している人は死体発見場所に集まってね!場所は城内2階エントランスだよ!一定時間の後に学級裁判を始めるから、時間になったら部屋に入ってね!あ、モノファイルはモノクロームタブレットの中に追加しといたよ!よろしく〜!』

 

「……は?」

 

「し、たい?」

 

「──────…とりあえず、行こう。話はそれからさ。」

 

「…あぁ。」

 

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ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ…

 

「……ッ、アレか!」

 

「湖西君達!」

 

「新恒、禪、時鐘」

 

「──────…ッ、お前は…!」

 

優しさは時に仇となる。

 

例えその結末が残酷だったとしても。

 

彼女はそれを直そうとはしないのだろう。

 

超高校級のセラピスト 安曇千空は、城内の2階エントランスで────────────

 

 

 

包丁で胸を刺され、その最期の華を飾っていた。

 

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許さない。

 

許さない。

 

優しいあの子を殺した貴方を許さない。

 

私は誰にでも優しくするの。

 

例えその人が悪人だとしてもね。

 

え?その優しさが無駄になる事は無いのかって?

 

……無い事は無いけれど、それでも無駄だとは思わないよ。

 

だって、私は誰かの幸せな顔を見るのが好きなんだもの。

 

ねぇ、キミの幸せな事って何?

 

いつか、私に教えて欲しいな。

 

きっと、大丈夫。

 

きっと──────────────────

 

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CHAPTER1

 

危ない橋を渡るな、こちとら何遍危ない橋渡って死にかけてると思ってるんだお前が死んだらどうにもならないんだよ

 

START?

 

▶YES

 

NO

 

Now Loading…

 

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──────…まさか、私がパイプオルガンを弾いたから?

 

「…師匠?大丈夫か?」

 

「体調悪いの?休んでた方が良いんじゃ…」

 

「──────…すまない、ちょっと時間をおくれ。」

 

「お、おう。分かった。無理はするな。」

 

「…うん、」

 

深呼吸、深呼吸。

 

そう自分に言い聞かせても上手く出来ない。

 

『あの記憶』がフラッシュバックする。

 

『君、この間の彼処で起きた火事について何か知らないかな?知っていたら教えて欲しいんだけど…』

 

『しら、ない』

 

『────────────…そうか。こんな時間だし、送るよ。君、親御さんは?家はどこだい?』

 

『……私には、親も家族も居ない。家はすぐそこだからだいじょうぶです』

 

『…そうか?なら早く家に入るんだよ。』

 

『…はい。』

 

息切れがする。

 

怖い。

 

しばらくフラッシュバックは起こらなかったのに。

 

誰か、誰か────────────

 

『刻矢、ちょっと代わろう。…休んでて、ね?』

 

『刻斗、でも、捜査が』

 

『大丈夫、僕が何とかするから。…刻矢は休んでて。』

 

『……うん』

 

そして僕は刻矢と代わった。

 

……これは、しばらく無理そうかな。

 

「お待たせ、さぁ捜査を始めようか。」

 

「…ん?静かな方の師匠か?」

 

「……うん、やっぱりちょっと刻矢は休ませた方が良いかもしれない。僕が代わりにやるから、よろしく。」

 

「…分かった。…始めるか。」

 

「うん。」

 

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モノファイル一覧

 

【被害者】

超高校級のセラピスト 安曇 千空

包丁で胸を刺されもたれかかっている所を発見された。

死因は失血死と見られる。

他に目立った外傷は無く、薬物を使用された形跡は無い。

 

【凶器】

胸に刺さっている果物包丁。

台所から果物包丁が一本無くなっていた為これかと思われる。

 

【周囲の状況】

周囲に争った形跡は無い。

床にペンの跡が薄ら残っていた。意図は不明。

 

【ダイイングメッセージ?】

遺体の手元に良く見るとうさぎのようなものが描かれていた。意図は不明だが、犯人の手がかりかもしれない。

 

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「…さて、こんなものか。師匠は大丈夫そうか?」

 

「えーっとね……うーん、まだ少し無理そうかな。学級裁判も僕が出るよ。」

 

「分かった。…そういえば、部屋に入れって言われたんだったか。何でだ?」

 

「うーん…分からないな。」

 

「とりあえず部屋に入れば良いんじゃね?知らんけど。」

 

「それもそうか。」

 

ピーンポーンパーンポーン

 

『えー、そろそろ学級裁判はーじめーるよー!各々方、部屋に入ってモノクロームタブレットを準備するのだ!設定とかは説明するから!よろしく〜!』

 

「ん?モノクロームタブレットもいるのか?」

 

「ますます意味が分からないね…とりあえず入ろう。」

 

「そうだな、じゃ。」

 

「うん、またね。」

 

バタン

 

バタン

 

バタン…

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

許さない。

 

許さない。

 

大切な仲間を殺した貴方を許さない。

 

例えそれが、度重なる事故であったとしても。

 

例えそれが、黒幕による濡れ衣だったとしても。

 

許されざるは罪である。

 

さぁ、皆よ。

 

罪人を粛清せよ。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

────── 学級裁判 開廷 ──────

 

『よーし!みんな部屋に入ったね!これより、学級裁判を開廷しまーす!』

 

「おい、何で部屋に入らないといけないんだ。」

 

『あー、それはね。此度の学級裁判はリモートでやるからだよ!』

 

「は?リモート?」

 

『そうそう!何でリモートかっていうと〜、後追いが発生したりしない様にって感じ!それだと面倒だしね〜。』

 

「部屋の鍵は……(ガチャガチャ)閉まってるな。」

 

『あ、ボクが閉めといたから出られないよ。だから後追いは完璧に無理なのです!よろぴく!』

 

「はぁ……とりあえず、死体の状況を整理しよう。」

 

『あぁ、そうだね。被害者は超高校級のセラピスト、安曇千空クン。死因は包丁で胸を刺された事による失血死かな。他に目立った外傷は無くて、薬を使われた形跡も無し。こんな所だね。』

 

「助かる。後は……」

 

『そういえば、遺体の手元を良く見たら絵が描いてあったんだよね。うさぎの。』

 

「うさぎ……?」

 

『ダイイングメッセージか?それが犯人だと示す何かとか?』

 

『え〜?それだと〜、わたしにならない?だって、うさぎのヘアゴム付けてるし〜。』

 

「う、うむ……そうだな。」

 

『でも〜、それだけで犯人が分かるなんて都合が良過ぎるんじゃない?それにそれに〜、も1つ証拠はあったんだよ?』

 

「証拠?」

 

『そ、床にね。ボールペンで何かを書いた跡があったんだよ〜!犯人はボールペンを良く使う人なんじゃないの?』

 

「ボールペンを……」

 

『良く使う……と言うと』

 

『……瀬戸内』

 

『は?俺はやってないぞ。』

 

『でもでも〜、わたし見たんだよね。あなたが2階で何かしてるとこ。』

 

『は?だって、俺その時部屋の前に何かあって、それを片付けようと』

 

『でもさ。あなたの部屋の近く、エントランスだよね?』

 

『────────────…ッ!?』

 

『なら、彼処で何をしていたの?』

 

『お、れは』

 

「……瀬戸内、」

 

『俺はやってない!……ッ、部屋に来る前に、俺は誰か居るのを見かけたんだぞ!?そいつが犯人じゃないのか!』

 

『むー、でも他に誰も見てないんだからさ。良い加減認めちゃったら〜?』

 

「おい、月宮……」

 

『うぷぷ……じゃあ、そろそろ投票タイムかな。』

 

「は?まだ犯人は特定出来て」

 

『瀬戸内クンで決まりでしょ?ほら早く早く!じゃないとみんな死んじゃうよ?』

 

「巫山戯るな、瀬戸内は」

 

『いざ、投票ターイム!』

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

投票に移行します。

誰に投票しますか?

 

アジキ カンタロウ

 

‪✕‬アズミ チヒロ‪✕‬

 

アンドウ シズム

 

カミアリヅキ ニコ

 

クニミ トウ

 

コニシ カケル

 

▶セトウチ ナルミ◀

 

ツキミヤ カナデ

 

テラウチ ヒラリ

 

トキガネ トキヤ

 

ニイガキ ホタル

 

ハブヤ ランカ

 

ミナヅキ レイラ

 

ユズリ カエデ

 

ユメモリ ミツコ

 

シルビア・フォン・フレーベル

 

セトウチクンに投票しますか?

 

▶YES

 

NO

 

投票が完了致しました。

 

無事クロを発見出来ました。御発見、おめでとうございます。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

パンパカパーン

 

『エクストリイイイイイイム!大大大大大大大大大大せーいかーい!超高校級のセラピスト、安曇千空サンを殺したのは〜、超高校級のデザイナー、瀬戸内成望クンでした〜!』

 

『巫山戯んな。』

 

「瀬戸内…」

 

『巫山戯んな、巫山戯んなよ!俺はやって無い、絶対絶対お前らの中に本物のクロが居る!それなのに、何で』

 

『ヤレヤレ、自分の罪を認めないなんてダメダメだね〜。これからキミは死ぬんだよ?そんなのが最期の一言で良いの?』

 

『────────────…ッ、良いか!絶対絶対絶対絶対絶対黒幕を炙り出せよ!俺は黒幕を向こうで永遠に呪ってやるからな!ざまぁ見ろ!』

 

『じゃあ!瀬戸内クンに!』

 

ガシャン

 

『ウルトラハッピーなおしおきを用意しました!』

 

ヴィーーン…

 

『レッツ!おしおきターイム!』

 

『────────────…黒幕は、地獄に落ちろ。クソが。』

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

GAME OVER

 

セトウチクンがクロに決まりました?

おしおきを開始します。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ヴィーーン…

 

ドタンッ

 

「いってえな畜生…」

 

『イタイイタイの火車地獄のファッションショー☆

超高校級のデザイナー 瀬戸内 成望 処刑』

 

その瞬間、瀬戸内の服が次々と変わっていく。

 

瀬戸内はその壇上の上で、踊らされるように着せ替えられる。

 

その瀬戸内の表情は、苦悶の顔を浮かべていた。

 

ゴオオオオオオ…

 

パチパチ、パチパチ、パチ、パチ

 

すると、何処からとも無く火車が飛んで来た。

 

観客を焼き殺し、瀬戸内に向かって飛んで行く。

 

「──────…ッ!?や、やめろ」

 

ゴオオオオオオ…

 

ガッシャアアアアアアアアアアアアアアンッ

 

瀬戸内にぶつかると、瞬く間に火は燃え広がる。

 

ステージ上はもう、火でいっぱいだ。

 

そして、消防車がやって来て消火する。

 

そして、そこに残ったのは────────────

 

 

……

 

 

瀬戸内だったと思わしき、灰だった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

『エクストリイイイイイイム!いやぁ〜、ご馳走様でした!やっぱりおしおきは良いねぇ〜!』

 

『酷い、酷過ぎます…!』

 

『こんなのが、ずっと続くの…?俺やだよ…』

 

「……師匠、大丈夫か?」

 

『……うん、ちょっと待ってね。今日は先に休ませて貰うかな。』

 

「…分かった。」

 

ヴヴッ

 

『よーし、まだまだコロシアイ生活は続くからねー!じゃ、良きコロシアイ生活を〜。』

 

ヴヴッ

 

ヴォンッ

 

パタン…

 

「……はぁ、」

 

 

 

 

「何時まで続くんだろうな、コレは。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

『…刻矢、刻矢。大丈夫?』

 

『……あぁ、終わったのかい。おかえり。』

 

『うん、ただいま。……まだ、休む?』

 

『────────────…いや、私も前に進まなければいけないからね。明日になったら、出るよ。』

 

『そう。…無理はしないでね。』

 

『…うん、分かってるよ。』

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

夜の街を歩く。

 

静かだけど、心地よい。

 

あぁ、一時の平穏から覚めたくないのに。

 

コロシアイなんて巫山戯ている。

 

惨たらしく死んで行った、瀬戸内の為に。

 

俺は明日も歩むのだと。

 

──────…すると、下から物凄い轟音が聞こえて来た。

 

ゴオオオオオオオオオオオ…

 

そして────────────

 

 

 

 

「お前は、誰だ。」

 

 

 

『ワタシは超最新型AI搭載ロボット、コードネーム「ゲベート」です。ワタシはアナタ達216期生を、製作者様に頼まれ救いにキマシタ。』

 

《超最新型AI搭載ロボット ゲベート》

 

to be continued…

 

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CHAPTER1

危ない橋を渡るな、こちとら何遍危ない橋渡って死にかけてると思ってるんだお前が死んだらどうにもならないんだよ

 

END

 

残り生存者数

 

14名+1名

 

NEXT→CHAPTER2 本は人間の愚かさを示す静かな大博覧会

 

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アイテム獲得

 

金属製の耳当て(?)

 

安曇 千空が右耳に付けていた物。

何か電波を受信するようだが、用途は不明。

 

ペン型髪飾り

 

瀬戸内 成望が髪をまとめる時に使っていた物。

クロスしたペン型になっている。構造は不明。

 

 




これにて1章は終わりです
2章以降もよろしくお願いします
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